メルカリの手数料は高い？おすすめポイントと他アプリとの比較も

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誰でも気軽にいらなくなった物を売ることができるフリマアプリが増えてきています。店舗や通販での購入よりも安いことが多いため、利用する人も多いでしょう。今回は、フリマアプリの中でも知名度の高い、メルカリの手数料について解説します。

メルカリ利用にかかる手数料は？

月額費や利用手数料は無料

メルカリは無料で利用できます。月額費用、利用手数料はかかりません。しかし、場合によっては商品を買ったり、売ったりした際に、手数料が発生することを確認しておきましょう。オークションサイトの中には月額料金が必須になるケースがあります。物を売った際に、月額料金の元が取れなければ、結果的に出品した側が損するということです。メルカリは月額料金や利用手数料が必要ないため、元が取れるか、といった心配をする必要がありません。

出品者は販売手数料がかかる

自分が出品した商品が売れた場合、販売手数料が発生します。この販売手数料は、商品価格の10％と定められています。つまり、5,000円の物が売れたら500円の販売手数料が発生することになるのです。売れた商品の価格が高ければ高いほど、販売手数料もかかる計算になります。

出品者は送料がかかる

メルカリは、出品する際に、送料を出品者負担にするか、購入者負担にするかを選択することができます。しかし、フリマアプリで商品を購入する人は、「できるだけ欲しい物を安く買いたい」という希望を持っている人が多いでしょう。つまり、送料を購入者負担にして出品するよりも、出品者負担にして出品するほうが売れやすいということです。「送料を負担しなくても出品することはできるが、売れる確率が低くなる」と覚えておきましょう。

出品者は売上金に振込手数料がかかる

メルカリでは、売上金を引き出す際に、その売上金の金額によっては手数料が発生することに注意しましょう。公式サイトを見てみると、原則、振込手数料は0円と記述されていますが、それは、売上金の金額が1万円以上である場合に限ります。つまり、1万円未満の売上金の引き出しには振込手数料が発生するのです。なお、振込手数料は210円となっています。

購入者は支払い手数料がかかる

メルカリの支払い方法には、キャリア決済、クレジットカード決済、コンビニ決済等があります。この中で、クレジットカード決済以外は支払い手数料が発生する、と覚えておきましょう。なお、貯まったメルカリのポイントで決済する場合は、クレジットカード決済と同様に、支払い手数料はかかりません。

一部ライセンス料がかかる物も

一部の商品に対して、ライセンス料が徴収されます。ライセンス料が徴収される商品は、スマホゲーム「Ingress」の二次創作、漫画「宇宙兄弟」の二次創作です。この条件のいずれかに当てはまる場合は、ライセンス料を支払わなければなりません。限定された範囲のため、ほとんど気にする必要はありませんが、これらの条件に当てはまる商品を出品する予定のある人は、きちんと把握しておきましょう。

他フリマアプリとの手数料比較

ラクマは販売手数料無料

ラクマの販売手数料は無料です。メルカリの利用でかかる費用として多いのが販売手数料になります。メルカリよりもコストが少なく利用できるのがラクマの強みと言えるでしょう。しかし、ラクマはメルカリほど知名度がないため、利用者が少ない傾向にあります。つまり、出品したとしても売れる可能性がメルカリよりも低いということです。

ヤフオクは月額費と販売手数料が必要

ネット上のオークションで有名なのが、Yahoo!オークションです。Yahoo!オークションを利用するには、Yahoo!プレミアム会員の月額費と販売手数料が必要になります。販売手数料は売れた金額の8％と消費税、Yahoo!プレミアム会員の月額費は410円です。メルカリと比べると、料金がかかるイメージがありますが、Yahoo!オークションは知名度が高く、様々なジャンルの商品であっても売れる、というのが強みです。

モバオクは月会費と落札手数料が必要

モバオクは決済方法や落札金額によって、落札者に手数料が発生します。決済方法には、モバペイと代引きの2種類がありますが、どちらも手数料が発生するのです。モバペイは落札金額と決済方法によって手数料が変動するため、利用する人はしっかりと確認しておくことをおすすめします。また、モバオクもYahoo!オークションと同様に、月額費(324円)がかかります。

メルカリのおすすめポイントは

利用者数ナンバーワン

まず第一に挙げることができるメルカリの強みは「利用者数の多さ」です。テレビCMなどで宣伝されているため、知名度があり、利用者数が他のフリマアプリと比べて多いことが特徴です。利用者数が多ければ、それだけ幅広いニーズが存在するため、自分が出品した商品が購入される確率が高くなります。

商品カテゴリーが幅広い

また、商品カテゴリーも充実しています。例えば洋服であれば、通常メンズ、レディース、キッズなどのカテゴリー分けがされていますが、メルカリではさらに細かくカテゴリー分けされているのです。また、洋服だけでなく、おもちゃやDVD、ゲームなどと様々なカテゴリーが用意されています。そのため、様々な趣味を持っている人が出品しており、それに呼応して利用者を呼び込むことができ、マイナーな商品であっても売れるケースがあります。

匿名配送ができる

個人間の取引をする上で、気を付けなければならないのが、個人情報の取り扱いです。面識がない人と取引をするため、なるべく自分の個人情報を公開したくないでしょう。そのようなニーズに応え、メルカリでは匿名配送に対応しています。自分の住所を公開せず、商品を送れる「らくらくメルカリ便」を利用することで、匿名配送が可能になります。