仕事納めとは?御用納めとの違いや公務員は今年いつなのか・挨拶例も
仕事納めは今年1年の終わりの締めくくりの挨拶として多くの会社で行われていますね。役所などの公務員などの間は、御用納めとも言われています。この仕事納めとは、どういう意味なのか考えたことありますか?今回は、仕事納めの意味や、挨拶例についてご紹介します!
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目次
仕事納めとは?御用納めとの違いも
仕事納め・御用納めについて①仕事納めとは今年の仕事を締めくくる挨拶
仕事納め・御用納めについての1つ目は、仕事納めとは今年の仕事締めくくる挨拶にあたるものだということです。1年を通し、お世話になった人へ感謝を伝えることを目的としています。さらに、年末年始が休日になる人は、次に会うのは年をまたいでからということになります。
そのため、挨拶の中には年末の挨拶も含めるのが一般的で、相手が良い年越しができるよう祈念するという意味合いも含まれています。仕事納めは、誰に対しても行うことができ、取引先の相手から、普段お世話になっている上司まで幅広く仕事納めの挨拶をすることができます。
仕事納め・御用納めについて②仕事納めは会社によっていつ行うかが違う
仕事納め・御用納めについての2つ目は、仕事納めは会社によっていつ行うかが違うということです。会社によっては、休みを取るタイミングがそれぞれになることがあります。そのため、仕事納めをする日にちというものは特に定まっていないのです。
土・日・祝日を休日としている会社の場合には、たいていの場合が12月最終週の金曜日に仕事納めをするということも多いものです。しかし、土・日・祝日に休みを限定していない会社の場合は、それぞれのタイミングで仕事納めをすることになります。
仕事納め・御用納めについて③御用納めとは官公庁や役所が行う仕事納め
仕事納め・御用納めについての3つ目は、御用納めとは官公庁や役所が行う仕事納めのことです。基本的に、同様の意味で使われていることから、一般企業でも御用納めと言っていることも多いです。ただし、官公庁や役所の御用納めの場合は実は法律で行う日にちが決まっているという点において違いがあります。
官公庁や役所といった公務員の場合、仕事の仕方にも決まりが多くあることもあり、御用納めの日にちについても勝手に決めることができないのです。ちなみに、官公庁や役所では御用納めの日にちが土曜日や日曜日に該当する場合には、前日ないしは前々日に行うこともあります。
今年の公務員の仕事納めはいつなのか・仕事納めがない職業も
今年の公務員の御用納め(仕事納め)は12月27日!
今年の公務員の御用納め(仕事納め)は、12月27日が該当する予定です。これは、原則として決まっている12月28日が土曜日にあたるためです。そのため、官公庁や役所などでは前日にあたる12月27日(金曜日)が、仕事納めになる予定だと言えます。
ただし、公務員と言えば職務内容等によっては、必ずしも27日(金曜日)が御用納め(仕事納め)に該当するとは言えません。特務によって土曜日も仕事が決まっているような場合には、仕事納めは28日なることもあります。
ちなみに、公務員の御用納めの日にちは、原則法律で決まっていると言いましたが、公務員の場合は、実は年末年始の休暇についても法律で決まっています。12月29日から翌年の1月3日までが休日とされていることから、前日に御用納めをするところがほとんどです。
仕事納めがない職業は仕事納めの概念がない!
職業によっては、年末年始も仕事であるということもあります。特にサービス業の方々にとっては、年末年始こそが商戦時期でもあるため、仕事納めという概念自体が存在しません。ただし、一切お休みが存在しないというわけではなく、たいていの場合が時期をずらして休みを設けることが多いようです。
休みの時期がずれていたとしても、それは仕事納めというわけではなく単に休暇扱いになることから、特段仕事納めという概念は存在しないと言えます。ただし、サービス業ともなるとお客様への配慮が必要ですので、仕事納めの挨拶ではなく年末の挨拶を行うというのが一般的です。
仕事納めの挨拶のマナーと例文
仕事納めのマナーと例文①取引先へ年末年始の挨拶と共に行う場合
仕事納めのマナーと例文の1つ目は、取引先へ年末年始の挨拶と共に行う場合の次の例文です。今年とてもお世話になったという気持ちにプラスして、自社の年末年始の体制を簡単に説明している、とてもポピュラーなタイプの仕事納めの例文となります。
応用として、文頭に時候の挨拶を入れるともっと丁寧な印象になります。普段お世話になっている取引相手はもちろんのこと、普段あまり接点がないような取引先まで、幅広く使うことができるので、微妙なニュアンス等を適宜変えて使ってみてください。
ちなみに、一般的に取引先相手に仕事納めの挨拶に年末年始の体制を合わせて伝える場合には、早い段階でこういったメールや手紙を送るのが鉄則です。2週間から1週間前程度に送っておくと親切です。遅くとも3日前には相手先に届くように気をつけましょう。
本年は、格別のご愛顧を賜りありがとうございました。来年も何卒宜しくお願い申しあげます。さて、弊社では年末年始は〇日から〇日までお休みさせていただいております。つきましては、来年〇日より、営業を再開いたします。まだまだ寒い日が続きますが、体に気を付けてよいお年をお過ごし下さいませ。
仕事納めのマナーと例文②上司へ年末年始の挨拶と共に行う場合
仕事納めのマナーと例文の2つ目は、上司へ年末年始の挨拶と共に行う場合です。上司の場合、口頭で行う場合と就業先が違うなどによりメールでのあいさつの2パターンを用意しておきます。まず、口頭ですが時候の挨拶等は必要ありません。
ストレートに、「今年も大変お世話になりました。来年も頑張りますので、ぜひよろしくお願いいたします。よいお年をお過ごしください。」と伝えるのがベターです。長々話してしまっても、相手も疲れるだけですので、「ありがとう」と「来年もよろしく」という直球の気持ちを伝えるのがよいでしょう。
メールでのあいさつの場合には、以下の通りのものを用意しておくと便利です。メールにおいても、取引先とやりとりをするわけではないので、特段かしこまった時候の挨拶等は必要ありません。しかし、きちんと気持ちが伝わるようにしておくことは必須です。
今年は大変お世話になりました。おかげで、今年も無事乗り越えることができました。本当にありがとうございました。来年も、頑張りますので、何卒ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。仕事始めにお会いできることを楽しみにしています。よいお年をお過ごしください。
仕事納めのマナーと例文③お客様に対して年末年始の挨拶と共に行う場合
仕事納めのマナーと例文の3つ目は、お客様に対して年末年始の挨拶とともに行う場合です。店舗において、年末年始の挨拶を貼りだすところも多いものです。とくに、年末年始を休暇にするというお店の場合には、見えるところに大きく貼りだしておきたいものですよね。
そんな時には、以下の例文を使って、仕事納めの挨拶と年末年始の挨拶、さらには年末年始の営業情報を盛り込んでみてはいかがでしょうか。貼りだす文章ですので、堅苦しい表現の時候の挨拶が入っているよりは、ストレートな文章を盛り込む方が伝わりやすいものです。
また、習字や手書きなど、POPを普段からよく作っている人なら、手書きの文章やイラスト入りのものを作ってみてもよさそうですね。お客様の目にとまりやすい、印象に残るインパクトのあるものを作って、存分にアピールしてみましょう。
本年はご愛顧いただき誠にありがとうございました。さて、<店名>では、誠に勝手ながら〇月〇日から〇月〇日までの年末年始をお休みさせていたきます。来年は〇月〇日より営業を再開いたしますので、ぜひ来年も変わらぬご愛顧を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。ぜひともみなさま、体に気を付けて良いお年をお迎えください。
仕事納め(御用納め)でする特別なことは?
仕事納めでする特別なこと①挨拶回り
仕事納めでする特別なことの1つ目は、挨拶回りです。12月中旬以降は、営業マンの方は年末の挨拶に回るということも少なくありません。特別な間柄ならば、お歳暮を持って挨拶にあがることもあるでしょう。その際に、仕事納めの挨拶を口頭で伝えるところもあります。
ちなみに、仕事納めについての例文について紹介してきましたが、次の記事ではもっと具体的な年末の挨拶のメールの例文を紹介しています。社内向け、社外向け、上司向けと、相手別にどのような文章を送るのがいいのか、たくさんの例文で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
仕事納めでする特別なこと②大掃除
仕事納めでする特別なことの2つ目は、大掃除です。午前中に通常業務を行い、午後から普段使っているオフィスや机周りを大掃除するという会社も少なくありません。普段掃除をしない部分まで、しっかり大掃除をしてよい年が迎えられるように準備しましょう。
ちなみに、受け持っている仕事によっては仕事納めで掃除をしている余裕もない!という人もいます。特に、12月決算月としている場合、最後の締めの月である12月は、とにかく忙しいものです。そういった人の迷惑にならないよう気をつけながら大掃除を進めましょう。
仕事納めでする特別なこと③神棚の飾り付け
仕事納めでする特別なことの3つ目は、神棚の飾りつけです。これは、オフィス内に神棚を設けている会社で行うことです。まず神棚のほこりや汚れをきれいに掃除したら、必要なものを買いだしておきましょう。しめ縄、お米、塩、お神酒、榊、お供え餅など、時間をもらって準備しておきます。
また、毎年お札を頂戴して新しくしている場合には、あらかじめいつもお世話になっている神社から、お札を頂戴しておくと、当日になってから慌てることがありません。並べ方についても、やってからよくわからなくなるという人は、掃除をする前に元あった物の場所をスケッチしておくと、飾りつけしやすくなります。
仕事納めで1年の行いに区切りをつけよう!
仕事納めは、今年1年に区切りをつけることでもあります。お世話になった人へのお礼と、来年もよろしくお願いしますという気持ちを込めた挨拶です。難しいことと考えず、毎年の習慣としてすぐに対応することができるようになると、とてもかっこいいですよね。ぜひ仕事納めの挨拶がスムーズにできるようにしてみましょう!
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