ご相伴・お相伴の意味とは?読み方や類語・使い方の例文や英訳も
この記事では、ご相伴・お相伴の意味とは?といった内容や、読み方、使い方、類語や英訳などについて紹介します。「ご相伴させていただきます」「ご相伴にあずかる」などのニュアンスや使用方法を把握して、正しい表現を身につけるためにお役立てください。
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目次
ご相伴・お相伴の意味とは?読み方も
ご相伴・お相伴の意味とは「行動を共にする」「おこぼれをもらう」
ご相伴・お相伴の意味とは「行動を共にする」「おこぼれをもらう」という意味です。ご相伴・お相伴は「相」と「伴」という言葉で成り立っています。ご相伴とは室町時代に使われた役割を示す名称のことです。将軍についていく人のことを御相伴衆と呼んでいたことが、この言葉の由来です。
「相」という言葉は「仲間」「一向」「お互いに」といった意味合いがあり、「伴」という字には「連れ添う」「一緒に」といった意味合いがあります。これらのことからご相伴・お相伴の意味とは「行動を共にする」という意味になります。ご相伴・お相伴という言葉は飲み会などで使われるケースが多いと言われています。
ご相伴の読み方とは「ごしょうばん」・お相伴の読み方とは「おしょうばん」
ご相伴の読み方とは「ごしょうばん」・お相伴の読み方とは「おしょうばん」です。相伴の読み方はいずれの場合であっても「おしょうばん」という読み方になります。「ごあいはん」という読み方や「おあいはん」という読み方ではないので注意が必要です。
御相伴の読み方はごしょうばん・おしょうばんのどちらの読み方でもいい
御相伴の読み方は「ごしょうばん」「おしょうばん」どちらの読み方でもいいと言われています。ご相伴・お相伴は「御相伴」と記載されるケースもあるため、読み方で迷う人が少なくありません。
通常ならしょうばんのしょうが音読みなので、ごしょうばんという読み方なのですが、御相伴は例外的な読み方をする言葉であることから「ごしょうばん」「おしょうばん」のどちらの読み方でもいいと言われています。
「御」という字の読み方は、その後の言葉を音読みする場合には「ご」と読み、その後の言葉を訓読みする場合には「お」と読むことが通常です。しかし御相伴のように「ご」という読み方でも「お」という読み方でもいいという場合があり、その他の例として御返事などが挙げられます。
ご相伴・お相伴の類語5選
ご相伴・お相伴の類語①付き添い
ご相伴・お相伴の類語の1番目は、付き添いという表現です。付き添いとは、ある人と一緒に連れだって行動を共にする人のことです。
そのため付き添いという言葉は、行動を共にするという意味合いを持つご相伴・お相伴の類語であるといわれています。付き添いという言葉を使った例文としては「私は単なる付き添いですのでお構いなく」といった表現があります。
ご相伴・お相伴の類語②ご一緒
ご相伴・お相伴の類語の2番目は、ご一緒という表現です。ご一緒とは、連れだって行動を共にする、ある物を1つにまとめる、区別なく同じものとして扱うといった意味合いがあります。
そのためご一緒という言葉は、行動を共にするという意味合いを持つご相伴・お相伴の類語であるといわれています。ご一緒という言葉を使った例文としては「帰り道が同じ方向なのでご一緒させていただきます」といった表現があります。
ご相伴・お相伴の類語③お供
ご相伴・お相伴の類語の3番目は、お供という表現です。お供とは、ついて行くこと、連れだって歩くことといった意味合いがあります。お供という表現は主に下の立場の人が上の立場の人について行く際に使われます。
そのためお供という言葉は、行動を共にするという意味合いを持つご相伴・お相伴の類語であるといわれています。お供という言葉を使った例文としては「旅行先で偶然お会いしたのも何かの縁でしょうから、お供させていただきます」といった表現があります。
ご相伴・お相伴の類語④随行
ご相伴・お相伴の類語の4番目は、随行という表現です。随行とは、お供として一緒について行くこと、連れだって歩くことといった意味合いがあります。随行という表現は主に下の立場の人が上の立場の人について行く際に使われます。
そのため随行という言葉は、行動を共にするという意味合いを持つご相伴・お相伴の類語であるといわれています。随行という言葉を使った例文としては「今回は長旅になりますから私も随行させていただきます」といった表現があります。
ご相伴・お相伴の類語⑤随伴
ご相伴・お相伴の類語の5番目は、随伴です。随伴とは、お供として一緒について行くこと、ある事象と関連して発生する出来事といった意味合いがあります。随伴という表現がお供として一緒についていくことといった意味合いで使われる場合は、主に下の立場の人が上の立場の人について行く際に使われます。
そのため随伴という言葉は、行動を共にするという意味合いを持つご相伴・お相伴の類語であるといわれています。随伴という言葉を使った例文としては「私は北海道に詳しいので随伴させていただきます」といった表現があります。
ご相伴・お相伴の対義語5選
ご相伴・お相伴の対義語①単独行動
ご相伴・お相伴の対義語の1番目は単独行動という表現です。単独行動とは、誰に相談することもなく、自分一人勝手気ままな行動をするといった意味合いがあります。そのため単独行動という言葉は、行動を共にするという意味合いを持つご相伴・お相伴と反対の意味を持つ表現であると考えられます。
ご相伴・お相伴の対義語②個人プレー
ご相伴・お相伴の対義語の2番目は個人プレーという表現です。個人プレーとは、誰かに認めてもらったり相談することなく、自らの一存で自由気ままな行動をするといった意味合いがあります。そのため個人プレーという言葉は、行動を共にするという意味合いを持つご相伴・お相伴と反対の意味を持つ表現であると考えられます。
ご相伴・お相伴の対義語③スタンドプレー
ご相伴・お相伴の対義語の3番目はスタンドプレーという表現です。スタンドプレーとは、周囲の人に合わせることなく自分勝手な言動で目立とうとすることです。そのためスタンドプレーという言葉は、行動を共にするという意味合いを持つご相伴・お相伴と反対の意味を持つ表現であると考えられます。
ご相伴・お相伴の対義語④自分勝手
ご相伴・お相伴の対義語の4番目は自分勝手という表現です。自分勝手とは、周囲の人に合わせることなく自由気ままな言動をとることです。そのため自分勝手という言葉は、行動を共にするという意味合いを持つご相伴・お相伴と反対の意味を持つ表現であると考えられます。
ご相伴・お相伴の対義語⑤自由奔放
ご相伴・お相伴の対義語の5番目は自由奔放という表現です。自由奔放とは、周囲の人に合わせることなく自分勝手な言動をとることです。そのため自由気ままという言葉は、行動を共にするという意味合いを持つご相伴・お相伴と反対の意味を持つ表現であると考えられます。
ご相伴・お相伴の使い方の例文5選
ご相伴・お相伴の使い方の例文①ご相伴させていただきます
ご相伴・お相伴の使い方の例文の1番目は、「ご相伴させていただきます」という使い方です。ご相伴させていただきますという表現は「随伴させていただきます」といった意味合いです。職場や仕事の面においては、別会社との会議などに随伴する場合などに使われます。
ご相伴・お相伴の使い方の例文②ご相伴にあずかる
ご相伴・お相伴の使い方の例文の2番目は、「ご相伴にあずかるという使い方」です。ご相伴にあずかるという表現は「食事などをご馳走していただく」といった意味合いです。職場や仕事の面においては、飲み会などで奢ってもらった際などに使われます。
ご相伴・お相伴の使い方の例文③ぜひともご相伴にあずかりたいです
ご相伴・お相伴の使い方の例文の3番目は、「ぜひともご相伴にあずかりたいです」という使い方です。ぜひともご相伴にあずかりたいですという表現は「ぜひとも一緒につれて行ってください」といった意味合いです。職場や仕事の面においては、上司などの遊びにつれて行ってもらいたいという際などに使われます。
ご相伴・お相伴の使い方の例文④部長のご相伴でパーティーに行く
ご相伴・お相伴の使い方の例文の4番目は、「部長のご相伴でパーティーに行く」という使い方です。部長のご相伴でパーティーに行くという表現は「部長の付き添いで宴会に参加する」といった意味合いです。職場や仕事の面においては、上司などと一緒に取引先の接待などに参加する際などに使われます。
ご相伴・お相伴の使い方の例文⑤差し入れのご相伴にあずかる
ご相伴・お相伴の使い方の例文の5番目は、「差し入れのご相伴にあずかる」という使い方です。差し入れのご相伴にあずかるという表現は「上司などに対して差し入れられた物を皆に分けてもらった」といった意味合いになります。
ビジネスシーンにおいては、上司などに差し入れやお土産を持ってくることがあるので、そういった物のおこぼれをもらった時などに使われる表現です。
ご相伴・お相伴の英訳は?
お相伴・ご相伴という表現の英訳①participation
ご相伴・お相伴の英訳の1番目はparticipationを使った表現です。participationは参加する、関わる、招待されるといった意味の英訳です。
例えば、ご相伴にあずかりありがとうございますという表現の英訳は「Thank you for your kaind participation.」という文章表現が可能です。
お相伴・ご相伴という表現の英訳②join_you
お相伴・ご相伴という表現の英訳の2番目はjoin youを使った表現です。join youは誰かに連れ添ったり、一緒に行ったりするといった英訳です。例えば、ご相伴にあずかりたいですという意味の英訳は「I would like to join you next party.」という表現ができます。
ご相伴・お相伴の意味や読み方を把握しましょう
ご相伴・お相伴という言葉はビジネスシーンなどで使われることがあります。礼儀をわきまえなければいけないケースで使われる傾向があることから、いざという時のためにご相伴・お相伴の意味や読み方を把握しましょう。
最後にビジネスシーンで使える表現についての記事を紹介します。掲げるという表現と、精悍という表現についての記事です。表現力を豊かにすることで仕事がより円滑に進みますので、ぜひお役立てください。
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