心の知能指数EQが低い人の特徴5選！診断・原因や改善方法5選も

EQが低い人の特徴5選

EQ（心の知能指数）が低い人の特徴①自尊心が強すぎる

EQ（心の知能指数）が低い人の特徴の1番目は、自尊心が強すぎるということです。自尊心が強いということは良いことですが、自尊心が強すぎると良くありません。自尊心が強すぎると、困難に直面した時や挫折した時などに、自分を正当化して周囲のせいにする傾向があります。

周囲のせいにしてばかりでは自分の成長につながりません。また自分のことを大好きなので、自分の良いところばかりを見つめて、苦手なことを克服しようという気になりません。さらに自分の良いところばかりを周囲の人に自慢して、周囲の人の欠点を必要以上に過大視したりします。

自尊心が強すぎる人の中には、自分ができないことをできると言ったり、知りもしないことを知っているなどと言ったりする人も少なくありません。自分を必要以上に大きく見せようとする見栄っ張りな性格は周囲の人から信頼されないことから、EQが低い人の特長であると言われています。

EQ（心の知能指数）が低い人の特徴②感情の浮き沈みが激しい

EQ（心の知能指数）が低い人の特徴の2番目は、感情の浮き沈みが激しいということです。感情の浮き沈みは誰にでもありますが、EQの低い人は感情の浮き沈みが極端であるという特徴があります。感情の浮き沈みが激しいと、悲しい時や怒りを感じた時などに、上手く感情をコントロールできません。

上手く感情をコントロールできないと、仕事や日常生活に支障が出るほど落ち込んだり、周囲の人に迷惑をかけるほど荒っぽい言動を取ったりすることがあります。感情のコントロールができない人は、いつまでも嫌な思い出やイライラした出来事にとらわれることから、なかなか現状に目を向けられなくなるという傾向があります。

感情のコントロールができない人の中には、些細なことで怒鳴り散らしたり、人によって過度に態度を変えたりする人も少なくありません。そのような性格は周囲の人から距離を置かれることから、EQが低い人の特長であると言われています。

EQ（心の知能指数）が低い人の特徴③自分のことしか考えていない

EQ（心の知能指数）が低い人の特徴の3番目は、自分のことしか考えていないということです。自分のことを優先的に考えるということは誰にでもありますが、EQの低い人は自分のことしか考えておらず、周囲の人のことを考えられません。

他人の気持ちを考えられないと、協力して仕事を進めることが難しかったり、困った時に周囲の人から助けてもらえなかったりすることがあります。自分のことしか考えていないと、空気の読めない発言をしたり、周りの人と足並みを揃えなかったりすることもあります。

そのため自分のことしか考えていない人は、会社や友達のグループにうまく馴染めず、浮いてしまう傾向があります。そのような性格は周囲の人への思いやりに欠けたり、共感力がないということにつながり、EQが低い人の特長であると言われています。

EQ（心の知能指数）が低い人の特徴④常識がなく平均的な考え方ができない

EQ（心の知能指数）が低い人の特徴の4番目は、常識がなく平均的な考え方ができないということです。EQの低い人は自分のことしか考えておらず、周囲の人のことを考えられないことから、常識がなく平均的な考え方や感覚を持ち合わせていないケースが多く見受けられます。

過度に自尊心が強いことや感情の浮き沈みが激しいことからも、平均的な感覚が乏しいことがわかります。普通の人なら空気を読んだ言動をとれる状況でも、心の知能指数が低い人は自分のことしか考えていないので、場違いの言動をとってしまいます。

このように常識的な考えや平均的な感覚を持ち合わせていないことはEQが低い人の特徴であると言われています。平均的なバランス感覚に乏しく、過度に自分を重視した考え方がEQの低い人の特徴です。

EQ（心の知能指数）が低い人の特徴⑤すぐに諦める

EQ（心の知能指数）が低い人の特徴の5番目は、すぐに諦めるということです。すぐに諦めるということは、難しい問題や困難な課題に直面すると簡単に投げ出してしまうということです。EQが低い人は自分のことしか考えていないうえに、自尊心が強すぎることから、うまく出来ないことは周囲のせいにしてしまいます。

そのため困難な物事に直面した場合「こんなことは無理に決まっている。周りの人がちゃんと協力してくれないからできないんだ」というように、自分にとって都合のよい解釈をしてすぐに諦める傾向があります。

このように失敗や挫折を周囲の人のせいにして、自分のことを守ろうとする人は客観的な分析能力がなく、平均的な考え方が乏しいため心の知能指数が低いと言われています。次は、そんなEQを測定できるテストやEQを診断できる方法について紹介します。

EQの診断方法は？

EQの診断・テスト方法①EQテスト

EQの診断・テスト方法の1番目は、無料で心の知能指数を測定できるEQテストです。以下のサイト「心の知能指数テスト・EQテスト」では、22問の設問に答えることによって、EQの測定ができます。簡単なテストでEQの測定や診断ができることから今後のために役立てることができるので、ぜひ参考になさってください。

EQの診断・テスト方法②EQ測定

EQの診断・テスト方法の2番目は、無料で心の知能指数を測定できるEQ測定です。以下のサイト「EQ測定」では、22問の設問に答えることによって、簡単にEQを診断することができます。簡単なテストでEQの測定や診断ができるんで、今後のために役立ててください。

EQが低い原因は？

EQが低い原因①親が過保護だった

EQが低い原因の1番目は、親が過保護だったという原因です。親が過保護だった場合、何でも子供の言うことを受け入れてしまうことから、自分のわがままが何でも通ると思い込んでしまうケースが少なくありません。

自分の思い通りにならないことを他人のせいにしたり、自分の能力を過度に大きく認識するということは親が過保護であった場合に多く見受けられる原因だと言われています。

EQが低い原因②知的好奇心が育まれなかった

EQが低い原因の2番目は、知的好奇心が育まれなかったという原因です。心の知能指数は相手に対する思いやりや周囲の人達への配慮を示せるかどうかというところにつながってくるので、様々なことに対する知的好奇心がないとEQは育まれません。

色んなことに興味を持って貪欲に学ぼうとする姿勢が知的好奇心を育み、周囲の人の気持ちを察したり、色んな人の立場になって考えることができるようになると言われています。このように知的好奇心を育むためには子供の頃から、うまく褒めて育てることが有効です。

知的好奇心が育まれると自主的に学ぼうとするため、勉強にも意欲的な子供が育つと言われています。以下のサイトでは、上手く褒めて育てたところ、知的好奇心を育んで思いやりのある子供に育てられたという実体験が紹介されているので、ぜひあわせてご覧ください。

EQの改善方法5選

EQの改善方法①自分の感情を冷静に見極める

EQの改善方法の1番目は、自分の感情を冷静に見極めるということです。感情に流されず、自分の感情を見つめることは、現在の状況を客観的に見つめる練習になります。

このように客観的に状況を見つめるようになると、今後のことについても冷静に考えることができますので、むやみに感情に流されることなく「より良い未来のために何をすべきか」「今の自分には何が必要か」といったことが把握できるようになります。このようなことから自分の感情を冷静に見極めることが重要です。

EQの改善方法②些細なことにありがたみを感じる

EQの改善方法の2番目は、些細なことにありがたみを感じるということです。些細なことにありがたみを感じることは、周囲の人達への思いやりを育むことにつながります。

このように周囲の人達への思いやりを育むことができると、相手の立場を理解しようという気持ちが芽生えたり、相手の気持ちを推し量った言動が取れるようになると言われています。このようなことから些細なことにありがたみを感じることが重要です。

EQの改善方法③相手の言動の裏にある感情を読み取る

EQの改善方法の3番目は、相手の言動の裏にある感情を読み取るということです。人の言動には何らの理由や動機があるケースがほとんどです。そういったところを理解し、相手の言動の裏にある感情を読み取ることは、周囲の人達に対する配慮の心を育むことにつながります。

このように周囲の人達に対する配慮の心を育むことができると、相手のことを考えた親切な言動がとれるようになり、より良い人間関係が築けると言われています。このようなことから相手の言動の裏にある感情を読み取ることが重要です。

EQの改善方法④ポジティブに物事を考える

EQの改善方法の4番目は、ポジティブに物事を考えるということです。ポジティブに物事を考えることは、簡単に諦めない強い心を育むために役立ちます。なぜならポジティブに物事を考えることは、何とか困難な状況を乗り越えようとするからです。

そのため、現状の問題点などを多角的に見つめるようになり、前向きに考える姿勢が身につきます。簡単に諦めない強い心を育むことができると、仕事やプライベートにおいて、様々な困難を乗り越えていくことにつながります。このようなことから相手の言動の裏にある感情を読み取ることが重要です。

EQの改善方法⑤些細なことを気にしない

EQの改善方法の5番目は、些細なことを気にしないということです。EQの低い人は自尊心が強すぎる傾向があるため、完璧主義の人が多いと言われています。完璧主義は向上心が高いという見方もできますが、自尊心が強すぎる人の場合は、逆効果になることもあります。

自尊心が強すぎる人が完璧主義の場合、完璧を求められないと気付いた途端にモチベーションが下がって、途中で物事を投げ出すおそれがあります。そのため些細なことを気にせず、多少の失敗や不備に寛容になることは心の知能指数を育むことに役立ちます。

完璧主義の人であっても困難なことに前向きに取り組んで、粘り強く目標に突き進める人はプラスの効果があります。そういった目標の高い人は能力が高い傾向にあり、一流企業に勤める人も少なくありません。ちなみに以下の記事では一流企業の定義や人気ランキングについてお伝えしているので参考になさってください。

一流企業の定義とは？入社するメリットや人気ランキングTOP13も

一流企業の定義とは何かご存知ですか？この記事では一流企業の人気ランキングや入社の際の就職難易度・倍率などについて紹介しています。楽天のようなベンチャー企業...

EQが低い人の特徴を理解して改善しましょう

EQが低い人は平均的な感覚を持ち合わせていなかったり、他人への思いやりに欠けているという原因などが見られます。EQのテストで心の知能指数を測定し現状を診断することで改善につながるので、EQが低い人の特徴や改善方法を把握しましょう。