「どうぞよろしくお願いします」の意味とは?メールの使い方や英語も
「どうぞよろしくお願いします」を何気なく使っているという方が多いのではないでしょうか?そこで今回は「どうぞよろしくお願いします」の意味や、メールの使い方についてまとめました。「これからもお願いいたします」「引き続き」「何卒」など言い換えのフレーズや、英語での表現もご紹介していきます。
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目次
「どうぞよろしくお願いします」とは?意味は?
「どうぞよろしくお願いします」の意味とは丁重にお願いすること
「どうぞよろしくお願いします」の意味とは、丁重にお願いすることです。「どうぞよろしくお願いします」の「どうぞ」は心から願うこと、そして丁重にお願いすることを意味しています。「よろしく」は何かを頼むときに使う言葉で、「お願い」も「願い」に「お」をつけた丁寧語で何かをお願いするときに使われます。
つまり「どうぞよろしくお願いします」とつなげると、丁重に何かをお願いしている気持ちを表現している言葉になります。相手に何かをお願いしたり、依頼するときに使う言葉で、ビジネスだけでなくプライベートなどさまざまな場面で使える便利なフレーズです。
「どうぞよろしくお願いします」の意味とはビジネスでは締めの挨拶
「どうぞよろしくお願いします」の意味とは、ビジネスでは締めの挨拶となります。ビジネスシーンになると何かをお願いするときだけでなく、締めの挨拶として「これからも良い関係を続けていきましょう」という軽めの「お願い」にも使われています。
このようにビジネスシーンではお願いに限らず、ご挨拶の気持ちで使う意味としても使われています。メールや電話、直接会った時など、さまざまな場面で使われることが多いです。
「どうぞよろしくお願いします」の使い方とは?目上の人やメール例文8選
「どうぞよろしくお願いします」の使い方とメール例文①締めの言葉
「どうぞよろしくお願いします」の使い方とメール例文でご紹介する1つ目は、「締めの言葉」として使う場合です。ビジネスメールでは、よくメールの最後に添える締めの言葉として「どうぞよろしくお願いします」が使われています。
たとえば資料をお送りするときに、「先日お問合せていただきました資料を添付してお送りいたします。ご不明点があればお気軽にお問い合わせください。どうぞよろしくお願いします。」と送ります。
「どうぞよろしくお願いします」の使い方とメール例文②これからも
続いてご紹介する、「どうぞよろしくお願いします」の使い方とメール例文の2つ目は「これからも」を使ったメールです。「これからも」は「この先の未来も」という意味になりますから、「これからもどうぞよろしくお願いします」は、「この先もよろしくお願いします」という気持ちを伝えることができるのです。
「これからも」を使った例文は、「この度はセミナーでご一緒できて大変勉強になりました。これからもどうぞよろしくお願いします。」となります。引き続き良い関係を築いていきたい気持ちの現れにもなります。
「どうぞよろしくお願いします」の使い方とメール例文③今後とも
続いてご紹介する、「どうぞよろしくお願いします」の使い方とメール例文の3つ目は「今後とも」です。「今後とも」は「これからも」と同じ意味で、「どうぞよろしくお願いします」の前につけることで、「これからもずっとよろしく」というニュアンスを伝えることができます。
たとえば常連の方へ商品を届けるメールに、「いつも当店をご利用いただきありがとうございます。ご注文の商品をお届けいたします。今後とも、どうぞよろしくお願いします。」と書くことができます。「またご注文お待ちしています」という気持ちを届けることができるでしょう。
「どうぞよろしくお願いします」の使い方とメール例文④引き続き
続いてご紹介する、「どうぞよろしくお願いします」の使い方とメール例文の4つ目は、「引き続き」です。「引き続き」は「これまで行われていたものを続けること、途切れることなく続くこと」を意味しています。「これからも」と同じような意味合いで使うことができます。
これを「どうぞよろしくお願いします」につけて使うことで、「今までも良い関係性でしたが、これからも良い関係性を続けていきたいです」という気持ちを表すことができます。たとえば「今回も期待以上の商品を届けてくださりありがとうございます。引き続きどうぞよろしくお願いします。」と使うことができます。
「どうぞよろしくお願いします」の使い方とメール例文⑤今年も
続いてご紹介する、「どうぞよろしくお願いします」の使い方とメール例文の5つ目は「今年も」です。年始の挨拶のメールにも使うことができるのです。もちろん「来年も」「今年の夏も」「来月も」など時期を限定して使うことができますから、その仕事やシーンに合わせて使い分けると良いでしょう。
たとえば年始の挨拶メールをお客様に送る場合には、「あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。」と送ることができます。また月の締め日に来月の話をしている場合には、「来月もどうぞよろしくお願いします」と締めくくると、相手は引き続き良い仕事をしていきたいという気持ちになるでしょう。
「どうぞよろしくお願いします」の使い方とメール例文⑥お願いいたします
続いてご紹介する「どうぞよろしくお願いします」の使い方とメール例文の6つ目は、「お願いいたします」です。「する」を自分をへりくだった表現に変えたものが「いたします」になりますので、目上の人や取引先の方には、「お願いいたします」を使った方が丁寧な印象になります。
たとえば「来週の会議の資料を添付してお送りします。どうぞよろしくお願いいたします。」「先ほどはお時間いただきありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」と書くと良いでしょう。
「どうぞよろしくお願いします」の使い方とメール例文⑦ご検討のほど
続いてご紹介する「どうぞよろしくお願いします」の使い方とメール例文の7つ目は、「ご検討のほど」です。「ご検討のほど」とは、相手に検討してもらうようにお願いする言葉です。つまり「ご検討のほどどうぞよろしくお願いします」とは、丁寧に検討してもらうことをお願いしている表現になります。
たとえば就活や転職活動で履歴書を送った場合に、そのメッセージに「履歴書をお送りいたします。ご検討のほど、どうぞよろしくお願いいたします。」と書くと良いでしょう。
「どうぞよろしくお願いします」の使い方とメール例文⑧ご確認のほど
続いてご紹介する「どうぞよろしくお願いします」の使い方とメール例文の8つ目は、「ご確認のほど」です。「ご確認のほど」とは、確認してくれるように相手にお願いしている表現になります。
「確認してください」だと命令口調になってしまいますが、「ご確認のほどどうぞよろしくお願いします」になるとやわらかい印象で、目上の方にも問題なく使える敬語表現になっています。
「どうぞよろしくお願いします」を意味する英語の使い方とは?
「どうぞよろしくお願いします」を意味する英語の使い方①一緒に仕事をする
「どうぞよろしくお願いします」を意味する英語の使い方でご紹介する1つ目は、「一緒に仕事をする」場合の使い方です。英語で「どうぞよろしくお願いします」を表現するときには、どんな場面でどんな意味合いで使うかによってニュアンスが変わってきます。この場合は一緒に仕事をするときに使う英語表現をご紹介します。
仕事を協力して行なっていくときには、「楽しみにしている」という意味がある「look forward to」を使うと、一緒に頑張ろうという意味合いも込めることができます。「これからよろしくお願いします」は「I'm looking forward to working with you.」となります。
「どうぞよろしくお願いします」を意味する英語の使い方②これからも
続いてご紹介する「どうぞよろしくお願いします」を意味する英語の使い方の2つ目は、「これからも」です。今後も変わらず良い関係を築いていきたい場合に使える、「これからもどうぞよろしくお願いします」という意味の英語の定番のフレーズがあります。
それが「Thank you for your continuous support.」です。メールの最後に添えたり、直接伝えたりすることで、より良い関係を築いていくための挨拶として使うことができます。
「どうぞよろしくお願いします」を意味する英語の使い方③引き続き
続いてご紹介する「どうぞよろしくお願いします」を意味する英語の使い方の3つ目は、「引き続き」です。「何かありましたらこれからも連絡をとりあいましょう」という意味合いで「引き続きどうぞよろしくお願いします」を使う場合に、使えるフレーズになります。
「Please keep in touch.」ということができます。友達には「Let's keep in touch.」ということが多いですが、ビジネスでは「Please」を使うのが適切です。
何卒よろしくお願いしますとは?どうぞよろしくお願いしますと違いは?
何卒よろしくお願いしますとは強くお願いするとき
何卒よろしくお願いしますとは、強くお願いするときに使います。「何卒(なにとぞ)」は「強く願う」ことを意味する言葉なので、相手に強くお願いするときに使われる言葉です。「何卒よろしくお願いします」を使うときには、無理を承知でお願いしているときや、絶対にお願いしたい!という強い意志を表すときに使われます。
どうぞよろしくお願いしますと違いは強さと丁重さの違い
どうぞよろしくお願いしますと違いは、「強さ」と「丁重さ」の違いにあります。「何卒」は強くお願いしたいときに使う言葉ですが、「どうぞ」は丁重にお願いしたいときに使います。そこでこの2つの差は、どういったお願いをしたいのかによるのです。
無理やりお願いしたいときや、どうしても叶えて欲しい強い思いがあるときは「何卒」を使い、丁重にお願いしたいときや相手に敬意を示したいときには「どうぞよろしくお願いします」を使うと良いでしょう。
何卒よろしくお願いいたしますの方がベター
何卒よろしくお願いいたしますの方がベターということも知っておきましょう。「何卒」を使うときには強くお願いすることになりますので、できれば自分をへりくだった表現ができる「いたします」を使うのが良いでしょう。謙譲語を使った方が効果的にお願いをすることができます。
たとえば「タイトなスケジュールの中申し訳ありませんが、お引き受けくださりありがとうございます。何卒よろしくお願いいたします。」とメールをすると、無理とはわかっていますがありがとうございますという感謝の気持ちも伝えることができます。
「どうぞよろしくお願いします」をマスターしよう!
「どうぞよろしくお願いします」はビジネスメールで締めの言葉として使う、使用頻度の高い言葉です。「どうぞ」や「何卒」などのニュアンスも知ることができたら、お願いするときや仕事を円滑に進めるときに役立つでしょう。ぜひマスターしてくださいね!
ビジネスメールでは独特の言い回しも登場します。覚えてしまえば使いまわすことができて便利です。「楽しみにしております」や「末筆ではございますか」についても知っておくのがおすすめです。こちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
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