バックボーン(backbone)の意味とは?類語と使い方も
バックボーン(backbone)という言葉の意味を知っていますか?偉人や世間のすごい人はバックボーンの背景に支えられた信念が強いのです。つまり自分のバックボーンがある人間は、人を寄せやすいのかもしれません。また、ITにおいては回線で知られています。あまり知らなければ、少し覗いてみませんか?
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目次
バックボーン(backbone)とは?意味は?
バックボーン(backbone)の意味とは①個人の信念を支える背景情報
バックボーン(backbone)の意味の1つ目は個人の信念を支える背景思想です。その人の信念やあり方の軸を表現するときに使う言葉です。例えば「ちょっとのことでは、あの人のバックボーンの背景は揺るがない」という文章があります。あの人の信念を裏付ける背景は大したことではブレないという事を表しています。
具体的な人物をあげると、有名な人だと堀江貴文氏が分かりやすいのではないでしょうか。堀江氏のバックボーンの背景は、出版されている書籍から伺えると思います。常識を覆す行動の多い堀江氏ですが、その行動は強い信念があるからに他なりません。また強い信念には必ず支える柱があり、それがバックボーンの背景なのです。
バックボーン(backbone)意味とは②IT用語では基軸回線のこと
バックボーン(backbone)の意味の2つ目はIT用語では基軸回線だということです。基軸回線とは、私たちが利用するネット回線の大本の部分です。日本全国すべてのネット回線を集約している場所があり、それを基軸回線と呼びます。空港や主要駅のターミナルのようなものだと考えるとわかりやすいです。
基軸回線があるおかげで、ネットの様々なサイトにアクセスできます。携帯にキャリアがあるように、ネットにも様々なプロバイダーがありますよね。私たちは普段意識しませんが、異なるプロバイダー同士で接続するには、基軸回線という主要ターミナルを中継しないと、じつは他所のサイトを見ることができません。
またプロバイダーは、自社でネット環境を持っているわけではないのを知っていますか?じつはバックボーンと呼ばれる基軸回線から借りています。私達がネットを契約した後、比較的すぐに始められるのは、プロバイダーがネット環境に接続するための面倒な準備を、極力すべてやって提供してくれているからなんです。
バックボーン(backbone)意味とは③背骨のこと
バックボーン(backbone)意味の3つ目は背骨のことです。バックボーンはそもそも外来語です。英語で背骨という意味です。また同じように基軸回線という意味もあります。信念と似た意味で気骨という表現もできます。また背骨に似ている、という意味でthe backboneという言葉が使われることもあります。
骨の髄まで、という表現が日本語にはありますが、英語にも同じような表現があります。backboneという言葉で表現できるフレーズで、to the backboneとなります。例えばHe is a Japanese to the backbone.であれば彼は生粋の日本人だ、という表現になります。
バックボーン(backbone)の例文3選!ビジネスでの使い方とは?
バックボーン例文①この会社の信念には壮大な背景のバックボーンがある
バックボーンのビジネス例文の1つ目は「この会社の信念には壮大な背景のバックボーンがある」です。どの会社にも独自の信念や理念があると思います。例文では、その理念や信念が生まれるまでに壮大な出来事があったことを表現しています。壮大なバックボーンにより、信念や理念が強く支えられていることを意味しています。
バックボーンの例文②作品に用意されたバックボーンはファンの共感を呼んだ
バックボーンのビジネス例文の2つ目は「作品に用意されたバックボーンはファンの共感を呼んだ」です。作品は様々なエピソードを経て生まれるのが常です。作者自身が、作品を通して受け手に伝えたいことがあり、それが作品のバックボーンとなる事もあります。例文ではそのバックボーンがファンに響いたことを意味してます。
バックボーンの例文③この作品の世界観はシリーズ共通のバックボーンだ
バックボーンのビジネス例文の3つ目は「この作品の世界観はシリーズの共通バックボーンだ」です。人気作品はシリーズ化で続くことが多く、世界観もそう変わりません。シリーズで共通の世界観を持つことは、即ちバックボーンだと言えます。例文では世界観というバックボーンがシリーズを貫いていることを表現しています。
具体例をあげると、1つは人気ゲーム作品のポケモンがあります。この作品はポケモンのいる世界がシリーズの一貫した世界観であり、バックボーンだと言えます。また人気の芸能人もそのひとらしさを感じる個性があります。それはその人の持つ一貫した世界観から出るもので、つまりはバックボーンの背景があるということです。
バックボーンの例文3選!IT分野での使い方とは?
バックボーンのIT分野での使い方・例文①バックボーン回線
サーバや代理サーバによってバックボーン回線の帯域を使用しないように負荷分散されている。
引用元: Wikipedia
バックボーン・IT用語例文の1つ目はバックボーン回線です。バックボーン回線とは基軸回線と呼ばれるネット接続の主要地点です。上記例文では、バックボーン回線の帯域を使用しないようにとあります。帯域とは道路の様なもので、皆が沢山ネットを使うと色々渋滞するから、主要道路の負担を分散するねという意味の文です。
帯域という道路の負荷が高くなるとどうなると思いますか?身近な例をあげると、データ容量を使いすぎて通信制限がかかるのと同じことが起きます。バックボーンというネットの主要道路が詰まるので、ネットでサイトを表示したり、動画を見たりする時の速度の低下に繋がります。だから負荷がかからないよう分散されるのです。
バックボーンのIT分野での使い方・例文②インターネットバックボーン
インターネットバックボーンは様々なネットワークから構成される。 通常この用語は、ISPをクライアントとし、それらを相互接続する大規模ネットワークを指して使われる。
引用元: Wikipedia
バックボーン・IT用語例文の2つ目はインターネットバックボーンです。先ほどと同じくネットの基軸回線という意味の言葉で、あらゆるデータにアクセスするための中継地点です。例文では様々なネットワークから構成されるとあります。文字通り、全国どこでも接続するため、そのように構成されていると書いてあるのです。
バックボーン(backbone)の類語と使い方例文とは?
バックボーン(backbone)類語と例文①中枢
バックボーン(backbone)類語の1つ目は中枢です。中枢神経という言葉があるように、大切なところ。主要な部分という意味があります。例をあげると「彼はこの一大ビジネスプロジェクトの中枢である」という文章では、彼は大きなビジネスプロジェクトの重要人物であるということを表現しています。
中枢という言葉は、大きな組織の主要部分を指すときに使われることが多いです。例えば会社、国、政治などの重要な立ち位置の人物を表すときによく使われます。あとは医学分野でも多用されます。なぜなら、脳の中枢など体の重要な部分を中枢と表現するからです。小難しい言葉なので、あまり日常では使わないことが多いです。
バックボーン(backbone)類語と例文②要石
バックボーン(backbone)類語と例文の2つ目は要石です。要は最も大切な部分。締めくくりの重要点、石は岩石の小さいものを指した言葉で、要石は重要な人物、部分という意味があります。ちなみに人体の腰という字も要という字が使われており、同じく体の大切な部分だという意味で共通しています。
例文をあげると「彼はこの作戦の要石にあたる」という文章があり、彼は作戦において重要な役割を持つ人物だということを表現しています。「この仕掛けが作戦の要石となる」という風に、ある物事で重要な意味を持つ物に対して使うこともあります。また、茨城県にある鹿島神宮の地震を鎮める石のことも要石と呼ばれています。
囲碁の世界では、戦局で左右するほど重要な場所にある石のことを要石と呼びます。また石やレンガでできたアーチ状の構造物を支える石も要石と呼びます。この言葉は囲碁や試合、ビジネスの場など、ある意味では戦場を思わせるような状況でよく用いられる言葉です。日常でも使えなくはないですが、使う場面は少なそうです。
バックボーン(backbone)類語と例文③屋台骨
バックボーン(backbone)類語と例文の3つ目は屋台骨です。屋台とは小さな家という意味で、骨は体を支える器官の1つです。つまり屋台骨の意味は文字通り、一家を支えているということです。一家とは家族だけではなく、会社や店も意味に含みます。主に人に使われることが多い言葉です。
例文をあげると「父は一家の屋台骨だ」という文章があり、父は家を経済的に支えている重要な働き手であり大黒柱だということを表しています。ビジネスで例文をあげると「優秀な営業マンの彼は会社の屋台骨だ」という文章があり、営業マンとして優れた彼の存在は会社を支える重要な人物だ、ということを表現しています。
また、単純に家を支える重要な骨組みを屋台骨という場合もあります。屋台骨は意外と広く使われている言葉です。主に会社や団体チームに貢献した、重要な人を表現する言葉として使われることが多いですが、商品などの物に使われることもあります。何かの存在の継続に貢献した時に使われることが多い言葉です。
バックボーン(backbone)類語と例文④基幹
バックボーン(backbone)類語と例文の4つ目は基幹です。基は基礎、基になる土台で、幹は枝葉に対する幹、主要を成す部分を指す言葉で、基幹は物事を成り立たせる中心部分という意味で使われます。形式ばった言葉なので、普段使う言葉としてはあまり用いられず、公の会見や文書上でよく使われます。
例文をあげてみましょう。バンドのライブは地元の地域を基幹に行った、という文章では、ライブは地元地域を主要地点にしてバンド活動を行ったということを表現しています。また「管理負担を減らすための基幹システムを構築する」という使い方もでき、管理コストを下げるための主要システムを作るということを表しています。
基幹という言葉は、基幹産業、基幹とする、基幹場所などの言いまわしで使われることが多いです。主要であることを表現するほか、何かを成り立たせる土台、基礎の部分という意味でよく使われます。例えば、その土地の主要産業は観光だ、関空は大阪の基幹空港だ、この思想が話の基幹だ、など大本を表すことができる言葉です。
バックボーンは信念や信条を支える背景のこと
以上がバックボーンの意味や使い方、類語でした。バックボーンには3つの意味があり、1つは個人や組織の信念に裏付けられた背景のこと、2つ目はIT用語ではネットを成り立たせる重要な基幹回線のこと、3つ目は人体の部位である背骨という意味でした。この3つの意味には共通することがあります。
3つの意味で共通することが何かというと、物事を成り立たせるために欠かせない重要な部分であるということです。重要という意味では、バックボーンの類語も多数あり、紹介できなかった言葉もあります。もし興味があれば、バックボーンのほかの類語や、ITにおけるバックボーンの仕組みを知ってみるのはいかがでしょうか?
ほかにも言葉の意味や、ネットに関連した記事があります。知らないことを学んだり、言葉を深く知っていると人が気づかない発見をすることもあり、日々を新鮮な気持ちで生活できるので、一つだけでも読んでみてはいかがでしょうか?
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