加湿器の電気代比較!スチーム式加湿器は安い?シャープや象印は?
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加湿器の電気代はいくら?
超音波式は1時間1円程度
超音波式加湿器は加湿器タンク内の水に超音波をあてて細かな水滴を発生させ、その水滴をファンで空気中に拡散することにより加湿する仕組みとなっています。超音波を利用した気化方法のため熱が発生したり、気化にフィルターが必要ではないシンプルな構造なのが特徴です。超音波式加湿器のメリット
- 比較的に本体の価格が安い。
- 用途に応じて小型なものから大型なものまで選べる。
- アロマを楽しむことができる。
- 加湿スピードが比較的に早い。
- 蒸気ではないので火傷の心配が無い。
- 電気代が安い。
超音波式加湿器のデメリット
- 掃除・手入れを怠ると雑菌が繁殖し易い。
- インテリアを重視し過ぎると給水しにくいタンク形状のものがある。
スチーム式加湿器は1時間7円程度
スチーム式加湿器はタンク内の水を沸騰させて出てきた蒸気を、ファンで空気中に拡散する仕組みとなっています。スチーム式には基本的に「ポット型」「蒸発皿型」の2種類があり、「ポット型」はそのままタンク内の水を加熱する仕組みで、「蒸発皿型」はタンク内の水を蒸発皿に移して加熱する仕組みとなっています。スチーム式加湿器のメリット
- 掃除・手入れが比較的に簡単。
- 水を沸騰させる仕組みのため、雑菌が繁殖しにくく清潔である。
- 蒸気を排出するため部屋を若干暖めることができる。
スチーム式加湿器のデメリット
- 蒸気による火傷の危険性がある。
- 電気代が高い。
- インテリア重視の場合種類が少ない。
- 加湿し過ぎる場合がある。
加熱気化式加湿器は1時間5円程度
加熱気化式加湿器はハイブリッド式とも呼ばれ、タンク内の水をフィルターに含ませファンの温風を、フィルターを通して排出することで加湿する仕組みです。また湿度が安定してくるとヒーター運転から通常の気化運転に自動的に切り替えて、湿度を保つことができる加熱・気化式の2つの仕組みを併せ持ちます。加熱気化式加湿器のメリット
- 状況に応じて2つの仕組みで運転するので効率が良い。
- 火傷の心配が無い。
加熱気化式加湿器のデメリット
- 加湿フィルターの定期的な交換が必要。
種類によって特徴や電気代は異なる
各加湿器は前述した仕組みやメリット・デメリットから加湿方法や電気代が異なることがわかります。電気代は超音波式→加熱気化式(ハイブリッド式)→スチーム式の順に高くなります。しかし部屋を暖める目的を兼ねる場合は超音波式・加熱気化式ではできないので、利用目的に応じた加湿器のタイプを選ぶ必要があります。加湿器を一ヶ月使った場合は?
どのタイプの加湿器かで電気代に差
加湿器のタイプにより1月あたりに掛かる電気代も異なります。下記は1日に8時間1ヶ月使用した際の電気代目安となります。(1kWhあたり27円として計算) 超音波式加湿器の場合(35Wで計算) 226円程度/月 スチーム式加湿器の場合(400Wで計算) 2,592円程度/月 加熱気化式加湿器の場合(175Wで計算) 1,134円程度/月つけっぱなしはその分電気代もかかる
どのタイプを使用してもつけっぱなしにすると電気代は高くなってしまいます。また、加湿器はつけっぱなしにしてしまうと高湿度状態が続くため、結露やカビの原因となってしまいます。外出時等の不要な時間帯の使用はできるだけ避ける方が良いです。 就寝時は暖房を付けたまま寝る場合は部屋が乾燥してしまうので、加湿器の加湿量を調整したりタイマーを設定しておくのも良いです。暖房と加湿器を併用使用する場合の加湿器の置き場所は、暖房の風が加湿器に直接当たる場所を避けて設置することが望ましいです。(自動で加湿量を調整する加湿器の場合、センサー等が正常に機能しない場合があるため)メーカーごとに電気代を比較すると?
下記に各メーカー・タイプ別の加湿器の電気代を、1日に8時間1ヶ月使用した際の目安として記載します。(1kWhあたり27円として計算)パナソニック加湿器
FE-KXP05(気化式) 約52円/月シャープ加湿器
HV-G30-W(気化式) 約84円/月アイリスオーヤマ加湿器
UHM-450D(加熱気化式) 約576円/月タイガー加湿器
ASY-B300-PA (加熱気化式) 約1,458円/月象印加湿器
EE-RM35(スチーム式) 約1,976円/月ダイニチ加湿器
HD-EN500(気化式) 約91円/月ヴィックス加湿器
MODEL V3700 (超音波式) 約207円/月加湿空気清浄機とは?
加湿空気清浄機の電気代
加湿空気清浄機とは「加湿」と「空気清浄」の二つの機能を備えた機器のことです。通常の加湿器より空気清浄機能が付加されているため若干電気代が高くなります。加湿空気清浄機の電気代目安:1ヶ月あたり約180~350円一体型にするかどうかは利用目的次第
加湿空気清浄機は通常の加湿器と比べると大きさはやや大型となってしまい、置き場所が限られてしまうデメリットがあります。逆に加湿器と同時に空気清浄機を検討されている場合は、一体型を購入することにより2台設置する必要が無くなり省スペース化が図れます。まとめ
いかがでしょうか?加湿器は加湿方法により電気代が異なる他、様々なメリット・デメリットがあります。使用する部屋の大きさや空気清浄機能・暖房機能を求めるかで毎月の電気代が異なってしまいます。必要以上に高機能な加湿器を選んでしまうと電気代が高くなることがありますので、充分に検討して購入するのが良いでしょう。商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
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