正社員登用試験の内容|面接の志望動機と自己PR例文も
正社員登用試験を受ける際にどんな対策をしたらいいのか悩みますよね。今回は、正社員登用試験の内容を詳しくお伝えします!面接で質問される志望動機と自己PRの例文をはじめ、筆記試験対策やビジョンレポートを上手に書くポイントを説明しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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目次
正社員登用試験の内容|筆記試験で問われることや対策は?
筆記試験で問われる内容や対策①SPI総合検査の対策が必要!
はじめに、正社員登用試験の内容についてお伝えしていきます。まず、筆記試験で問われる内容や対策1つ目は、SPI総合検査です。SPI総合検査というのは、性格と能力の2領域を測定する適性検査になります。就職の筆記試験のような存在で、受験者の能力や人柄を把握することができるため、多くの企業で採用しています。
SPIには能力検査と性格検査の2種類があります。能力検査は計算問題や、文章問題、英語の理解力を図る問題が出題されます。仕事をする上で基礎的な能力があるかどうかを判断するテストになっています。性格検査は、日頃の行動や性格などを問われるテストで、どのような考えに当てはまるかを選択する形式になっています。
企業によって筆記試験の内容も異なり、合格ラインの点数も違っています。正社員登用試験に必要な筆記試験の内容を事前に確認して、SPI総合検査の参考書や問題集を購入して勉強しておくことが大切です。SPIについて全くわからない人は新卒者向けに丁寧に解説されたSPI対策用の参考書がわかりやすくておすすめです。
筆記試験で問われる内容や対策②パソコンでの回答に慣れておく!
筆記試験で問われる内容や対策2つ目は、パソコンでの回答に慣れておく必要があります。SPI総合検査は、WEBテスティングとテストセンター、ペーパーテスティング、インハウスCBTの4種類の受験方法があります。WEBテスティングは、ネット接続できるパソコンから受験する方法でスマートフォンは利用できません。
テストセンターは、SPI総合検査を開発したリクルートセンターが準備する会場に行ってパソコンで受験する方法です。ペーパーテスティングは、企業が準備した会場でマーク式で回答する紙ベースでの受験方法です。最後のインハウスCBTは、応募した企業に行って、企業の中にあるパソコンで適性検査を受験する方法です。
パソコンで受験する方法が3種類あり、最近ではWEBテスティングやテストセンターでのSPI受験を採用する企業が増えています。事前に体験版テストを試すことができるサイトもありますので、利用してみるのがおすすめです。また、当日はパソコンの画面に操作方法の説明が記載されているため、丁寧に読むことが大切です。
筆記試験で問われる内容や対策③時事問題は新聞やニュースをチェック!
筆記試験で問われる内容や対策3つ目は、時事問題が筆記試験で出題される場合があります。時事問題は、新聞やニュースを日頃からチェックしておくことが大切です。ニュース配信のアプリなどもあるため、活用するのもおすすめです。とくに最近1年間の間で大きな出来事があった場合には、しっかりと覚えておことが大切です。
例えばオリンピックの開催都市の名前や、サミットに参加した各国の首相名など基本的な知識は頭に入れておくと安心です。時事問題は筆記試験だけではなく面接の際にも、「最近のニュースで気になった記事はありませんか?」と聞かれることも多いためしっかりと対策してすんなり答えられるように準備しておく必要があります。
また、応募先の企業の情報も頭に入れておきましょう。社長や役員の名前、会社組織や関連会社の名前などが出題されることも多いので、会社のホームページやパンフレットを隅々まで読んで覚えておくことが大切です。新卒の就職試験と同じように社会人の基礎が問われる問題が出題されるため、しっかり準備をすれば大丈夫です。
正社員登用試験の内容|面接の質問や志望動機と自己PR例文は?
面接の質問や志望動機と自己PR例文①自己PRは1分で簡潔にまとめる!
次は、正社員登用試験の面接について説明します。面接の質問や志望動機と自己PR例文1つ目は、自己PRは簡潔に短めに伝えるのが基本です。面接の始まりは氏名、自己紹介、志望動機などを質問されます。第一印象を左右する大事な内容ですので、しっかりと自己PRができるように準備しておきましょう。
<例文>合格花子と申します。前職では食品メーカーの営業職として販売促進に携わっておりました。○○キャンペーンの際には前年比120%の売り上げを達成し、チームリーダーとして社長賞をいただきました。さらに幅広い食品の販売に携わりたいと思い、食品開発に強みのある御社に応募させていただきました。
最初の自己紹介は趣味など私的はことは入れずに、だいたい1分程度で簡潔に伝えることが大切です。自分の氏名、前職では何をしたか、どんなことを成し遂げたか、どうして応募したのかの5点をぎゅっと凝縮して伝えます。細かなことについては、そのあとの質疑で聞かれますので最初から長々と説明する必要はありません。
面接の質問や志望動機と自己PR例文②前職の退職理由はポジティブに!
面接の質問や志望動機と自己PR例文2つ目は、自己紹介と志望動機を伝えた後には、前職を退職した理由を聞かれることがほとんどです。面接官は、仕事でのトラブルが多くないか、チームワークがあるかなどを見ていますので、自分のマイナス面を聞かれても将来を見据えた理由に変えて上手に伝えることがとても重要です。
<例文>前職ではコールセンターでお客様サポートをしており、電話を通してお客様と共に問題を解決していくことで接客の喜びを感じることが増えていきました。より身近な存在としてお客様に寄り添う機会の多い御社で、今までのコールセンターでの経験を生かしたいと思っております。
前職を退職した理由はマイナスのイメージがつきものですが、例文のように自己分析をしっかりとして、向上心を持って仕事に取り組んでいる姿勢を伝えることが大切です。そうすることで、応募した企業での将来を見据えて前職を辞めたんだなとポジティブな印象を持ってもらうことができます。
面接の質問や志望動機と自己PR例文③短所は長所に変えて伝える!
面接の質問や志望動機と自己PR例文3つ目は、長所と短所を質問される場合が多いので短所は短所のまま伝えるのではなく長所に変えて伝えることが大切です。例えば「時間にルーズで忘れっぽい」と答えてしまうと社会人として信用がないため採用してもらえません。プラスのイメージに転換できるように工夫して考えましょう。
<例文>私の長所は忍耐強く最後までやりぬくことです。前職の営業では入社当時はなかなか契約を取ることができませんでしたが、お客様への定期的な訪問をすることで大きな契約を取ることができました。短所は一人で抱え込んでしまう部分があるため、先輩や上司に相談して問題を早期解決するよう心がけています。
例文のように、自分の短所を改善して周りに迷惑がかからないように対策をしていることをアピールすることが大切です。短所や欠点がない人間はいません。誰でも失敗もするし悪い部分もあります。正社員登用試験の面接では、自分の足りない部分をカバーしようと努力している姿勢を伝えるのが重要なポイントです。
正社員登用試験のビジョンレポート例文
正社員登用試験のビジョンレポート例文①経験と成果をアピールする!
正社員登用試験のビジョンレポート例文1つ目は、経験と成果をアピールすることが大切です。ビジョンレポートは簡単に言うと自己PRや志望動機を文章化したものです。現在働いている企業での実務から得た経験をもとに、自分がどんなことを成し遂げてきたのか、どんなことを身につけたかを企業にアピールしましょう。
<例文>私は現在、アルバイトとしてレジ業務を担当しています。これまで2年間お客様へのお金の受け渡しや締めの作業を続け、金額の間違えやお客様からのクレームも一度もありませんでした。これまでの迅速かつ正確な対応を生かしながら、正社員になることでさらに会社のイメージや売り上げに貢献していきたいと思います。
正社員登用試験のビジョンレポート例文②会社に貢献できる点を伝える!
正社員登用試験のビジョンレポート例文2つ目は、会社に貢献できる点を具体的に伝えることが重要なポイントです。正社員になったら自分は何をやりたいか、自分の経験やこれまでの実績から何ができるのか、どのように会社の利益につながるのか、といった内容を具体的に論点を整理して書きましょう。
<例文>私はこれまでの販売・接客の経験を生かしながら、店舗内の売り場のディスプレイの見やすい工夫や、お客様からの要望の改善などに取り組みたいと思います。今まではなかなか参加できなかった新規キャンペーンにも積極的に挑戦し、さらに売り上げ実績をあげて会社の発展に貢献していきたいと思っています。
正社員登用試験を受けられる条件とは?
正社員登用試験を受けられる条件①正社員登用試験へ自己申告する
正社員登用試験を受けられる条件1つ目は、自己申告する場合です。企業によって正社員登用試験の応募方法が異なっています。正社員登用試験について会社側が公募し、「勤続○年、大学卒業の学歴」などの提示条件をクリアしている場合に、自分から申し出て応募することができます。公募のタイミングも企業によって様々です。
正社員登用試験を受けられる条件②上司から推薦される
正社員登用試験を受けられる条件2つ目は、上司から推薦される場合です。正社員登用試験を公募していない企業の場合は、所属上司の推薦でのみ試験を受けることができます。「正社員登用制度あり」と募集している企業でも、公募制と推薦制で正社員になれるチャンスが違います。正社員を目指す場合には事前に確認しましょう。
正社員登用試験に落ちた時の対処・対策は?
正社員登用試験に落ちた時の対処・対策①アルバイトの場合
正社員登用試験に落ちた時の対処法1つ目は、アルバイトの場合にはそのまま企業でアルバイトを続けて正社員になれるチャンスを待つか、すっぱりと辞めて違う就職先を探すかの2つの方法があります。どうしても今の企業で正社員を目指したいのであれば、また次のチャンスまで合格対策を万全に整えてておくのがおすすめです。
正社員登用試験に落ちた時の対処・対策②派遣社員の場合
正社員登用試験に落ちた時の対処法2つ目は、派遣社員の場合です。派遣社員の場合には契約期間が満了したらその企業を辞めなければいけません。そのため、正社員登用試験をもう受験しない、できない場合には、次の派遣先を探す必要があります。派遣会社に相談するか自分で就職先を探す準備をはじめておくのがおすすめです。
正社員登用試験に合格するために十分な対策をしよう!
ここまで正社員登用試験の面接や筆記試験の対策などについて詳しくお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?志望動機や自己PRは、わかりやすく簡潔にまとめておくのが大切だとわかりました。また、前職の退職理由や短所など自分のマイナス部分を質問された時には、ポジティブな回答をすることが大切でしたね。
今回お伝えした正社員登用試験について以外にも、正社員になれない理由と対策について説明した記事や、時給制正社員のメリットについて説明した記事がありましたので、ぜひ合わせてご覧ください。
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