盛会のうちにの意味とは?使い方例文と類語も|盛況のうちに/大盛況
あなたは、ビジネスシーンでも良く耳にするフレーズである「盛会のうちに」の正しい意味や使い方を知っていますか?この記事では、「大盛況のうちに終わる」や「盛況のうちに」などの使える類語例文なども含めて詳しくお伝えしていきます。
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目次
盛会のうちにとは?意味は?
盛会のうちにの意味①盛会のうちにの意味とは会が盛り上がっているうちに
盛会のうちにの意味の1つ目は、「会や催しなどが盛り上がっているうちに」という意味です。意味をもっと分かりやすく理解するためにこの表現を複数の単語に分解して、それぞれの言葉の意味を考えていきましょう。まず。「盛会」とは「会が盛り上がった状態」を表す言葉です。
「うちに」とは「その間に」という意味です。この2つの言葉が重なる形でフレーズができており、1つ目の意味、「会や催しなどが盛り上がっているうちに」という意味を成します。ちなみに、「催し」とは各種パーティーや会議、イベントなど様々な形態の人が集まる会のことを指します。
盛会のうちにの意味②「会が盛り上がった状態でお開きになるさま」
盛会のうちにの意味の2つ目は、「会が盛り上がった状態でお開きになるさま」です。「お開き」とは「終わり、終了」という意味、「さま」とは「様子」という意味なので、「会や催しが盛り上がった状態でそれが終わる様子」という意味になります。こちらの意味ではその状況自体を描写し、名詞として機能しています。
ここで紹介した「盛会のうちに」の2つの異なる意味を日常生活で厳密に使い分ける必要はないでしょう。ただ、他の表現と同様、日頃聞きなれたフレーズの構造や意味を知っておくと、会話の中でのそのフレーズの深い意味や使い方が理解できるようになってきます。是非参考にしてみてください。
盛会のうちにの使い方とは?例文5選!
盛会のうちにの使い方例文①「今回の祝賀会は盛会のうちに終わりました」
盛会のうちにの使い方例文の1つ目は、「今回の祝賀会は盛会のうちに終わりました。」です。「盛会のうちに」は「会が盛り上がっているうちに」という意味でしたので、これを簡単な日本語に直すと「今回の祝賀会は会が盛り上がっているうちに無事に終わりました。」という意味になります。
ちなみに、この例文内の「祝賀会」とは「何かを祝う席、催し、会のこと」を指します。何かを祝う場面でその場が盛り上がる、ということはよくあることだと思います。これに対して、「無事盛り上がって良かった」という気持ちも込めて使います。
盛会のうちにの使い方例文②「盛会のうちに終えることができました」
盛会のうちにの使い方例文の2つ目は、「盛会のうちに終えることができました。」です。もう少し具体的な例文を挙げると、「今回のシンポジウムは参加者の皆様のお陰で盛会のうちに終えることができました。」などの形で使用することができます。
この例のように「皆様のお陰で」という言葉が入っていると、自然で嫌味のない感じで参加者全員にも感謝している意が伝わりますのでおすすめです。また、文末も「終えることができました」とすることで、「自分達でもできた」という達成感や安堵感を相手に伝えることもできます。丁寧に自分の気持ちを伝えられる表現ですね。
盛会のうちにの使い方例文③「大変な盛会のうちに終えることとなりました」
盛会のうちにの使い方例文の3つ目は、「大変な盛会のうちに終えることとなりました。」です。より具体的にすると、「今回の全体会議を大変な盛会のうちに終えることとなりました。」などの形で使えます。「終えることとなりました」という文末なので「結果的にこうなった」という事の成り行きを相手に伝えています。
この「大変な盛会のうちに終えることとなりました。」はどちらかと言うと、口語というよりは公的な場でのスピーチなどで用いられる表現です。砕けた感じはなく、堅い雰囲気のある表現です。会が盛り上がって終えられて嬉しい、という自分の神妙な気持ちを丁寧に伝える時に使える表現です。
盛会のうちにの使い方例文④「盛会のうちに幕を閉じることとなりました」
盛会のうちにの使い方例文の4つ目は、「盛会のうちに幕を閉じることとなりました」です。もっと具体的な例文を挙げると、「この度の全国テニス大会は、盛会のうちに幕を閉じることとなりました。」などの形になります。これも3つ目の例文に引き続き、堅いイメージのあるフレーズなのでスピーチなどにおすすめです。
この例文の中の「幕を閉じる」とは「何かが終わる、終了する」という意味です。演劇などの舞台では、舞台終了時に幕が下りて観客に舞台の終わりを知らせますが、この表現はそこから来ています。これに「盛会のうちに」というフレーズを重ねて「盛り上がって終わります」ということを表現します。
盛会のうちにの使い方例文⑤盛会のうちに惜しまれながら終了となりました
盛会のうちにの使い方例文の5つ目は、「盛会のうちに、惜しまれながら終了となりました」です。「盛会のうちに終了となりました」という表現の間に「惜しまれながら」というフレーズを挟んで「終了することは寂しいけれど」という気持ちも表現しています。これは何かのサービスの提供が終わる際によく使われる表現です。
この例文にも「大変な」という言葉を重ねて「弊社の~サービスは、大変な盛会のうちに、惜しまれながら終了しました。」などの形にもできます。この表現も堅いので、公式な場でのスピーチや文書の中での使用をおすすめします。それぞれの例文をシチュエーションに合わせて使い分けてみてください。
以上までで、「盛会のうちに」の意味や具体的な使い方、例文をいくつかご紹介してきましたが、いかがでしたか?下記記事ではビジネスシーンでも頻出の「至らない点・至らぬ点」の意味や具体的な使い方を詳しく解説しています。例文も13個もご紹介と内容盛りだくさんです。ぜひ合わせて記事をチェックしてみてください。
盛会のうちに以外の盛会の使い方例文とは?
盛会のうちに以外の盛会の使い方例文①「今回の会は非常な盛会で」
盛会のうちに以外の盛会の使い方例文の1つ目は、「会は大変な盛会で」です。この文中の「盛会」は記事冒頭でお伝えした2つ目の名詞としての意味で使います。具体的には、「今回の回は大変な盛会で、私としても嬉しく思っております。」などの形で使用します。
文の構造として「~で」と接続詞で終わっているので、今例文のようにそれについて私はどう思っているのか?など補足の情報を付け加える必要があります。この補足情報については「大変安心いたしました。」「弊社社員一同、感謝しております。」など様々なパターンが考えられます。
盛会のうちに以外の盛会の使い方例文②「今回の会は非常な盛会でした」
盛会のうちに以外の盛会の使い方例文の2つ目は、「今回の会は非常な盛会でした」です。これは、上で挙げた1つ目の例文とは違い、文章がこの一文で完結していますが、前の部分に盛会だった理由を補足しましょう。具体的には、「皆様のお陰もありまして、今回の会は非常な盛会でした。」などの形で使用できます。
ここでの「盛会」も名詞の役割です。例のように前の文章で盛会で終えられた理由を添えて相手に伝えられると、相手にもその状況が伝わりやすく分かりやすくなります。多くの場合、この理由部分は関係者に感謝する内容を入れて伝えると相手に与える印象も良いのでその形で活用してみましょう。
盛会のうちに以外の盛会の使い方例文③会は盛会で大変な盛り上がりでした
盛会のうちに以外の盛会の使い方例文の3つ目は、「会は盛会で大変な盛り上がりでした」です。これは、「会が盛り上がった」ということと「その場の雰囲気やそこにいた人たちもとても盛り上がった」ということを相手に伝える際に使う表現です。後半部分では文字にはなっていない、隠れた主語が存在しています。
このフレーズも、2つ目と同様、基本的にはこの一文で完結できますが、前後に相手や関係者に感謝する内容を続けると使いやすいでしょう。また、その後で「良かったです、安心しました、嬉しく思います」などそれに対する自分の安堵の気持ちや嬉しい気持ちを伝えると会話も弾みます。
盛会のうちにの類語と使い方例文とは?
盛会のうちにの類語と使い方例文①「盛況のうちに終わる」
盛会のうちにの類語と使い方例文の1つ目は、「盛況のうちに終わる」です。「盛会のうちに」の「盛会」と「盛況のうちに」の「盛況」は基本的には同じ意味を表し、「何か会や催しが盛り上がるうちに」という意味になります。具体的には、「今回の弊社の大感謝祭も盛況のうちに終わりました。」などの形で使えます。
この「盛況のうちに」というフレーズは日常生活ではもしかすると「盛会のうちに」のフレーズより耳にしたり実際に使用する機会が多いかもしれません。「盛会」よりも「盛況」の方が少し砕けた雰囲気で使えるので使用しやすいという理由もあります。シチュエーションを見極めながらそれぞれを活用してみましょう。
盛会のうちにの類語と使い方例文②「大盛況のうちに終わる」
盛会のうちにの類語と使い方例文の2つ目は、「大盛況のうちに終わる」です。これは、1つ目で紹介した「盛況のうちに」を「もっと盛り上がっていた」と強調する言い方で、その状況を「盛況」ではなく「大盛況」という言葉に換えて表現します。具体的には、「今回のキャンペーンも大盛況のうちに終えることができました。」
などの形で使用します。「大盛況のうちに」という言葉を使うことで相手に「かなり盛り上がっていたんだな」ということを効果的に印象付けられますので、ビジネスシーンでの使用もおすすめです。自分の中でも「これは盛り上がった!」と言えることに対して自信を持ってこの表現を活用してみましょう。
盛会のうちにの類語と使い方例文③「大変な盛り上がりのうちに終わる」
盛会のうちにの類語と使い方例文の3つ目は、「大変な盛り上がりのうちに終わる」です。これは、「盛会のうちに」や「盛況のうちに」をより簡単で端的な表現で表したものですが、日常会話の中でもよく使われます。具体的には「今回の会議も大変な盛り上がりのうちに終わりました。」などの形で使用可能です。
盛会のうちにを使う際の注意点は?
盛会のうちにを使う際の注意点①お祝いなどめでたいことに対して使う
盛会のうちにを使う際の注意点の1つ目は、「お祝いなどめでたいことに対して使う」です。今まで見て来た通り、「盛会」とは会や催し物が盛り上がるさまを指します。したがって、自分が表現したいものが何かの会だからと言って例えば厳粛な雰囲気のものに対して「盛会だった」などとは使えませんので注意しましょう。
盛会のうちにを使う際の注意点②自慢っぽくなりすぎないようにする
盛会のうちにを使う際の注意点の2つ目は、「自慢っぽくなりすぎなようにする」です。この「盛会のうちに」や他類語表現は多くの場合、自分が開催した会について言及するのに使います。あまりに相手に「自分の会は盛り上がったんだ」と言いすぎると感じが良くありません。使いすぎには注意しましょう。
盛会のうちにや類語表現を使って言葉のバリエーションをどんどん広げよう!
今回の記事では、ビジネスシーンでも特にスピーチや挨拶などでよく使われる「盛会のうちに」の正しい意味や使い方、「盛況のうちに」などの類語例文について詳しくお伝えしてきましたが、いかがでしたか?この「盛会のうちに」という表現は簡単に言うと「会が盛り上がっているうちに」という意味でした。
もちろん、この簡単な言い方だけを使い続けても良いのですが、社会人生活も長くなるとシチュエーションごとに合わせた、より適切なフレーズを使用することを様々なシーンで求められていくことと思います。その時に備えて、今のうちから今回紹介した「盛況のうちに」「会は盛会で」などの類語も覚えておきましょう。
下記の関連記事では、「佳境(かきょう)」という言葉の正しい意味や語源についてたっぷりと解説しています。この記事同様、「佳境を迎える」などの例文や「盛り上がる」「忙しい」などその類語につても知ることができます。ぜひこの記事と合わせて参考にしてみてください。
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