DMMモバイルの料金は安い?通信速度やプランの特徴など全て解説!

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格安SIMの会社であるDMMモバイルは、他の格安SIMよりも月額料金を安く設定しています。では通信速度や使い勝手などはどうなのだろう?といった疑問が当然出てくるでしょう。そのDMMモバイルについて、料金設定のしくみや通信スピード、また対応端末など解説していきます。

DMMモバイルの料金の特徴

月額料金がMVNOの中で最安値水準

DMMモバイルは、他社と比べて月額料金が安くなっています。それには理由があり、他社が最安値を更新するとそれに伴い料金を下げ、最安値をさらに下回る価格に設定し直すからです。また、安く提供するための様々な工夫もなされております。 例えば料金単価を下げるために、店舗を設置せず人件費を削減したり、多様な料金プランを揃え、無駄のないスマホの利用を実現したり、などコスト削減に力を入れているのです。このように、DMMモバイルは通常の料金を最安値に設定しています。 しかし、他社が行っているキャンペーン金額よりは安くならない場合もあります。例を挙げると、BIGLOBEモバイルでは、月3G以上のプランを選ぶと、通話SIMと格安スマホのセットで24,000円をキャッシュバックするキャンペーンがあります。またNifMoでも同様に、通話SIMと格安スマホのセットで、3Gプランが20,000円のキャッシュバックと、キャンペーンを加味すると、これらの業者の方が安くなる場合もあるのです。

料金プランはデータ量ごとに細分化

DMMモバイルの高速通信プランは、格安SIM業界でも取り扱いが少ない1Gから選択できます。2016年に行われたある統計によると、格安モバイルユーザーの4割は月1Gも使用していません。 1Gの安い料金プランがあることにより、全体の4割ものユーザーを受け入れやすくしていることは、DMMモバイルが、価格競争において1歩リードしていると言えるでしょう。また、料金プランの数も多く、格安モバイル業界では最多です。その数は、高速ではないライトプランから始まり、1G、2Gから最大20Gまで10種類あります。 料金プランはさらに、シングルコースとシェアコースに分かれています。シングルコースの方は、SIMを1枚のみ利用する、他社でも通常あるスタンダードなプランです。シェアコースの方は、最大3枚 のSIMでシェアでき、こちらも1Gから利用することができますが、SIM1枚の追加ごとに手数料が月300円、シングルコースの料金に追加されます。

通話料金は30秒20円


通常の通話料金は30秒で20円ですが、「DMMトーク」のアプリをダウンロードし、このアプリから通話すると30秒10円と半額になります。さらに「10分かけ放題」オプションに契約すると、月額850円の追加で、国内通話分について毎回10分まで無料で通話できます。 なお10分を超えた通話分については料金が加算されますが、その金額は、「DMMトーク」使用時の通常料金、30秒あたり10円です。ちなみに、「10分かけ放題」サービスを利用する際にも「DMMトーク」アプリから通話しないと、30秒20円で計算されてしまいますので注意してください。

DMMモバイルの通信の特徴

通信速度は比較的速く安定している

DMMモバイルの通信速度は、高速通信時の最高速度が下り225Mbps、上り50Mbpsです。もちろん、周りの環境や時間帯などに左右されますが、格安SIMの中でも、比較的安定して速い速度を保っています。 格安SIMの通信速度について、実際にあるサイトで時間帯ごとに計測されており、その数値を比較してみました。それによると、DMMモバイルの通信速度自体は、格安SIMの業界全体の平均と同等か少し速い程度でしたが、安定性の方が優れており、ほとんどの時間帯で平均値を超えていたのです。つまり、格安SIM業界の中でも、平均と同等かそれ以上の通信速度を、ほぼ常に安定して提供していることになります。

低速通信と高速通信を切り替えられる

通信速度について、高速と低速の切り替えができますが、それには専用アプリ「DMMモバイル」アプリをインストールしておく必要があります。このアプリを起動すると、ホーム画面の下部に表示される「高速データ通信」でON・OFFの切り替えができ、OFFを選ぶと低速通信、ONを選ぶと高速通信に切り替わる仕組みです。 またDMMモバイルは、「バースト機能」という低速状態で通信しても最初の一定量を高速通信で読み込む機能があり、テキストがメインのサイトならすぐに読み込むことができます。この機能を利用し、比較的通信速度が遅くても利用できるメールやLINEの送受信時、低速に切り替えると、このバースト機能によりすぐ読み込まれ、かつ高速通信容量の節約も可能です。

通信速度の制限がない


キャリアをはじめ格安SIM業界でも、ほとんどの会社において、3日間で一定の通信量を超えると速度制限を設けていますが、DMMモバイルでは制限がありません。これはかなり珍しいことです。 しかし逆に、契約プランの容量を超えて低速通信になった場合や、低速通信に切り替えた状態での容量オーバーには注意が必要です。最大通信速度が200kbpsの低速通信になった状態で3日間のうちに366MB以上通信すると、その翌日1日間は、低速通信時よりさらに遅い速度に制限されてしまいます。

DMMモバイルのメリット

マイページから無料でプラン変更可能

DMMモバイルの料金プランは無料で変更可能です。変更のタイミングは、毎月24日までに申し込むと翌月1日に、同じく25日以降に申し込むと、翌々月の1日に変更となります。 また、シェアコースからシングルコースへの変更については、残したいSIMカードを1枚だけ残し、他のSIMカードを解約する形ならばできます。なお、シェアコースからシングルコースへの変更と同時に高速通信容量の変更はできないので注意してください。 プラン変更については、こちらの記事も参考にしてください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/7002#i”]

余ったデータの翌月繰越が可能

DMMモバイルは、高速通信プランが細かく分かれているため、自分が普段使用する通信量に近いプランを選択でき、さらに、余ったデータ通信容量を翌月に繰り越すことができます。これにより、高速通信容量を無駄なく使うことができてお得です。なお、余った高速通信容量は翌月末が有効期限であるため、繰り越された容量は、翌月中に全て使い切りましょう。

月額250円でSNS系アプリが使い放題

3G以上の料金プランでは、「SNSフリー」という月額250円のオプションを追加できます。対象となるSNSは、LINE・Twitter・Facebook・Facebook Messenger・Instagramがあります。これらのSNSを利用する時は高速データ通信量が消費されないので、通信量を気にせず使い放題です。 ただ、対象のSNSから外部サイトへ接続するリンク先などは、SNSを経由していてもフリーにならず、高速通信容量を消費してしまう場合もあるのでご注意ください。なお、SNSフリーは別回線を通るため、SNS系の通信速度が極端に遅くなってしまい、この点が今後の課題となるでしょう。

DMMモバイルの注意点

最低利用期間未満の解約は9,000円

DMMモバイルの最低利用期間は、通話SIMカードの場合、利用を開始した日の翌月1日から12カ月で、この期間内に解約すると9,000円の解約手数料がかかります。一方、データSIMカードの場合は、最低利用期間が利用開始日を含む月末までで、解約した際に手数料は発生しません。 最低利用期間内の解約について、注意が必要な場合があります。それはシェアコースからシングルコースに変更する際のSIMカード解約についてです。 この時の解約の取り扱いも上記と同様になります。つまり、コース変更に伴い解約するSIMカードが、データSIMカードの場合は解約手数料は発生しませんが、通話SIMカードについては9,000円の解約手数料がかかってしまうのです。 なお、解約の手続きについては、こちらの記事を参考にしてください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/5754”]

DMMモバイルで利用可能な端末

主要3大キャリアの端末が利用可能

DMMモバイルでは、3大キャリアの端末を利用できますが、キャリアごとに使い勝手が多少変わります。まずドコモのスマホについては、SIMロックの解除なしで、ほぼ全ての端末を問題なく使えます。DMMモバイルはそもそも、ドコモの回線を借りているドコモ系の格安SIMであるためです。 またauのスマホは、SIMロックを解除すれば使用可能ですが、対応バンドの確認ができないため、電波の受信が少し悪くなる可能性があります。ソフトバンクのスマホについても、SIMロックを解除すれば利用可能です。 ただし2015年4月以前に発売された端末はSIMロック解除できない機種が多いので、それ以降に発売された機種の方が無難でしょう。なお、ソフトバンクのスマホは、対応バンドがドコモと若干異なるため、郊外など一部の場所で、電波を受信しにくくなる可能性があります。

新しいiPhoneも利用可能

アップルストアで新しく購入したiPhoneや、SIMロック解除済みの3大キャリアのiPhoneなどはDMMモバイルで利用でき、テザリングも問題なくできます。ドコモのiPhoneはSIMロック解除なしで普通に利用でき、やはりテザリングも可能です。 auやソフトバンクのiPhoneは、SIMロックを解除すれば利用可能で、テザリングもできます。ただ、いずれも発売されたのが2015年5月以降の機種限定で、特にauはそれに加えてSIMロック解除機能対応であることが条件なので、注意が必要です。 機種ごとの設定の仕方については、こちらの記事を参考にしてください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/4315”]

まとめ

元々利用料金が安い格安SIM業界の中でも、さらに月額料金が最安値の水準を保っているDMMモバイル。その安さの秘密は、コストを徹底的に削減し、また、多様化する利用者層を満足させるため、業界で最も多いデータ料金プランを設けるなどの企業努力にありました。格安SIMを選ぶ際は、DMMモバイルを候補にしてはいかがでしょうか。

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