知っておきたい【7月】を表す言葉10選!旧暦は文月!季語・季節の挨拶例も

あなたは、7月を表す言葉をいくつ知っていますか?この記事では、7月の旧暦・和風月名での呼び方、7月の季語・季節の挨拶例についてもご紹介していきます。この月ならではの風物詩にちなんだ月の名前の解説もありますよ。ぜひ参考にしてみてください。

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【旧暦・和風月名】知っておきたい7月を表す言葉

旧暦・和風月名では文月(ふみづき・ふづき)

七夕

7月は、旧暦・和風月名では文月(ふみづき・ふづき)と呼ばれています。ここから分かる通り、この旧暦での読み方には2つの読み方があります。よりメジャーな呼び方は「ふみづき」の方ですが、ぜひ別名の「ふづき」という読み方も覚えておきましょう。

この「文月」という旧暦・和風月名は、「文被月(ふみひろげづき、ふみひらきづき)」が略されたものと言われています。この「文被月」とは、書道の上達を祈って短冊に歌や願い事などを書く行事と知られる七夕に因んでつけられたものとされています。

他の月の和風月名とその覚え方(語呂)

美女

旧暦・和風月名には、もちろん7月のみならず、他の月のものも存在します。そのほとんどが7月の旧暦・和風月名である文月と同じく、それぞれの季節の風物詩に因んだものがほとんどです。これらを、「む、さ、やよい、う、さ、み、ふ、は、な、か、し、し」と語呂で覚えると覚えやすいのでぜひ活用してみてください。

旧暦の和風月名一覧

1月・睦月 多くの人と親しくなるという意味が込められる
2月・如月 未だ寒さが残り、服を着重ねることも多いことから
3月・弥生 草木が生い茂り、成長していく様子を表す
4月・卯月 卯の花が咲くことから
5月・皐月 早苗を植える時期であることか
6月・水無月 水のない状態を表す
7月・文月 穂が付く時期であることから
8月・葉月 葉が落ちる時期を表す
9月・長月 夜が長いことから
10月・神無月 各地の神がいなくなることか
11月・霜月 霜が降りる時期であることから
12月・師走 師匠も走り回るくらい忙しい時期であることから

【季語】知っておきたい7月を表す言葉3選!

①海開


海

「海開」は、7月を表す日本語として知られています。この言葉は、「うみびらき」と読み、意味は「海水浴場をその夏はじめて開くこと」とされています。季語として使うと夏の始まりを臨場感高く表すことが可能となります。「子供や大人が一緒になって楽しめる夏のイベント」という覚え方をすると覚えやすいです。

この季語を使用した例を具体的に挙げると、例えば「今年も気づけば海開の季節となりました。暑さも増してきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?」と使用できます。ぜひ、夏の始まりを告げる美しい日本語を使用した季語として活用してみましょう。

②月見草

月見草

次にご紹介するのは、「月見草」という季語です。月見草は、開花時期が5~9月で見頃時期が7月の綺麗な花です。1日のうちに花の色が変化するユニークな花としても知られています。見頃を迎える7月頃からこの季語を挨拶文などで使用するとより効果的でしょう。

例を挙げると、例えば「私の自宅近くでは、遂に月見草が見頃を迎えています。いよいよ本格的な夏となりそうですね。」と使用してみましょう。7月・文月に綺麗に咲く花を季語に、情緒溢れる挨拶文として活用できるはずです。

③天道虫

天道虫

最後にご紹介するのは、「天道虫」です。これは、夏の暑い季節から活発に活動し始める昆虫の種類を表す日本語ですので、すでにお知りの方も多いと思います。7月・文月の風物詩をモチーフとした、かわいい季語と言えます。


挨拶文での例を挙げると、「外ではかわいい天道虫が元気に飛んでいます。猛暑が続きますが、そちらの皆様はお変わりありませんでしょうか?」などの形で使用可能です。手紙などの挨拶で、ちょっとかわいい夏の風物詩を季語に表現したい方はぜひ活用してみてください。

【風物詩】知っておきたい7月を表す言葉3選!

①麦茶

麦茶

最初にご紹介するのは、「麦茶」という言葉です。日本の夏の飲み物として定番ですので、この言葉にピンと来られる方も多いでしょう。この夏の風物詩を表す言葉を使用するだけで、夏の訪れを相手に示唆することが可能となります。

例えば、「麦茶のおいしい季節となりました。連日、猛暑が続いておりますがお元気でいらっしゃいますか?」などの挨拶文の形で使用できます。この言葉の覚え方としては、「日本の夏の定番の飲み物」と覚えるのがおすすめです。

③風鈴

風鈴

最後にご紹介するのは、「風鈴」です。風鈴とは、日本語では「日本の夏に家の軒下などに吊り下げて用いられる小型の鐘鈴」と定義されます。あなたも、日本の夏の風物詩として知っている言葉だと思います。

この言葉を使用した例を挙げると、例えば「色んな家の軒下で風鈴の音が聴こえる季節となりました。」と表現できます。覚え方としては、「日本の夏の訪れを知らせる音」と覚えるのがおすすめです。夏の暑い中でも、涼しさを届けてくれる、そんな風物詩を使って7月の様子を上手く表現してみてください。


②アイスクリーム

アイスクリーム

次にご紹介するのは、「アイスクリーム」です。この食べ物も、夏になると多くの人が食べたくなる、夏の風物詩ですよね。この言葉も、7月・文月を描写する言葉として活用可能です。しかし、格式ばった手紙や集まりなどではこの言葉の使用が適さない場合もありますので、注意しましょう。

例を挙げると、例えば「コンビニで買うアイスクリームが格段においしい季節となりました。」と使用することが可能です。特別な覚え方を要せず、日常的に使う日本語を使用した表現をしたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

【時候の挨拶】知っておきたい7月を表す言葉3選!

①盛夏の候

ポスト

「盛夏の候」とは、「せいかのこう」と読む時候の挨拶の言葉です。時期としては梅雨開けの7月上旬から8月上旬にかけて使用するのが普通、とされています。例えば、ビジネス用に投函する手紙にて「盛夏の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」と使用することが可能です。

②猛暑の候

レター

次にご紹介するのは、「猛暑の候」です。これは、「もうしょのこう」と読み、夏の暑さが本格的になる、7月~8月に使用する言葉として知られています。例えば、「猛暑の候、日差しがつらい時期となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?」と使用します。夏本番!といった季節に簡単に使える、おすすめの表現です。

③大暑の候

イベント

最後にご紹介するのは、「大暑の候」です。この言葉は、7月22日・23日頃から立秋の前日までに使用するのが普通とされています。今の日本語ではあまり耳慣れない言葉なので覚え方が大変ですが、二十四節気の一つ「大暑」から由来した挨拶であると理解しておくと良いでしょう。

具体的には、「大暑の候、暑い日が長く続いておりますが、ご家族さま共にお変わりはありませんか?」などの形で使用できます。夏の暑さが本格化する季節の前後に、相手の様子を優しく気遣う挨拶文として、ぜひ活用してみてください。

7月を表す言葉を日常生活やビジネスでもぜひ活用しよう!

夏

日本語には、7月の異称や陰暦から来る別の名前が沢山存在します。また、7月のみならず、他の月にも同様に、多くのその月を指す言葉があります。それぞれの言葉を覚えるのに戸惑いを感じる方も多いかと思いますが、ぜひ当記事でご紹介した覚え方を参考にしてみてください。ぜひ日常生活やビジネスでもぜひ活用しましょう。

下記関連記事では、「知っておきたい6月を表す言葉12選」を分かりやすくまとめています。6月の旧暦である水無月ということばを中心に、季語や季節の挨拶例も学べます。興味のある方は、こちらの内容もぜひチェックしてみてください。

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