auひかりに乗り換える際の手順は?キャンペーンや注意点も解説!

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フレッツ光などに加入している場合、ネット回線をauひかりに乗り換えることができますが、その際には注意すべきことがいくつかあります。「費用を安くする目的で乗り換えたのに、かえって出費になった」とか「不便になった」といったことにならないよう、乗り換えは気をつけて進めてください。(この項で記載の金額はすべて税別表記です。)

プロバイダを変えずにauひかりへ乗り換える方法

フレッツ光などからauひかりへ乗り換えることができる

インターネットを利用している場合、通常「回線業者」と「プロバイダ」の両方と契約をしています。「回線業者」とは、インターネットを利用するための「線」、すなわち経路を提供する事業者です。フレッツ光のNTT系各社、KDDIなどがそれに当たります。「プロバイダ」はインターネット上での情報閲覧やコンテンツ視聴、お客様サポートなどのサービスを提供する事業者のことを言います。回線をフレッツ光で契約している場合には、auひかりなどに乗り換えることができますが、契約しているプロバイダによって方法が変わってきます。方法は大きく3つに分かれます。それぞれについて見ていきましょう。

au one netを利用中の場合

auが運営するau one netをプロバイダとして利用していて、回線契約をフレッツ光からauひかりに変更したい場合は、直接auひかりのホームページから「コース変更手続き」で申し込みをすることができます。

auひかり提携プロバイダを利用中の場合


フレッツ光で契約しているプロバイダが、auひかりの提携プロバイダでもある場合は、プロバイダに連絡して、「回線業者の変更申し込み」をします。auひかりの提携プロバイダは、So-net、@nifty、BIGLOBE、@T COM、ASAHIネット、DTIの7社です。auひかりのホームページで「au one net以外の提携プロバイダをご利用中の方」から入り、それぞれの「お客様サポート」から手続きを行ってください。

その他のプロバイダを利用中の場合

フレッツ光にはたいへん多くのプロバイダが対応しています。契約していたプロバイダがau net oneでもそのほかのauひかり提携プロバイダでもない事業者であった場合は、そのままのプロバイダでauひかりに乗り換えることはできません。回線・プロバイダとも解約して、上記のauひかり提携プロバイダ経由で新規に契約をすることになります。 また、こちらの記事「auひかりのプロバイダは変更できる?速度や料金についても解説!」も参考にしてみてください。

auひかりに乗り換える手順

auひかり乗り換えの申し込みをする


乗り換えの申し込みを行うと、KDDIまたは近くのKDDI代理店からから、工事日の案内の連絡があります。その際に、月々の料金や、開通までの期間、工事に際して用意しておく書類などを確認してください。また、一戸建てで「auひかりホーム」を申し込む場合には、「おまかせアドバイザー」という専門のスタッフに自宅に来てもらい、サービス開始までのさまざまな相談に乗ってもらうこともできます。

利用中のサービスに解約を申し込む

auひかりの契約申し込みを進める一方で、現在の契約中の回線サービス(完全新規契約の場合は回線・プロバイダサービスの両方)の解約手続きを行う必要があります。この場合に注意しなくてはならないのは、ネットが使えない期間が発生することの無いよう解約日を設定することです。auひかりの工事日と初期設定をする時間を念頭において、余裕を持って解約しましょう。

auひかりの開通工事

工事日は申し込んでから二週間程度の期間をおいて設定されることが多いようですが、混んでいる時はもっと長くかかることもあります。その間にKDDIから宅配便で、ONUと呼ばれる光ファイバー用の接続装置と室内に設置するルーターが届きます。これらは開通工事に必要ですので、しっかり保管しておきましょう。工事は専門のスタッフが行いますが、室外・室内の両方にわたり、当日は利用者の立ち合いが必要です。

auひかりに乗り換える際の注意点


違約金負担が発生することがある

フレッツ光で行っている契約の条件によっては、解約時に違約金や工事費が請求される場合があるので注意しましょう。NTT東日本エリアでは「にねん割」という契約形態があります。これは、2年間の契約継続を条件に、月額料金を割引するものです。 2年ごとに自動更新となりますが、その直後に設定されている更新月(2か月間)以外に解約を行うと、戸建てタイプで9,500円、 マンションタイプで1,500円の解約金が発生します。

工事費の残額が請求されるケースも

また、NTT東日本エリアでは、初期の工事費(2012年6月1日以降申し込みで24,000円、2015年4月1日以降申し込みで18,000円)について、一括払いと月々の分割払いが選択できますが、分割払いでの未払い分が残っていると、解約時に一括請求されることになります。NTT西日本エリアでは契約形態が異なりますが、やはり同様に違約金や工事費の請求が発生する場合がありますので注意してください。

電話番号が引き継げないことがある

現在利用している電話がフレッツ光「ひかり電話」など、NTT加入電話以外のサービスである場合、使っている電話番号がもともとNTT加入電話の契約時に発番された番号であれば、auひかり電話サービスに変更しても番号を引き継ぐこと(ナンバーポータビリティ)が可能です。けれども、フレッツ光「ひかり電話」契約の際などに新しく発番された電話番号である場合は、番号継続はできません。

auひかり提供エリア外のことがある

auひかりのサービス提供エリアは広がっていますが、フレッツ光の広さには及んでいないのが現状です。一戸建てかマンションかによってもエリア外に住んでいる場合には、当然auひかりのサービスを利用することはできません。auのホームページなどで確認しましょう。

キャッシュバックキャンペーンを上手に活用しよう

現在の契約の解約に違約金がかかる場合に注意が必要、と書きましたが、違約金がかかるからと言って、乗り換えを諦めなくてはいけないということはありません。多くのauひかり提携プロバイダや代理店が実施している「乗り換えキャンペーン」ではキャッシュバックが用意されています。この金額と違約金が相殺できれば、実質的に違約金なしで解約することができると言えます。

高額キャッシュバックは条件をよく確認して

ただし、特に高額なキャッシュバックが用意されているキャンペーンは、適用条件がたいへん厳しいことがあるので要注意です。高いキャッシュバック情報に釣られて契約すると、実際にはその何分の一ほどしかキャッシュバックがなかったというケースもありますので、事前によく確認して契約に進んでください。

まとめ

ネット回線をauひかりに乗り換える際の手続きの流れと注意すべき点についてまとめました。確認しながら進めれば、それほど難しいことではありません。賢くインターネットを使いこなすために、まずは居住地域がサービス提供エリア内かどうか確かめてみてはいかがでしょうか。

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