ご助力の使い方は?支援や援助や手助けなどの類語や意味・英語も
あなたは、ご助力という言葉を使うことがありますか?この記事では、援助や手助けといった意味を持つ「ご助力の使い方」についてご紹介します。敬語として使えるご助力の類語や英語表現についても書いてありますので、ぜひ読んでみてください!
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ご助力の意味や類語や英語
ご助力の意味とは手助けや援助など相手にしてもらうこと全般
ご助力の意味とは、手助けや援助など相手にしてもらうこと全般を指します。助言や忠告など、こちらのためになるような意見をもらうことも、ご助力に含まれていると考えられます。手助けのように力を貸すことや、物的援助・金銭的援助など、相手にしてもらうことの形式はさまざまです。
敬語として使えるご助力の類語①ご支援
敬語として使えるご助力の類語1つ目は、ご支援です。ご支援には、金銭的な援助という意味もありますし、精神的に支えてもらうという意味もあります。もちろん、力を貸してもらうという意味でも使います。
「日頃より温かいご支援をいただき、誠にありがとうございます」といったように、お礼を伝える文脈で使います。また、「今後とも変わらぬご支援のほど、よろしくお願いいたします」といったように、「これからも支えてもらえたら嬉しいです」という気持ちを表したり、手助けや援助を求める文脈として使うこともできます。
敬語として使えるご助力の類語②お力添え
敬語として使えるご助力の類語2つ目は、お力添えです。読んで字のごとく、力を添える、つまり手助けをするという意味です。「この度はお力添えを賜り、感謝申し上げます」といったように、お礼を伝える時に使います。また「お力添え願えますでしょうか」のように、手助けや援助を依頼する時に使うこともできます。
敬語として使えるご助力の類語③ご尽力
敬語として使えるご助力の類語3つ目は、ご尽力です。力を尽くすことであり、努力するという意味が含まれています。「先日はご尽力いただきまして誠にありがとうございました」とお礼を伝える時に使うことのできる言葉です。
ご支援・お力添え・ご尽力と3つの類語を紹介しましたが、ご尽力だけは助力をお願いする時には使えない言葉です。相手に対して努力を強要するのは、失礼にあたります。力を貸してほしいとお願いをする時には、ご助力・ご支援・お力添えといった言葉を使いましょう。ご尽力だけは、使い方に気をつけるべき類語です。
ご助力の英語①「助ける」という意味の「help」を使う
ご助力の英語には、「助ける」という意味の「help」を使います。「I beg you will help me.」は、「ご助力願えますでしょうか」という意味になります。「beg」は「懇願する」「請い願う」という意味であり、直訳すると「手助けを懇願する」となります。
ご助力の英語②「援助」という意味の「assistance」を使う
ご助力の英語2つ目は、「援助」という意味の「assistance」を使います。「I appreciate your assistance.」は、「あなたのご助力に感謝いたしております」という意味になります。
ヘルプやサポートは、日本語でも使われるため、イメージしやすいでしょう。また、漫画家の助手をアシスタントと呼びますし、手助けすることをアシストするとも言いますので、こちらもカタカナ語として馴染みのある英語だと言えるでしょう。
ご助力の使い方・例文も
ご助力の使い方・例文①ご助力いただき誠にありがとうございます
ご助力の使い方・例文1つ目は、「ご助力いただき、誠にありがとうございます」です。敬語として使えるご助力の類語について先述しましたが、ご助力も敬語として使える言葉です。手助けや援助を意味する「助力」に、「ご」という接頭辞がついていますので、目上の人に対して使っても問題ありません。
ビジネスシーンに限ったことではありませんが、助けてもらった時には必ずお礼を言いたいところです。形式的にお礼を言うのではなく、心から感謝の気持ちを持ち、それを伝えるようにしましょう。日常生活でお礼を言うように心がけていれば、ビジネスシーンでも言葉遣いを変えれば良いだけで、自然とお礼の言葉が出ます。
ビジネスマナーと呼ばれるものを身につける時に、こう言われたらこう返すと形式的に覚える人もいます。しかし、手助けしてもらったらお礼を言う、わざわざ来てもらったらお礼を言うというのは、日常生活にも通じます。正しい敬語を覚える必要はありますが、マナーとしては日常生活と変わらないのだと言えるでしょう。
ご助力の使い方・例文②ご助力を賜り感謝申し上げます
ご助力の使い方・例文2つ目は、「ご助力を賜り、感謝申し上げます」です。使い方・例文1つ目とまったく同じ意味ですが、言葉遣いがかしこまったものになっています。ビジネスシーンでは敬語でお礼を伝える場面が多いため、いくつかの表現パターンを覚えておけると良いですね。
お礼を伝える文脈ですので、ご助力の部分をご支援・お力添え・ご尽力に言い換えても成り立ちます。感謝申し上げますの部分は、ありがとうございます・感謝いたしておりますといった表現に言い換えることができます。口頭で伝えるのであれば、ありがとうございますが一般的ですが、文面ならば感謝を使うと良いでしょう。
ご助力とご尽力は、口頭で発音すると聞き間違える可能性があります。文面で使うのならば問題はありませんが、口頭で使うのならばご支援やお力添えという言葉の方が聞き間違いがなく、発音もしやすいでしょう。かしこまった表現は、ビジネスメールなどの文面で使う場面に向いていると言えます。
ご助力の使い方・例文③ご助力の賜物でございます
ご助力の使い方・例文3つ目は、「ご助力の賜物でございます」です。賜物には、「いただいたもの」という意味の他に、「人から受けた恩恵」や「試練などの結果得られた成果」という意味があります。「ご助力の賜物でございます」は、「今の成果があるのはご助力があったおかげです」という意味になります。
良い成果が得られた時に、「努力の賜物」という言葉が使われます。努力を重ねて試練などを乗り越えた結果、良い成果が得られたという意味です。事業がうまくいくなど、良い成果が得られた時には、自分の実力を過信することなく、周囲の支援や協力に感謝する気持ちを持ち続けたいところですね。
下記の関連記事には、お陰様でという言葉の意味について書いてあります。ご助力やご支援などと同じように、周囲に対して感謝の気持ちを持ち、お礼を伝える文脈で使われることの多い言葉です。お陰様でという言葉の使い方についても、あわせて読んでみてくださいね!
ご助力の使い方・例文④ご助力願えますでしょうか
ご助力の使い方・例文4つ目は、「ご助力願えますでしょうか」「ご助力いただけますでしょうか」です。どちらも「あなたの力を私に貸してください」とお願いする表現です。手助けや援助をお願いする場合に「ご助力ください」という表現も使えますが、できるだけ押し付けがましくならないように気をつける必要があります。
「ご助力ください」「ご助力願います」と言い切ってしまうよりも、「ご助力願えますでしょうか」「ご助力いただけますでしょうか」と質問形式にすることで、相手からの承諾を得て正式に力を貸してもらう方が柔らかい表現です。相手に断る余地を与えるという意味でも、丁寧な頼み方だと言えるでしょう。
ご助力の使い方・例文⑤ご助力いただけると幸いです
ご助力の使い方・例文5つ目は、「ご助力いただけると幸いです」です。使い方・例文4つめと同じように、「あなたの力を私に貸してください」とお願いする表現です。質問形式ではありませんが、「力を貸してくれたら嬉しいです」という言い方にすることで、押し付けがましさを少なくしています。
「○○いただけると幸いです」「○○いただければ幸いです」といった表現は、何かをお願いする文面でよく使われます。「ご協力ください」のように、言い切ってしまっても問題のない言葉もあります。しかし、押し付けがましくなると良くないような頼みごとには、「幸いです」を語尾につけると覚えておきましょう。
ご助力を正しく使って感謝の気持ちを伝えよう!
今回は、ご助力の使い方・例文とともに、敬語としても使えるご助力の類語や英語表現についても見てきました。ご助力を使う場面としては、援助に対してお礼を言う場面と手助けをお願いする場面の2パターンがあるとわかりましたね。手助けをお願いする時には、押し付けがましくならないように注意する必要があります。
助けてもらって当たり前という態度をとっている人には、手助けする気がなくなるでしょう。日常生活においてもビジネスシーンにおいても、感謝の気持ちを忘れないようにしたいところです。日頃から感謝の気持ちを持ち、助けてもらった時には必ずお礼を言うように心がけましょう!
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