適性試験とは?就活の適性検査の内容と対策と落ちる原因は?

就職活動での適性試験とは、どんな内容なのでしょうか?今回は、就活の適性検査の種類や内容について詳しくお伝えしていきます!また、適性検査に落ちる原因や落ちる人の特徴、受かるための対策についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



適性試験とは?適性検査の種類と試験内容とは?

適性検査の種類と試験内容①適性試験とは企業に合う人材かを見極めるテスト

勉強している女性

適性検査の種類と試験内容1つ目は、適性試験とは企業に合う人材かどうかを見極めるテストです。企業には多くの就活生から応募が寄せられています。その中から限られた人数だけを採用するのは、企業にとって大変な作業になります。そのため、通常の筆記試験や面接に加えて、適性試験を取り入れている企業が多いのです。

採用試験の中に適性試験を取り入れることで、応募者をふるい分けすることができます。その人の知識や能力だけではなく価値観や考え方などの性格を分析して、データ化することができます。面接では見えなかったその人の短所や長所を知ることができるため、企業が求めている人材とマッチする人を採用することができるのです。

また、その人の適性試験のデータをみれば、採用後にどの部署で活躍できるのか、どんな働きぶりをするのかも把握することができるのです。

適性検査の種類と試験内容②適性試験には能力検査と性格検査がある

グレーのスーツを着ている女性

適性検査の種類と試験内容2つ目は、適性試験には大きく分けて能力検査と性格検査の2種類があります。まず、能力検査では一般常識をはじめ、文章を作成したり読解したりなど国語力を問われたり、理科や数学など理論的に考えられる力を問われる問題が出題されます。また、英語などの外国語が出題される場合もあります。

性格検査ではその人の性格や傾向をチェックする心理テストのような問題になっています。ここでは、企業が求めている人材にマッチするかどうかを決める大事な検査になります。例えば、「責任感が強い方である。」と「どんなことにも責任を持たなければ気が済まない。」などと少し言い方を変えて質問してくることがあります。

企業が求めている理想像ばかりを気にしすぎてしまうと、回答に矛盾が出てきてしまうことがあります。嘘をつくと回答に矛盾が多くなり信頼度が低くなってしまうため、なるべく直感的に答えていくことが理想なのです。無理をして嘘をつかずに素直にすんなりと回答することが重要視されるテストなのです。

適性検査の種類と試験内容③能力検査は言語分野と非言語分野から出題される

書類に書いている人

適性検査の種類と試験内容3つ目は、能力検査は言語分野と非言語分野から出題されることになっています。言語分野とは文章をしっかり理解して読むことができているのか、言いたいことを伝えることができるのかといった言語に関わる問題が出題されます。適性試験の問題集を見て問題に慣れておくとコツを掴むことができます。

例えば、文や語句を並べ替えしたり、長文読解や対義語、同義語など国語力を試す問題が出題されています。また非言語分野とは言語以外の問題のことで、数学や理科、英語などから出題されています。例えば、集合や確率、方程式を使った計算や代金の清算、図形や展開図など様々な数字にまつわる問題が出されています。


数学や国語が苦手な人はもちろん、最終面接まで残るためには適性試験で落とされないために、あらかじめ適性テストの問題集を購入して勉強しておくことが大切なのです。

適性検査の種類と試験内容④適性検査はSPIや玉手箱など様々な種類がある

白いスーツの女性

適性検査の種類と試験内容4つ目は、適性検査はSPIや玉手箱など様々な種類があります。適性試験は様々な会社が手がけており問題内容も種類も異なっています。リクルートマネジメントソリューションズが手がけているSPI適性総合検査、SHL社が手がけている玉手箱、ヒューマネージ社のTG-WEBなどがあります。

とくにSPIは、全体の50%ほどの企業で導入されているため、事前に問題に慣れておくと心配がありません。テスト方式も数種類あり、面接する企業で受けるペーパーテスト方式だけではなく、指定された会場でパソコンを使って受験するテストセンター方式や、自宅のパソコンで受験するWEBテスティングなどがあります。

玉手箱とTG-WEBについては、自宅のパソコンを使って受験するWEBテスト方式で、最近では多くの企業で取り入れられています。しかし、回答する時間が足りなかったり、馴染みのない問題が出題される難しさを感じる場合もありますので、事前にしっかりとした対策をしなければいけません。

適性試験・適性検査で企業が確認していることとは?

適性試験・適性検査で企業が確認していること①企業にマッチした人材か

握手する男性

適性試験や適性検査で企業が確認していること1つ目は、企業にマッチした人材かどうかを確認しています。たくさんの就活生がいる中で、全員に面接をするのは時間も手間もかかってしまいます。そのため、企業の求めている人材とかけ離れている場合には、早めに足切りして良い人材だけにじっくりと時間をかけたいのです。

企業イメージに合致する人材だけを効率的に残すことができるだけではなく、その人の性格をデータ化することができるため、採用後の人事異動などでも重要視されていることがあります。

適性試験・適性検査で企業が確認していること②面接とのギャップがないか

面接をしている女性

適性試験や適性検査で企業が確認していること2つ目は、面接とのギャップがないかどうかを確認しています。適性検査では、面接で受けたイメージとかけ離れていないかをチェックしている場合もあるのです。面接で素晴らしいことを発言していたにもかかわらず、適性検査では真逆の回答をしている場合は信用できません。


例えば、「何事にもやる気を持っている。」と言っていたにもかかわらず、適性テストでは「最後までやり遂げないと気が済まない。」が「いいえ」になっている場合には、面接と適性テストに矛盾が生まれています。

適性試験・適性検査で企業が確認していること③どんな働き方をするか

笑顔で会話する人たち

適性試験や適性検査で企業が確認していること3つ目は、どんな働き方をするかどうかを確認しています。適性試験の性格検査ではその人の長所や短所はもちろん、考え方や価値観などを知ることができるのです。例えば、すぐ辞めてしまう新人が多くて困っている場合などには、地道に取り組むタイプを採用したいと思うのです。

適性検査を通して、その企業が採用したいと思うタイプの人材かどうかをチェックしているのです。毎年同じようなタイプの人材を採用する企業もあれば、職種によって採用するタイプが違う場合もあるのです。

適性試験・適性検査で嘘はばれる?ばれるとどうなるの?

就活の適性試験・適性検査で嘘をついた場合①嘘はバレるようになっている

困った顔をした女性

就活の適性試験や適性検査で嘘をついた場合1つ目は、実は嘘はバレるようになっているのです。適性検査のテスト問題では、なんども似たような問題が出題される傾向があります。それは、その人が信頼できるかどうか見極めているからです。

例えば「人と一緒に過ごすことが苦手」と「人付き合いが好き」という問題が出ているとします。その場合、「人と一緒に過ごすことが苦手」に「概ね当てはまる」としているにもかかわらず、「人付き合いが好き」にも「概ね当てはまる」としている場合には、人付き合いが好きなのか嫌いなのか意味不明になっていまいます。

就活の適性試験・適性検査で嘘をついた場合②回答に矛盾が多くなってしまう

しかめ面をしている女性

就活の適性試験や適性検査で嘘をついた場合2つ目は、回答に矛盾が多くなってしまうことが言えます。企業イメージに合わせようとして無理をして嘘の回答をしていくと、だんだん矛盾が出てきてしまう可能性があります。適性検査では、かなり多くの問題を時間内でスムーズに直感的に回答しなければいけないからです。

とくに性格検査では一つでも回答にズレが生じてしまうと、信用できないとされてしまうのです。そのため、無理やり良いイメージを作ろうとして嘘の回答をしても、同じような質問がニュアンスを変えて聞いてきた時にボロが出てしまう可能性もあるのです。


就活の適性試験・適性検査で嘘をついた場合③信用度が低くなり不合格になる

落ち込んでいる女性

就活の適性試験や適性検査で嘘をついた場合3つ目は、信用度が低くなり不合格になると言えます。回答に矛盾があり、信用できないとされた場合には落ちるのです。企業イメージや自分をよく見せたい気持ちにばかりとらわれていると、適性検査で落とされてしまうのです。

就職試験を受ける前には、企業と自分のイメージが合致しているのか、求めている人材と自分の性格が合っているのかを確認しておくことが大切なのです。

適性試験・適性検査で落ちる原因や落ちる人の特徴とは?

適性検査で落ちる原因や落ちる人の特徴①勉強不足で難しいと感じる場合

本に顔をくっつける女性

適性検査で落ちる原因や落ちる人の特徴1つ目は、勉強不足で難しいと感じる場合は落ちることがあります。適性試験では能力検査で数学や国語が多く出題されます。難解な問題が出るとは限りませんが、解答のコツを掴んでおくことでスムーズに問題を解くことができるのです。準備不足だと回答できずに難しく感じてしまいます。

適性検査で落ちる原因や落ちる人の特徴②嘘や矛盾のある回答が多い場合

口に手を当てる男性

適性検査で落ちる原因や落ちる人の特徴2つ目は、嘘や矛盾のある回答が多い場合には落ちることがあります。適性試験の性格検査で嘘をついてしまった場合には、面接とのギャップがあったり、回答に矛盾があるとして不合格になることが多いのです。矛盾があると真面目に試験を受けていないと判断されて落ちる人も多いのです。

適性検査で落ちる原因や落ちる人の特徴③極端な回答をしている場合

チェックリストに印をつける人

適性検査で落ちる原因や落ちる人の特徴3つ目は、極端な回答をしている場合には落ちることがあります。性格検査で「人と争うことが好きである」に「かなり当てはまる」などとしていると、ケンカっぽいと思われてしまいます。過激な性格だと思われないように、マイナスな部分は極端な回答を避けることが好まれるのです。

適性試験・適性検査の対策とは?

就職活動での適性試験・適性検査の対策①嘘をつかずに素直に答えること

胸に手を当てる女性

就職活動での適性試験や適性検査の対策1つ目は、嘘をつかずに素直に答えることがとても大事なのです。適性試験のうち性格検査では、無理な回答をせずに自分らしい回答を心がけましょう。万が一嘘をついて合格したとしても、採用された後に自分の性格に合わなかったと後悔することにもなりかねません。

就職活動での適性試験・適性検査の対策②マイナスなイメージを与えないこと

オッケーをもらう女性

就職活動での適性試験や適性検査の対策2つ目は、マイナスなイメージを与えないことが大事です。適性試験の能力検査はしっかりと問題集を勉強してコツを掴み、一生懸命に取り組むことが大切なのです。また、性格検査についてもネガティブな回答やマイナスに取られがちな回答は避けるようにすることがおすすめです。

就職活動での適性試験・適性検査の対策③企業イメージを意識して回答する

面接を受ける女性

就職活動での適性試験や適性検査の対策3つ目は、企業イメージを意識して回答することも大切です。嘘ばかりの回答はバレてしまい不合格になる可能性がありますが、事前に就職したい企業をリサーチして自分の希望と合致している場合には、しっかりと企業の求める人材を意識して回答することも大事な対策なのです。

適性試験・適性検査の対策を万全にしよう!

厚い参考書を持っている女性

ここまで就活の適性試験について詳しくお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?適性検査には能力検査と性格検査があり、事前にしっかりと対策しておくことが大事でした。また、嘘をついて回答すると信頼度が低くなり落ちるため、気をつけなければいけませんでしたね。

今回お伝えした適性試験について以外にも、就職試験の作文の書き方と対策を説明した記事や、正社員登用試験の内容を説明した記事がありましたので、ぜひ合わせてご覧ください。

Small thumb shutterstock 312046469
就職試験の作文の書き方と対策7選!テーマや転職の例文も

就職試験の作文は、就活においても転職活動においても、苦手意識を抱いている人が多いようです。どのようなテーマが出題背れやすいかを知り、例文やサンプルを読んだ...

Small thumb shutterstock 566414284
正社員登用試験の内容|面接の志望動機と自己PR例文も

正社員登用試験を受ける際にどんな対策をしたらいいのか悩みますよね。今回は、正社員登用試験の内容を詳しくお伝えします!面接で質問される志望動機と自己PRの例...


商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。