【朝礼時にする退職の挨拶の例文6選】一言で終わる簡単なものから心に残るものまで
大勢の人が集まる朝礼での退職の挨拶は、とても緊張しますよね。退職の挨拶は、社会人としての気質を問われる大切なものです。こちらの記事では、朝礼時に行う退職の挨拶の例文を一言で終わる簡単なものから心に残るものまで多く紹介しています。こちらの記事を参考にして今までお世話になった職場の人に、感謝の気持ちを伝えましょう。
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目次
【簡単な一言編】朝礼時に行う退職挨拶の例文3選
①一身上の都合で退職する場合
退職する理由は、家族の転勤や体調不良・転職など人それぞれ違います。朝礼で退職理由を伝えられない時は、「一身上の都合」という方法があります。一身上の都合を理由に退職の挨拶をする時は、退職理由以外にスポットを当てて話すのがポイントです。例文を参考に、簡潔な言葉で伝えるようにしましょう。
- ・おはようございます。○○課の○○です。この度、一身上の都合により退職することになりました。今まで大変お世話になりました。皆さまの今後のご発展を心より願っております。今まで本当にありがとうございました。
【一身上の都合で退職する場合】朝礼時に行う退職挨拶の例文
以下の記事では、一身上の都合についてご紹介しています。一身上の都合という表現は、退職の挨拶以外でも用いることができます。職務経歴書や転職届けの書き方についても知ることができますよ。ぜひ、参考にしてみてください。
②最終出勤日に挨拶する場合
有給消化をして退職する場合、最終出勤日と退職日が違います。有給消化前の最終出勤日に退職の挨拶をする時は、その後も退職日まで会社に在籍することになります。
そのため、事務手続きなどで今後もお世話になることを忘れずに、丁寧な感謝の気持ちを伝えることが大切です。例文を参考に、好感を持ってもらえるような一言を添えて退職の挨拶をしましょう。
- ・皆さま、おはようございます。○○部の○○です。このたび退職することになり、本日が最終出勤日となっております。皆さまには本当にお世話になりました。心より感謝申し上げます。今後は皆さまのご活躍を陰ながら応援させていただきます。今まで本当にありがとうございました。
【最終出勤日に挨拶する場合】朝礼時に行う退職挨拶の例文
③勤続年数が短い場合
勤続年数が短く、職場の人とあまり馴染めないまま退職する人もいるでしょう。派遣社員として、短期間勤務する場合もあります。たとえ短い期間でも、お世話になった会社に感謝の気持ちを伝えることが大切です。
簡単な一言でも、しっかりとした伝え方をすることで相手に想いが伝わります。馴染めなかった職場に対しても、丁寧に退職の挨拶をするのが社会人としてのマナーです。例文を参考に、「学ぶことができました」「ご指導いただいて」など簡単な内容で良いので謙虚に伝えましょう。
- ・皆さま、おはようございます。お忙しい中、私のために貴重なお時間をいただきありがとうございます。この度、退職することになりました。皆さまにご指導いただき、多くのことを学ぶことができました。本当にありがとうございました。皆さまの今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
【勤続年数が短い場合】朝礼時に行う退職挨拶の例文
【心に残る言葉編】朝礼時に行う退職挨拶の例文3選
①送別会をしてもらった場合
退職することを知った職場の先輩や友人が、送別会を開いてくれる場合があります。送別会後に退職の挨拶をする時は、送別会のお礼を一言添えるのがポイントです。
送別会でスピーチをした場合は、朝礼時の退職の挨拶と内容がかぶらないように注意しましょう。例文を参考に、今までお世話になった感謝の気持ちを丁寧に伝えることが大切です。
- ・皆さま、おはようございます。先日は、私のために送別会を設けていただき、誠にありがとうございました。皆さまに、沢山の励ましの言葉をいただきとても嬉しかったです。○○会社で学び、皆さまにご指導いただいたことを糧にこれから新しい一歩を踏み出そうと思います。皆さまの益々のご活躍をお祈り申し上げます。今まで本当にありがとうございました。
【送別会をしてもらった場合】朝礼時に行う退職挨拶の例文
②勤続年数が長い場合
勤続年数が長いと、苦しかったことや楽しかったことなど沢山心に残る思い出があるでしょう。長年勤めた会社を退職する時は、今まで職場で経験した心に残るエピソードを一言添えることが大切です。例文を参考に、自らの経験を話し職場の人の心に残るような退職の挨拶をしましょう。
- ・おはようございます。○○課の○○です。本日はお忙しい中、私のためにお時間をいただきありがとうございます。この度、退職することになりました。10年間務めることができたのは、皆さまの支えやアドバイス・励ましがあったからです。部署移動で慣れない仕事に困っていた時も、親切に教えてくださりとても助かりました。本当に感謝しています。皆さまの健康とご活躍を、今後は陰ながら応援したいと思います。今までありがとうございました。
【勤続年数が長い場合】朝礼時に行う退職挨拶の例文
③転職先が決まっている場合
転職先が決まっているからこそ、今まで務めた会社に対し真摯に向き合うのがマナーです。転職先で、今まで務めた会社との関わりがある可能性もあります。
職場の人の心に残る退職の挨拶をすることで、今後も円満な関係を持続することができます。例文を参考に、今までお世話になった感謝の気持ちを、丁寧に一言添えるのがポイントです。
- ・おはようございます。○○部の○○です。○○社に務めて5年になりますが、本日をもちまして退職することになりました。皆さまから温かい励ましやご指導をいただいたことで、多くのことを学ぶことができました。今後は、新たなステージで頑張っていく所存です。皆さまに恩返しができるよう、精一杯努めてまいります。○○社のますますのご発展と、皆さまのご活躍を今後は陰ながら応援しております。今まで本当にありがとうございました。
【転職先が決まっている場合】朝礼時に行う退職挨拶の例文
【マナー】朝礼時に行う退職の挨拶
①目を見て大きな声でハキハキと
朝礼は、仕事始めの重要な時間です。前向きな気持ちで仕事をスタートできるよう、雰囲気を崩さないように気を付けることもマナーの1つです。朝礼時に退職の挨拶をする時のマナーは、目を見て大きな声でハキハキと話すことです。しかし、人前で話すのことが苦手な人や、職場と馴染めていない人もいると思います。
けれども、うつむいて小さな声で退職の挨拶をするのはマナーとして良くありません。朝礼という貴重な時間に、退職の挨拶をする場を設けてもらったことの感謝を忘れないようにしましょう。目を見て話すと想いが伝わりやすいので、職場の人の心に残る退職の挨拶をすることができます。
一人一人の目を見ながら、感謝の気持ちをそれぞれに伝えるように話すことが大切です。以下の記事では、お辞儀の種類についてご紹介しています。朝礼時に退職の挨拶をする時は、きちんとお辞儀をすることが大切です。正しいお辞儀の仕方や角度・手の位置について知ることができますよ。ぜひ、参考にしてみてください。
②要点をまとめて手短に伝える
朝礼は、仕事上の大切な連絡事項を伝達する場でもあります。そのため、退職の挨拶に時間をかけ過ぎてはいけません。朝礼時に退職の挨拶をする時のマナーは、要点をまとめて手短に伝えることです。
朝礼の進行役の人から「簡単に一言お願いします」と言われたら、できるだけ短時間で退職の挨拶をするのがマナーです。職場に務めた経験があれば、退職の挨拶をする日が繁忙期なのかそうでないのか予測できます。周囲を良く観察し、状況に合った尺度の退職の挨拶をするように心がけましょう。
周囲が多忙で時間がないのに、長々と退職の挨拶をしては白い目で見られてしまいます。たとえ簡単な一言でも、要点を上手にまとめることで職場の人の心に残るような退職の挨拶ができますよ。
【ポイント】朝礼時に行う退職の挨拶
①退職の報告と理由
沢山の人が集まる朝礼で退職の挨拶をするのは、とても緊張するものです。ポイントを抑えて話すことで、上手に心に残る退職の挨拶をすることができるので、しっかり覚えておきましょう。
朝礼時に退職の挨拶をするポイントは、まず最初に退職の報告と理由を伝えることです。退職の理由は、「新たな道に進むため」「一身上の都合により」「夫の転勤により」など簡単な内容でOKです。
②会社の発展を願う言葉
朝礼は、大切な伝達事項を伝えるだけでなく、社員の士気を高めるために行います。朝礼時に退職の挨拶をする時は、社員のモチベーションが下がらないように配慮しましょう。そのため、見送る側が心地よく感じるような、会社の発展を願う言葉を必ず添えることがポイントです。
③感謝の言葉
朝礼は、社員みんなが共有する大切な場です。朝の貴重な時間に、退職の挨拶をする場を設けてもらったことへの感謝の気持ち持つことが大切です。朝礼時に退職の挨拶をする時は、感謝の言葉を添えることがポイントです。「本当にありがとうございます」「感謝いたします」など、簡単な言葉でOKです。
少し時間がある場合は、何に対して感謝しているのかきちんと伝えることがポイントです。退職の挨拶をする場を設けてもらったことへの感謝と、お世話になったことへの感謝をそれぞれ伝えましょう。
【注意点】朝礼時に行う退職の挨拶
①詳細は別の機会に伝える
朝礼の後は、それぞれの社員に仕事があります。そのため、朝礼時に退職の挨拶をする時は、詳細を伝えることを避けましょう。詳細を伝えてしまうと、退職の挨拶が長引いてしまうので注意が必要です。
伝えたいことが沢山あったとしても、時間配分に注意してください。仕事の合間の会話や休憩時間などを使い、詳細は別の機会に伝えることが大切です。
②ネガティブな発言を控える
たとえ円満退社でなくても、職場の人が不快に感じるような発言をしないように注意しましょう。特に朝礼は、社員のモチベーションを上げるための大切な時間です。朝礼時に退職の挨拶をする時は、ネガティブな発言を控えるように注意してください。
退職しても、新しい職場やプライベートで再開する可能性があります。その時に、気まずい空気にならないように心地良く退職の挨拶をすることが大切です。また、言葉使いや話し方にも気持ちが表れるので注意しましょう。
最後まで丁寧に、職場の人に接する気持ちを持つように注意してください。たとえ簡単な一言でも、笑顔でポジティブな内容の退職の挨拶をすることが大切です。
朝礼時の退職挨拶で感謝の気持ちを伝えよう!
退職の挨拶は、今まで務めた会社に対する恩返しの場でもあります。朝礼という貴重な時間に、退職の挨拶をする時間を設けてもらったことに感謝しましょう。伝えるポイントを抑え、マナーを意識した退職の挨拶をすることが大切です。退職した後でも、転職先やプライベートで再開する可能性があることを忘れてはいけません。
ネガティブな発言を控えるように、注意することが必要です。想いがこもった退職の挨拶は、たとえ簡単な一言でも気持ちが伝わります。謙虚で丁寧な、退職の挨拶をするように心がけてください。朝礼時に行う退職の挨拶の例文を参考に、心に残るような感謝の気持ちを伝えましょう。
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