プロモーションの意味とは?PR・広告・マーケティングの違いは?

プロモーションはマーケティングの仕事の一部で、最近ではWebを使ったプロモーションも増えてきています。一般的に知られているのは販売促進活動(セールスプロモーション)ですが、他にも様々な種類や効果的な手法があるプロモーションについて、またPR・広告・マーケティングとの違いなどを詳しく解説してきます。

プロモーションとは?意味・役割は?

プロモーションの意味とは広義では顧客と販売側の間のコミュニケーション

握手

プロモーションの意味とは広義では顧客と販売側の間のコミュニケーションを指します。直接的なものと間接的なもののすべてを含めて使うことが多くなり、このコミュニケーション全般のことを指して「プロモーションミックス」と言います。

    プロモーションミックス

  • Advertising(広告)
  • Sales Promotion(販売促進活動)
  • Public Relations(パブリックリレーションズ)
  • Personal Selling(人的販売)

プロモーションの意味とは狭義では販売促進活動のこと

セールス

プロモーションの意味とは狭義では「販売促進活動(セールスプロモーション)」のことを指します。企業のマーケティングで利用されることの多いプロモーションで、顧客により直接的にアプローチできる方法になります。

プロモーションの役割①商品やサービスを認知させる

広告

プロモーションの役割1つ目は商品やサービスを認知させることです。新商品販売や新サービス開始のときにはプロモーションをして多くの人に認知してもらうことが必要になります。知らなければ購入には繋がらないためまず広く認知させる役割があります。

プロモーションの役割②新規顧客を開拓・獲得

お客

プロモーションの役割2つ目は新規顧客を開拓したり獲得したりすることです。プロモーションによって新しい商品やサービスを認知させて、新たな顧客を開拓したり獲得したりするという顧客を増加させることが役割になります。

マーケティングの仕事でプロモーション活動をすることにより、新規顧客に育てていくプロセスのことをリードナーチャリングと呼びます。見込み客から顧客にするための手順やプロセス、また注意点などを紹介した記事もあわせてご覧ください。

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プロモーションの役割③商品の訴求効果を高める

購入

プロモーションの役割3つ目は商品の訴求効果を高めることです。広く認知させることと同時に、商品やサービスの魅力を伝えていくことで、顧客の購買意欲を刺激するようなプロモーションをし、訴求効果を高める役割があります。

WebプロモーションとはWeb広告やSNSを使って発信する販売促進活動

Web広告

WebプロモーションとはWeb広告やSNSを使って発信する販売促進活動のことを言います。SEO施策・Web広告・SNSなどの手法を使い、多くの人に商品やサービスを認知させるのに、低コストで高いパフォーマンスを得られる方法になります。

WebプロモーションのWeb広告にはアドテクノロジーの技術が使われています。そのアドテクノロジーの意味や目的、最新技術やサービスが紹介されている記事を見て、Webプロモーションの仕事の参考にしてください。

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Webプロモーションの役割①多くの人に知ってもらうこと

大勢

Webプロモーションの役割1つ目は多くの人に知ってもらうことです。インターネットを利用するために場所や時間に左右されないことや、ネットならではの拡散が見込めることでPR(パブリックリレーションズ)効果が得られ、商品やサービスをより多くの人に知ってもらうという役割があります。

Webプロモーションの役割②コストを抑えること

節約

Webプロモーションの役割2つ目はコストを抑えることです。CMや電車の広告などよりも費用がかなり抑えられるため、コストをあまりかけないでより多くの人に認知してもらうということがWebプロモーションの役割になります。

Web広告の中にはディスプレイ広告というものもあります。パソコンやスマホで画面に表示される広告のことを言います。バナー広告とも呼ばれることのあるディスプレイ広告の記事を見て始める時のポイントや掲載方法を参考にしてください。

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プロモーションの種類とは?

プロモーションの種類①広告

テレビ

プロモーションの種類1つ目は広告です。テレビCMやラジオ、そして新聞やチラシという紙媒体などに、企業が費用を負担して製品の情報を掲載する戦略のことを言います。多くの人に情報を発信できることや表現方法が豊富なことなどから最も活用されている方法です。

    広告の主な方法

  • 放送広告(テレビCM・ラジオ・映画など)
  • 印刷広告(新聞・雑誌・資料・チラシ・パンフレットなど)
  • デジタル広告(Webページなど)
  • ディスプレイ広告(看板・ポスターなど)
  • パッケージデザイン

プロモーションの種類②SP(販売促進活動)

販売する

プロモーションの種類2つ目はSP(販売促進活動・セールスプロモーション)です。製品発表会などのイベントを開き、実際に製品を試してもらって購入を勧める方法です。直接顧客とのコミュニケーションが取れることから興味を引きやすく購入に繋がりやすくなります。

この他にも試供品やクーポンを使うプロモーションも販売促進活動の一つになります。製品に対してのおまけということが消費者の購買意欲を刺激し、付加価値を与えることで意思決定を動機付けして購入を促す効果があります。

    SP(販売促進活動・セールスプロモーション)の主な方法

  • 展示会
  • 街頭イベント
  • サンプル呈示
  • クーポン
  • プレミアム提供
  • 懸賞
  • 特売

プロモーションの種類③PR(パブリックリレーションズ)

新聞

プロモーションの種類3つ目はPR(パブリックリレーションズ)です。広告は企業が費用を負担しますが、PR(パブリックリレーションズ)は雑誌やテレビなどのメディアが製品の情報をニュースや記事として取り上げるために、費用の負担がなく情報を発信できる方法です。

つまりメディアが自発的に取り上げて、自社の情報を客観的に広く発信してもらい、多くの人に知らせるために、プロモーション活動や情報発信をおこなっていくことがPR(パブリックリレーションズ)の本来の意味合いになります。

    PR(パブリックリレーションズ)の主な方法

  • 報道
  • セミナー
  • 講演
  • 機関紙
  • 刊行物
  • ロビー活動

プロモーションの種類④人的販売

イベント

プロモーションの種類4つ目は人的販売です。実演販売や訪問販売など営業担当者が顧客に直接製品の紹介をしたり要望を聞いたりしながら購入を促す方法です。顧客の要望を直接聞くことで、製品に求めるものや使用後の感想など様々な情報が得られます。

    人的販売の主な方法

  • 実演販売
  • 販売会
  • 訪問販売

効果的なプロモーションとは?

効果的なプロモーション①試用手法

サンプル

効果的なプロモーション1つ目は試用手法です。使用機械を提供することによって誘導する手法で3つの方法があります。プロダクトサンプリングという商品や製品のサンプルを戸別サンプリング・郵送サンプリング・店内サンプリングなどで顧客の反応をチェックしたり購買意欲を刺激したりする方法です。

またモニタリングという顧客に数量や期間を限定して体験してもらう方法です。体感した顧客の反応をホームページに掲載して商品価値を高められることや、応募型モニタリングではもともと興味を持った顧客が商品の良さを拡散させるなどの効果が得られる方法です。

このほかにもデモンストレーションというイベントや店頭で商品の使い方やその魅力を説明したり実際の使い方を紹介したりする方法があります。企業は顧客に対して商品の理解度をあげて魅力を発信できるというメリットがあります。

効果的なプロモーション②プレミアム手法

おまけ

効果的なプロモーション2つ目はプレミアム手法です。景品や特典を提供することによって誘導する手法で、購入するともれなくもらえる型というものや応募して当選するともらえる抽選型というものなどがあります。お得な情報が付与されることで購買意欲が刺激され商品購入へのハードルが下がる方法です。

効果的なプロモーション③プライス手法

セール

効果的なプロモーション3つ目はプライス手法です。限定的に価格を割引することによって誘導する手法で、クーポンや現金払い戻し、特別価格やお試しサイズなどの限定という特別な演出によって顧客の関心を得る方法です。

効果的なプロモーション④制度手法

クーポン

効果的なプロモーション4つ目は制度手法です。販売制度と一体化してサービスを誘導する手法で、スタンプやポイントを付与したりメンテナンスサービスや無料配送をしたりするサービスの制度を設けることでリピートを促す方法です。

効果的なプロモーションを考えるために大切なこととは?

効果的なプロモーションを考えるために大切なこと①マーケティングをする

調査

効果的なプロモーションを考えるために大切なこと1つ目はマーケティングをすることです。市場調査などをおこない、どのようなものを必要としているのか、そのような要求があるのかなどのニーズを理解してプロモーションの効果を高めます。

効果的なプロモーションを考えるために大切なこと②実行するスピード

速さ

効果的なプロモーションを考えるために大切なこと2つ目は実行するスピードです。市場調査の結果をもとにニーズに合ったプロモーションをしていく必要があります。調査が早く終わってもプロモーションが実際に実行されなければ意味がないため、スピードが大事になります。

効果的なプロモーションを考えるために大切なこと③目的を共有する

目的

効果的なプロモーションを考えるために大切なこと3つ目は目的を共有することです。プロモーションに関わるスタッフや外部の企業とのプロモーションにおける目的を共有させる必要があります。多角的に動いて一つの目的に向かうことが大切です。

効果的なプロモーションを考えるために大切なこと④効果測定をする

効果

効果的なプロモーションを考えるために大切なこと4つ目は効果測定をすることです。プロモーションを実施した後にその後のプロモーション活動にその結果を活かすための効果測定をして検証をします。目標の達成度合いや費用対効果などを検証して効果的なプロモーションができます。

プロモーションの効果測定を表すにはエクセルを使用して書類を作成することもあります。仕事にかかせないエクセルのスキルを活かす資格一覧の記事を参考にして、就職にも有利になるエクセルの資格取得の参考にしてください。

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プロモーションと似た用語とは?マーケティング・広告の違いは?

プロモーションと似た用語①マーケティングとの違い

マーケティング

プロモーションと似た用語1つ目はマーケティングとの違いです。マーケティングには4つのPがあります。「Product・プロダクト(何を)」「Price・プライス(いくらで)」「Promotion・プロモーション(どうやって)」「Place・プレイス(どこで)」をマーケティングミックスと言います。

マーケティングの4つのPは、製品の開発から販売するまでの流れをトータルに表したものになります。つまりプロモーションはマーケティングの流れの中でおこなわれるプロセスの一つに含まれるという構造になります。

マーケティングの仕事をしている人のことを、マーケッターと呼びます。多くの知識やスキルを必要とする仕事のマーケッターの詳しい仕事内容や向いている人、持っておくと良いスキルなどを紹介した記事もあわせてご覧ください。

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プロモーションと似た用語②PR(パブリックリレーションズ)との違い

メディア

プロモーションと似た用語2つ目はPR(パブリックリレーションズ)との違いです。プロモーションはプロモーションミックスという4つの種類に分かれます。つまりプロモーション全体の中にPR(パブリックリレーションズ)が含まれます。

狭義でのプロモーションのSP(販売促進活動・セールスプロモーション)は購買意欲を刺激して購入へ繋げることを目的としていることに対して、PR(パブリックリレーションズ)はニュースや新聞などの記事に企業が費用をかけずに宣伝できる方法という違いがあります。

プロモーションと似た用語③広告との違い

Web広告

プロモーションと似た用語3つ目は広告との違いです。広告の目的は製品やサービスの魅力を多くの人に伝えて、広く認知させることです。これに対して狭義のプロモーションのSP(販売促進活動・セールスプロモーション)は、広告によって認知させたものを購入へ動機付けることを目的としているという違いがあります。

プロモーションで訴求効果を高めましょう

ショッピング

マーケティング活動の中のプロモーションにもいろいろ種類の仕事があり、アプローチを効果的にしていくことで顧客の訴求効果を高め、優良な顧客に育てていくことが大切になります。効果的な手法を用いて、商品やサービスの適切なプロモーションをしましょう。

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