ヤフオクでの即決交渉は違反?正しい値下げ依頼の仕方&断り方を解説!
ヤフオクで即決したい商品を発見した場合、値下げしてもらえたらありがたい時ってありますよね。しかし、即決や値下げの交渉を行うことにはルールがあります。違反者・注意人物として通報されたり、低評価やトラブルの種をまかないよう、正しいやり方・断り方を学びましょう!
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目次
ヤフオクで即決交渉は違反なのか?
違反にはならない
ヤフオクで即決交渉を行うことは、何らかの違反に該当しません。即決交渉は即決価格(フリマ出品)に設定していないオークションで、購入希望者から出品者に向けて行われます。交渉は頻繁に行われることではありませんが、稀に〇円で即決したいと提案されることもあります。
即決交渉不可の場合もある
即決交渉可能ということが示されていないオークションでは、交渉の可否を問う質問を行った時に拒否される可能性が高いです。ヤフオクの規約上は行っても問題ありませんが、出品者の都合やオークションの設定または状況により、即決交渉に対応しない・対応できないことがあります。
ヤフオクの即決交渉のやり方は?
やり方①早期終了設定の時
早期終了の設定で出品されているオークションでは、落札者が即決価格で入札し、出品者が早期終了するやり方で即決購入が完了します。早期終了に設定しておけば変更などの作業が不要なので、即決購入の落札者が現れても良いと考える出品者は、はじめから早期終了設定をしておきましょう。
- 1落札側が即決する価格で入札します。
- 2出品側は入札者が即決希望者のIDであることを確認し、早期終了します。
早期終了設定ありオークションでの手順
やり方②早期終了設定にしていない時
早期終了の設定をしていないオークションでは、現在の出品を削除してから、即決金額を設定して再出品するやり方を行う必要があります。再出品する時間は、早期終了を提案してきた質問者(即決希望者)と事前に相談・約束しておきましょう。
また、このやり方は他に入札者がいない状態で行ってください。他の入札者がいる時に、1人の質問者のためだけに出品を削除するのは、評価に響く可能性があります。質問を行う側も、そのオークションに他の入札者がいないかを確認した上で質問した方が相手を困らせません。
- 1相手と再出品の予定を約束した上で、出品を削除します。
- 2即決金額の設定を行い、相手と決めた約束の時間に再出品します。
- 3落札側が入札をし、出品側が早期終了します。
早期終了設定なしオークションでの手順
ヤフオクで即決交渉する時の注意点
注意点①出品取消システム手数料
早期終了設定をしていないオークションではいったん出品を削除しますが、ヤフオクでは出品を削除すると出品取消システム手数料(540円)がかかります。設定なしオークションの出品者は、この手数料がかかっても早期終了することにメリットがある場合にのみ、即決交渉を受けても良いでしょう。
注意点②システム外取引の持ち掛け
質問機能から即決交渉などを兼ねてシステム外取引を提案してくる利用者もいますが、ヤフオクのシステム外取引は規約違反になります。システム外取引を持ち掛けること自体禁止行為に該当するため、このような質問者がいたら、注意人物として運営に通報した方が良いでしょう。
持ち掛けの内容にはさまざまなパターンがありますが、直接取引なら手数料がかからない、銀行振込で本日中に一括払いするといった出品者側のメリットを示すケースが多いです。上記のメリットがあるから、こちらのアドレスで連絡を取りましょうなどの質問が来た時には、安易に乗らないよう気を付けてください。
ヤフオクで値下げ交渉は違反になる?そのやり方や応じ方は?
①場合によりガイドライン違反
値下げ交渉オプションが付いていないオークションに対して、値下げ交渉の質問を行うことはガイドライン違反となります。ガイドラインはいわば使用上のルールのことですので規約違反とは異なりますが、迷惑行為として通報されることがあります。
ヤフオクは値下げ交渉自体を禁じているわけではありませんが、オプションを付けていないオークションは値下げに応じない前提で出品していますので、わざわざ値下げ交渉するのはトラブルの原因になり得ます。値下げ交渉を行いたい購入者は、値下げ交渉オプションが付いているオークションを選びましょう。
②値下げ交渉のやり方
値下げ交渉を行いたい落札希望者は、入札のない定額商品のオークションを選び、値下げの可否を質問してみましょう。入札があるオークションでは値下げを断られる可能性が高く、すでにライバルがいるので避けた方が無難です。定額商品が良い理由は、1円スタートの商品よりも売れにくい(入札が入りにくい)ためです。
したがって、値下げ交渉を行いたい時は、現時点で入札者がいない定額商品のオークションがおすすめです。入札のない定額商品オークションは、新着順・入札の少ない準・価格の高い順などの検索機能を使うことで、簡単にリサーチすることができます。
- 1商品ページに入り、出品者へ質問を押します。
- 2交渉の内容を書いて、確認ボタンを押すと送信されます。
- 3出品者からの返答を待ちましょう。断られる可能性も高いため、いかなる結果でも悪意を持たないようにしてください。
- 4可能の応答があった場合は、交渉成立後に落札側が入札を行います。
- 5出品側は入札を確認し、早期終了してください。
値下げ交渉の手順
③値下げ交渉の応じ方
値下げ交渉を受けた出品者は、再出品と早期終了設定、どちらかの方法を行う必要があります。まず出品中・落札後は価格変更が行えないため、値下げ交渉に応じて再出品の方法をとる時は、いったん出品を削除し、変更価格に設定してから再出品します。再出品時は取消システム利用料が発生するため、兼ね合いに注意しましょう。
早期終了設定で値引きを行うことも可能ですが、現在価格と値下げ価格との間で差額分の落札システム利用料がかかります。これは出品者負担となりますので、早期終了設定時は落札システム利用料との兼ね合いも踏まえた上で応じるかどうかを決めましょう。
上記2つの方法は商品価格を値下げする時のやり方ですが、送料の値下げ希望が来ることもあります。送料の値下げは簡単で、落札者がYahoo!かんたん決済を行う時に、送料の金額を変更するだけで済みます。送料変更の際は、決済時に送料変更を行ってほしいことを落札者に伝えましょう。
即決交渉や値下げ交渉の断り方
断り方①交渉可の設定にしていないことを伝える
即決や値下げが可能ということを示していないオークションでは、依頼の質問が来ても断ることができます。ヤフオクの運営側もオークションの現設定内容を変更するような交渉は勧めていませんので、不可能なら気兼ねなく断って良いと言えます。ただし、評価やトラブルのことがあるので、丁寧な断り方が必要です。
値下げに関しては値下げ交渉可能を示す設定があるため、その設定をしておけば交渉を受ける可能性はかなり少なくなります。しかし、システム上で不可ということが示されていても、値下げ・即決の質問をしてくる方もいます。そのため、商品説明の欄にも値下げや即決の交渉はできないことを記しておいた方が良いでしょう。
当オークションは早期終了の設定を行っていませんので、オークション途中での即決・値下げには応じることができません。ご了承ください。
断り方②他の登録者・入札者・閲覧者に配慮する
質問が来た時点で他の入札者やウォッチリスト登録者がいたり、アクセス数(出品を見てくれた人の数)が多い時には、その方たちに配慮した断り方をすることも可能です。特に他の入札者がいる時には、現状の出品設定でも売れる可能性が高いため、即決・値下げに応じなくても良いでしょう。
大変多くのアクセスをいただいており、現在入札されている方(ウォッチリストに登録している方)もおりますので、即決・値下げに応じることはできません。ご理解いただけますようお願いします。
断り方③オークションを楽しみたい気持ちを示す
交渉可の設定にしておらず、オークション特有の売買状況を楽しみたい気持ちがあるのであれば、この理由で断っても良いでしょう。一個人の気持ちが理由になりますが、そもそもヤフオクはオークション形式の売買が行える点が特徴ですので、丁寧な断り方をすれば問題ありません。
大変申し訳ありませんが、最後までオークションを楽しみたいと考えておりますので、即決・値引きに応じることはできません。またの機会があれば、よろしくお願いいたします。
ヤフオクの即決交渉は適切な方法が大事!
即決交渉をする側になることが多い購入希望側は、交渉可で入札なしのオークションを選び、誠実な姿勢を示す質問文を送ることで交渉が成立しやくなります。交渉を受けた出品側は再出品や早期終了設定など手間やお金の兼ね合いがあるため、不可能な時は無理に受けなくて良いです。どちらも適切な対応・方法を心がけましょう。
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