感想文が簡単にまとまる書き方をご紹介!これで読書感想文も完璧!
あなたは、感想文が簡単にまとまる書き方を知っていますか?この記事では、読書感想文にも生かせる感想文の書き方をカテゴリーごとに詳しくご紹介していきます。感想文の書き方とポイントについて知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
【小学生】感想文が簡単にまとまる書き方3選!
①書きたいことをまとめる
低学年・高学年に関わらず、小学生で感想文を書く際にはまず「書きたいことをまとめる」ことから始めます。高学年の小学生なら読書しながらメモを取ることも可能ですので、メモを見ながら書きたいことをまとめる作業をします。
小学生の感想文の流れは、書き出しから始まり、結びの文で終わる構成のものがほとんどです。各項目に合わせて、自分の考えや感想を紙にまとめていきます。初めから上手に書くことは意識せず、箇条書きにして書き出すのがポイントです。
- ・書き出し:タイトルに関する感想をまとめる
- ・登場人物に思うこと:なぜ登場人物はそんなことをしたのだろう?など疑問に感じたことなどを書く
- ・自分だったらどうするか:自分や自分の家族に当てはめた場合について書く
- ・感動したこと:自分が感動したことをまとめる
- ・結びの文:主人公のこれからの未来を予測して書く
書きたいことまとめメモの項目と内容の例
②タイトルと書き出しを工夫する
小学生の感想文を簡単にまとめる手順として、次に「タイトルと書き出しを工夫する」が挙げられます。タイトルは、月並みな「~を読んで」にすることは避けましょう。読み手の注意を引くような、興味をそそるタイトルに仕上げるのがポイントです。タイトルは、感想文完成後につけても構いません。
次の手順として、先に作っておいた書きたいことをまとめたメモを基に、書き出し部分から書いていきます。各項目の書き出し部分は、感想文の中でも非常に重要な役割を果たします。読み手の心に残る書き方、登場人物に呼びかけるような書き方など、ポイントを押さえて上手に書いてみましょう。
③内容を膨らませる
小学生の感想文の書き方の最後の手順は、「内容を膨らませる」です。小学生の感想文には、大抵、目標文字数が決められています。読書に選んだ本の内容によっては、文字数が多すぎて書けない場合もあります。そんな時は、自分の体験に重ね合わせた内容を盛り込むなどして内容を膨らませましょう。
本のあらすじや内容を長い文章で羅列するのは内容を膨らませることにはなりません。あくまでも、自分の体験や感想をもっと書けないか?という視点で上手に構成していきます。最後に結びの文で本の主人公の将来の予想や自分が学んだことを盛り込めば、小学生の感想文の完成です。
【中学生・高校生】感想文が簡単にまとまる書き方3選!
①ノートに感想をまとめる
中学生・高校生の感想文では、まず「ノートに感想をまとめる」ことから始めます。小学生と違い、中学生・高校生の場合は記憶力も上がっているので、ある程度読書した本の内容を振り返りながら、ノートに自分の感想をまとめることが可能となります。
ポイントとなるシーンを振り返り、そこで自分がどんな感想を持ったか?どんな気持ちになったか?を分かりやすくノートにまとめていきます。読書の際に付箋を活用して本を読み進めると、同作業を楽にしてくれます。まずはノートへの感想まとめという手順から初めてみましょう。
②自分の過去を振り返った感想を書く
次の手順として、「自分の過去を振り返った感想を書く」が挙げられます。中学生・高校生ともなると、自分の過去を客観的に振り返ることも可能になります。例えば「野球」をテーマにした本の読書感想文を書く場合、自分が過去野球をした時にどんな行動をしたかを重ね合わせて書きます。
例えば、「この本の主人公は、初めてホームランを打った時、大喜びしていた。でも、僕が初めてホームランを打った時、僕はそんなに喜べなかった。」などの形で書きます。本の登場人物と自分の中学生・高校生としての過去を上手に対比させ、当時の様子を詳しく書きましょう。
③本を読んでからの自分の変化を書く
中学生・高校生の感想文の最後の手順は、「本を読んでからの自分の変化を書く」です。これは、感想文最後のまとめの部分に来る内容です。読書を通して起きた自分の変化をより具体的な言葉で書いていくことがポイントです。
例えば、読書後にできるようになったこと、目標として掲げたこと、新しい考え方などについてまとめていきましょう。自分の変化にポイントを絞りながら、上手に言葉にしてみてください。ここまで書けたら、中学生・高校生の感想文は完成です。
【大学生】感想文が簡単にまとまる書き方3選!
①内容を要約する
大学生の感想文の場合、「内容を要約する」手順から始めます。できるだけ短い文章で、「全体のテーマ、それについてどう感じたのか?」をまとめます。例えば、「この春から、~のゼミを受講しているのだが、それがとても面白い。」などの形で書きます。
必要に応じて、適宜これに適当な情報を加えて脚色しますが、大学生の感想文では内容要約部分での不必要な主観的内容は避けます。ポイントを押さえて形で「何についての話で、どう感じたのか?」を上手に書きましょう。
②自分が感じたことを書く
次に、「自分が感じたこと」を書きます。書き方には2通りあり、それが全体を通じてどう感じたか?と、どこが一番印象に残ったか?です。普通、後者の方が大学生にとって書きやすいので、後者から書きます。それを前者の全体の感想につなげます。
例えば「~の講義での先生の発言は、とても心に残った。」、「ゼミ合宿でのディベートの時間が非常に白熱したのを覚えている。」と書いた後で、「全体としてとても有意義なゼミだった。」と感想を述べます。ポイントごとに感想を述べ、全体の感想につなげるのがポイントです。
③感じた理由を書く
最後に、「感じた理由」を書きます。「感じた理由」があるからこそ、大学生の感想文が中学生・高校生のものと全く異なります。先に書いた「自分が感じたこと」がなぜそうなのか?という理由を理論的に述べるのです。
例えば自分の過去の経験や出来事を絡めながら、理路整然とその理由を述べます。大学生のレベルの感想文では、内容をより個人的で独自のものにする必要があります。手順を追って、自分の感想と自分の経験・過去をリンクさせる内容にまとめ上げましょう。
【社会人】感想文が簡単にまとまる書き方3選!
①職場でのメモの内容を集めてその感想を書く
社会人の感想文の場合、「職場でのメモの内容を集めてその感想を書く」ことから始めましょう。日頃からこまめに職場で起きたことや状況をメモしておき、集めて感想を書くようにします。感想部分も、ただ「勉強になった」だけでなく、できるだけ具体的に自分の心の動きを書くようにします。
②できるだけ数字化する
次に、「できるだけ数字化」しましょう。例えば、「約1万人が収容できる大きな会場」「売上100億円のうちの50%」など、できるだけ具体的な数字な表示を盛り込むことが重要です。社会人として感想文をまとめる場合、数字化して客観性を出すことが必要となってきます。できるだけ正確な数字を参照しましょう。
③今後の仕事に活かせる点について述べる
最後に、「今後の仕事に活かせる点」について述べます。自分が学んだこと、気づいたこと、今後目標にしてきたいことを上手にまとめます。例えば、「今回の研修で学んだ知識を、来月自分のチームでも早速活かしていきたいです。」などの形にします。より具体的な言葉で言語化するのがポイントです。
感想文が簡単にまとまる書き方を実践するためのコツは?
以上まで、中学生・高校生、大学生などカテゴリー別に「感想文が簡単にまとまる書き方」をご紹介してきました。最後に、全世代に共通する書き方実践のためのコツをご紹介していきます。書き方だけでなく、コツを知っておくと感想文の書きやすさが格段に上がりますので、ぜひ参考にしてみてください。
①日頃から読書をする
まず、「日頃から読書をする」というコツが挙げられます。本は、基本的に「起承転結」という話の展開になっていて、構成を自分の感想にも生かすことができます。また、読書を重ねることで、様々な言い回しや表現を多量にインプットすることもできます。同コツを通して、自然な文章の構成や表現を学びましょう。
②自分の考えを持つクセをつける
「自分の考えを持つクセをつける」のもコツの一つです。特に、大学生以上の感想文では、自分はどう考えるか?をしっかり書けることが求められます。そのため、学校や仕事場で「自分だったらどう考えるだろう?」と自問するクセをつけておきましょう。感想文作成に非常に活かされるコツです。
③相手への伝わりやすさを意識する
最後にご紹介するコツは、「相手への伝わりやすさを意識する」です。どんな感想文でも、結局は相手にきちんと内容が伝わらなくては意味がありません。常に「相手にどうやったら伝わりやすくなるか?」を意識して感想文に取り組みましょう。感想文をより一層上手に書くコツです。意識してみてください。
感想文が簡単にまとまる書き方を活用して感想文を書こう!
感想文が簡単にまとまる書き方は、手順やコツを覚えれば意外と簡単です。その年代・世代に関わらず、共通している部分も多々あります。「わからない」「感想文は苦手」という人も多いですが、書き始めから完ぺきを目指す必要は全くありません。
まずは簡単な概要・感想のまとめから入り、徐々に内容を膨らませながら全体の感想に繋げてまとめていけば良いのです。もちろん、何度でも推敲することも可能です。あなたも、ぜひ当記事の内容参考にして、感想文が簡単にまとまる書き方を活用しながら上手に感想文を書いてみてください。
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