楽天銀行の外貨預金とは何か?レートや金利手数料などの疑問を解決

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楽天銀行では日本円の預金以外に外貨預金も取り扱っています。外貨預金とはどのようなものか、楽天銀行ではどのような外貨預金を用意しているのか、それぞれの外貨預金の特徴やメリット・デメリットについて説明します。

外貨預金の仕組みについて

為替レートの差益を得るための預金

外貨預金とは日本円以外の通貨で預金されるものです。日本円よりも金利が高い通貨はたくさんあります。現状では日本円の預金よりも高い利息が付与される外貨預金がお得なイメージがあるようです。 高金利のメリットに対し、為替レートという不確定要素があります。外貨預金に入金した時(日本円→外貨)の為替レートと出金する時(外貨→日本円)の為替レートには差があります。この変換レートの差によって、差益も差損もありえます。 外貨による利息だけでなく、この差益を狙って(為替レートの動向を予測して)運用を行うこともありますが、市場が予測と逆に動いた場合には想定外の損失を蒙る可能性があります。

外貨預金の利息は外貨で付与される

外貨預金は、利息も外貨で付利されますので、元本に加えて利息も為替リスクに晒されることになります。デリバティブ(金融派生商品)を利用した外貨預金商品には、元本か利息のみを円価で確定させるものもあります。このような商品は、商品組成の手数料などが高いことが多いので注意して下さい。

楽天銀行の外貨預金の商品種類は?

楽天銀行の外貨預金には下記のような種類があります。

都度外貨入金できる外貨普通預金

楽天銀行の外貨普通預金は、ネット銀行としてのメリットを活かして、ほとんど24時間取引をすることが可能です。原則としての取引可能期間や利用不可能な期間については後述します。また、約100円(米ドルの場合は1米ドルから)という少額から外貨預金を行うことができます。

円定期預金より高金利な外貨定期預金

楽天銀行の外貨定期預金は、中長期的な資金運用を目的に、「1週間」「2週間」「1ヶ月」「2ヶ月」「3ヶ月」「6ヶ月」「1年」「2年」の8種類の運用期間を定めています。円定期預金よりも高い利息を受け取りたい人に向いています。 なお、楽天銀行の円定期預金についてはこちらがおすすめです。 [blogcard url=”https://cktt.jp/4342”]

コツコツ派の人向け外貨積立預金

預金者が指定した積立購入期日に、毎月自動的で円普通預金から外貨定期預金に預け入れるサービスのことです。為替レートの予測が難しく外貨預金に預け入れるタイミングがよくわからない場合や、給料日などに少しずつでも安定的に外貨預金をしたい場合に適しています。

楽天銀行の外貨預金の金利は何%?

米ドルやユーロなどで金利が異なる


楽天銀行の外貨預金は通貨の種類で金利が異なります。 例えば、現在楽天銀行で取り扱っている8種類の通貨の外貨普通預金と外貨定期預金(3ヶ月もの・円から預け入れ時)の金利は以下のようになっています(2018年1月28日時点)。 [table id=1 /] ちなみに、日本円の普通預金の金利は0.02%です。

最高金利南アフリカランドの定期預金

南アフリカランドの外貨定期預金の金利は、上記の通り、大変高く設定されています。南アフリカについては欧米先進国に比べて社会的な政治や経済の混乱のリスクが高いことから(リスクプレミアム分が上乗せされるので)高い金利が付いているのです。

楽天銀行外貨預金のメリット

円普通預金からの預け入れで金利UP

楽天銀行では外貨普通預金から外貨定期預金に預け入れるよりも、日本円の普通預金から外貨定期預金に預け入れたほうが金利の上乗せ分がアップします。 例えば、外貨普通預金から米ドルの3ヶ月ものの定期預金に預けるときは0.05%の金利となっていますが、日本円の普通預金から米ドルの3ヶ月ものの定期預金に預けるときは0.7%の金利が設定されます。

短期の外貨定期預金がある

楽天銀行には預け入れ期間が1週間や2週間という短期間の外貨定期預金が設定されています。つまり、預け入れ期間の選択について、預金者の自由度が増していると言うことができます。

為替手数料が安い

楽天銀行では外貨預金における為替手数料(他の通貨に変換する際の手数料)が安く設定されています。例えば、大手銀行では1米ドル1円の為替手数料がかかりますが。楽天銀行では1米ドル25銭の手数料となっています。

1ドルから取引可能

前述した通り、楽天銀行では約100円(米ドルの普通預金であれば1米ドル)から預け入れが可能です。これにより、低い金額から外貨預金をすることが可能になっています。

スマホアプリで管理できる

楽天銀行はスマホなどのアプリを利用して預け入れなどの取引を行うことが可能です。外貨預金に関してもアプリを利用して取引の管理をすることができます。

取引時間は24時間

楽天銀行の外貨預金は24時間取引をすることが可能です。取引時間は、原則として、毎週月曜日午前8時から土曜日午前 2時59分までとなっています。年末年始とシステム休止期間は除きます。銀行の営業時間を気にする必要がないことも、楽天銀行外貨預金のメリットと言えます。

楽天銀行外貨預金のデメリット

為替レートによって元本割れの可能性

外貨預金は前述したように、為替レートの状況によっては、預け入れた外貨預金の元本が、円価ベースで預け入れ金額を下回る可能性があります。特に円高の場合(例えば、1ドル=100円だったものが1ドル=90円になるような場合)には注意が必要です。

外貨預金は預金保険の対象外

日本円の預金とは異なり、外貨預金は預金保険の対象にはなっていません。日本円の預金の場合、銀行が破綻しても元本1,000万円までが保証されますが、外貨預金の場合、手元に戻ってくる額は、その銀行の支払能力によってしまいます。

まとめ

楽天銀行の外貨預金は高い金利を得ることができる金融商品です。またキャピタルゲイン(為替益)を得る可能性もあります。ただし、為替レートの状況によっては、外貨預金の元本が割れてしまうリスクもあることを認識しておくことも重要です。 こちらの記事もぜひご覧ください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/4881”] [blogcard url=”https://cktt.jp/4312”]

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