【影】を表す言葉16選!闇・暗いを連想する表現や熟語まとめ!陰との違いも紹介!
あなたは、日本語には影を表す言葉が多く存在するのを知っていますか?この記事では、影を表す言葉に加え、闇・暗いを連想する表現や熟語を分かりやすく解説していきます。陰との違いを知りたい方も必見の内容です。ぜひ参考にしてみてください。
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目次
【影】日本語で暗いイメージを表す言葉・連想する表現5選!
①暗然
最初にご紹介するのは、「暗然」です。これは、「暗い感じ、不明瞭な感じ、はっきりしない様」を表し、転じて「絶望や悲しさ、元気な出ないさま」という意味を表します。実際に使用する場合は、例えば「彼女はその死の知らせを聞いてから、暗然たる想いで毎日を過ごしている。」などの形で使用できます。
②陰影
次にご紹介するのは、「陰影」です。これは、「日の当たらない場所、暗い場所のこと」意味する日本語です。また、この意味が転じて「具体的に説明されていない部分やニュアンス」という意味でも使えます。例えば、「彼は陰影に富む文章を書ける優れた文才を持っている。」などの形で活用可能です。
③暗晦
「暗晦」は、「心情などが暗いこと、またその様」という意味を表します。例えば、「私は中学校時代、毎日暗晦とした気持ちで過ごしていた。」という形で活用できます。自分の中に抱える辛い気持ちや、気分が晴れない、そんな状態を表現するのにぴったりの日本語と言えます。
④暗影
次にご紹介するのは、「暗影」です。これは、その文字通りに「暗い影」という意味を表し、それが転じて「不安や不吉なことの兆し、嫌なことの前触れ」という意味も表します。例えば、「それが実は後の事件につながる暗影だったとは、誰も気づかなかった。」などがあります。
⑤常闇
「常闇」には、「永遠に真っ暗なこと」という意味があります。この言葉を使った例文としては、例えば「その道のりは彼にとってはあまりに辛く、常闇のように思えた。」などの形で活用可能です。このように、比喩として大変なことや困難について表現することもできますね。
【闇】日本語で暗いイメージを表す言葉・連想する表現5選!
①暗黒
最初にご紹介するのは、「暗黒」です。これは、「暗いこと、光が一切ない真っ黒な状態」という意味を表します。これが転じて、「希望が持てない状態、文明が遅れている状態」を意味することも可能です。例えば、「その当時の人生は、私にとって暗黒そのものだった。」と活用します。
②晦冥
次にご紹介するのは、「晦冥」です。これは、「真っ暗になること、暗闇」という意味があります。この言葉の活用例としては、例えば「夜になると、その辺りは晦冥を極めた。」などがあります。光が無く、闇だけで包まれているような状態や場所を描写する際に活用してみましょう。
③暗闇
「暗闇」は、「暗い闇、人目につかない場所」という意味を表します。これが転じて、「希望が持てないこと、見通しが立たず将来に不安を感じている状態」という意味も表せます。例えば、「彼はその時、まるで暗闇の中にいるように感じていた。」と活用できます。
④黒闇
次にご紹介するのは、「黒闇」です。これは、「真っ暗闇、仏教で迷いの闇」という意味があります。この言葉を「黒闇地獄」と使うと、阿鼻地獄という地獄の一つに属ずる地獄という意味になります。日常生活ではそんなに登場する場面はありませんが、ぜひ覚えておきたい表現です。
⑤黒暗暗
最後にご紹介するのは、「黒暗暗」です。これは、「一面、真っ黒な様」という意味を表します。創造を絶するほど闇が深い場所や状況を表す際に使用しましょう。例えば、「あたり一帯は黒暗暗としており、捜査活動は困難を極めた。」などの形で使用できます。
【熟語】日本語で暗いイメージを表す言葉・連想する表現3選!
①暗黒時代(あんこくじだい)
「暗黒時代(あんこくじだい)」は、「社会が乱れていて、絶望を感じる時代」を表します。社会秩序を描写する熟語として活用しましょう。例えば、「その当時の中国の社会の様子は、今と違い、まさに暗黒時代だった。」などの形で表せます。また、この意味が転じて人の人生の様子について表す熟語としても使えますよ。
②暗黒沈静(あんこくちんせい)
次にご紹介するのは、「暗黒沈静(あんこくちんせい)」という熟語です。これは、「暗闇に覆われて、ひっそりとしている様子」という意味を表します。例えば、「その労働者たちは、暗黒沈静を守って一切口を割らない。」などの形で活用できる四字熟語です。ぜひ活用してみましょう。
③黒雲白雨(こくうんはくう)
最後にご紹介するのは、「黒雲白雨(こくうんはくう)」です。これは、「黒い雲に覆われて、はげしい雨が降ってくること」を表す熟語として知られます。例えば、「次第に天候が変化していき、最後には黒雲白雨の状態となった。」と使用できます。
【ことわざ】日本語で暗いイメージを表す言葉・連想する表現3選!
①白黒を争う
「白黒を争う」は、「是非や正邪をはっきりさせる」という意味を表すことわざです。他の表現にも「白黒はっきりさせる」などの表現がありますよね。このことわざは、例えば「彼女は裁判で白黒を争うことにしたが、結局は相手に負けてしまった。」などがあります。
②黒白を弁ぜず
次にご紹介するのが、「黒白を弁ぜず」です。これは、「是非や正邪の区別ができない」という意味を表します。例えば、「その協議は、どこまでも黒白を弁ぜずという状態が続き、結局最後まで答えは出なかった。」という形で活用することができます。
③目を白黒させる
「目を白黒させる」は、「びっくりして慌てている様子」を表すことわざです。例えば、「彼女はあり得ない展開に、目を白黒させていた。」と表現することができます。目を見開いて、心底驚く様子が連想される言葉ですね。
影と陰との違いとは?
影は「光が当たって浮かびあがる物体の形」を指す
まず、「影」という言葉は、「光が当たって浮かびあがる物体の形」を指します。例えば、夕焼けがまぶしい参道を歩いた際に、夕焼けの光の中に黒く浮かび上がる自分自身の姿、これがここで言う「影」を指します。
ちなみに、英語でこの影は「shadow」です。英語での例文を挙げると、例えば「His shadow was really clear in the light.」「彼の影は、その光の中ではっきり見えた。」と表現できます。
陰は「光が差し込まない場所」を指す
次に、「陰」は「光が差し込まない場所を指します。例えば、公園にある大きな木が作る、光が差し込まない場所がここでの「陰」を表すのです。ちなみに、陰は英語で「shade」となります。例えば、「Let's go under the shade.」「その陰の下に行こう。」と使えます。
このように、「影」と「陰」の違いは、なかなか認識するのが困難です。上手にその違いを認識して活用するには、前者が物体をのものを、後者が光が作り出す場所を表すと覚えておくと良いでしょう。違いをしっかり整理してどちらも使えるようになると便利ですので、ぜひ活用してみましょう。
影を表す言葉・暗いイメージを連想する言葉を活用しよう!
日本語には、影を表す言葉や暗いイメージを連想する言葉・熟語などが沢山存在します。それぞれの言葉が持つイメージから、できれば使用したくないと感じる方もいるかもしれませんが、違いを認識して活用すれば意外と便利なものばかりです。ぜひあなたも当記事の言葉を日常生活にも活かしてみてください。
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