ビジネスで使える【感謝】を表す言葉18選!自分の表現で気持ちを伝えよう!例文あり
ビジネスシーンで感謝を伝える際、どのような言葉を使えば良いのか困った経験はありませんか?そこで今回は、ビジネスの場で感謝を伝えられる表現を、場面ごとにご紹介します!感謝を表す言葉を知り、場面に合わせて的確に使い分けてみてくださいね。
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目次
カジュアル|ビジネスで使える感謝を表す言葉4選!例文も
①ありがとうございます
「ありがとうございます」は、「ありがとう」の丁寧な表現です。「ある」の敬語表現である「ございます」を付け、丁寧に感謝の気持ちを表すことができますよ。「ありがとう」は同僚や部下にしか使うことができません。ですが「ありがとうございます」ならば、上司など目上の立場の人にも使えます。
「ありがとうございます」という表現は、「なかなか起こらないこと」という意味がある「有難い」という言葉が語源となっています。そのため「有難うございます」と漢字に変換することもできますよ。ただし、ひらがな表記の方が一般的ですので、ひらがなで書いたからと言って失礼にはなりません。
尽力して頂いてありがとうございます。
②おかげさまで助かりました
ありがとう以外では、「おかげさまで助かりました」という表現がよく使われます。この言葉は誰かから手助けをしてもらったときなどに感謝を伝えられる言葉です。「あなたのお陰でなんとかなりました、ありがとう」という気持ちを丁寧に伝えることができますよ。
メールや手紙などの文面では「お陰様」「お蔭様」といった漢字で表記することもできます。ただしこちらも、ひらがなで書くのが一般的ですよ。どちらでもビジネス上失礼になることはありません。
また「おかげさまで」という言葉を省略し、「助かりました」と言う表現も可能です。よりカジュアルな場面では、こういった言葉を使ってみても良いですね。
おかげさまで〇〇をすることができ、助かりました。
③感謝の気持ちでいっぱいです
大きな感謝を伝えたい!という時に使える表現方法です。相手方に良くしてもらった時、相手のお陰でビジネスが成功した時などに使ってみてください。ありがとう以外の言葉ですが、感謝の気持ちは丁寧に伝わりますよ。
「感謝の気持ちでいっぱいです」という表現の前に、相手にしてもらったこと、自分が感謝していることを明記すると、更に気持ちを伝えることができるでしょう。例文を参考に使ってみてください。
〇〇さんのご厚意には感謝の気持ちでいっぱいです。
④お世話になりました
「お世話になりました」という言葉は、アドバイスや助力をもらったことに対して感謝を伝える敬語表現です。取引先の担当が変わる時や、面倒を見てくれた上司が退職するときなどに用いることができます。「ありがとう」という言葉とはニュアンスの異なる感謝の気持ちが伝えられますよ。
〇〇さんには本当にお世話になりました。
上司・取引先|ビジネスで使える感謝を表す言葉4選!例文も
①恐縮です
「恐縮です」は、ビジネスの場で褒められたときなどに使える敬語表現です。「恐縮」の言葉の本来の意味は、「恐れて身がすくむような思いをすること」というものです。「恐縮です」という敬語表現を用いることで、感謝の気持ちを丁重に伝えることができますよ。口頭でも文面でも使いやすい敬語です。
また「恐縮です」という言葉は、相手に褒められた場面以外でも使うことができますよ。相手に働きかけてもらったときに是非使ってみてください。
お電話をいただき、恐縮しております。
②お気遣い嬉しく存じます
「お気遣い嬉しく存じます」という敬語は、相手に気を使ってもらったとき、気にかけてもらったときなどに使える言葉です。「私のことを心配してくれてありがとう」という気持ちを丁寧に伝えることができますよ。少々固めの表現ですので、口頭よりも手紙やメールなどで使用するのに向いていますよ。
「存じます」という言葉は、「思う」という言葉の敬語表現です。相手のことを尊敬している、へりくだっている言葉ですので、感謝をより丁寧に伝えることができるでしょう。ありがとう以外で感謝を伝えたい方は、是非使ってみてください。
〇〇様のお気遣い、誠に嬉しく存じます。
③胸がいっぱいになりました
「胸がいっぱいになりました」という言葉は、相手方に何か特別なことをしてもらったときに使える表現です。「胸がいっぱいになる」という言葉は、何かに感動している状態を表します。「胸がいっぱいになりました」と相手に伝えることで、「ここまでしてくれてありがとう」と言った気持ちが伝わりますよ。
ただし「胸がいっぱいになりました」という表現は、いつでも使えるわけではありません。相手の小さな行動に対してこの表現を使うと、「大げさだ」と思われる可能性もあります。場面をよく考えて使いましょう。
〇〇様がしてくださったことに感動し、胸がいっぱいになりました。
④お礼の言葉も見つかりません
「お礼の言葉も見つかりません」という表現は、深く感動してうまく感謝を伝えられない、という状況を表す言葉です。相手に「非常に感動している」という気持ちを伝えるとともに、感謝の気持ちを丁重に伝えることができるでしょう。相手に助けてもらった時などに使いましょう。
もっと丁寧に感謝を伝えたい時は、「感謝の言葉もありません」「感動のあまり言葉が御座いません」と言った表現もおすすめです。ありがとう以外の敬語で深い感謝を伝えられますよ。
ご丁寧に対応くださり、お礼の言葉も見つかりません。
最上級の敬語|ビジネスで使える感謝を表す言葉4選!例文も
①拝謝申し上げます
「拝謝申し上げます」は非常に丁寧な表現です。まず「拝謝」は、「お礼を述べる」という言葉の敬語表現です。これに、「言う」の謙譲語である「申し上げる」を合わせることで、深い感謝を伝えられますよ。口頭ではなく、メールや手紙などでよく使用されます。ありがとう以外の丁寧な言葉なので、使ってみてください。
このたびの改定にご了承いただき、拝謝申し上げます。
②お気遣い痛み入ります
「お気遣い痛み入ります」は、相手がこちらに気を使ってくれた時に使える表現です。「痛み入ります」という言葉を使うことで、「感謝を感じるあまり体が縮こまっている」という状況を伝えることができます。先程ご紹介した「恐縮」より丁寧な敬語表現となっていますよ。
このような場面でお気遣いいただきまして、痛み入ります。
③このご懇情は一生忘れません
「このご懇情は一生忘れません」は、相手がしてくれた親切に対して深い感謝を伝えられる、ありがとう以外の表現です。「懇情」とは、親身な気遣いや真心のこもった親切心などを表す敬語です。相手に助けられた時に感謝を伝えたい!という時に使ってみてくださいね。
また「一生忘れない」と言うことにより、より強い意志を伝えることができますね。ありがとう以外で大きな感謝を伝えたい場面で、是非使用してほしい表現です。
おかげさまで苦難を乗り切ることができました。このご懇情は一生忘れません。
④衷心より感謝申し上げます
「衷心より感謝申し上げます」は、特別な場面で使うことができるお礼表現です。口頭で使われることはほとんどなく、文面上で使用されるのがほとんどでしょう。「衷心」は「ちゅうしん」と読み、「心から思っている」という意味を持ちます。
「衷心より感謝申し上げます」という言葉は、「心の底から感謝を感じている」という状態を伝えられますよ。非常にかしこまった表現ですので、乱用するのはNGです。大切な場面でのみ使うようにしてください。
ご定年を迎えられるに当たり、長年のご功労に衷心より感謝申し上げます。
日頃のお礼|ビジネスで使える感謝を表す言葉3選!例文も
①頭の下がる思いです
日頃から感じている感謝を伝えたい時は、「頭の下がる思いです」という表現がおすすめです。感謝を感じた時、人は頭を下げてお辞儀をしますよね。お辞儀をすると、相手よりも自分の頭の位置が下になります。この状況から、感謝を表す時に「頭が下がる」という言葉が使われるようになりました。是非使ってみてください。
常日頃のご愛顧に頭が下がる思いです。
②厚く御礼申し上げます
「厚く御礼申し上げます」は、メールや文面にて良く使われる、ありがとう以外の感謝表現です。取引先へのメールではまず「いつもありがとうございます」という感謝を伝えなくてはいけません。この言葉をより丁寧にしたものが「厚く御礼申し上げます」という表現になります。メールの冒頭などに使ってみてください。
いつも弊社のサービスをご利用いただきまして、厚く御礼申し上げます。
③ご愛顧いただきありがとうございます
「ご愛顧いただきありがとうございます」という例文も、メール文や手紙の冒頭で使用されることの多い表現です。ただし、同じ会社の上司に使うのは不向きです。日頃から贔屓にしてもらっている取引先やお客様などに使うようにしましょう。
平素は格別のご愛顧をいただき、誠にありがとうございます
謝罪を含む|ビジネスで使える感謝を表す言葉3選!例文も
①誠に恐縮で御座います
「誠に恐縮で御座います」は、感謝とともに謝罪の気持ちを伝えることができる例文です。何か失礼をしてしまい、それに対して手助けしてもらった時などに使うことができますよ。
忙しい中お電話をいただき、誠に恐縮で御座います。
またこちらに、「恐縮」の詳しい意味や例文、使い方がまとめられている記事を載せておきます。「恐縮」は感謝以外の気持ちも伝えられる言葉ですよ。是非こちらの記事にも目を通してみてくださいね。
②お骨折りに感謝します
「お骨折りに感謝します」は、を自分のために労力や手間を削ってくれた人に対する感謝の表現です。誰かに助けてもらったり、力をかしてもらったときなどに使えますよ。
「お骨折りに感謝します」は、を自分のために労力や手間を削ってくれた人に対する感謝の表現です。誰かに助けてもらったり、力をかしてもらったときなどに使えますよ。
関係者各位のお骨折りに感謝いたします。
③寛大なご配慮を賜りありがとうございます
こちらは、相手に気遣いをさせてしまった時に使える謝罪と感謝の表現です。「寛大な配慮」とは、相手に自分の過ちを許して貰った時に使う言葉です。何か粗相をしてしまった場面で使うようにしてください。
この度は〇〇の件で寛大なご配慮を賜り、誠にありがとうございます。
感謝を表す言葉を適切に使って気持ちを伝えましょう!
感謝を表す言葉としては「ありがとう」が一般的です。しかし一方で、ありがとう以外でも様々な表現で感謝を伝えることができますよ。今回紹介した表現や例文を参考に、ビジネスシーンで使ってみてくださいね。
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