フレッツ光の転用って何？そのメリットとデメリットを徹底解説！

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「フレッツ光から光コラボへ転用すると、料金が安くなります。」という話を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、そもそも転用とは何なのでしょうか。ここでは、フレッツ光の転用について、詳しく解説していきます。

そもそも転用って何？

転用とは、フレッツ光を契約している人が、光コラボ事業者へ契約を変更することをいいます。ここでは、光コラボへの転用について説明します。

契約先がNTTから別の事業者になる

フレッツ光の転用をすることによって、契約先がNTTから光コラボ事業者へ変わります。さらに、光回線は、フレッツ光の回線をそのまま使うため、工事の必要がないのです。また、フレッツ光を使ったひかり電話についても、光コラボ事業者への転用が認められていて、電話番号はそのまま引き継ぐことができます。

光コラボへ転用するメリットは？

ここでは、フレッツ光から光コラボへ転用するメリットについて説明します。

セット割りでお得になる

ドコモ光やSoftBank光などの光コラボ事業者は、同じキャリアのスマートフォンとインターネット回線をセットで契約すると、割引サービスを行っています。また、auひかりは、光コラボ事業者ではないため転用ができません。しかし、auユーザーでもセットでの割引きができるSo-net光コラボレーションなどの光コラボ事業者がありますので、転用を検討する価値があるでしょう。また、格安SIMを利用しているユーザーでも、光コラボと同じブランドでそろえることで、割引きが受けられる場合があります。

フレッツ光より月額料金が安くなる

フレッツ光の利用は、インターネット回線の月額料金とプロバイダの月額料金の両方がかかります。しかし、光コラボは、インターネット回線の月額料金とプロバイダの月額料金がセットになっているので、ほとんどの光コラボ事業者がフレッツ光に比べて安価に設定されているのです。

違約金や工事費が不要

フレッツ光から光コラボへの転用をしても、回線の管理は引き続きNTTが行うため違約金はかかりません。また、転用しても同じフレッツ光の回線を利用するため、回線工事が不要です。フレッツ光を契約した時の工事費用を分割で払っている場合、通常は転用した光コラボ事業者に引き継がれます。ところが、光コラボ事業者の中には、その工事費用を免除してくれるところもあるのです。

キャッシュバックがある

光コラボ事業者の中には、フレッツ光から転用した場合にキャッシュバックをもらえるところがあります。光コラボへの転用は、月額料金が安くなるだけでなく、キャッシュバックももらえるところがあるためお得です。

サポートや料金が一本化できる

転用前は、フレッツ光との回線契約とプロバイダとの契約と両方が存在していたため、サポート窓口も分かれていました。しかし、光コラボへ転用すると、回線もプロバイダもセットで契約できるので、サポート窓口も一本化できます。そのため、問い合わせも料金の請求も、一本化されるのでわかりやすくなるのです。

光コラボへ転用するデメリットは？

転用後はフレッツ光に戻せない

転用とは、フレッツ光を契約している人が光コラボへ契約を変更することで、原則1度しかできません。転用後に、再度フレッツ光に回線契約を戻すためには、1度光コラボを解約してから、再度フレッツ光との新規契約をするしかないのです。また、フレッツ光に戻すために光コラボを解約する場合には、一般的には違約金がかかります。

通信速度が遅くなる場合がある

光コラボへの転用をしても、フレッツ光の回線を同じように使用して、提供エリアも変わらないため、基本的には通信速度の変化はありません。ところが、転用により通信機器が変わったり、プロバイダの設備状況や利用者のアクセス状況によって、通信速度が遅くなる可能性があります。

詐欺まがいの電話勧誘に注意

代理店によっては、フレッツ光の契約をしている人に電話をかけてきて、「今使っているフレッツ光の料金が安くなる」などとしつこく勧誘をします。さらに、内容についてはほとんど説明しないで、無理やり契約を結ばせようとする代理店もあります。間違って契約してしまうと、説明も受けていないオプションが付いていたりします。そのため、契約する時には、注意が必要です。