2月の時候の挨拶21選!季語や上旬・中旬・下旬別の書き出し・結びとは?

2月の時候の挨拶を上旬・中旬・下旬別に文例をつけて紹介していきます。また時候の挨拶においても大切な、2月の季語についても紹介していきます。2月といえばバレンタインデーですが、ビジネスで使う固い挨拶表現を学ぶのもとても大切なことですよ

2月の季語にはどんなものがあるの?

代表的な2月の季語は「立春」

夕焼けの富士山

2月の季語は「立春」をはじめとして、その時季を感じさせる様々なものがあります。「立春」のほかにも「梅」や「豆まき」といった、2月の行事や旬に関係のあるものが多数含まれています。季語と言うと、古くから言い伝えられているものというイメージもあるかもしれませんが「受験シーズン」なども含まれています。

2月の季語については下記の表にまとめてありますので参考にしてみてください。2月の時候の挨拶についてはよく使うパターンを紹介していますが、時候の挨拶については慣れてくると季語を盛り込んで自分で考え出すこともできます。

    2月の季語一覧

  • 立春
  • 春の風
  • 春の月
  • 余寒
  • 冴え返る
  • 鶯(うぐいす)
  • 豆まき
  • 受験シーズン
  • 蕗の薹(ふきのとう)

2月の季語は春の到来を感じさせるもの

梅の花

2月には冬真っ盛りのイメージがあるかもしれませんが、季語については春の到来を感じさせるものとなります。2月初旬の、ちょうど節分の時期に「立春」があり、暦上はその日から春が始まります。雪がしんしんと積り、まだまだ冬だなと思っていても、季節は春という認識になるのです。

そのため春を告げる鳥である「鶯(うぐいす)」や、春の到来を告げる植物である「梅」や「蕗の薹(ふきのとう)」が2月の季語に入っています。これらは3月の時候の挨拶にも使えなくはないのですが、2月に使った方がベターな季語になります。

季語を盛り込んだ時候の挨拶が多数ある

勉強の風景

時候の挨拶には季語を盛り込んだものが多数あり、基本的には挨拶の中に何らかの季語が入り込んでいます。時候の挨拶とは、2月の挨拶に限らずその季節を感じさせるものでなければなりません。そのために、最も季節感を出すことができる季語を盛り込むのです。

ちなみに下記の関連記事は1月の時候の挨拶についてまとめたものとなります。1月については、お正月や成人式、冬を感じさせるものとなりますが、2月の挨拶と比較することで気付きもあるかと思います。書き出しや結びなど、手紙を書く際には是非参考にしてみてください。

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代表的な2月の時候の挨拶5選

代表的な2月の時候の挨拶①厳寒の候

冬の雪山

代表的な2月の時候の挨拶としてまず紹介したいのは「厳寒の候」です。時候の挨拶には「〇〇の候」というフレーズがあり、この短いフレーズ自体が時候の挨拶の役割を果たします。もちろん手紙を送る際には「〇〇の候」だけではなく文例のような形の挨拶になりますが、状況により時候の挨拶を使い分けることができます。

厳寒の候を使った時候の挨拶文例

厳寒の候、益々御盛栄のこととお慶び申しあげます

代表的な2月の時候の挨拶②立春の候

ピンクの雪

そして「立春の候」という挨拶も2月に送る手紙の書き出しに使えるフレーズになります。「立春の候」は「厳寒の候」とは対照的に、非常に春を感じさせる内容となっています。「立春」という言葉は2月にしか使えないフレーズになりますので、最もその季節を感じさせる季語であり、時候の挨拶と言っても過言ではありません。

立春の候を使った時候の挨拶文例

立春の候、益々御健勝のこととお慶び申しあげます

代表的な2月の時候の挨拶③残寒の候

笑顔の女性

さらに「残寒の候」というフレーズも、2月の時候の挨拶として使う場合があります。暦の上では基本的に2月は「春」ではあるものの、まだまだ寒い時期になります。そのため春とはいえまだまだ寒いですね、という気持ちを込めて手紙の書き出しに「残寒の候」と記すのです。

残寒の候を使った時候の挨拶文例

残寒の候、益々ご清栄のこととお慶び申しあげます

代表的な2月の時候の挨拶④残雪の候

白い雪

「残雪の候」というフレーズについては、視覚的な情景を相手に想像させる素晴らしい2月の時候の挨拶になります。文章の書き出しに「残雪の候」と書くと、今まだ雪が積もっていて寒いイメージとともに、これから雪解けを迎えるという、両方のイメージを相手に与えることができます。

残雪の候を使った時候の挨拶文例

残雪の候、益々御健勝のこととお慶び申しあげます

代表的な2月の時候の挨拶⑤晩冬の候

冬の別荘

最後に代表的な挨拶として「晩冬の候」も紹介しておきます。「晩冬」とは冬ももう終わり、という意味合いになります。そのため、このようなフレーズを使うことで婉曲的に「もう春ですね!」と相手に伝えることができる時候の挨拶となります。

晩冬の候を使った時候の挨拶文例

晩冬の候、益々御盛栄のこととお慶び申しあげます

2月上旬に使える時候の挨拶と文例4選

上旬の時候の挨拶と文例①立春

笑顔の2人

2月上旬の時候の挨拶としてまず紹介したいのは「立春を迎える今日この頃」というフレーズです。2月の手紙の書き出しで使う時候の挨拶としては非常にスタンダードなフレーズです。寒中見舞いの時期のは、よくこの時候の挨拶を目にすることがあります。逆に人と違う時候の挨拶にしたいならこれは選ばない方がいいでしょう。

「立春を迎える今日この頃」を使った文例

立春を迎える今日この頃ではございますが、いかがお過ごしでしょうか。

上旬の時候の挨拶と文例②春の足音

笑顔のカップル

少し凝った時候の挨拶にしたいと思うのであれば、2月上旬だと「春の足音が聞こえて参りましたが」というフレーズが有効です。春を擬人化して「足音」という言葉を使うことで、春がまるで向こうからやってくるかのようなイメージを相手に与えることができます。ポエムの要素も感じさせる、非常に素敵な時候の挨拶です。

「春の足音が聞こえて参りましたが」を使った文例

春の足音が聞こえて参りましたがお変わりはないでしょうか。

上旬の時候の挨拶と文例③寒い現実を語るフレーズ

冬の五稜郭

そして寒さが厳しいことを強く感じさせる2月上旬の時候の挨拶には「立春とは名ばかり」というものがあります。こういったフレーズを書き出しで使うことで文章のはじめから、相手の共感を得ることができ心に響く手紙となります。特に寒さ厳しい地域の人に送る手紙では有効なフレーズとなります。

「立春とは名ばかり」を使った文例

立春とは名ばかり、寒さ厳しい日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

上旬の時候の挨拶と文例④春到来の予感

冬の雪山

さらに正式な文章においては「厳寒の折も春到来を予感させる季節」といった、少し固い言い回しが有効です。仲のいい知人にこのようなフレーズで送ると距離感があると思わせるかもしれませんが、フォーマルなシーンではこのくらい固い言い回しだと、相手に対して頼もしく礼儀正しい印象を与えることができます。

「厳寒の折も春到来を予感させる季節」を使った文例

厳寒の折も春到来を予感させる季節となりましたが、益々ご清栄のことと存じます。

2月中旬に使える時候の挨拶と文例4選

中旬の時候の挨拶と文例①梅の花

咲き誇る梅

2月中旬に使える時候の挨拶には「梅の花が春到来を予感させます」というものがあります。このような書き出しを見ると、手紙を受け取った相手は、素敵な春の到来を予感することとなるでしょう。「梅」が春の季語であり、季節感とワクワク感を同時に演出する書き出しとなっています。

「梅の花が春到来を予感させます」を使った文例

梅の花が春到来を予感させますが、貴社ますます御清勝のこととお慶び申し上げます。

中旬の時候の挨拶と文例②冬の名残り

田舎の雪

そして「残雪が冬の名残りを感じさせる」というフレーズは、中旬になってもまだ寒いことを伝えるフレーズとしておすすめです。「残雪」と「名残り」で、「残」という字を重ねることで、まだこの時期になっても冬の余韻がしっかり残っていることを伝えることができます。

「残雪が冬の名残りを感じさせる」を使った文例

残雪が冬の名残りを感じさせる時期ではございますが、皆様におかれましてはお変わりなきことと存じます。

中旬の時候の挨拶と文例③春の月が冴え返る

寒空の月

また「寒空にも春の月が冴え返る今日この頃」などといった書き出しの手紙を受け取ると、相手は次の文章を読むのが待ち遠しく思うことでしょう。こういった詩的な時候の挨拶を盛り込む相手が書くことがどんなことなのだろうと、相手は期待感を抑えられずに手紙を読むこととなります。とても素敵なフレーズですよね!

「寒空にも春の月が冴え返る今日この頃」を使った文例

寒空にも春の月が冴え返る今日この頃ではございますが、いかがお過ごしでしょうか。

中旬の時候の挨拶と文例④残寒厳しい季節

寒い湖

さらに「残寒厳しい季節ではございますが」というフレーズは、2月上旬だけではなく2月中旬になっても使うことができます。2月は暦上春ではあるものの、寒さは3月になっても残っているものです。そのため、このようなフレーズを盛り込むことで、相手から共感の得られる手紙となるのです。

「残寒厳しい季節ではございますが」を使った文例

残寒厳しい季節ではございますが、〇〇様におかれましてお変わりはないでしょうか。

2月下旬に使える時候の挨拶と文例4選

下旬の時候の挨拶と文例①日差しに日々暖かさ

冬の日差し

2月下旬に使える時候の挨拶の代表的な例には「日差しに日々暖かさを感じる季節」があります。2月も下旬になると地域にもよりますが、より一層立春の頃よりも春の息吹を感じることとなります。そういった「いよいよ春到来!」というニュアンスを思う存分盛り込んでいくのが2月下旬の時候の挨拶の特徴になります。

「日差しに日々暖かさを感じる季節」を使った文例

日差しに日々暖かさを感じる季節となりましたがお変わりはないでしょうか。

下旬の時候の挨拶と文例②余寒

松に積もる雪

2月下旬でも冷え込みが厳しい年には「余寒がなお消えぬ今日この頃」という時候の挨拶を使うことがあります。年や地方によっては「春の息吹」など微塵も感じないような状況も、まだまだ想定される季節です。そのため、寒さ厳しい2月下旬を表現する際にはこういった時候の挨拶になる場合もあるのです。

「余寒がなお消えぬ今日この頃」を使った文例

余寒がなお消えぬ今日この頃ではございますが、いかがお過ごしでしょうか。

下旬の時候の挨拶と文例③咲き誇る梅

梅の花の木

そして視覚的なイメージで春到来を予感させる2月下旬にふさわしい時候の挨拶には「咲き誇る梅がいよいよ春を感じさせる」といった時候の挨拶もあります。本当に春が近づいてきているというワクワク感を心の底から感じることができる、とても明るい雰囲気の時候の挨拶になります。さわやかさすら感じる挨拶ですね!

「咲き誇る梅がいよいよ春を感じさせる」を使った文例

咲き誇る梅がいよいよ春を感じさせる季節となりましたが、皆様お元気でしょうか。

下旬の時候の挨拶と文例④桜が待ち遠しい季節

お祭りの桜

さらに2月下旬には「余寒厳しくも桜が待ち遠しい季節」というような、「桜」というまさに春真っ盛りの季語を使った時候の挨拶を使うことも可能になります。色々な表現の仕方がありますが、「桜」というワードを使うだけで華やかで暖かなイメージを相手に持たせることができます。

「余寒厳しくも桜が待ち遠しい季節」を使った文例

余寒厳しくも桜が待ち遠しい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

文の結びに使いやすい2月の時候の挨拶と文例4選

文の結びに使える時候の挨拶と文例①余寒いっそう身にしみます

冬の登山

文の結びに使える時候の挨拶には「余寒いっそう身にしみます」というものがあります。「余寒」とは春になっても冬の寒さの余韻がある状況を意味しており、分かりやすく言うと「まだまだ寒いですね」ということになります。「余寒」という言葉は耳慣れないかもしれませんが、文例のように使うと手紙全体が締まります。

「余寒いっそう身にしみます」を使った文例

余寒いっそう身にしみますが、お身体に気をつけてお過ごしくださいませ。

文の結びに使える時候の挨拶と文例②まだまだ寒い二月

雪で遊ぶ女性

そして「春とはいえまだまだ寒い二月」というフレーズも、2月に手紙を書く場合において文の結びに使える時候の挨拶になります。ここには明確な季語が入っていませんが「二月」という、月そのものが入っていますので時季を感じさせる時候の挨拶となります。文例のように相手の体調を気遣うとなお印象が良くなります。

「春とはいえまだまだ寒い二月」を使った文例

春とはいえまだまだ寒い二月ではございますが、どうか体調を崩されぬようお過ごしくださいませ。

文の結びに使える時候の挨拶と文例③春の訪れ

笑顔の女性

「もうまもなく春の訪れ」というフレーズについても、2月に手紙を書く際の文の結びに使える時候の挨拶となります。この挨拶については文の出だしで「立春とは名ばかりで寒さ厳しい」などというフレーズに合わせて使うことができます。文章の締めで春を予感させ、ポジティブな印象で手紙を結ぶことができる挨拶になります。

「もうまもなく春の訪れ」を使った文例

もうまもなく春の訪れを向かえますがお元気で過ごしてください。

文の結びに使える時候の挨拶と文例④寒さが続く

春のお寺

さらに「しばらくは寒さが続きます」というフレーズも、2月の手紙における文の結びで使うことができます。非常に現実的なフレーズではあるものの、手紙においては相手の共感を得るのも大切なことです。そしてこのようなフレーズは相手への気遣いを伝えるフレーズに繋げやすくなっています。状況により使い分けましょう。

「しばらくは寒さが続きます」を使った文例

日脚は伸びても、まだしばらくは寒さが続きますがどうかご自愛くださいませ。

2月に使える時候の挨拶や季語を整理しておこう!

ここまで、2月に手紙を書く際に使える時候の挨拶について、書き出しに使えるフレーズを中心に結びで使うフレーズまで、幅広く紹介してきました。ここで紹介した時候の挨拶の知識を、今後2月に手紙を書く際の参考にしてもらえたら嬉しいです!

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