差し出がましいの意味は?類語や敬語での例文・類語の使い方も

会社などでよく使われる、差し出がましいという言葉の使い方や意味とはどんな物か分かりますか?敬語と合わせて使う時の例文や類語、差し出がましくも出過ぎた真似をしてしまった時に使う言葉を見てみましょう。きちんと理解する事で、誤用を防ぐことができます。

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差し出がましいの意味

差し出がましいの意味①おせっかい

迷惑

「差し出がましい」の言葉の意味、1つ目は「おせっかい」です。指し出がましい人は、善意から他人の込み入った事にも関わろうとします。しかし必要以上に関わろうとしてしまう為、周りの人達にとっては「おせっかいな人だ」と思われる事があります。

自分は「困っているようだから助けてあげたい」と思って行動していても、相手からすれば、他人には踏み込まれたくない状況である時もあります。そんな時に根掘り葉掘り話を聞いてしまうと、差し出がましいと思われます。周りの人の為に何か行動したいと思っても、1度冷静になって考えてみましょう。

もしかすると、その人自身が解決しないと意味のない事であったり、プライベートな事だから他の人に関わって欲しくないのかもしれません。話を聞いて、手助けが必要かどうか判断してから動くようにしましょう。そうする事で、おせっかいだと思われる事が格段に減ります。

差し出がましいの意味②出過ぎた真似

出過ぎた真似

「差し出がましい」の2つ目の意味は「でしゃばった事をする」です。世の中には自分に全く関係のない事でも、余計な手出しや口出しをしている人がいますね。そんな人に対して、差し出がましいという言葉が使われます。話の内容が的を射た物であれば、関係がなくても感謝される事があります。

しかし自分にとって関係ない話というのは、核心を突いたような事を話すのは難しいです。そんな中で会話に加わると、大抵少しずれた事を話してしまいます。そういった事が積み重なると「良く分かっていないのにでしゃばりだ」と思われてしまいます。

差し出がましいの由来、古語の「差し出づ(さしいづ)」は、出過ぎた事をするという意味です。これに接尾語が付き「差し出がましい」という言葉が作られています。でしゃばった事をして、周りに迷惑をかけてしまわない様に注意したいですね。

差し出がましいの意味③分不相応

分不相応

「差し出がましい」の持つ3つ目の意味は「分不相応」です。自分の身の丈に合わない事をすると、どこかで無理が出てきて、失敗する事になってしまいます。自分自身のできる事・できない事を理解したうえで、他の人からの相談を受けてみると良い結果が得られます。


相談相手と自分自身の能力が同程度であれば、アドバイスや忠告も意味のある物になります。相手もきっと、聞き入れたりアドバイスを取り入れたりする事でしょう。もしこれが、その分野で相手の方が能力が高く、自分よりも優れていた場合はどうでしょうか。

おおよそ考えられる事をやりつくしている可能性が高く、他人が少し考えて出る様な解決策は、1度行っている事が大半です。相手が悩んでいても、その分野に置いての熟練度合いを考えてみましょう。とても高度な部分で悩んでいるのなら、愚痴を聞いてあげる程度に抑えておくのが得策です。

差し出がましいを使うときのポイント

敬語とともに使う

敬語

「差し出がましい」を敬語とともに使う事で、ビジネスなどの公的な場で使える言葉遣いになります。元々が古語から来ているので、日本語としてもキレイですね。婉曲表現が含まれる言葉なので、叱る時に使っていても言葉が強くなり過ぎないです。普段からハッキリ喋る人は、気持ちが高ぶった時には意識して使うと良いですね。

日本語特有の奥ゆかしさや丁寧さが感じられるので、相手に対してしっかり話したい時や謝罪したい時などにも使えます。何か失敗をしてしまった時に、敬語と合わせて謝罪しましょう。こうする事で、申し訳ないという感情をしっかりと伝えつつ、相手に対して謝る事ができます。

全体的にキレイに言葉がまとまるので、どんな場面で使うかを考えイメージしておくと良いでしょう。頭の片隅に残っていれば、使いたい言葉がスッと出てきます。考えながら言葉を出すよりも、会話が途切れずに差し出がましいという言葉が出てくる方が相手の心象も良いですよね。

場面によって差し出がましい人は変わる

迷惑

相手に対しへりくだる意味で、敬語として差し出がましいと使う事もあります。しかし、おせっかいが過ぎて迷惑な人を指し、差し出がましい人だと言う事もあります。その時々の状況に合わせて、差し出がましいの持つ意味が少し変わってしまう為です。

丁寧な意味でも悪い意味でも使えるので、どちらの意味かは話の前後を聞いて判断しましょう。会話に出てくる差し出がましい人が、おせっかいな人なのか分不相応な話に口を出したい人なのか、それによっても対象者は変わってきます。

基本的に「差し出がましい」には「自分の領分を超えた」というニュアンスが大抵入っています。その為、他人に使う時は基本的に、ある程度余計な動作をしている人が対象になっています。その結果が吉と出るか凶と出るかで、話の内容が変わっていく事になるのです。


差し出がましくならない様に注意

反省

どんな場合でもある程度使えるのが、差し出がましいと言う言葉です。しかし、あまりに多用するのは考えものです。「差し出がましい」という言葉の印象が強いので、多く使う事で周りの人に「差し出がましい人・出過ぎた真似をよくする人」の印象が付きやすくなってしまいます。

誠意を込める意味で使っていても、これでは本末転倒ですね。また、そこまで多用している場合、自分の行動にも見直しが必要です。謝罪の意味で差し出がましいという言葉を使っているのなら、その回数だけ行き過ぎた事をしているはずです。

丁寧な言葉を使うのは素晴らしい事ですが、その背景にある自分の行動自体にも目を向けなくてはなりません。差し出がましい行動を取ってしまった事を反省し、今後の自分に活かす事で、周囲からの評価が良い方に変わっていきます。

差し出がましいの使い方・例文も

使い方①自分に対して使う

話す

差し出がましいという言葉の、自分に対しての使い方として「差し出がましい様ですが、私はこの様に考えます。」の様な例文が成り立ちます。この様に、目上の人や、立場が上の人に具申したい時に敬語とともに使う事ができます。

相手に対して言いにくい事だけれど、どうしても言わなくてはならない場合もありますね。このまま進めていけば失敗する事が予測される時や、もっと良い方法が他に存在する時です。しかし、相手がその分野に精通していれば、口を出す事もためらわれる場合が多いです。

そんな時の「差し出がましい」の使い方が、話の最初にクッション言葉として敬語と一緒に使われている例文です。事前に、自分には過ぎた真似だと言っておくと、話としても聞いて貰いやすいです。これで相手の気分を損ねる事なく、自分の思っている事を十分に伝える事ができますね。

使い方②他人に対して使う

差し出がましい

また、他人に対しての「差し出がましい」の使い方もあります。これは、他人に対し苦言を呈する事が多く、良い意味になる事が少ない使い方です。例えば、その道の第一人者に対して、わざわざ言わなくても良い様な事・しなくて良い行動というのは存在します。

そんな時に使える例文が「あの人に対して、今の行動は差し出がましいですよ。」となり、相手を諫める事ができます。他人が何か余計な事をやってしまった時、傍から見ていてそれが分かる位に大きな出来事であれば、教えてあげた方が良いですね。

相手の事を気遣って行った事でも、相手や場合によっては、かえって失礼にあたる事もあります。周りが気付いてフォローする事で、言った方も言われた方も、気分を害さずに済みます。諫める為の表現としても品があるので、その場の雰囲気が悪くなり難いですね。

その他の例文

謝罪

自分に対しても他人に対しても使えるのが「差し出がましい」という言葉です。先輩や目上の人に対しても使え、後輩などの指導にも活用する事ができます。目上の人に対して敬語と使う場合「差し出がましい事を口にしました。」「差し出がましくも、申し上げます。」と言う例文になります。

自分を謙遜して使う場合が多いです。例文として「差し出がましい事をして、すみませんでした。」という使い方もします。自分に落ち度があり、余計な事をしたと感じた時に、謝罪とともに使います。

また、目下の人に対しての例文として「今のは少し差し出がましいよ。」「あの人には差し出がましい事はしない様注意してね。」があります。後輩を叱責する時や、事前に注意すべき事を教える時にも使う事ができます。色々な例文が作れる言葉なので、周囲の状況に合わせて使い分けましょう。

差し出がましいの類語の使い方は

間違えやすい類語・おこがましいとは

ビジネス

「差し出がましい」の類語としては「おこがましい」が良く知られています。おこがましいとは、自分の身の程を知らないと言う意味で使われており、自分自身に対してのみ使う類語です。「差し出がましい人」の様に、他人に対して使う事はありません。

他人に対して遠慮や謙遜をする時に使い「自分などが口を出すのは生意気ですが」の意味で、クッション言葉として使います。差し出がましいと同じ様に、敬語と合わせて使う事のある言葉ですね。言葉が似ているので、他人に対して「おこがましい人だ。」等とは使わない様に注意が必要です。

スピーチでも使える類語

スピーチ

「差し出がましい」の類語として「僭越」と言う言葉があります。大勢の人の前でしゃべらなくてはならない時、何かの代表者として話さなくてはならない時によく使います。「出過ぎた事をする」といった意味があり、上の人に意見する時にも使われる類語です。

沢山の人の前でスピーチをする時には、話の前置きは極力短くしたいですね。前置きが長いと、聞き手の集中力も続かなくなってしまいます。そんな時に使える類語が「僭越」です。「自分が前に出て話すのは出過ぎた事で、大変失礼ですが」と言う意味で「僭越ながら」を使います。

日本では謙遜し謙虚な態度をとる事が、多くの場合良しとされています。しかし公的な場で長々と謙遜しているのも、聞き手からすれば疲れてしまいますね。端的にへりくだった表現ができるので、意味と一緒に覚えておきましょう。

その他の類語の使い方

迷惑

差し出がましいに対する他の類語としては「でしゃばり」や「ありがた迷惑」があります。どちらも他人に対して、余計な事をしてしまった時に使われる言葉ですね。善意であったり好奇心であったりと、根底にある気持ちとしては様々です。

どうにか力になりたいと思っての行動だったかもしれません。しかし自分の力量を考えずに助けに入ってしまうと、却って物事が進まなかったり時間が余計にかかってしまいます。そんな時に使われる言葉なので、良い意味は含まれていないですね。

他の類語も、ほとんどが「自分の分を弁えない」という意味の物です。人の批判に使われる言葉が多いので、自分自身には使われたくないですね。自分の能力や立場を意識して周囲の手助けをする事で「弁えずに出しゃばってくる人」の印象は避ける事ができます。

差し出がましいを正しく使おう

ビジネス

人の批判にも自分の謙遜にも使える「差し出がましい」は、意味を正しく理解する事で、使い方の幅が広がりますね。あまり悪い意味では使いたくないですが、人をたしなめる時にも使えるので便利です。

他にも使い方が間違っていたり、レパートリーが多く言葉選びに悩む言葉もありますね。例えば人に連絡をする時の敬語でも、数多くの種類があります。どんな表現がその場にピッタリなのか例文等を調べておくと、会話や文章の中であわてる事がなくなります。

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