貴社規定に従いますとは?バイトや新卒の履歴書の希望職種の書き方も
転職時や新卒において就職活動をする場合に「貴社規定に従います」「貴社規定に準じます」と履歴書に記入することがあります。本人希望記入欄に特になしと記入すると相手方の印象が悪くなりますので、印象良く書くコツを押さえていく必要があります。ここでは履歴書の本人希望記入欄の書き方のポイントを紹介します。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
目次
貴社規定に従いますとは?準じますとの違いも
貴社規定に従いますとは提示されている条件を受け入れる旨を表す表現
貴社規定に従いますとは、提示されている条件を受け入れる旨を表す表現です。この言葉は就職活動をしている時によく見かける表現です。こういった表現は就職活動において、条件を言及する場合に使われます。会社ごとに条件の提示があるかと思いますが、その提示を受け入れる場合に使うのがこの表現になります。
貴社規定に従いますと記入をし、あるいは面接等で伝えてもいい条件もありますが、そのように伝えると入社した時に働きづらかったり、あるいはやる気がないと見なされて採用を見送られるようなこともあります。そのため「貴社規定に従います」という表現については使いどころをしっかり把握しておく必要があるでしょう。
就職活動においては条件のことをあまり言い過ぎても良くないですし、逆に条件のことを言わな過ぎると自分にとって不利な条件で働くことになりかねません。この部分のバランス感は、就職活動において非常に大切になってきます。ここでは「貴社規定に従います」の使いどころをはじめとして、条件提示のコツを見ていきます。
貴社規定に準じますとは貴社規定に従いますと同義
貴社規定に準じますとは、貴社規定に従いますと同義です。「貴社規定に従います」という言葉とは別に「貴社規定に準じます」という言葉があります。この言葉は同じシーンにおいてどちらを使っても大丈夫な場合が少なくありません。
「貴社規定に従います」という言い回しだけではなく、こういった言い回しもあることを覚えておきましょう。「貴社規定に準じます」という言い回しもどこかで必ず使ったり目にしたりすることになるでしょう。
貴社規定に準じますよりも貴社規定に従いますの方が望ましい
貴社規定に準じますよりも貴社規定に従いますの方が望ましい場合が多いことを覚えておきましょう。基本的に「貴社規定に準じます」という言葉が相手に対して失礼にあたる言い回しになるかと言ったら、決してそのような言い回しにはあたりません。「貴社規定に従います」と同じように使えます。
しかしながら「貴社規定に従います」の方が「貴社規定に準じます」よりも「従う」という言葉が相手に対して遜っていてより丁寧な印象のある言葉になります。そのため基本的には「貴社規定に準じます」よりも「貴社規定に従います」という言い回しを使った方が、就職活動においての相手方への印象は良くなることでしょう。
履歴書の本人希望記入欄の書き方やポイント
履歴書の本人希望記入欄の書き方やポイント①妥協したくない点は絶対に書く
履歴書の本人希望記入欄の書き方やポイントの1つ目として、妥協したくない点は絶対に書くことが挙げられます。就職活動においてあれこれと希望を出すのは気が引けると思う人も少なくないかもしれませんが、逆に入社してからの方があれこれと希望を言いづらい状況になります。そのため言うなら入社前ということになります。
もしも相手方にこちらの希望を伝えて採用にならなかったのであれば、それはご縁がなかったということになります。「貴社規定に従います」「貴社規定に準じます」と、本当に書いていいのかどうか、しっかり考えて履歴書を書くようにしましょう。例えば書き方の例を示すと下記のようになります。
子供がまだ1歳なので保育園のお迎えの時間には間に合いますよう、残業は事前にお申し出いただけましたらありがたく存じます。また土日を除く週3日の勤務を希望いたします。その他の条件につきましては貴社規定に従います。
履歴書の本人希望記入欄の書き方やポイント②箇条書きで簡潔に書く
履歴書の本人希望記入欄の書き方やポイントの2つ目として、提示する条件が多い場合には箇条書きで簡潔に書くことが挙げられます。箇条書きでの記入の場合には、箇条書き自体も短い方がいいでしょう。何故なら一つ一つの文章が長くなってしまうと、箇条書きを使う意味がなくなってしまうからです。
しかしながら長い文章でないと相手方に伝わりきらないことがあるかもしれません。その場合には最低限の要点だけを記入するようにし、詳細の部分は面接等で説明をするようにしましょう。箇条書きを使う場合には、ボリュームのある内容を相手方に簡潔に伝えることが目的なのでその目的を見失わないようにしましょう。
履歴書の本人希望記入欄の書き方やポイント③特になしとは書かずに何か書く
履歴書の本人希望記入欄の書き方やポイントの3つ目として、特になしとは書かずに何か書くことが挙げられます。特に何も希望がない場合には特になしと書きたいこともあるかもしれませんが、特になしと書いてしまうと、その会社に入社するモチベーションが低いのではないかと見られてしまいます。
例えば「給料」「勤務時間」などと希望を記入する項目がいくつかに分かれているような書式の履歴書に関しては本当に希望がない部分に「特になし」「貴社規定に準じます」と書くのはいいかもしれませんが、特に職種等は希望を書いた方がいいでしょう。その方がモチベーションを高く保てる仕事に就ける可能性が上がります。
特に新卒の場合だと特になしと書いてしまいがちなシーンは多いのですが、新卒だからこそ履歴書をしっかり埋めることで相手方の印象を上げることができます。新卒の場合は転職の場合よりも特になしという言葉を使うことのないように心がけましょう。
履歴書の本人希望記入欄の書き方やポイント④新卒は連絡希望時間を書く
履歴書の本人希望記入欄の書き方やポイントの4つ目として、新卒は連絡希望時間を書くことが挙げられます。社会人経験が長ければ自分の経験や知識を生かすような部署や職種への配属を希望する旨について履歴書に記入することがあるかもしれませんが、新卒は書くことに困ることが少なくありません。
何か相手にモチベーションが伝わる言葉も書きつつ、連絡が取りやすい連絡希望時間を書くことで、相手方に対して細かいところにまで気配りが利く人物だということを新卒に限らずアピールできるでしょう。また、新卒に限らず連絡希望時間は極力書くようにすると、相手とのコンタクトがスムーズになることでしょう。
履歴書の本人希望記入欄の書き方やポイント⑤バイトの場合は長期と添える
履歴書の本人希望記入欄の書き方やポイントの5つ目として、バイトの場合は長期と添えることが挙げられます。バイトと書くと、正社員でやっていたと記入する場合よりも印象が悪くなることがありますが、「長期バイト」と書くことで契約社員や嘱託社員と同じような印象になることも少なくありません。
バイトに対するネガティブなイメージで大きいのは、長く仕事を続けてもらえるかという点です。もちろん1~2ヶ月ごとにバイトを点々としているような状況を見ると、1~2ヶ月で辞めてしまうのではないかとみられてしまいます。そのため、「長期バイト」と書きそれ相応の期間の勤務歴があれば企業側も安心できるのです。
履歴書の本人希望記入欄の書き方やポイント⑥公務員の転職は退職予定を記入
履歴書の本人希望記入欄の書き方やポイントの6つ目として、公務員の転職は退職予定を記入することが挙げられます。公務員に関しては退職の手続きが一般企業に比べると煩雑になることが少なくありません。そのため、退職予定を書いておくと相手側も採用をしやすくなります。
退職予定についてはもちろん一般企業でも書くのですが、一般的に一般企業に勤めている人の方が退職時期等を比較的フレキシブルに決められる傾向があります。逆に手続きをしっかり踏む公務員の人だと、退職に時間がかかるのではないかと懸念されることも少なくないのです。
貴社規定に従いますの使い方やポイント
貴社規定に従いますの使い方やポイント①問題ない点は規定に従う旨を書く
貴社規定に従いますの使い方やポイントの1つ目として、問題ない点は規定に従う旨を書くことが挙げられます。本人希望記入欄に対して希望を書きすぎると、入社してからも色々と言ってくる人物なのではないかと疑われてしまったり、相手方に対しての印象が悪くなります。そのため問題のない部分はその旨を記入します。
希望をしっかり伝えることでその人となりが伝わってくるような状況も少なくはありませんが、履歴書でのそういった文章も問題のない点は謹んで「貴社規定に準じます」などと書くことで引き立つので、この点は意識するようにしましょう。
貴社規定に従いますの使い方やポイント②希望職種に関しては詳細に書く
貴社規定に従いますの使い方やポイントの2つ目として、希望職種に関しては詳細に書くことが挙げられます。希望職種を書くことで、その仕事に対してのモチベーションがどこにあるのか、あるいは即戦力になれる専門性や知識、経験はあるのかといったことを企業側が把握できるのです。
そのため、希望職種に関しては必ず記入した方がいい希望項目であると言えるでしょう。ただし、希望職種についてはその希望職種を希望する背景にスキルや適正がないと説得力はありません。逆にそれがない希望職種の記入はマイナスに映る場合があるのでこの点には注意するようにしましょう。
貴社規定に従いますの貴社以外の呼び方
貴社規定に従いますの貴社以外の呼び方①貴法人
貴社規定に従いますの貴社以外の呼び方の1つ目として「貴法人」が挙げられます。「貴法人」という呼び方については、相手方の法人を指す際にビジネスメール等の文章で使われる言葉になります。ちなみに面接等の会話のシーンで使うのは「御法人(おんほうじん)」という言い回しになります。
通常は「貴社」「御社」という言葉が使われるシーンが多いのですが、例えば社団法人や財団法人、あるいは宗教法人といった、株式会社や合同会社等ではない「法人」と呼ばれることが多い組織の敬称としては「貴法人」という言葉が使われます。この使い分けをしっかり覚えておきましょう。
ちなみに下記の関連記事は「貴法人」という言葉やその類語について例文をつかいながら紹介していますので、相手組織の敬称を勉強するにはおすすめの記事内容になっています。こちらも是非読んでみてください!
貴社規定に従いますの貴社以外の呼び方②貴団体
貴社規定に従いますの貴社以外の呼び方2つ目として「貴団体」が挙げられます。「貴団体」という言葉は、相手方が「団体」である場合に使います。例えばボランティア団体やオーケストラ等がこれに該当します。NPOなども法人ではあるのですが、団体の性質が強いと思われる場合には「貴団体」「御団体」を使います。
貴社規定に従いますの貴社以外の呼び方③貴学
貴社規定に従いますの貴社以外の呼び方の3つ目として「貴学」が挙げられます。「貴学」という言葉は小学校~高校、そして専門学校について使われる言葉であり、大学に対しては特に「貴大学」という敬称が使われることになります。学校に対してはこういった敬称があることもしっかり押さえておきましょう。
貴社規定に従いますという表現を使いこなせるようになろう!
貴社規定に従いますという表現を使いこなせるようになることで、履歴書の書き方が充実することとなり就職活動を有利に進めることができるようになることでしょう。ここで紹介した「貴社規定に従います」の使い方や本人希望記入欄の書き方、そして相手方への敬称をしっかり押さえて、充実した就活を迎えてください!
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。