レポートの表紙ってみんな何書いてるの?レイアウトや構成の書き方をイチから紹介!
皆さん、レポートの書き方をご存じですか?大学に入って、初めて書く人も多いかもしれませんね。特に、指定がないレポートの表紙に何と書けばいいのか悩んでいませんか?今回は、レポートの表紙の書き方やレイアウト、構成の仕方を解説します。
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目次
レポート表紙の書き方と注意点は?
指定がなくても表紙は付ける
A4サイズの用紙1~2枚で終わってしまうようなレポートでない限り、たとえ「指定なし」でもレポートには必ず表紙を付けましょう。教授は通常、大学でいくつかの講義を受け持っており、当然複数の学年や学生のレポートを評価しています。また、中には複数の大学で講義を担当している教授もいることでしょう。
教授は膨大な量のレポートを管理し評価しなくてはならないので、誰が書いたのか、何の講義のレポートなのか、いつ提出されたのかが一目でわかる表紙があることはとても重要です。印象を良くするため、また良い評価を受けるためにも表紙の書き方をマスターしましょう。
レポートの表紙に書くべき項目
レポート表紙の書き方にはいくつか書くべきポイントがあります。以下に一般的な項目を挙げておきます。大学や講義によって書くことが異なってくる場合があるので、それぞれ調べてみてください。また、書式や構成が指定されている場合はそれに従ってくださいね。
- ・タイトル
- ・授業名
- ・提出期限
- ・提出日
- ・学部名
- ・学科名
- ・学年
- ・学籍番号
- ・名前
表紙に書くべき項目
読みやすいレポート表紙を作るポイントは?
「誰」「何」「いつ」を明白にする
複数の講義を受け持っている大学教授にとって、必要な情報が書かれているシンプルな表紙はありがたいものです。「誰」「何」「いつ」を見やすくすることが、シンプルな表紙を作るポイントになります。つまり「誰が書いたのか?」「何の講義に関するレポートなのか?」「いつ提出したレポートなのか?」です。
誰が書いたレポートなのかわからなければ、教授は評価することができません。氏名がわかりにくいレイアウト配置になっていると読む教授にとって余分な負担になり、評価のマイナスポイントになるかもしれません。何の講義に関するレポートかは、「授業名」と「タイトル」でわかるので忘れてはいけません。
レイアウトに提出日を入れると、教授にいつそのレポートを仕上げたか知らせることになります。早めに提出すると加点してくれる教授もいます。レポートを評価する大切な要素になるので、特に締め切りよりも早く提出したのなら、表紙にレポート提出日を書いた方がいいでしょう。
フォントと文字サイズ
フォントは日本語ならゴシック体や明朝体、英語ならCenturyかTimes New Roman、Arialなど一般的によく使われているフォントにします。名前の文字サイズはタイトルよりも小さく、レポート本文より大きくします。シンプルで見やすい構成と書式にすることが、表紙を読みやすくするポイントです。
またこれはレポート全体に言えることですが、利用する文字に一貫性を持たせます。アルファベットや数字は半角に統一したり、全体を通して同じフォントを使い、書式を変えないようにします。文字サイズやフォントが一貫されていないと、読み手である大学教授にとって違和感を感じるレポート書式になってしまいます。
Wordで作成する
レポート作成にはWordを使うと便利です。レポートはWord の「白紙の文書」で作成します。まずWordを起動し、「ファイル」タブから「新規作成」をクリックします。 「テンプレート」欄から「白紙の文書」をダブルクリックすれば、 新しい文書が作成されます。
大学の講義やレポート内容によっては、Wordの段落罫線を使って表紙にラインを入れることもできます。タイトルの上や下、または左横にラインを入れて表紙を目立たせるのです。けれども、タイトルをラインで囲むのは避けましょう。レポートの表紙には白紙を使い、文字の一部の色を変えるのは止めましょう。
汚れやシワはNG
これは表紙に限らず、レポート全体に言えることです。シワや汚れが付いたレポートは印刷し直します。どんなにレポート内容や構成が良くても、表紙に染みや汚れ、シワがあるなら読み手に良い印象は与えません。良い評価をもらうポイントはまず、シンプルで読みやすくきれいな表紙にすることです。
また、レポートなどの大切な書類は「クリアファイル」に入れて持ち運びましょう。そうすれば、カバンの中でぐちゃぐちゃになったり、どこにいったらわからなくなることもありません。習慣づけておくといいかもしれませんね。
表紙のレイアウトは?
横書きレイアウトの場合
横書き表紙に書く項目の内、似た要素は近くにまとめましょう。例えば、レポート提出者を示す「学部」や「学科」「学籍番号」「氏名」はまとめて書きます。タイトルは他の項目の文字よりも大きくして、表紙の真ん中に中央揃えでレイアウトします。タイトルが長い場合は2行に分け、バランスの良い位置にレイアウトします。
表紙の書式はまず見やすいことが一番です。いろんな飾りやイラストを載せる必要はありません。教授に余分な時間を取らせないよう、必要なことだけを書く構成にします。横書きにしろ縦書きにしろ、レポートの表紙はできるだけシンプルな構成にするのがポイントです。
縦書きレイアウトの場合
縦書きのレポートは、おもに卒業論文で使われます。書き方は一般的に右から左になります。右半分にタイトルを書き、左半分に学校名・学部・学科・学年・氏名を書きます。縦書きも横書きと同じく、タイトルは他の項目よりも大きな文字サイズを使います。
縦書き卒業論文の場合、背表紙が必要になります。背表紙には縦書きでタイトルと氏名を書きます。この時も横書き同様、タイトルの文字サイズを氏名より大きなものにします。ネット上では無料のテンプレートや表紙例があるので、参考にしてみるのもいいですね。
【番外編】手書きレポートの場合の表紙の書き方は?
レイアウトはPCの場合と同じ
まれに手書きでレポートを書く場合もあります。縦書きにしろ横書きにしろ表紙に書く項目や書式、構成は変わりません。Wordで作成するレポートと違って、手書きのレポートは書き方ではなく筆記用具や用紙に注意しなくてはなりません。
大学が用紙を指定している場合はそれを使います。指定がない場合は、罫線が入ったA4サイズのレポート用紙を使います。ルーズリーフやイラストが入った用紙、色がついた再生紙のような紙は避けます。
下書きするのがおすすめ!
筆記用具は、一般的にボールペンを使います。けれども、ボールペンだと書き直したい箇所が出てきた時に消すことができません。そのため鉛筆で下書きしてから清書するか、パソコンで下書きしてからその内容を清書する書き方になります。
表紙を下書きしたら、必ず読み直してください。文字数も少ないので「これで大丈夫」と思っているかもしれませんが、意外なところで漢字のミスがあったり、書き忘れや勘違いがあったりするものです。読み直しをして間違いなかったところで、清書するようにしましょう。
シンプルなレポートの表紙で教授にアピールしよう!
レポート表紙の構成や書式、Word での作成の仕方などご紹介してきました。もちろんレポートの内容は大切ですが、表紙は読み手が一番最初に目にする場所です。教授に良い印象を与えるためにも、ぜひこの記事を参考にしてレポートを作成してくださいね。
A4サイズの用紙でレポートを作成する時、どのくらい文字数が必要かご存じですか? 次の記事を読めば、Wordまた手書きで作成する際の文字数やサイズがわかりますよ。
以下の記事では大学卒業後、社会人になって初めて提出する研修レポートの書き方を解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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