【ヤフオク】落札者都合のキャンセル方法を解説!入金後の取り消しは可能?
ヤフオクを利用していると、色々な事情で落札した商品をキャンセルしたくなることもありますよね。落札者都合での取引の取り消しは可能なのでしょうか。今回は、落札者側のキャンセル方法や、入金後の取り消しのやり方などについて紹介します。
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目次
ヤフオクで落札者都合のキャンセルはできる?入金後のキャンセルは?
落札者都合・入金後でもキャンセルは可能
ヤフオクでは、落札者都合や入金後でも取引をキャンセルすることが可能です。しかし、落札者側が一方的にキャンセルをすることはできず、出品者側が落札取り消しの手続きを取るという方法になります。
キャンセルをする場合は入金の前でも後でも、出品者の同意は必ず必要です。つまり落札者都合のキャンセルは、「出品者がキャンセルを引き受けてくれる」ということが前提条件になります。
入金前・入金後に関わらずキャンセルはしないのがマナー
出品者が応じてくれればキャンセル可能とは言え、一度落札した商品のキャンセルは入金前であれ入金後であれ、相手にも迷惑になるのでやめましょう。ヤフオクの公式サイトでも「入札は取り消せません」と書かれていますので、基本的には入札後のキャンセルはできないものと考えてヤフオクを利用しましょう。
ヤフオクは、お店での売買というより個人間での取引に近い形です。知らない相手とのネット上での取引ですし、ましてや入金後のキャンセルとなると、「無責任だ」と思われてしまうなどトラブルに発展する可能性も少なくありません。
落札者都合でのキャンセルができないケースは?
①出品者が同意しない場合
ヤフオクで入金後に落札の取り消し・削除をしたい場合には、出品者の同意が必要になります。キャンセルの作業は出品者側が行うため、出品者がキャンセルに応じない限り取引は中止してもらえません。
あくまで落札者都合でのキャンセルですから、キャンセルしてもらえなかった場合には諦めるということも選択肢のひとつです。取引の中止を強要するのはトラブルにも発展しますので、気を付けましょう。
②商品の発送まで終わってしまっている場合
商品代金の入金後であり、また出品者が商品の発送も済ませている場合、取引のキャンセルはできません。しかし、ヤフオクの取引ナビ上でのキャンセルはできませんが、出品者と個人的に連絡を取り合うという方法を取れば、キャンセルの話し合いをすることはできます。
ただし、代金の入金後で発送も終わっている段階ですので、キャンセルを申し出ても応じてもらえる可能性はあまり期待しないほうがいいでしょう。
ヤフオクの落札者都合でのキャンセル方法
①入金前のキャンセル方法
入金する前のキャンセル方法ですが、ヤフオクでの落札の取り消しや削除は、落札者ではなく出品者側が行います。そのため、落札を取り消したい場合にはまず出品者と連絡を取りましょう。出品者への連絡は「出品者への質問」から送ることができます。
出品者が取引の取り消しに納得してくれれば、出品者のほうで「落札者の削除」の手続きを行います。落札者都合での削除の場合、落札者には自動で「非常に悪い」の評価がつきます。
②入金後(商品の発送前)のキャンセル方法
入金後でも、まだ商品が発送されていない段階での取引の削除や取り消しであれば、出品者に連絡を取ってキャンセルしたい旨を伝えることで、キャンセルの手続き自体は取ってもらえます。
ちゃんとキャンセルになったかどうかの確認は、「マイオク」メニューの中にある「Yahoo!かんたん決済 支払い一覧」からできます。取り消しした商品が「キャンセル」状態になっていれば、取り消しはできています。
取り消しができるとは言え、あくまで自分の都合でキャンセルするのですから、「キャンセルしてもらえて当たり前」という態度ではなくきちんとキャンセルの理由を説明しましょう。また、出品者が商品を発送してしまうとキャンセルの手続きは非常に面倒になります。キャンセルの連絡はなるべく早めに入れましょう。
③入金後(商品の発送後)のキャンセル方法
入金後、かつ商品の発送も済んでいる場合、ヤフオクの取引ナビ上ではキャンセルができません。商品は発送されているわけですから落札者のもとに品物が届きますし、お金の返金もされません。
どうしても取引をキャンセルしたい場合には出品者と個人間で連絡を取り、キャンセルした商品代金を振り込んでもらう銀行口座や、商品を返送する住所を教え合うなどのやり取りが必要になり、時間と労力がかかります。
商品の発送が済んだ段階でのキャンセルは、出品者に非常に手間をかけることになります。キャンセルを申し出ても断られる可能性が高いということは覚悟しておきましょう。あまりしつこくキャンセルを頼み込むのもトラブルの原因になります。一度頼んで断られたら潔く諦めましょう。
キャンセルした場合の手数料やシステム利用料の扱い
手数料、システム利用料は出品者の負担になる
ヤフオクでは、出品システム利用料や落札システム利用料など様々な種類の手数料があります。この内の「落札システム利用料」が、落札の取り消しや削除でトラブルになってくる手数料です。
落札システム利用料は、商品の落札があったときに出品者が負担する手数料で、落札価格に対して税込8.8%かかります。1万円の商品だったら880円、10万円の商品だったら8,800円と、決して安いとは言えない額の手数料です。
落札者が取引をキャンセルしたり取り消したりすると、場合によってはこの落札システム利用料が出品者に請求されてしまうことがあるのです。
早めの連絡でシステム利用料を回避できることも
ヤフオクの落札システム利用料は、落札者の削除を早めに行えば出品者にも請求されません。手数料がかからずに済む期限を下の表にまとめたので、落札の取り消しや削除を考えている場合には、この期限を過ぎる前に出品者とコンタクトをとりましょう。
システム手数料がかからずに済む期限
オークションが終了した日 | キャンセル期限 |
1日~15日 | その月の末日 |
16日~月末 | 「その月の翌月の末日」「オークション終了日42日以内」の早いほう |
その他、ヤフオクでのキャンセルで気を付けたいトラブル
ヤフオク上での評価が下がってしまう
落札者都合でキャンセルした場合、「非常に悪い」の評価がつけられ、評価ポイントもマイナス1になります。やむを得ない事情でのキャンセルでも、出品者からすれば、せっかく売れた商品をもう一度売らなければいけなくなるのです。相手に迷惑をかける行為である以上、当然評価も下がってしまいます。
ヤフオクだと「早く落札しないとほかの人に取られてしまう」と焦る気持ちにもなりますが、落札後のキャンセルは、自分の評価が下がるだけではなく相手にも負担をかける行為です。本当に必要なものなのか、代金は支払える範囲の額なのか、落札する前に一度よく考えましょう。
知らない間に「落札者都合のキャンセル」扱いになることも
出品者が「落札者と連絡が取れない状態になった」と判断した場合、「落札者の削除」という手続きが取られます。この手続きをされると、落札者に「非常に悪い」の評価がついてしまいます。
進行中の取引がある場合にはこまめにヤフオクにログインし、出品者からの連絡が入っていないかチェックするよう心がけましょう。また、何か連絡が入っていた場合にはすぐに返事を返す習慣を付けましょう。返事をすぐに返すという習慣は、トラブルを避ける上でも重要です。
ヤフオクでの落札者都合のキャンセルは慎重に
ヤフオクの落札者都合のキャンセルは、出品者が善意で行ってくれるものです。取引キャンセルを申し出るときもそのことを忘れず丁寧にお願いすることで、トラブルを回避し円滑にキャンセルに応じてもらえる可能性が高くなります。
下の記事では、ヤフオクで取引の取り消しや削除を依頼するときの例文を紹介しています。どう書けば相手に納得してもらえるか、どうすればうまく交渉が進められるかなど、メッセージを送るときのヒントがまとめられているので、ぜひ一度参考にしてみてください。
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