投資信託で元本保証の金融商品は?元本割れする時やデメリットとは

将来の先行きが不安であることから「投資」を考えている人もいるのではないでしょうか。中には、CM等で耳にする投資信託について、気になっている人もいることでしょう。今回は、そもそも投資信託とは何なのか、投資信託のメリットデメリットを解説します。

投資信託とはリスクがつきもの?

投資信託の概要とメリットデメリットを解説します。

投資信託について

そもそも投資信託とは何なのかを解説します。投資信託とは、投資家が銀行などの販売会社から有価証券を買い、それをファンドが分散投資することです。投資家は1口という単位で有価証券に投資します。

投資信託の利率とリスク

1口当たりの価格のことを「基準価額」と言い、基準価額の変動によって利益が出るのか、損失が出るのかが決まります。基準価額が変動する要因には、流動性リスクや価格変動リスク、信用リスクなどがあります。 投資信託は、値動きのある有価証券に投資します。つまり、値動きによって利益を得ることもあれば、逆に元本を下回り損失が出る可能性があるのです。

リスクがある分高利回りの商品も

利回りが10%を超えるファンドも存在します。これは、投資信託によって大きな利益を獲得したい人が利用します。 しかし、注意しなければならないのが、投資家に分配される分配金は有価証券の資産から算出されている、ということです。 分配金を多く支払えば、その分、価格が下がり将来的に損失を出してしまうことにも注意しなければなりません。

おすすめの元本保証商品とメリット

安全に取引できるため、元本保証はおすすめです。ここで、元本保証商品のメリットを解説します。

国が保障の「国債」

国債は国が元本を保証しているため、安心して投資できる第一の選択肢でしょう。国債は3種類の金利があります。10満期、5固定、3固定です。 10満期は、10年が国債の満期であることを意味しています。そして、他2種類とは異なり金利は半年ごとに変動するのが、10満期です。 5固定、3固定はどちらも金利が固定であることを意味しています。上記と同様、満期は数字部分で表現されているのです。

高金利のネット銀行で積立「貯蓄」

貯蓄も投資信託となり得ます。普通の銀行の預金では利率が低く、貯蓄していたとしても、目に見えてお金が増えることはありません。利息を目的とした貯蓄は、高金利のネット銀行で多く行われています。

返礼率が100%超えの「保険」

保険の中には、返礼率が100%を超えるものも存在します。終身保険の中には、保険解約後に100%以上の返礼がされることがあるのです。 しかし、解約後に100%以上の返礼金を受け取るためには、長い期間積立をしていることが必要不可欠になります。若いうちから保険に入り、こつこつと積み立てておくことが重要になるのです。

経済変動時も元本割れを気にしない

元本保証商品は、景気の変動によって大きなリスクが出ないことがメリットです。投資した時点よりも価格が下がってしまうと、その分、損失になります。元本保証商品は、投資した時点のお金が保証されているため、ノーリスクで投資できるのです。

元本保証のデメリット

元本保証は、安全に取引できる代わりにデメリットがあります。

元本割れしない代わりに利率が低い

元本保証商品は、基本的にローリスクローリターンです。大きな損失を被らない代わりに、投資家が享受できる利益も減少します。 元本保証商品の代表格である国債も同様です。国債の金利は2017年時点で0.005%でした。元本保証商品は安全に投資できるが、自分に返ってくるリターンも少ない、と覚えておきましょう。

保険など途中契約で元本割れに

保険は加入年数で返礼率が変わります。長期間に渡ってお金を積み立てることを前提にしているため、短期間で解約してしまうと元本割れが発生する可能性があるのです。 基本的に、保険の払い込みが終わっていない間の返戻率は75%程度です。払い込みが終わると110%になり、利益が発生しますが、それには30年以上途中解約なしで利用するしかありません。

海外投信や外貨の「元本確保」って?

元本確保は元本保証と名前が似ていますが、ほとんど別物だと思っておいたほうが良いでしょう。

元本確保について

元本確保とは、元本の100%のうち10%をハイリスクハイリターンで運用し、残りの90%を安全に運用することを指します。元本保証と比べるとリスクがありますが、ハイリスクハイリターンで運用している10%が大きな利益を生み出す可能性があるのです。

「元本確保」の落とし穴、為替レート

海外投資でよく行われるのが、元本確保です。しかし、注意しておかないと思わぬ損失を生む可能性があります。注意するべき点は、「元本確保が外貨で行われる」ということです。 為替レートは日々変動しており、円に換算するタイミングによって損益が出る可能性があります。元本確保であっても、為替レートの影響を受けるため、投資した時点の満額と償還された際の満額とでは金額に違いが出る可能性があるのです。

不動産投資(reit)は手堅い?

大きなお金が動く不動産投資について考えてみましょう。

j-reit(不動産投資法人)について

J-REITは、投資家から資金を集め、その集めた資金で不動産に投資をすることを指します。大きなものに投資をするため、ハイリターンを見込めることが特徴です。 普通の不動産投資は、まとまった金額が必要なため、参入する敷居が高いです。しかし、J-REITは複数の投資家から資金を集めるため、一人当たりの投資金額が少額でも参入できるメリットがあります。

天災や金利変動などreitのリスク

不動産は、天災や金利変動の影響を受けます。特に天災は、投資した時点から予測することはほぼ不可能です。予測が全くつかない事態によって、投資した不動産の価値が下がってしまうこと知っておきましょう。 また、J-reitは金融機関から投資資金の借り入れを行っている可能性があります。借り入れたお金は必ず返済しなければなりません。返済する際には借り入れ金額に金利が上乗せされます。 つまり、収益の一部を返済に充てなくてはならないため、投資家に支払われる分配金が少なくなる可能性があるのです。そして、金利が変動した(上昇)場合は、それに合わせて分配金が少なくなることもあります。

まとめ

投資信託には、元本保証のものと、そうでないものがあります。国債などの元本保証商品は安全に取引できる反面、投資家側に返ってくるお金が少ないことがデメリットです。投資信託をする際には、メリットとデメリットをよく比較することをおすすめします。

商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。