Wi-Fiのセキュリティキーとは?接続方法から確認・変更方法も解説

Wi-Fiでインターネットをする場合は有線よりもリスクが高くセキュリティキーを設定することが一般的です。今回はセキュリティキーを使ったWi-Fiと無線端末機器の接続方法や、その確認方法や変更方法についても解説します。

Wi-Fiのセキュリティキーとは何か

ネットワークのカギとなるパスワード

Wi-FiルーターとパソコンをLANケーブルでつないでインターネットに接続するときは、その間の通信にセキュリティーを設定することは少ないでしょう。しかし、無線で接続するときにはセキュリティーの必要性が高くなります。 無線の通信は外部の無線端末機器にも認識されるため、セキュリティーがない場合は情報の漏洩や不正アクセスの可能性が高くなります。そのために、Wi-Fiで端末と接続する場合は、この間の通信にパスワードを設定してセキュリティーを強化します。

識別名であるSSID

Wi-Fiルーターなどを無線端末機器が認識する方法ですが、ルーター側から端末の識別名である「SSID」を送信します。SSIDを端末側が認識すると設定画面のWi-Fi一覧などに表示されます。そこで初めて無線での通信が可能となります。 Wi-Fi接続には据え置き型のWi-Fiルーターやモバイルルーター、スマートフォンでのテザリングなどの方法があります。いずれもSSIDを端末側が認識することによってインターネットに接続が可能です。

鍵のネットワークセキュリティキー

SSIDが端末に認識された後は無線接続の設定をします。Windows10の場合は、初めてSSIDを選ぶと「ネットワークセキュリティキーの入力」のメッセージが表示されます。そこに入力するのが「セキュリティキー」で、パスワードやパスフレーズ、暗号化キーなどとも呼ばれます。 セキュリティキーを入力することでWi-Fiの通信に鍵がかかり、外部からSSIDを認識してもそれにつなぐことを防ぎます。セキュリティキーによって通信に不正にアクセスされたり、情報が漏洩したりするリスクが低くなります。

セキュリティキーの安全性

Wi-Fiはモバイルルーターや公共のアクセスポイントなど家の外で使用する機会もあります。このときには自分以外の無線端末機器も同じSSIDを認識しています。そのためセキュリティキーを設定しなければリスクが高まります。 Wi-Fiのセキュリティーには「WPA」や「WPA2」などがあり、通信を暗号化し他の機器からアクセスできないように保護します。もう一つの暗号化技術である「WEP」は暗号が解析されており、脆弱性が高まったことからインターネットには推奨されていないセキュリティーです。

Wi-Fiルーター側の接続方法

バッファロー機種の場合

バッファローのWi-FiルーターのSSIDやセキュリティキーは「本体」や「本体の設定画面」「パソコンやスマートフォンの設置画面」で確認が可能です。本体には側面や底面にあるシールなどに記載されていることがあります。本体の設定画面で確認する場合はブラウザで設定画面にログインして確認が可能です。 バッファローのルーターのSSIDは2.4GHz帯が「Buffalo-G-XXXX」で5GHz帯が「Buffalo-A-XXXX」です。Wi-Fi Gamersというルーターもありますが、ゲーム機などを直接つないで使用するもので、セキュリティキーはWEPになります。

NEC機種の場合

NECのWi-FiルーターもSSIDやセキュリティキーは本体に記載されている場合があります。機器のどこに表示があるのかはNECのwebサイトから確認が可能です。また、SSIDを変更した場合などは、ブラウザを起動してアドレスに192.168.10.1を入力し「クイック設定Web」にアクセスして確認が可能です。なお、「らくらく無線スタートEX」のソフトを使って、Wi-Fiルーターとパソコンなどの接続できる機能もあります。

au walkerの場合

auのWi-Fi WALKERはモバイルのWi-Fiルーターで本体にSSIDとセキュリティキーの記載はありません。そのため購入時に「無線LAN初期設定シール」が同梱されており、そこにSSIDとセキュリティキーが記載してあります。 「SSID1」はWPA2/WPAのセキュリティキーで接続するときの名称で、「SSID2」はWEPで接続するときの名称です。本体のディスプレイで確認する場合は、WPSボタンを1秒間に2回押すと使用しているSSIDが表示され、もう一度1秒に2回押すとセキュリティキーが表示されます。

パソコンとの接続方法

Windows10の場合

Windows10でWi-Fiに接続する場合は「ネットワークとインターネット」から「Wi-Fi」を選んで「利用できるネットワークの表示」で接続したいSSIDを選択します。SSIDを選択したら「接続」をクリックし「ネットワークセキュリティキーの入力」のボックスを表示します。そこにWi-Fiルーターのセキュリティキーを入力すれば接続が可能です。「自動的に接続」にチェックを入れておけば、次回からSSIDを選択しなくても自動的に接続することが可能です。

Macの場合

MacOSのパソコンでWi-Fiルーターに接続する場合は、「アップルメニュー」をクリックし「システム環境設定」の中の「ネットワーク」を選択します。その画面の左側に接続可能なネットワークが表示されますので「Wi-Fi」を選びます。その後は、表示されたSSIDの一覧から接続したいものを選び「パスワード」と表示されたボックスに、セキュリティキーを入力します。

スマホやゲーム機、プリンターは?

Androidの場合

Androidのスマートフォンやタブレットでは、設定ボタンをタップして表示されたメニューから「Wi-Fi」をONにします。次の画面でSSIDの一覧が表示された後に接続したいSSIDをタップすると「パスワード」を入力するボックスが表示されます。そこにセキュリティキーを入力することで接続が可能になります。なお、Androidの端末でWi-FiをONにすると画面に扇状の無線の表示マークが出ますので、電波の強弱などの確認が可能です。

iPhoneの場合

iPhoneのスマートフォンやタブレットはiOSですが、こちらも設定画面を表示するとWi-FiのメニューがありますのでONにします。そこに表示されたSSIDから接続したいSSIDを選んで「パスワード」の項目にセキュリティキーを入力します。 パスワードを入力するときに、設定されているセキュリティーを確認することが可能です。iOSでもWi-FiがONの場合は扇形のマークが表示されますが、Androidとは形状が違うものになります。

Nintendo 3DSの場合

ゲーム機の「ニンテンドー3DS」では「本体メニュー」のアイコンから「インターネット設定」を選びます。そして「インターネット接続設定」の「接続先の登録」から「自分で設定する」を選び「アクセスポイントを検索」からSSIDを選択して接続します。 設定後は本体のWPSボタンを対応のランプが点滅するまで押します。その後は自動で接続テストが行われ、成功すれば設定が完了となります。

エプソン Colorio Wi-Fi Directの場合

エプソンのプリンターの「Colorio」には「Wi-Fi Direct」がありWi-Fiルーターがなくても、対応している無線端末機器なら直接つないで印刷が可能です。プリンター自体がアクセスポイントになって、パソコンやスマートフォンからの印刷に対応します。 プリンター本体のホーム画面からSSIDとセキュリティキーの確認が可能ですので、各端末で設定を行う時に、そのSSIDを選びセキュリティキーの入力を実施します。

そのほかのポイント

セキュリティキーを忘れた場合

SSIDにセキュリティキーを入力したときに「ネットワークセキュリティキーが間違っています」のエラーが出るときは、正しいものが入力されていない可能性があります。 セキュリティキーを忘れたときの確認方法ですがWindows10「ワイヤレスのプロパティー」から確認が可能で、MacOSなら「キーチェーンアクセス」から確認が可能です。 また、選択したSSIDが目的のものと違う場合もあります。SSIDを変更した場合の調べ方ですが、Wi-Fiルーターの本体に表示されているものと違いますので、設定画面などでルーターにログインして確認をします。

Wi-Fiテザリング時のパスワード

Wi-Fiのルーターがなくても、スマートフォンのLTEや3G回線を利用して他の端末でインターネットにつなぐことが可能です。この方法を「テザリング」と言い、親機となったスマートフォンなどをアクセスポイントにします。スマートフォン側の設定で「テザリング」を選ぶとSSIDとセキュリティキーが表示されますので、接続する端末側でそのSSIDを選んでからセキュリティキーを入力します。

まとめ

Wi-Fiでパソコンやスマートフォンなどの無線端末機器を使用する場合は、有線LANで接続するよりも不正アクセスや情報が漏洩する可能性が高まります。Wi-Fiの通信には正しいアクセスキーを入力してリスクに備えることをおすすめします。

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