「2000字のレポートが書けない…」書き方のコツや構成の考え方をイチから伝授!
「2000字のレポートが書けない…」と悩んでいませんか?こちらの記事では、大学の2000字程度のレポートの書き方のコツや構成、考え方を詳しく解説していきます。できるだけ効率よく大学のレポートを仕上げたい!という方はぜひ参考にしてみてください。
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目次
レポートと感想文の違いは?
レポートは研究・分析結果を客観的にまとめたもの
レポートは研究・分析結果を客観的にまとめたものです。できるだけ主観的な見解は排除し、理論的に自分の研究・分析結果をまとめます。準備の段階で自分の論が理論的かどうかをしっかり研究する必要があります。読み手に感情的に訴えるのではなく、あくまでも客観的・理論的に論を展開していくことを意識しましょう。
感想文は自分がどう感じたかをまとめたもの
感想文は自分がどう感じたかをまとめたものと言えます。大学に入るまで、感想文や作文しか書いたことがない、という人がほとんどでしょう。感想文はレポートとは違い、自分の考えや感じたことを中心にまとめ、それを読み手に訴えかけます。
大学で課されるレポートも、感想文との違いが分からないと自分の感じたことや考えを感情的に書くのみにとどまってしまいます。これでは満足のいく評価は得られません。しっかりレポートと感想文の違いを理解しておきましょう。
2000字程度の大学のレポートの書き方3つのステップ
①準備
まずレポートの準備から始めます。レポート課題をじっくり読み込み、課題が求めるものは何か?を考えます。大学で出されるレポートには、「自分で調べて書くレポート」「整理・まとめ型のレポート」など様々な種類のものがあります。レポートの種類によって、構成や書き方を変える必要があるのでしっかり確認しましょう。
次に、準備としてレポートの課題やテーマに合った資料を探し、読んでその情報を整理します。大学や近所にある図書館を利用するのも良い方法です。最近では、家にいながらにしてインターネットで本の検索・閲覧が可能な図書館もあります。資料を読んで分かったこと、疑問点などを紙に整理しましょう。
②執筆
準備が終わったら、いよいよレポートの執筆に入ります。レポートの構成を確認した上で、それぞれの項目にどんな内容をどんな書き方で展開していくかを考えていきます。その後、実際にパソコンのWORDなどをを使って執筆していきます。
大学側からレポートに使用すべき言い回しや仕様があればそれに従って書きます。原稿用紙に直接書くよう指示がある場合は、直筆で執筆を行います。各章・パラグラフごとに分けて執筆を進め、それぞれの目的と結論が合致しているかを逐一確認しながら進めていくと良いでしょう。
③見直しチェック
レポート準備・執筆が終わったら、最後に見直しチェックを行います。構成や書き方に問題はないか、誤字・脱字はないかなどを細かくチェックしていきます。執筆中は気が付かなくても、見直してみると案外間違いが多いことに気づくことがあります。
見直しチェックは、一回だけでなく、何度か行うのがコツです。こうすることで、うっかりミスを見逃さず修正することが可能になります。自分だけチェックするのが不安な方は、友達や家族にチェックしてもらうというのも良い方法です。
2000字程度の大学のレポートの基本的な構成とは?
①序論
大学のレポートの初めは、序論で構成します。序論には、「何を考察するのか」「なぜ考察するのか」「自分の論点・問題点は何か」などを書きます。序論部分の具体的な文字数は決まっていないものの、一般的には全体の10%〜25%を使うと良いとされます。
2000字程度の大学のレポートの場合、最低200字以上を割いて書いていきましょう。レポートの構成上、序論は読者の注意を引く大切な部分です。しっかりと自分の考察や論点、見つけた問題点などを明示して相手の印象に残る内容に仕上げます。
③本論
レポートの本論では、自分の主張や調査・分析結果を述べます。レポートの構成の上で、本論部分は主役に当たるのでしっかり書きましょう。本論には、「自分はどう考えたか」「他者はどう考えているか」「どのようなデータが見つかったか」などを書きます。
割合としては全体の60%〜80%とされているので、2000字程度の大学のレポートでは、最低でも1,200字は割いて書くようにしましょう。「そんなに書けない」と感じる方もいると思いますが、例えば400字ずつに小分けして書いていくとすんなり書けます。自分なりのコツを掴んで書いてみましょう。
③結論
大学のレポートの最後の構成部分は、結論です。ここには「レポートの総括」「今後の課題」などをまとめます。結論部分がレポート内で自分の考え・主張を簡潔に総括する役割を果たします。文字数は、全体の10%〜20%が適切とされています。
2000字程度の大学のレポートの場合、最低でも200字以上を割いた構成にしましょう。最後の結論の書き方で読者に与えるレポートの印象が決まりますので、最後まで気を抜かずに書くのがコツです。ラストスパートだと思って書いてみましょう。
2000字程度の大学のレポートを書く際のコツは?
①見た目をしっかり整える
まず見た目をしっかり整える、というコツが挙げられます。やはり、レポート評価を行う担当教員も、見た目が綺麗なレポートには高評価を付けたくなります。表紙を忘れずに付ける、ホチキスで左上を固定、シワ・汚れを付けないなどの基本的な項目を守りましょう。見た目にも気を遣うのがコツです。実践してみましょう。
②テーマを狭く深く設定する
レポートのテーマを狭く深く設定するのも大事なコツです。大学で課題として与えられるテーマのままでは、漠然としすぎていてレポートが書きにくいことがほとんどです。テーマを狭く設定し、テーマについて深く調べやすくするのがコツです。レポートの書き方にも関わるので留意してみてください。
③時間配分を考える
レポートの時間配分を考えるのもコツの一つです。必ず、レポート提出期限から逆算してそれぞれのプロセスにどのくらい時間がかかるのか?を考えましょう。これが無いと、ダラダラと作業を続け非効率になってしまいます。しっかり時間配分を念頭に入れて各作業に取り組んでみてください。
下記関連記事では、レポートの文字サイズの基本の大きさについて分かりやすくまとめています。レポートの文字サイズを整える、というのも大切なコツの一つです。記事内では読みやすいおすすめのフォントも複数ご紹介しています。レポート執筆時に役立つより具体的な情報を得たい方は、こちらもチェックしてみましょう。
2000字程度の大学のレポートを書く際の注意点とは?
①担当教員の指示をしっかり確認する
大学のレポート書く際は、担当教員の指示をしっかり確認するよう注意してください。当記事でお伝えした通り、一般的なレポートの書き方や構成は大体決まっています。しかし、担当教員によって微妙に書き方の指示が異なることもあるので、注意が必要です。
担当教員から与えられた情報を注意深く読み、気になることがあれば質問して疑問をクリアにします。執筆前の準備段階までに行えれば時間を無駄にすることにもなりません。教員の指示と一般的なレポートの書き方を照らし合わせながらレポートを作成するよう注意してください。
②提出期限は必ず守る
レポートの提出期限は必ず守るよう注意しましょう。せっかく良いレポートが書けたとしても、提出期限が過ぎていれば受け取ってもらえないことがほとんどです。先述した時間配分を意識しながら、必ず提出期限には間に合うようにレポートの準備・執筆を進めてください。
③コピペはしない
大学のレポート内で、コピペはしないように注意してください。他者の意見や発表を参考にする場合は、コピペではなく言葉の言い換えを行い、自分の言葉として書きます。最近では、コピペを厳しく取り締まる大学が増えてきているので、特に注意しましょう。
2000字程度の大学のレポートを書くのに必要な時間は?
ここまで、レポートの書き方やコツ、注意点について詳しく解説してきました。2000字程度の大学のレポート執筆にはどれくらい時間がかかるんだろう?と気になっている方も多いと思います。そこで最後に、レポートを書くのに必要な時間について解説していきます。
リサーチ・資料整理にかかる時間
2000字程度の大学のレポートのリサーチ・資料整理にかかる時間は、課題とテーマの内容によって異なります。また、図書館やインターネットを利用した経験が多い人の方がかかる時間が短いと言えるでしょう。
早い人なら数時間から1日、遅い人で数日から数週間かかります。レポート準備段階に行うリサーチ・資料整理は執筆内容を左右する大事なプロセスです。全体のプロセスのうちの何割の時間を割けるか?をまず自分で試算することをおすすめします。
レポート執筆にかかる時間
レポート執筆にかかる時間も、課題やテーマによります。先にご紹介した各構成の割合で執筆した場合、400字詰めの原稿用紙約5枚になります。普段から、この分量の原稿用紙を埋めるのにどれくらいの時間がかかるか?を考えてみましょう。
もちろん個人差はありますが、早い人で数時間、遅い人で数日から1週間という人が多いでしょう。この執筆にかかる時間も執筆前に試算しておき、大体の目安を掴んでおくと執筆もスムーズに進むでしょう。
2000字程度の大学のレポートの書き方をマスターしよう!
2000字程度の大学のレポートの書き方は、ステップごとに分けて考えると非常にシンプルです。複数のコツや注意点が存在しますが、一つ一つ押さえて段階ごとに書いていくと意外と簡単に書けてしまいます。ぜひあなたも、当記事内容を参考にして2000字程度の大学のレポートの書き方をマスターしてみてください。
下記関連記事では、レポートの表紙の書き方について詳しく解説しています。レイアウトや構成の書き方をイチから学べる内容です。「レポートの表紙にはどんなことを書けば良いのだろう?」と迷っている方は、下記記事の内容もぜひチェックしてみてください。
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