昇進面接で聞かれる質問例13つ|自己PR/試験の回答/試験の問答

昇進面接でどんな質問がされるか気になるものです。そこで今回は、昇進試験の質問例や想定問答についてご紹介します。昇進面接では、自己PRや仕事に対する心構えなどを聞かれます。その際は、会社の方針を理解した上で、発言することが大切なのです。それでは早速見ていきましょう。

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昇進したい!面接のコツは?

昇進面接のコツ①想定問答をシミュレーションする

仕事

昇進面接のコツ1つ目は、想定問答をシミュレーションすることです。昇進面接で試験官と受験者の間で問答を行うことにより、受験者の仕事に対する姿勢やコミュニケーション能力を見られます。そのため、あらかじめ自分の中で考えをまとめたうえで、試験に臨むようにしましょう。気取ったことを答えようとしなくて良いです。

面接官も受験者のことを良く知っている人物であれば、自己の想いに全くそぐわないような解答をすればすぐにバレてしまいます。そのため、なるべく会社の方針から外れない程度に、自分の思いについて述べたほうが好印象です。仮に作りこんだ解答を答えて、昇進面接を突破できても、管理職についてから辛い思いをします。

昇進面接のコツ②身だしなみなどを整える

清潔

昇進面接のコツ2つ目は、身だしなみなどを整えることです。社会人として普段から身だしなみに気を使うのは、当たり前なのですが昇進面接の際には特に自己の服装に関して注意をしていきましょう。特に、管理職となると人前に立つ機会が多くなるので、身だしなみは平社員の時よりも、重要なポイントとなってくるのです。

昇進面接の日はいつもより気合を入れていきましょう。靴を磨いたり、スーツに埃がついていないか確認したり、いつも以上に服装に関してチェックをしてみて下さい。特に、スーツをビシッと決めていても靴がきちんと手入れされていなければ、印象も悪くなってしまうことがあります。前日の内に、きちんと準備をしましょう。

関連記事で「おすすめの女性のビジネススーツ」が紹介されています。昇進面接という特別な日だからこそ、スーツも新調してみても良いかもしれません。

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【前半】昇進面接で聞かれる質問例4つ

昇進面接で聞かれる質問例①自己PRは何ですか?


仕事

昇進面接で聞かれる質問例1つ目は「自己PRは何ですか?」です。おそらく人それぞれに、得意なことや苦手なことは違うでしょう。管理職に求められているのはどういった能力なのか、そして、その中で自分の得意とするものはあるのか考えてみましょう。具体的に言うと、コミュニケーション能力や粘り強さが挙げられます。

管理職とは、会社から見て仕事が上手く回っていくように管理することが求められます。部下とコミュニケーションをとってやる気を引き出したり、時には思い通りに動いてくれない部下の指導を粘り強くしなければならない場面も多く出てきます。まずは管理職に求められる能力から、自己PRポイントについて考えましょう。

昇進面接で聞かれる質問例②仕事で心掛けていることは何ですか?

仕事

昇進面接で聞かれる質問例2つ目は「仕事で心掛けていることは何ですか?」です。自己が仕事をしていく上で、一番大切にしていることを考えて、想定問答をしてみましょう。職種によって望ましいとされる回答は異なるので、どれが良い回答なのか答えはひとつではありません。

オーソドックスなものとして、社会貢献、責任感、信頼関係が挙げられます。そして、それらを達成するためにどのような心掛けをしているのか回答のシミュレーションをしておきましょう。この質問例で仕事に対しての価値観などが見られますので、ぜひとも自己PRにつながるような回答を練っておきましょう。

昇進面接で聞かれる質問例③自己が部下の指導で大切と考えている事は?

指導

昇進面接で聞かれる質問例3つ目は「自己が部下の指導で大切と考えている事は?」です。管理職になると今まで以上に、部下の指導が中心の業務になってきます。管理しなければならない仕事や人の数が増えるので、最初は思い通りにならないことも多いでしょう。この想定質問例は、管理職の仕事の理解度が問われます。

管理職になって急に仕事をこなせるわけではありません。そのため、管理職になる前から、ある程度自分が管理職になった時のことを考えて仕事をしていくことが大切なのです。普段から自分の仕事だけではなく、将来のことも視野に入れたうえで仕事をしているのかどうか問われているのです。

昇進面接で聞かれる質問例④どんな管理職になりたいですか?


指導

昇進面接で聞かれる質問例4つ目は「どんな管理職になりたいですか?」です。社会人として働いていくと、複数人の管理職と仕事をすることになります。昇進面接の前に、「この管理職のああいう点が素晴らしかった」や「こういう点はもっとこうして欲しかった」など思い出しておきましょう。

パッと思いつかないという人は、身の回りの管理職の長所について考えてみると良いかもしれません。この昇進面接の質問例は、目標を持ってきちんと管理職の仕事をこなしていけるのかどうかという所を見られています。管理職になる前から、こういったことを考えられる人は素晴らしいですが、なければ考えてみましょう。

【後半】昇進面接で聞かれる質問例4つ

昇進面接で聞かれる質問例⑤ストレス解消法を紹介してくれませんか?

運動

昇進面接で聞かれる質問例5つ目は「ストレス解消法を紹介してくれませんか?」です。職位が上がれば上がるほど、仕事量や責任も大きくなってくるので、ストレスは溜まりがちです。ストレスが溜め続ければ、体や精神に負担がかかってしまい、管理職として長期的に活躍するのが困難になってしまいます。

最近は精神的な疾患を理由に、休職・退職をする方も増えているのでその辺りの気分転換が上手くできるのかを見極めるための質問例です。この質問に対する回答に正解はないのですが、あまり自己のマイナスイメージにつながるような回答は控えておきましょう。好印象につながり自己PRになるような回答だと良いです。

昇進面接で聞かれる質問例⑥この試験に落ちたらどうしますか?

試験

昇進面接で聞かれる質問例6つ目は、「この試験に落ちたらどうしますか?」です。少し意地悪な質問例かもしれませんが、実際の昇進面接の場では聞かれることもあります。実際に落ちてしまったら、試験に不合格になった理由を直属の上司に尋ねて、それを元にその後の身の振り方を考えていくというのが現実的でしょう。

昇進面接に落ちてそれ以上昇格する見込みがなければ、転職という道を辿る人もいますし、改善点を聞いてそのまま社内で自己の能力を磨いていくよう努力していく人もいます。あってほしくないことですが、この機会に試験に落ちてしまった場合の将来のことについて考えて、質問例に対する想定問答を考えてみましょう。


昇進面接で聞かれる質問例⑦自己の仕事の失敗は何ですか?

落ち込む

昇進面接で聞かれる質問例7つ目は「自己の仕事の失敗は何ですか?」です。何年も勤め上げれば、失敗もたくさんすることでしょう。この質問例は、単に試験受験者の失敗体験を聞くという目的ではなく、その失敗を踏まえてどのような点に気を付けているのかを見るためのものです。いくつか失敗談を思い出しておきましょう。

上手く言えば逆に自己PRにつながるような質問例ですので、しっかりと落ちがつけられるような失敗談を選ぶようにしましょう。仕事をこなしていく上で、失敗を少なくしていくように心掛けるのは当たり前なのですが、それをいかにリカバリーするのかという能力も重要なのです。

昇進面接で聞かれる質問例⑧職場の課題は何ですか?

悩む

昇進面接で聞かれる質問例8つ目は「職場の課題は何ですか?」というものです。管理職は自分のことだけではなく、職場全体のことを考えて行動していくことが想定されます。そのため、職場ではどういったことが課題で、どういうアプローチで解決していくのかということを、日頃から意識していくことが大切なのです。

職場全体の課題は、管理職になって初めて考えるのではなく、平社員の内からも自分なりの回答を持っておきたいものです。昇進面接の試験においての質問例としては、王道の質問例ですので「そんな事考えたことなかった」という方は、今からでも十分ですので何かしらの解答を、ぜひとも自己の中で持っておくようにしましょう。

また関連記事に「仕事のやる気のない人の特徴」と「働かない心理とやる気を出させる方法」が紹介されています。自分の部下が明らかに仕事に対して熱意がないとお悩みの方は、ぜひともご覧になってみてはいかがでしょうか。もしかしたら、この記事に目を通すと、今までとは違った視点が得られるかもしれません。

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昇進面接の質問例や面接のポイントが書いてあるおすすめの書籍は?

昇進面接の質問例文等が書いてある書籍①必ず合格できる昇任面接対策法

仕事

昇進面接の質問例文等が書いてある書籍1つ目は、昇任試験問題研究会の「必ず合格できる昇任面接対策法」です。この本に目を通しておくと、どんな質問に対しても上手く切り返す方法が分かることでしょう。また面接シートの書き方なども紹介されているので、これ1冊だけで、面接と面接シートの対策ができてしまいます。

質問例に対する回答で、押さえておきたいポイントなど一人で考えているだけでは見えてこなかったものが見えてきます。仮に本に書いてある内容に疑問に思うようなことがあれば、身近な先輩などに意見を聞いたりしてみましょう。望ましい回答をするのも大事ですが、自己の本当の意見からかけはなれていては意味がないのです。

昇進面接の質問例文等が書いてある書籍②受かる人と落ちる人の面接回答例

仕事

昇進面接の質問例文等が書いてある書籍2つ目は、地方公務員昇任面接研究会の「受かる人と落ちる人の面接回答例」です。こちらは質問例に対する模範的な回答だけではなく、ありがちなミスや失敗についても十分に紹介されています。そのため、昇進面接で犯してしまいがちなミスも事前に防ぐことができてしまうのです。

自己PRの正しいやり方や、ミスしてしまいがちな問答について知っておきましょう。一度読んでおくだけで、昇進面接の本番はスムーズに問答ができることでしょう。しかし、答えに詰まってもそれだけで落とされるわけではないので、安心して下さい。

昇進面接をクリアしてキャリアアップを目指そう!

仕事

企業等で昇進するためには、普段の仕事ぶりももちろん大事なのですが、昇進面接での身の振り方も重視されます。普段仕事ができていても、昇進面接でとんちんかんな回答をしていたり、会社の方針とは明らかにズレた回答をすれば、評価は落ちてしまうものです。そのため昇進面接に挑む際は、しっかりと準備をしましょう。

特に、質問例などを書籍で見て、その想定質問に対する回答を自分の中である程度固めていくことが大切です。会社の方針と自分の考えをすり合わせながら、回答を考えれば大きな間違いをすることはないでしょう。ある程度昇進面接のシミュレーションをして事前準備を行えば、昇進面接に対する緊張感も少しはほぐれます。

また身だしなみも昇進面接で大事なポイントになってくるので、いつもより気をつけましょう。前日にスーツのズボンのシワをしっかりと伸ばして、革靴もきちんと磨いておくと良いです。試験官の方は、意外と細かい点を見ています。とりあえず、昇進面接は程よい緊張感を持って挑めるのがベストです。


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