大丈夫ですかは敬語?心配する丁寧語や可能ですのビジネスメールも

「大丈夫ですか」という言葉は実際丁寧に聞こえても敬語であるかについて悩んだ事はありませんか?実際ビジネスで使うならば「大丈夫でしょうか」や「可能ですか」、「よろしいですか」と言い換えるべきという人も多いです。なので「大丈夫ですか」とは敬語なのか、丁寧語の他にもビジネスメールでの使い方も紹介します!

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



大丈夫ですかは敬語なのか・他の言い回しも

「大丈夫ですか」は敬語としては使いにくい表現

大丈夫ですかは敬語としては使いにくい

大丈夫ですかという言葉についてですが、はっきりと結論をいうと敬語ではありません。一見非常に丁寧に聞こえるでしょう。ですが実際敬語として使うならば「よろしいですか」と表現するのが正しいとされています。

何故「大丈夫ですか」ではなく「よろしいですか」の方が敬語として使われるのかというと、「大丈夫ですか」というのはフランクで様々な面で使います。ですがビジネスや契約先の会社に対して送るメールなどで「大丈夫ですか」と使いたいならば、でしょうかと丁寧語に置き換えた「大丈夫でしょうか」を使うのが普通です

何が「大丈夫ですか」と言いたいのか伝えにくい欠点がある

何が「大丈夫なのか」を伝えにくい欠点

他にも「大丈夫ですか」を敬語表現として使わないのも、「大丈夫ですか」の汎用性の高さが問題でもあります。「大丈夫ですか」といえば、心配や確認をする時によく使うでしょう。ですがあまりにも具体的なイメージが伝わりにくい為、一体何が大丈夫なのかと相手は思ってしまいます。

そういった事もありビジネスなどでも「大丈夫ですか」や「大丈夫でしょうか」というのは非常に使いにくい表現となっています。なのでもし取引先ではなく上司などに対して使う時は、一体何が大丈夫なのかについて伝える事がとても重要です。

例えば「先程お渡ししたファイルの確認の方は大丈夫でしょうか?」と言えば、仕事が出来たかについての確認になる為、「大丈夫でしょうか」と使うのにも相手に何をしたいのかについて視点を置く事で、使い方の幅なども広くなっていきます。

「よろしいですか」という言い回しは非常に好感度が高い

言い回しを変えるだけで好感度も変わってくる

「大丈夫ですか」の言い回し表現として有名なのが「よろしいですか」という言葉です。「大丈夫でしょうか」などは心配や確認について使いますが、「よろしいですか」という言葉も確認と心配をする時に使うので、敬語としても最適です。

例えば「次の打ち合わせは3日後でよろしいですか?」と言えば確認になります。他にも「時間や体調はよろしいですか?」と表せば心配をしている様子にも聞こえます。なのでビジネスにおいて「大丈夫ですか」や「大丈夫でしょうか」と使うよりも「よろしいですか」と使った方が相手に好感を持てます。


敬語の大丈夫ですかを使うときのポイント

敬語で使う時には基本丁寧語へと変えるのがコツ

敬語で使う時には丁寧語に変えるのがコツ

「大丈夫ですか」を敬語に言い換えると「大丈夫でしょうか」以外、ほとんど言い換え表現になってしまいます。それも前述にある通り「大丈夫ですか」のニュアンスが広いからこそですが、そもそも「大丈夫ですか」という言葉自体を敬語で使うには丁寧さが足りません。

なので主に「大丈夫ですか」という言葉を確認の意味で使う時、敬語で表すと「よろしいですか」や「問題ないでしょうか」や「可能ですか」といった表現になります。また「よろしいですか」に関しては更に丁寧さを増す為、丁寧語として「よろしいでしょうか」と使うとより良いでしょう。

「よろしいですか」と言ってしっかりと確認をとる!

「よろしいですか」といって確認を取る

「大丈夫ですか」は確認や相手を心配する時に使われますが、ビジネスで使うとなると確認が多いと思います。そんな時「大丈夫ですか」を敬語で言い表すと「よろしいですか」が1番無難で、相手が同僚だろうと目上の人でも幅広く使えます。

それだけではなく「よろしいですか」は「いいですか」丁寧語なので、違和感もありません。なので相手に何か確認を取りたい時などは下手に難しい言い回しをせず、シンプルに「よろしいですか?」と使うと、相手も言葉を受け取りやすいです。

「問題はないでしょうか?」や「大丈夫でしょうか」でもOK!

「問題はないでしょうか」でも大丈夫!

「よろしいですか」という言葉は確認の時に使いますが、他にも「問題はないでしょうか」でも問題はありません。ただ「問題はないでしょうか」だと日程の確認や仕事内容のチェックの際によく使われる敬語表現なので、「よろしいですか」ほど使える幅は広くありません。

ですが日程の確認やビジネス上においてしっかりと確認を取りたい時には「問題はないでしょうか」の方が重い言い方なので、はっきりと相手にはどんな確認を取っているかは分かりやすいです。他にも柔和な言い回しにしたい場合は「大丈夫でしょうか」でもOKです。


ただ「大丈夫でしょうか」は目上の人やあまり親しくない人に対して使ってしまうと、馴れ馴れしく聞こえてしまうので、あくまで使える一例はあるという事は覚えておきましょう。確認を取る時は日程か用件によって使い分けてみるのもビジネスにおいては重要です。

敬語の大丈夫ですかのビジネスでの使い方・メール例文も

ビジネスでは「よろしいですか」ではなく「よろしいでしょうか」を使う

ビジネスでは「よろしいでしょうか」と使う

何か相手に確認を取る時に「よろしいですか」と使う人は多いですが、それはあまりよくありません。何故かというと「よろしいですか」という表現では些か丁寧さに欠けるからです。確認を取る時に「いいですか」を丁寧語で表現すると「よろしいでしょうか」という表現にも出来ます。

この「よろしいでしょうか」の方が相手への配慮を表す丁寧語の1つです。一見「よろしいでしょうか」は二重敬語と意見が分かれますが、ビジネスにおいて言葉遣いとはとても大事です。なので少し重く感じるかもしれませんが、社会人の礼儀として少し慎重に言葉を選ぶ事も大切になります。

丁寧語を使って「差支えありません」など言い切る形で使う

丁寧語を選んで言い切る事も大事

「大丈夫ですか」の敬語表現は大体言い換えになってしまうと前述で説明しましたが、そもそも「大丈夫ですか」という言葉には色んな意味を含んでいます。そんな「大丈夫ですか」の丁寧語の表現として挙げられるのが、「差し支えありません」などがあります。

この「差し支えありません」は問題がないという意味で使いますが、とても言い切った形で問題ないと相手に伝えています。他にも「問題ございません」や「支障はありません」なども「大丈夫ですか」の丁寧語でよくビジネスシーンで多く使われる言葉です。

やはり仕事やビジネスにおいて「かもしれません」などの曖昧な表現はあまり好まれないですし、何より判断力と行動力のない人だと印象付けられてしまいます。なのでなるべく「問題ありません」と言い切ったり、「よろしいでしょうか」など一言で日程などに差し支えがないかを聞く語彙力とは必要です。

ビジネスメールで「大丈夫ですか」を使う時の例文

ビジネスメールで「大丈夫ですか」を使う時の例文

ではビジネスシーンの他にもメールなどの対応で「大丈夫ですか」をどう使っていくのかも問題でしょう。メールの場合だと面と向かって話すよりもいかに簡潔に用件を伝える事が重要になってきます。なのでより敬語を使う場面が難しくなります。

「大丈夫ですか」をどんな時に使うかを考えてみると、主に確認や相手への配慮で使います。極端に例を挙げてしまうと、「次の土曜日にお時間をいただいてもよろしいでしょうか」など、予定についての確認をメールで取りたい時には「よろしいでしょうか」や「問題ありませんでしょうか」と使うのが妥当です。

またビジネスメールで相手先に配慮を加える時にも「よろしいでしょうか」や「支障はありませんでしょうか」などといった文面がよく使われます。もっと短く配慮や確認を取りたい時には「可能ですか」なども使えます。より丁寧に相手に伝えたい時には「可能でしょうか」などと使ってみるのもいいでしょう。

    ビジネスメールで「大丈夫ですか」を使う時の例一覧

  • 明日の打ち合わせは14時からでよろしかったでしょうか?
  • 昨日ご契約いただいた案件ですが、何か問題はありましたでしょうか?
  • 急遽連絡を入れて申し訳ありませんが、明日お時間をいただく事は可能でしょうか?

大丈夫な時の敬語表現や使い方

日程が大丈夫な時は「空いています」など具体的に!

日程を聞くときには具体的に

「大丈夫ですか」は相手への確認の時に使うので、もし相手に確認を取りたい時は「大丈夫でしょうか?」や「よろしいでしょうか」などといった大まかなニュアンスで使う敬語や丁寧語ではない方が好ましいです。

特に日程を決める時などはより「この日は大丈夫です!」と言い切らなければなりません。なので日程に関して「大丈夫ですか」と使いたいのであれば、「この日は空いてますでしょうか?」などと聞いてみるのが正しい回答です。

日程や用件は相手へ確認を取るだけではなく配慮をしなければならないので、あくまで確認を取りたい時はそう伝える為の丁寧語に置き換えるべきです。「あまりにも言葉が大きく変わってしまって大丈夫なのだろうか…」と心配する人も多いですが、まず自分が何を言いたいかをはっきり整理して言い換えましょう。

「問題ありませんか?」などの敬語を使って単刀直入に聞くのもアリ!

「問題ありませんか?」などの敬語で単刀直入に聞くのもアリ

「大丈夫ですか」と予定を聞いてみたり確認を取ってみても、相手側は「一体何が大丈夫なのか?」と困ってしまいます。なので言葉を他の丁寧語に言い換えるだけでなく、はっきりと肯定の意味を示してみるのも敬語を使う上で大事な事です。

例えば「問題ありませんか?」というと、今の話について何か意義や質問があるかどうかについてがはっきりと伺えます。他にも「差し支えありませんか?」などの「ませんか?」と語尾に使う丁寧語は確認をする際にはうってつけの言葉です。ですがあまり端的に言いすぎると冷たい印象を受けやすいので気をつけましょう。

冷たい印象に取られやすい返答として「可能ですか?」という返し方が挙げられます。この「可能ですか」は「はい」か「いいえ」のどちらかでしか返答出来ない為、あまり自分の印象を下げたくない場合はこの「可能ですか」と端的に聞く事を控えた方がいいかもしれません。

「OKです」と言いたい時には「可能です」で問題なし

気軽に返したい時は「可能です」と答えよう!

友人や家族であれば「大丈夫?」と確認を取られた時に「OKです!」と答える事は出来ますが、ビジネスシーンにおいてそのような答え方はもちろんNGです。しかし「問題ありません」ではなんだか冷たい印象を受けてしまうというのも事実です。

なので「大丈夫ですか」と言われた時に軽く「OKです!」と言ったニュアンスを含んで返したいのであれば「可能です」が1番妥当でしょう。「大丈夫」は出来るを表しているので、それが出来ると可能で一言で返しています。他にも「です」とつけてあるので失礼にはあたりません。

ですが失礼にはならないとは言え、やはり取引先で目上の人に使うとなると止めた方がいいでしょう。あくまで「OKです!」といった軽い調子での大丈夫の返事なので、使うとしたら気心しれた上司や同僚に使うのが最適です。

「大丈夫ですか」を敬語かどうか知る事で今後のスキルアップに!

「大丈夫ですか」を敬語かどうかで知る事でスキルアップの近道に!

「大丈夫ですか」という言葉は汎用性も高くニュアンスも様々ですが、その分不透明な部分は多くあります。その為ビジネスシーンだけでなくメールによっても使い方というのは分かれてきてしまいます。なのでより語彙力や言い換え表現が求められてしまうのが現状です。

ですがニュアンスが広ければ広い程、様々な部分で使える強みを持っているので、自分から例文や丁寧語、敬語の成り立ちを知っておけば、必ずビジネススキルのアップには繋がります。なので、まずは「大丈夫ですか」という言葉をどう使うか考えてみてはどうでしょう?

今回「大丈夫ですか」とビジネスシーンでよく使う敬語の使い方の紹介をしましたが、まだビジネスで使うべき敬語は数多くあります。なので今回、返信不要の際に使う敬語についての記事について掲載しておきましたので、併せてご覧下さい。

Small thumb shutterstock 717032236
返信不要の敬語は?ビジネスメール・LINEでの丁寧な言い方!

ビジネスメールなどで、確認してもらえれば返信してもらう必要がない時に添える「返信不要」という言葉ですが、そのまま送ると相手の方に不愉快な思いをさせてしまう...


商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。