【ラクマ】取り置き・専用出品は違反?トラブル防止のための断り方を解説!
ラクマに出品していると、取り置きを頼まれることがあります。取り置きしても違反にはならないの?、下手に断るとトラブルになりそうで怖いですよね。そんな不安を解消すべく、この記事ではラクマのルールや依頼の断り方をご紹介しています。例文を参考にして上手に断りましょう!
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目次
ラクマの取り置きや専用出品は違反なの?
ルール①取り置きは違反
ラクマでは、取り置きはルール違反となります。ラクマのルールでは、禁止行為の一つとして「特定の購入者のために商品を取り置く行為」がリストに掲載されています。禁止行為のルールに違反した者にはペナルティが科されます。
ペナルティの内容については、アカウント停止の可能性もあることが示唆されています。ラクマがアカウント停止に踏み切った場合、その理由が冤罪だったとしても弁解は聞き入れてもらえません。ましてや、取り置きは明確に禁止行為ですから、アカウント停止のペナルティを受けても一切文句は言えません。
購入申請によって購入者の選別を公認している所為か、取り置きによってラクマでアカウント停止のペナルティを受けたという話は聞こえて来ません。ただ、ある日突然取り置きの一斉摘発が行われて、問答無用でアカウント停止のペナルティを受けることもあり得ます。取り置きが違反行為であることを肝に銘じておきましょう。
ラクマのルールルール②専用出品は違反にならない
ラクマでは、専用出品はルール違反になりません。取り置きと購入申請ありの専用出品は、商品を特定の相手にしか売らないという点で同じものだと思われがちです。実際に取り置き目的で購入申請をありにした専用出品も横行していますが、購入申請ありの専用出品は取り置き専用ではありません。
特定の相手のために特別に出品内容を変更した専用出品は、取り置きとは言えません。また、購入申請を承認するか否かは完全に出品者の自由です。その他、専用出品についてはこちらの記事で詳しく紹介されていますので、取り置きとの違いを見比べてみてください。
【汎用】断り方|ラクマの取り置き
①まずはお礼を述べる
どんな断り方をするにせよ、冒頭では「コメントありがとうございます」などのお礼を述べましょう。禁止行為を求めて来たとは言え、相手がその商品に興味を持っていることは間違いありません。失礼な断り方はトラブルの元となります。
- ・コメントありがとうございます
- ・ご来訪ありがとうございます
- ・当方の商品に興味を持っていただけて嬉しいです
冒頭の文例
②丁寧かつハッキリ「できない」と伝える
お礼を述べたら、丁寧かつハッキリ「できない」と伝える記述をします。曖昧な断り方はトラブルに繋がります。ただ、「取り置きはできません」では印象がきつくなりますので、もう少し柔らかな表現を心がけましょう。
- ・お取り置きには対応しておりません
- ・お取り置きはお断りさせていただいております
- ・お取り置きのご要望にはお応えできません
お断りの例文
丁寧な断り方をするには、文頭に「申し訳ありませんが」などのクッション言葉を利用することも大切です。クッション言葉を使いこなすことは、トラブル防止にも繋がります。こちらの記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
③代案があれば提示する
取り置きをしなくても、相手の要望に沿うことができる方法があるようなら、その代案を提示しましょう。例えば、「今すぐ購入して手続きが進むと不在時期と重なる」などであれば、配送日指定で対応できます。よくある「今は支払いが難しい」に対しては、Paidy払いの案内をしましょう。
- ・配送日時を指定できますので、お取引開始後にご希望の配送日をお知らせください
- ・ご購入をご希望される場合は、後払いのPaidyでのお支払いでご対応ください
代案の例文
④お願いで締める
どんな断り方をしたにせよ、最後は相手にお願いする「ご了承ください」などの言葉で締めましょう。「また機会がございましたら、その時にはよろしくお願い致します」などのように締めると、相手には「嫌われたわけではないんだ」との安心感を与えることもできます。
- ・何卒ご了承ください
- ・ご理解のほどをよろしくお願い致します
- ・ご理解いただければ幸いです
- ・また機会がございましたら、その時にはよろしくお願い致します
締めの例文
- ・よろしければご検討ください
- ・ご検討の程をよろしくお願い致します
- ・ご検討をお願い致します。お取引いただけることを楽しみにしております
代案を提示した場合の締めの例文
【パターン別】断り方|ラクマの取り置き
①再び取り置きを要望された場合
断っても「○日だけでいいので」「絶対買いますから」などと食い下がってくる人が居ます。その時は、ラクマのルールを盾にして断りましょう。最初からルールを盾にすると角が立ちますが、食い下がって来る人には交渉の余地がないことを理解してもらう必要があります。
- ・取り置きはラクマのルールで禁止されておりますので、ご理解ください
- ・ラクマの禁止事項に抵触しますので、お取り置きは致しかねます
2度目以降の断り方の例文
それでも尚しつこく取り置きを求められるようなら、更なる返信はせずに無視したり、ラクマに通報したりと段階を経て、最終的にはブロックしましょう。具体的な手順などについては、こちらの記事で紹介しています。参考になさってください。
②「専用出品をしている」と居直られた場合
出品者が他に出品している商品をチェックして、「他の人のためには取り置きしてるじゃないか」と居直る人も居ます。専用出品と取り置きを同じと考えているか、あるいは意図的なゴリ押しです。しかも、大抵は後者です。丁寧な言葉で毅然と断りましょう。
- ・恐れ入りますが、取り置きのための専用出品は行っておりません。ご理解の程をよろしくお願い申し上げます
- ・あいにくですが、当方の都合により専用出品を行う場合がございます。お取り置きには対応しておりませんので何卒ご了承ください
居直られた時の断り方の例文
③理由もなく「専用にしてください」と言われた場合
取り置きは禁止で専用出品はセーフだと知っていて、このような要望の仕方をする人も居ます。この場合は、理由のない専用出品と取り置きをまとめて断ると良いでしょう。そもそも専用出品も行っていない場合は、取り置きの依頼と同様の断り方をします。
- ・申し訳ございませんが、こちらで必要と判断した場合のみ専用出品を行っております。尚、お取り置きのための専用出品には対応しておりませんので、予めご了承ください
理由のない専用出品の断り方の例文
トラブル防止策|ラクマの取り置き
①取り置きには応じない
トラブル防止には、取り置きには応じないのが一番です。取り置きは出品者にとって何のメリットもありません。そもそも取り置きはラクマで禁止されているので、トラブルになってもサポートが受けられないどころか、出品者だけがペナルティの対象となりアカウント停止の危機にさらされます。
②プロフィールで予防線を張る
プロフィールに取り置き不可の記述をすることで、予防線を張っておきましょう。プロフィールに取り置き不可の記述があれば、「プロフィールの書いてある通り、取り置きはできません」と断ることができます。
ラクマのルールのマナーリストには、コメントや購入申請する前に、相手のプロフィールを確認するようにとの記述があります。そのマナーを守らずに取り置きを依頼してくるような人には、言葉だけは丁寧過ぎるくらい丁寧にしてお断りをしましょう。
- ・コメントありがとうございます。大変申し訳ございませんが、プロフィールに記載しております通り、お取り置きのご要望にはお応えすることができません。何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます
- ・ご来訪ありがとうございます。当方の商品にご興味をお持ちいただけましたことは大変嬉しいことではございますが、プロフィールの記載にありますように、お取り置きのご依頼はお断りさせていただいております。ご理解いただけましたら幸いです
断り方の例文
③態度をブレさせない
取り置きに限らず、トラブルを防止するためには態度をブレさせないことが大切です。勿論、お得意様と一見さんで便宜の図り具合の許容範囲に差が出るのは当然です。ですが、取り置きに関しては明確なルール違反なのですから、お得意様相手でも甘い顔をしてはいけません。
それでもどうしても取り置きしてあげたいと思うのであれば、「是非あなたに買って欲しいと思ったから」と特例として購入申請ありの専用出品で対応することは可能です。ただ、特例の基準はブレさせないでください。その時々で基準が変わると「前は取り置きしてくれたじゃないか」とトラブルになります。
- ・取り置き依頼時に期限を提示している
- ・提示された期限までの日数が少ない(長くても1週間以内)
- ・取り置きして欲しい理由に合理性がある
- ・専用出品の無断キャンセルがない
特例を考えるポイント
ラクマでの取り置きは丁重に断ろう
ラクマの禁止事項であるにもかかわらず、取り置きを頼む人は沢山居ます。迂闊に応じたら、相手はお咎めなしであなただけがアカウント停止のペナルティを受けかねません。禁止事項を要望してくる時点で、トラブルに発展しやすい相手であると認識して丁重にお断りのコメントを返しましょう。
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