3Kと言われる仕事15選!現代の新3Kと言われる仕事もチェック!

3Kと呼ばれる仕事をご存知ですか?キツい・汚い・危険の3文字をとった造語なのですが、果たしてどんな仕事が3Kに当てはまるのでしょうか?今回は、3Kの代表的な仕事と、現代の新3Kと呼ばれる職業についてもまとめてみました。是非チェックしてみてください!

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仕事における3Kとは?

キツい・汚い・危険の頭文字

アルファベット

3Kの意味は「キツい」「汚い」「危険」の頭文字3つです。つまり、キツくて汚くて危険な仕事を「3K」と呼んでいるのです。意味からも分かる通り、3Kの仕事はあまり理想とされる仕事ではありませんでした。

3Kの意味を持つ仕事のほとんどは、建設業や土木業で、屋外での肉体労働などを有するこれらの仕事は「3K」と呼ばれてきました。また、3Kの仕事は女性が圧倒的に少ないことが多く、男性がする仕事だとも言われていました。

ただ3Kの「キツい」「汚い」「危険」は誤解であることが多く、現代では3Kと呼んで職業の差別をするような事は無くなりました。3Kと呼ばれる仕事の業種にも様々なものがありますから、一概に「キツい」「汚い」「危険」であるとは限りません。

キツい・厳しい・帰れない/給料少ない

言葉

新3Kの意味は、「キツい」「厳しい」「帰れない・給料少ない」です。もともと、「キツい」「汚い」「危険」の頭文字をとった3Kですが、現代での「新3K」と呼ばれる仕事も出てきました。景気が悪くなってきた現代らしい言葉の意味に思えますね。

今まで肉体労働を意味してきた3Kに代わって、現代の新3Kは幅広い業種を意味している言葉だと言われています。少し前まで問題になっていたブラック企業なども、この3Kの意味に符合することから、新3Kはブラック企業を表す言葉だと言う人もいます。

【建設業編】3Kと言われる仕事3選

①土木工事

工具

3K仕事の代表格が、土木業です。家や建物などを建設する土木業は、主に外仕事で肉体労働であるため「キツい」「汚い」ですし、仕事中の事故も多いので「危険」です。

3K仕事は、バブル期につくられた造語だと言われています。経済成長で日本中が華やかな時代に、屋外での労働作業を主とした土木業は嫌がられたのです。特に女性からすると、3K仕事の男性との結婚は望ましくないとも言われていました。

②建設会社


ペンキ

建設会社も3Kの代表的な仕事です。昔は、建設業をひとくくりにして3K仕事と言っていましたが、建設業でも営業やデスクワークなど、屋内での仕事を必要とする業務もあります。これが、3K仕事に対する誤解や偏見だと問題にもなってきたのです。

例えば、相手の職業を聞いたときに建設業だと言われると「キツい」「汚い」「危険」だという3Kが浮かぶかもしれません。しかし、もしかしたら営業職かもしれませんし、建築の仕事かもしれません。建設業全てを3Kひとくくりにしてしまうのはいい傾向では無いのです。

③設備業者

DIY

建設業の中には、設備業者も含まれます。これは、水道管工事や電気工事など、街の公共事業を担う業種の人を指します。これらの仕事も、建設業として3K仕事であると呼ばれてきました。

3K仕事の代表格と呼ばれてきた建設業ですが、最近では女性の進出が目覚ましいです。もともと、土木や建築は男性のする仕事だとされてきましたが、最近では女性建築士なども多く、男性だけの職場では無くなってきました。

昔は3K仕事だという偏見があったため、女性が進出しにくい業界でした。しかし現代では3Kという言葉を知らない若者も多く、偏見や差別が無いので、女性でもつきやすい仕事に変わってきたのです。いまだに男社会という側面はありますが、今後さらに女性の活躍が期待される業界でもあります。

【介護業編】3Kと言われる仕事3選

①老人ホーム職員

車いす

老人ホーム職員は3Kに「給料が安い」という意味を加えて4Kだと言う人もいます。介護職における「キツい」は肉体的なキツさは勿論のこと、精神的にもキツいと言われています。また、汚物などに触れる機会も多いことから「汚い」と言われています。

また、介護職の老人ホーム職員は病気やウイルスに感染する可能性が高いことからも、「危険」と言われています。土木や建築業とはまた違った意味の3Kですね。ここに、給与や賞与が普通の仕事に比べて少ないことから「給料少ない」をプラスして4Kだと言われているのです。

②訪問介護

手を握る

訪問介護は、女性が多い職種としても有名です。3K仕事は、土木業や建築業のように男性社会を指す言葉だと思われがちですが、訪問介護職は逆に女性社会の世界でもあります。もともと介護のように気遣いや心配りを必要とする職場は、女性の方が向いているという傾向から女性社会になったとされています。

また、御老人の介護は、昔はお嫁さんなどが家で行うものでもありました。現代の新しい家族様式に伴って、介護職が充実してきましたが、現代でも介護職は女性がする仕事との認識が強いです。そのため、介護職は女性が多いともされています。

ただ、肉体的にも疲労する仕事なので、最近では男性の活躍が望まれています。実際に、介護職における男性の進出は徐々に増加傾向になっており、男女平等な職場に変わりつつあります。

③介護支援専門員

病院

介護支援専門員は、別名ケアマネージャーです。介護のプランをつくるのが仕事で、家族や施設や行政と協力して介護サービスの充実をはかります。現場で活躍する職種では無いので、3K仕事ではありませんが、業種的には3K仕事の介護職に当てはまります。

3Kと呼ばれる介護職では、現代では需要率の高い仕事でもあります。近年、少子高齢化が進んだこともあり、介護業界は人員が足らないことが問題になっています。また、介護を自宅で家族がすることも少なくなってきており、専門の施設や職員にゆだねるケースが多くなっています。

そのため、介護職はかなり需要が高いのです。3Kと呼ばれてきた仕事でもありますが、現代の日本では欠かすことのできない職業になっています。今後、介護職の需要はさらに増えていくと言われており、業界全体の発展がますます大きくなっていきますよ。

【清掃業編】3Kと言われる仕事3選

①ビル・オフィス清掃員

掃除

ビルやオフィスの清掃員も3K仕事の1つです。清掃業は細かい業種分けがないと思われがちですが、清掃業一つとっても様々な業種があります。なかでも一般的な、ビルやオフィスの清掃員は、掃除だけでなくゴミの仕分けや回収なども行っています。

清掃業は、パートなどで主婦の方がする仕事というイメージがあるかもしれませんが、実際には専門的なスキルを必要とする業種です。オフィスなどの清掃であれば、日常生活のスキルでも対応できますが、ハウスクリーニングや、ビルの外観の清掃になると話は変わってきます。

清掃業は、就業時間が不規則なのが特徴として挙げられます。オフィス清掃の場合などは、会社の人が帰宅した深夜や出勤前の早朝などに業務を行うことがあります。夜勤などもあるので、体力的に厳しい場合も多いです。

②特殊清掃 


ふきん

特殊清掃は、孤独死や変死など、自宅や施設内で人が死んだ時に清掃をする仕事です。精神的にも肉体的にもハードな仕事となってきます。清掃業は、肉体を疲弊させる仕事のため「キツい」と言われており、汚物を扱う仕事なので「汚い」も当てはまると言われています。

また特殊清掃の場合は、特殊なスキルが必要となります。専門の技術も必要ですが、秘密を守らなければならなかったりもするので、専門的な対応が必要となります。

③ハウスクリーニング

時計

ハウスクリーニングのように、個人の自宅での清掃を仕事とする場合もあります。ハウスクリーニングは引っ越しする際や、ゴミが溜まりどうしようもなくなってしまった場合に頼まれることが多く、ハードな仕事です。

清掃業の一つでもあるのが、ゴミ収集の仕事です。公務員でもあるので給料が安定しているなどのメリットもあります。以下の記事では、ゴミ収集の仕事に関してまとめてあるので、是非チェックしてみてください。

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【IT編】新3Kと言われる仕事3選

①スマートフォン業界

3人

スマートフォン業界は、新3Kの代表格でもあります。急速に発展したスマートフォンの影響などから、就業時間を大幅にオーバーして働かなければならなかったり、休日を返上しなければならないなど、劣悪な仕事環境であることが多いです。こういった企業はブラック企業と呼ばれています。

②システムエンジニア

仕事

システムエンジニア業界は、「キツい」「厳しい」「帰れない・給料安い」の3Kに「休暇がとれない」「化粧がのらない」「規則が厳しい」「結婚できない」の4つをプラスして7Kと呼ばれる事もあります。一昔前までは、時代も最先端を行く憧れの職業でもありましたが、最近では志望する学生も減少傾向にあります。

③プログラマー

2人

プログラマーなどのように専門的な技術を有するIT業界は、3Kとは程遠い職業のように思えますが、現場は想像以上に過酷な環境です。なかでも給料に関する点が問題視されています。

IT業界は、昇進しても給料のアップが見込めない場合があります。もちろん企業にもよりますが、こういった給料に対するハードルの高さが、新3Kとも呼ばれている理由の一つです。

【サービス業編】新3Kと言われる仕事3選

①飲食業界

パーティー

飲食業界も、新3Kと呼ばれています。不規則な就業時間で、繁忙期などは毎日出勤することもあるので、新3Kの「帰れない」に当てはまります。また、時間や曜日によって仕事のハードが左右される業種でもあります。

②ホテル業界

カフェ

ホテル業は、肉体的にもハードであることが多いです。夜勤や早朝勤務などもあるので、就業時間がハードで、一定でないことも新3Kと呼ばれる理由です。また、サービス業は給料が少ないことが多く、新3Kの「給料少ない」に当てはまるのも特徴です。

③アパレル

レジ

アパレル業界の現場で販売をする業務は、ほとんどが立ち仕事になります。肉体的にキツいのはもちろんのこと、サービス業でもあるので、精神的なキツさなどもプラスされていきます。

アパレル業界は昇給がしにくく、給料も安い事が新3Kの「給料安い」に当てはまります。女性が多い業界ですが、そのぶん離職率も多く、本部などは男性社員が占めているという企業もあります。

3K仕事について理解しよう!

3K仕事は、嫌な仕事というレッテルを貼られがちですが、それは間違いです。3K仕事の誤解を解いてみんなが働きやすい社会に変えていきましょう。以下の記事では、仕事に活かせる資格についてまとめています。こちらも併せてチェックしてみてくださいね。

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