大学の敬称とは?貴大学・貴校の面接やメール例文と自分の大学の呼び方も
大学の敬称に貴大学や貴学という表現が使われることをご存知ですか?この記事では面接やメールで使える敬語表現や、「貴」という漢字の持つ意味とはといった内容をお伝えします。貴校という表現が間違っている理由や自分の大学の呼び方についても紹介していますので合わせて押さえておきましょう。
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目次
大学の敬称とは?
大学の敬称とは「貴大学」「貴学」「御大学」「御学」
大学の敬称とは「貴大学(きだいがく)」「貴学(きがく)」「御大学(おんだいがく)」「御学(おんがく)」です。これらの敬称はどれも正しい表現であると言われています。これらの敬称を使う人には、大学入試を受ける入学志願者や仕事上で大学との関わりがある社会人などが想定されます。
大学の敬称を間違えてしまうと、相手に不快感を与えてしまったり、相手に与える印象が悪くなってしまったりと、良いことがないと考える人は多く、大学関係者と接する際には注意を払うという人が少なくありません。
特に大学関係者の方には、学問に精通している人や礼儀をわきまえた人が多いことから、正しい敬語が使える人に信頼を置いたり安心感を覚えたりといった良いイメージを抱く人は、少なくないと言われています。そのため大学入試に挑戦する人の中には、予め正しい敬語を把握しておくという人も珍しくありません。
大学の敬称に使われる「貴」「御」の意味は相手への敬意を表す
大学の敬称に使われる「貴」「御」の意味は相手への敬意を表します。「貴族」や「貴公子」といった言葉からわかる通り、「貴」という言葉には地位が高い様子や品がある様子という意味があります。
そのため相手や相手の持ち物などに「貴」という言葉をつけることによって、相手に対する敬意を表すことができます。「貴」という言葉の意味はたくさんありますので、詳しくは以下のサイトをご覧ください。
貴(アテ)とは同様に「御」という言葉の意味にも、相手に対する敬意や相手に丁寧に接する気持ちといった意味合いがあります。「御」という言葉は「御手紙」や「御話」といった敬語があるように相手の持ち物や言動などにくっつけることで、敬語として使うことができます。「御」という言葉の意味は以下のサイトをご覧ください。
御(オ)とは大学の敬称の「敬称」の意味とは人や物に敬意を表す敬語
大学の敬称についてお伝えしているところですが、そもそもの「敬称」の意味とは人や物に敬意を表す敬語のことです。これまでお伝えしてきたように大学の敬称は「貴大学」などのように「貴」や「御」という字をくっつけて表現しています。敬称という言葉の意味についての詳しい説明は以下のサイトをご覧ください。
敬称(ケイショウ)とはこのように人や物に敬意を表す際につける言葉を敬称と呼びますが、この敬称と似たような言葉に「尊称」という言葉があります。尊称という言葉も、相手に対する敬意を込めて表現する際に使われます。
尊称という言葉は特別な功績を残した人や特別な気持ちを込めて使われる尊敬語といったニュアンスが強いため、敬称とは少しニュアンスが異なりますが、同じ意味合いで使われることも少なくありません。こういったことを把握しておくと混乱せずに済むと言われています。
尊称(ソンショウ)とは大学の敬称の使い方とは?面接やメールなどの文書の例文5選!
大学の敬称の使い方|面接やメールなどの文書の例文①貴大学の教育内容に~
大学の敬称の使い方の面接やメールなどの文書の例文の1番目は「貴大学の教育内容に魅力を感じたからです」という使い方です。大学はそれぞれの教育方針を持っていることから、教育の内容に魅力を感じたという理由は面接で使われるケースが多いと言われています。
また志望する大学に質問したいことがあってメールをする際にも使えます。例えば「貴大学の教育内容にとても魅力を感じたため、入学試験を受けさせていたいと考えているのですが、英語教育については~」といったメールの書き方をすることができます。
このように志望校へ質問のメールをする際には、冒頭で自己紹介や現在通っている学校などを述べたうえで、できる限り丁寧にメールをすることが大切であると言われています。以下の記事ではビジネスメールの質問の書き方について詳しく紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
大学の敬称の使い方|面接やメールなどの例文②貴大学の雰囲気に~
大学の敬称の使い方の面接やメールなどの文書の例文の2番目は「貴大学の雰囲気に魅力を感じたからです」という使い方です。都会にある大学や自然に囲まれた大学など、大学はそれぞれのキャンパスによって大きく雰囲気が異なります。
志望校に入れていなかった大学でも、オープンキャンパスに参加した際に、そういった大学の雰囲気に強く魅力を感じて第一志望に切り替えるという人は少なくありません。「貴大学の雰囲気に魅力を感じたからです」という使い方は、そういった思いを面接などで表現する際の使い方です。
ちなみに以下のサイトではオープンキャンパスに参加した方の体験記やオープンキャンパスに参加しなかったことに対する後悔の気持ちが語られていますので、参考になさってください。オープンキャンパスの重要性がわかる内容になっているので、今後に役立ててください。
オープンキャンパスなんて行かなくてよくない? …なわけなかろう!先輩体験記大学の敬称の使い方|面接やメールなどの例文③貴大学の部活動に~
大学の敬称の使い方の面接やメールなどの文書の例文の3番目は「貴大学の部活動に魅力を感じたからです」という使い方です。特定の部活動に力を入れている大学は少なくありません。小さな頃から努力を積み重ねてきたスポーツや芸術などがある人には、大学でも本気で取り組みたいと考えている人も少ないと言われています。
このように大学でも部活動に力を入れたいと考えている人は、学問よりも部活動に比重を置いて大学を選ぶ人もいます。「貴大学の部活動に魅力を感じたからです」という使い方は、このように部活動に大きな比重を置いている人に使われやすい例文であると言われています。
近年はスポーツが脳に良い影響を与えるという考え方も広まってきていることから、教育熱心な家庭で育った人の中には、スポーツも同じくらい真剣に取り組むように言われて育った人もいます。ちなみに以下の記事では、運動が脳に与える良い影響について語られているので、参考になさってください。
運動は脳の力を飛躍的に伸ばし、学びの効率を高めてくれる大学の敬称の使い方|面接やメールなどの例文④貴学の福祉への考え方に~
大学の敬称の使い方の面接やメールなどの文書の例文の4番目は「貴学の福祉への考え方に魅力を感じたからです」という使い方です。近年、福祉の分野に関心を示す大学や学生は増えていると言われています。
福祉の分野は社会的にも大きな問題としてとらえられており、社会に貢献したいという考えをアピールしやすいとも言われています。このように社会に貢献したいという思いを強くアピールできるほど、大学入試では好印象だと受け取られやすいと言われています。
その一方で、自分の本心以上に社会貢献についてのアピールをすると、大学入試においては合格したいという思いから誇張してアピールしていると受け取れられてしまうこともあるので注意が必要であると言われています。以下の記事では大学入試の面接での形式や評価方法が解説されていましたので参考になさってください。
面接試験の突破口を探せ!(面接を知ろう)大学の敬称の使い方|面接やメールなどの例文⑤貴学を専願受験しております
大学の敬称の使い方の面接やメールなどの文書の例文の5番目は「貴学を専願受験しております」という使い方です。大学入試の面接の際には面接官から「専願ですか?それとも併願ですか?」と質問されることが珍しくありません。「貴学を専願受験しております」という使い方は、そういった質問に対する回答として使えます。
ただし本当は併願受験しているにも関わらず、その大学で合格を勝ち取りたいがために「貴学を専願受験しています」と嘘をつくのは良くありません。面接官の中には何百人といった受験者の面接をしていることも珍しくありません。そのため受験者の嘘を見極める力を持っている面接官は少なくないと言われています。
面接官だからこそ受験者の合格への思いや心情を深く知っているということもありますので、ある程度正直に思いを伝えた方がかえって好印象を与えるケースも少なくないと言われています。以下のサイトでは大学や専門学校の入試における面接の回答例やNGの例などが紹介されているので、参考になさってください。
推薦・AO入試を受験するなら必見!面接のNG&OK回答例面接やメールなどでの自分の大学の呼び方と使い方とは?
面接やメールなどでの自分の大学の呼び方と使い方①本大学・本学・当大学
面接やメールなどでの自分の大学を呼ぶ際の使い方の1番目としては、本大学・本学・当大学という呼び方があります。自分の大学を呼ぶ際の相手に敬意を表して丁寧な伝え方をする際の代表的な状況には、就職活動が想定されます。
就職活動で入社試験を受ける際に自分の大学を本大学という呼ぶ例としては「本大学では国際交流に力を入れていることから在学中にオーストラリアに留学し、外国語のみならず多様な価値観に触れることができたことが、私にとって最も大きな収穫であったと考えております」といった使い方ができます。
このように自分の通う大学について呼ぶ場合には、本大学・本学・当大学といった使い方で表現できますので押さえておくと、いざというときにも言葉が出てきやすいと言われています。ちなみに以下の記事では自分の父や母、会社、団体など様々なものについての呼び方がまとめられていますので、参考になさってください。
基本語から引く尊敬語・謙譲語・丁寧語面接やメールなどでの自分の大学の呼び方と使い方②私が通っている大学
面接やメールなどでの自分の大学を呼ぶ際の使い方の2番目としては「私が通っている大学」という呼び方があります。就職試験を受ける際には、面接の雰囲気が思いのほかフランクであることは珍しくありません。そういった状況においては「本大学」などの表現が、かえって場にふさわしくない表現となることもあります。
このような状況では「私が通っている大学」という使い方をすると、相手に好印象を与えることができるケースもあります。その場に応じた言葉の使い分けができる人は、適応能力があると判断されることがあるからです。
特にIT企業やベンチャー企業では柔軟性に富んだ考え方の人が多いと言われていることから、面接官もフランクな人であることが珍しくありません。そのため状況に応じた使い分けが大切だと言われています。ちなみに以下の記事ではIT業界の志望動機の書き方などについて詳しく紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
大学の敬称の使い方の注意点とは?
大学の敬称の使い方の注意点①「貴校」と表現するのは間違い
大学の敬称の使い方の注意点の1番目は「貴校」と表現するのは間違いであるということです。「貴校」という表現は相手が小学校や中学校、高校のように「校」がつく組織である場合に使われる言葉です。そのため大学のように「校」がつかない組織に対しては「貴校」といった表現は使われません。
小学校や中学校、高校のように大学も教育機関であることから「貴校」という表現をする人は少なくないと言われていますので注意が必要だと言われています。
大学の敬称の使い方の注意点②「御学」は会話に適していない
大学の敬称の使い方の注意点の2番目は「御学」という表現は会話に適していないということです。「御学」という表現は「おんがく」という発音になることから、「音楽」という言葉と間違って聞き取られるおそれがあります。
このように相手に誤解を生じさせやすい表現や、相手にとってわかりづらい表現をすることは配慮を欠いた人物であるという印象を与えてしまうおそれがあることから避けた方が良いと言われています。また御学という表現を聞きなれない人は少なくないと言われています。
そういった点からもスムーズな会話ができるよう、相手に対する配慮を示して「貴大学」「貴学」などのわかりやすい表現を心がけることが大切であると言われています。ちなみに以下の記事ではご配慮という言葉の意味や使い方などについて詳しくお伝えしているのでぜひ合わせてご覧ください。
大学の敬称である貴大学などの使い方を正しく把握しましょう
大学受験をする際には、貴大学や貴学といった相手に対する敬意を込めた表現を心掛けること重要だと言われています。そのためには正しい敬語力や状況に合わせた言動が必要になります。
こういった言葉遣いは面接などでいきなりできるものではありません。そのため普段から適切な表現を心掛けるためにも、大学の敬称である貴大学などの使い方を正しく把握しておきましょう。
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