Wi-Fiの仕組みとは?料金や海外での使用についても解説

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世の中に広く浸透しているWi-Fi。では、Wi-Fiとはどのような仕組みなのでしょうか。Wi-Fiの仕組みが理解できれば、より快適な通信環境が作れるようになるだけでなく、通信コスト削減にも役立ちます。携帯電話回線との違いやWi-Fiの特徴、料金や海外での使用について解説します。

Wi-Fiってなに?どんな仕組み?

ネットワーク機器が無線で接続

ネットワークの接続方法は、大きく分けて「有線」と「無線」の2種類があります。 パソコンでインターネットを利用するには、宅内に引き込んだインターネット回線(光回線など)を、モデムを介してパソコンとつなげることで閲覧が可能になります。 従来、インターネットの接続にはLANケーブルなどの線が利用されてきましたが、この線を無くして通信を行うことができる技術が「Wi-Fi」です。 なお、モデムとルーターの違いについては下記記事を参考にしてください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/6330”]

Wi-Fiとは無線LANということ

「無線LAN」とも呼ばれることが多いのですが、厳密に「Wi-Fi」とは無線LANの中の規格の代表的な1つを指します。Wi-Fiという呼び名は、無線LANを統一する規格を作った団体の名称なのです。 このように、無線LANというネットワーク規格のうちの1つが「Wi-Fi」ということになりますが、簡単に言えば「Wi-Fi」とはネットワークを無線で交信する機器だと理解すれば十分だと言えます。

有線LANと無線LANの違い

有線LANは文字通り、ネットワーク機器とケーブル(線)を接続する方法で、無線LANはLANケーブルを使用せずに機器同士を接続する方法です。

有線LANは無線LANと比べて確実な接続が可能ですが、ケーブルが多くパソコン本体のケーブルを含めると乱雑になりがちです。 無線LANはケーブルが不要であるため、パソコンやタブレット端末の設置場所を選ばないことが特徴だと言えます。しかし、Wi-Fiから距離が離れると受信感度や速度が下がるため、通信が不安定になるというデメリットがあります。 なお、ルーターで有線を無線化する方法については下記記事を参考にしてください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/5536”]

ポケットWi-Fiってどんなもの?

どこでもネットに繋げる機械

家に設置してあるWi-Fiの場合、家の中ではどこにいてもインターネットができるようになりますが、家を出て電波の範囲を超えてしまうと使えなくなってしまいます。 そんな悩みを解決するのがポケットWi-Fi。ポケットに入れて持ち出せば、カフェ・公園・駅など、街のいたるところでインターネットが使えるというものです。 ポケットWi-Fiひとつあれば、家でも外出先でもインターネット環境に困ることはないでしょう。

利用には契約が必要

住宅用の無線LAN環境の構築には、家電量販店等で購入したWi-Fi機器が必要になります。住宅やオフィス用のWi-Fi機器はLANケーブルの代わりなので、インターネットモデムに接続・設置して利用します。 家庭のWi-Fi利用には、もともとのインターネット契約があるので契約等の手続きは不要です。

一方、ポケットWi-Fiには携帯電話と同じく電話番号が割り当てられ、SIMカードも使うため、通信会社との契約が必要になります。契約する方法は次の3つです。
  1. 家電量販店で契約する
  2. 携帯ショップで契約する
  3. ネットで契約する
ポケットWi-Fiを利用する場合、家庭のインターネット契約とは別で、Wi-Fi契約が必要になるので注意が必要です。 なお、ポケットWi-Fiの各社の比較については下記記事を参考にしてください。 [blogcard url=”https://cktt.jp/3798”] また、下記記事ではWi-Fiの契約について紹介しています。 [blogcard url=”https://cktt.jp/10044”]

ポケットWi-Fiの料金について

契約する会社によって料金プランは異なりますが、基本的に定額制です。 さらに、プランの設定はシンプルなものが多く、インターネットの利用頻度や、通信速度・機器の性能から選択をすることになります。インターネットを使いすぎた場合、追加料金などが心配になりますが、そのようなことはありません。 一定の条件を超える利用をした場合は通信制限がかかり、通信速度が極端に低下し、事実上ネットが使えない状態になります。通信制限によって使いすぎた分が調整されるため、自動的に追加料金が発生することはないのです。

Wi-Fiと携帯電話回線の違いとは?


携帯の電波は基地局受信で広い

携帯電話回線(モバイル回線)は、3G・4G・LTEなどと呼ばれる回線で、屋外での利用に強く基地局から受信するため受信エリアが広いのが特徴です。しかし、音声通話での利用が想定されているため、データ通信速度が遅いというデメリットがあります。 また、データ通信はパケット通信とも呼ばれ、通話料金とは別に通信量に応じたパケット料金が発生します。多くのパケット通信を行う場合、パケット定額プランの契約を検討するのがおすすめです。

Wi-Fiは使う範囲が限定されて狭い

Wi-Fiは屋内での利用を想定した通信手段で、データ通信速度も速く一度に多くのデータ通信が可能です。自宅などにWi-Fiが設置されていれば、Wi-FiでメールやLINE、フェイスブック等のアプリが利用できます。 また、一度に複数台の無線接続が可能なので、ノートパソコンやスマートフォン、タブレット端末などが同時に使用可能です。 一方で、Wi-Fiは50~300mという狭い範囲しか電波が届きません。また、本体からの距離が遠くなるほど受信感度が下がり、通信速度が落ちるなど通信が不安定になります。 なお、下記記事ではWi-Fiと光回線との違いについて紹介しています。 [blogcard url=”https://cktt.jp/1387”]

海外にいるときはWi-Fiはどうする?

海外用のWi-Fiがある

出張や旅行用として、渡航先ですぐ使えるように設定されたWi-Fiルーターをレンタルするサービスがあります。 Wi-Fiルーター1台でスマホやパソコンなど複数の端末につなげられるため、シェアして使うことも可能。数名での旅行でも1台で十分です。 レンタル料金も割安な定額制なので、使いすぎることや不意の高額請求のリスクも避けられます。仲間とシェアできれば割り勘でさらにお得に使えます。

モバイルWi-Fiルーターが便利

渡航先でWi-Fiルーターを持たなかった場合、移動の度に手動で接続を切り替える必要が出てきてしまいます。 モバイルWi-Fiルーターがあれば、前もってスマートフォンなどの端末と接続設定を済ませておくことでWi-Fiが自動的に電波を受信してくれるので便利です。 見落としてはならない点は、Wi-Fiルーターの電源の確保です。バッテリーの消耗に備えて、モバイル充電器を持っておくことをおすすめします。

無料Wi-Fiスポットを探す手も

Wi-Fiには現地調達という方法もあります。ホテルや観光スポットなど、メジャーな観光施設の多くに完備されている無料のWi-Fiスポット。面倒でもその都度接続すれば、通信費を削減することができます。 しかし、無料で接続できる回線には、不正アクセスやウィルスの感染リスクなど危険が潜んでいます。そもそも、強固な暗号化によって安心した無線通信ができるのがWi-Fiです。現地の無料Wi-Fiを使用するには、セキュリティソフトを導入し端末を守りましょう。

まとめ

Wi-Fiは一度設定をすれば、スマートフォンやタブレット端末がWi-Fiの圏内に入ると自動的に接続されるため通信料が抑えられます。 ポケットWi-Fiは移動に強く、国内外問わず、電波の受信範囲内であればいつでもどこでもインターネットが利用できます。ぜひWi-Fiで通信環境を整えてみてはいかがでしょうか。

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