「大丈夫です」の敬語の言い換え表現は?ビジネスメールでの使い方は?
皆さんは、ふとした時に「大丈夫です」という言葉を使ってしまっていませんか?実は、その言葉、敬語ではないかもしれません。ビジネスシーンにおいて、メールや連絡手段で使用する言葉でもある為、可能な限り、しっかりとした敬語で返したいですよね。今回は、丁寧な言い方を紹介いたします。
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目次
「大丈夫です」の間違った敬語の言い換え表現は?
「大丈夫です」の間違った敬語の言い換え表現と意味①了解です
「大丈夫です」の間違った敬語の言い換え表現1つ目は、了解です。という言い換えです。そもそも、了解ですという言い換え表現は、敬語ではありません。しかも、「大丈夫」という言葉には、2パターンの意味があります。肯定の意味の大丈夫と、否定の意味の大丈夫です。
了解ですという言葉は、親しい間柄なら通じるでしょうが、会社などの、人間関係がしっかりとしている場所では使ってはいけないのです。自身が上司の場合、何かを指示した際に、「了解です」と言われて、違和感を感じますよね。それだけ、軽い言葉ということなのです。
「大丈夫です」の間違った敬語の言い換え表現と意味②OKです
「大丈夫です」の間違った敬語の言い換え表現2つ目は、OKです。という言い換え表現です。「OK」という言葉も、敬語ではありません。海外なら構わないかもしれませんが、ここは日本です。「OK」という言葉を社会で使用するには、あまりにも軽々しすぎるのです。
ビジネスにおいては、しっかりとした敬語を使用しましょう。「大丈夫」という言葉の中にも、敬語に言い換え表現が出来る言葉がたくさんあります。メールなどの返信の際も、気軽に「OKです」という言葉を使ってしまうと、常識がない人だと思われてしまうでしょう。
「大丈夫です」の間違った敬語の言い換え表現と意味③結構です
「大丈夫です」の間違った敬語の言い換え表現3つ目は、結構です。という言い換え表現です。さて、この「結構です」という言葉ですが、目上の人や、上司に対しては特に使ってはいけない敬語の言い換え表現と言われています。
この言葉は、逆に上司や目上の人が、目下の人間に使用する際の言葉です。だからこそ、目下の人間が使ってしまうと、失礼に値する言葉なのです。下記の記事は、そんな上司や目上の人に対して送る、ビジネスメールの書き方のご紹介をしています。是非、ご覧ください。
「大丈夫です」の間違った敬語の言い換え表現と意味④構いません
「大丈夫です」の間違った敬語の言い換え表現4つ目は、構いません。という言い換え表現です。こちらは、間違って使用してる人も、多くいます。「構いません」という言葉は、どちらとも取れない言い回しとなっているため、何が構わないのか分からなくなってしまいます。
その為、なんだか上から物を言っているように聞こえてしまうという難点があります。また、言われた方も気分を悪くしてしまうという傾向にあります。だからこそ、気を付けなければならない言い換え表現なのです。ビジネスでは、「構いません」という言葉を、使わないようにしましょう。
「大丈夫です」の間違った敬語の言い換え表現と意味⑤可能です
「大丈夫です」の間違った敬語の言い換え表現5つ目は、可能です。という言い換え表現です。大丈夫です、という言葉を敬語にしようと、無理やり考えた結果、「可能です」という言葉が出てきてしまう場合があります。
しかし、「何が可能」で「何が不可能なのか」という明確な表記が出来ません。ビジネスメールにおいても、丁寧な言い方をしなくてはなりませんが、「可能です」という言葉は、丁寧な言い方にはならないので、気を付けましょう。
「大丈夫です」の正しい敬語の言い換え表現は?
「大丈夫です」の正しい敬語の言い換え表現①問題ありません
「大丈夫です」の正しい敬語の言い換え表現1つ目は、問題ありませんです。問題ありませんという言葉は、相手の言葉に対する答えを選んで使用しましょう。例えば、仕事を任されたとします。その仕事の期限などに対して、自身の能力に問題なくついていくことが出来れば、この答えで正しいと言えます。
上記でも説明させていただいている通り、「大丈夫です」という言葉には、肯定にも否定にもなる言葉と言えます。「大丈夫です」という言葉は万能ですが、ビジネスシーンにおいては不適切な言葉な為、使用する際は、状況や、相手の答えになる言葉を選びましょう。
「大丈夫です」の正しい敬語の言い換え表現②結構でございます
「大丈夫です」の正しい敬語の言い換え表現2つ目は、結構でございますという言い換え表現です。これは、否定する際に使用しましょう。否定の言葉というものは、様々な言葉がありますが、こちらの表現であれば、ビジネスシーンにおいても、使える言葉となります。
「大丈夫です」という言葉で否定してしまうと、少し上から目線に感じる事があります。しかし、「結構でございます」という言葉に言い換える事によって、少し表現も和らぎます。だからこそ、敬語をしっかりと頭に入れておきましょう。
「大丈夫です」の正しい敬語の言い換え表現③かしこまりました
「大丈夫です」の正しい敬語の言い換え表現3つ目は、そもそも「大丈夫です」という言葉は、敬語にするには不適切な言葉だと言えます。「大丈夫です」という言葉は、肯定にも否定にもなり得ます。その為、しっかりとした受け答えの言葉が必要です。
社会に出たら、なるべく「大丈夫です」という言葉を使わないようにしましょう。そもそもが敬語でない為、相手を不快にする言葉と言っても過言ではありません。また、ビジネスメールでも、印象が悪くなってしまう言葉となりますので、気を付けましょう。
「大丈夫です」の正しい敬語の言い換え表現④支障ございません
「大丈夫です」の正しい敬語の言い換え表現4つ目は、支障ございませんという言い換え表現です。支障ございませんという言葉は、「構いません」という意味で使用します。何か頼まれごとをされた時や、スケジュールを聞かれた時の答えの際に使用すると良いでしょう。
スケジュールなどで、日程を聞かれる際に、どうしても「大丈夫です」という言葉が、喉から出そうになってしまう場合があります。それは、ぐっと飲みこんでしまいましょう。「大丈夫です」と答えるよりも、「支障ございません」の方が丁寧な言い換え表現であり、相手も気持ちよく読める文です。
「大丈夫です」の正しい敬語の使い方⑤承知いたしました
「大丈夫です」の正しい敬語の言い換え表現5つ目は、承知いたしましたです。こちらの敬語であれば、皆さんも良く聞き覚えがある敬語ではないでしょうか。何かを承った際や、頼まれた際に使用される言葉です。
「大丈夫です」という言葉よりも、より丁寧で、敬語らしい敬語と言えます。ビジネスにおいて、可能な限りの敬語を使用することをおすすめいたします。敬語はとても難しい言い方ですが、丁寧な言い方を心がけると、より相手に安心感を抱かせることが出来ます。
「大丈夫です」の丁寧な言い方⑥ご遠慮させていただきます
「大丈夫です」の正しい敬語の言い換え表現6つ目は、ご遠慮させていただきますという言い換え表現です。こちらの言い換え表現は、否定の際に使用する使い方をします。何かに誘われても、大事な用事があり、断らなければいけないという状況が必ずあります。
そんな時に、「今回はご遠慮させていただきます」といった使い方をすることで、丁寧な言い方と言える使い方です。ビジネスメールにおいても、使用できる丁寧な言い方である為、断らなければいけない場合に使用しましょう。
ビジネスメールの書き方が学べるおすすめの書籍は?
ビジネスメールの書き方が学べる書籍①ビジネスメール正解・不正解
ビジネスメールの書き方が学べるおすすめ書籍1つ目は、「イラっとされない、ビジネスメール正解、不正解」です。ビジネスメールを送る際に悩んでしまう書き方を、学べる書籍となっています。
ビジネスメールの書き方が学べるおすすめの書籍②ビジネスメールの書き方
ビジネスメールの書き方が学べるおすすめの書籍2つ目は、「正しいビジネスメールの書き方」です。どうしても、社会に出ると、ビジネスメールを書かなくてはならない場合があります。そういった場合に、丁寧な言い方が出来るお手本となる書籍となっています。是非、ご覧ください。
ビジネスメールの書き方が学べるおすすめの書籍③ビジネスマナーの教科書
ビジネスメールの書き方が学べるおすすめの書籍3つ目は、「入社1年目。ビジネスマナーの教科書」です。入社1年目というのは、1番難しい時期であり、たくさんのことを覚える時期でもあります。そんな時期におすすめなのが、こちらの書籍です。
「大丈夫」はビジネスで使わない言葉
「大丈夫」という言葉は、ビジネスにおいて、使用が難しい言葉という事が分かりました。もし使うのであれば、別の言い換え表現で使いましょう。どうしても迷ってしまうという時は、先輩や上司の意見を取り入れる事も重要です。
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