既成事実の意味は?規定事実との違いや類語や対義語・恋愛での作り方も

「既成事実」の意味とはなんなのでしょうか?よく「既成事実を作る」という使い方をしますよね。理解してきちんと使えているでしょうか?今回は既成事実についてご紹介します。規定事実との違いや類語や対義語や英語・恋愛や結婚での作り方もまとめてみました。

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既成事実の意味は?規定事実との違いや類語や対義語・英語や使い方も

既成事実の意味|誰もが認めざるを得ないすでに成立してしまっている事実

成立してしまっている事実

既成事実の意味は、誰もが認めざるを得ないすでに成立してしまっている事実のことを指します。相手が反対しているために、既成事実を作ってしまうことで、認めざるを得ない状況にさせてしまうのです。相手に認めてもらいたいがために、強行突破を図ろうとするのです。

規定事実との違い|概念や基準に則っているかどうか

概念や基準に則っているかどうか

既成事実と規定事実との違いには、概念や基準に則っているかどうかという違いがあります。既成事実は段階や順序を越えて相手に認めてもらう事実を作ることです。すでに決定しているわけではなく、自らが既成事実を作っているのです。

しかし規定事実は、物事の順序や基準には添っていて、すでに決定している事実のことを言います。この規定事実は、誰もが納得がいく状況での事実ということになります。

既成事実の類語①なし崩し

なし崩し

既成事実の類語1つ目には、なし崩しという言葉があります。本来の意味は、「借金を少しずつ返済すること」という意味がありました。しかし現在ではなし崩しという言葉は、「物事を徐々に変化させていって、そのまま乗り切ろうとする」という意味の使い方をされています。ですから既成事実と同じ類語として使われるのです。

既成事実の類語②現状追認


現状追認

既成事実の類語2つ目には、現状追認という言葉があります。現状追認とは、「今現在起こっている事が事実だと受け入れて、承認すること」です。変わりゆく変化にはついていけないけど、現状として受け止めなくてはいけないということで、認めざるを得ない状況を作ってしまうのです。既成事実と同じ類語として使われます。

既成事実の類語③事後承諾

事後承諾

既成事実の類語3つ目には、事後承諾があります。事後承諾とは、「起こっている出来事を報告せずに、後で報告をし、承諾を得る状況を作ること」です。大事なことは報告しなければいけないのに、「怒られるから」「反対されるから」という理由から後回しにすることもあります。

後で報告することによって、承諾せざるを得ない状況を作り上げるのです。事後承諾をして、激怒されたりすることもありますが、最終的には承諾してもらえるというのでよく使われる言葉です。ですから既成事実と同じ類語として使われているのです。

既成事実の対義語|納得しない・同意しかねる

納得しない

既成事実の対義語には、「納得しない」「同意しかねる」という言葉があります。既成事実の対義語としてはピッタリ当てはまるという言葉が見つかりません。しかし、認めざるを得ない状況を作るという観点から、「認める」の対義語として、「納得しない」「同意しかねる」が挙げられるでしょう。

既成事実を英語にした場合|accomplishedfact

accomplishedfact

既成事実を英語にした場合は、「accomplished fact」という使い方が一般的だと言えます。「accomplished」という英語は「達成」、「fact」という英語は「事実」という意味になるので、「すでに達成している事実」「すでに成り立っている事実」と置き換えることができるでしょう。

また「established」という英語には「確立」という意味があるので、英語で「established fact」という使い方もされます。既成事実を英語にした場合は、この2つが挙げられます。

既成事実の使い方|恋愛だけではなく仕事でも使うこともある

仕事でも使うこともある

既成事実の使い方としては、恋愛だけではなく仕事でも使うこともあるのです。恋愛の場合は、付き合っている時や結婚したい時などに既成事実を作ることもあります。しかし恋愛だけではないんですね。

仕事でも既成事実を作るケースも考えれます。周りからの指示を無視して、独断で仕事を進め、後で承諾を得るということもあるのです。周りも納得がいかないけど、成果を残したならそれで良いかと認めざるを得なくなります。

恋愛で既成事実の作り方は?

恋愛で既成事実の作り方①付き合う前にキスやエッチをする

キスやエッチをする

恋愛で既成事実の作り方1つ目は、付き合う前にキスやエッチをすることです。好きな人がいるけど、自分からは好きって言えないし、向こうからも言ってきてくれないとモヤモヤすることもありますよね。キスやエッチから始まるちょっと大人の恋というのも考えられます。

先に既成事実を作ってしまうことで、「じゃあ付き合おっか?」と恋愛に発展するきっかけになることもあるのです。好きじゃなかったらキスやエッチはしないだろうという気持ちが起こります。しかし、このような関係になっていることから、「好き」だとか「付き合おう」という言葉がなくても良いと思われる可能性もあります。


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恋愛で既成事実の作り方②結婚したい時に子供を作る

子供を作る

恋愛で既成事実の作り方2つ目は、結婚したい時に子供を作ることです。結婚したい時に子供を作るというのは、良く聞く既成事実の1つですね。彼氏が結婚になかなか踏み切ってくれない場合、子供を先に作ってしまえば、責任を取らなくてはという気持ちになります。

中には子供ができても責任が取れないと、中絶を進めてくる男性もいますので、既成事実を作るのも注意が必要ですね。子供が先にできて結婚に至る人はけっこう多いです。また自分達は結婚の意思が固まっているのに、両親が反対していてなかなか結婚ができないというケースもあります。

そういう場合も既成事実として子供を先に作ってしまうことで、納得がいかなくても子供ができてしまったら仕方がないと結婚の許しをもらえることもあるのです。

恋愛での既成事実の作り方③会話のテクニックを磨く

会話のテクニックを磨く

恋愛での既成事実の作り方3つ目は、会話のテクニックを磨くことです。自分で告白するよりも、好きな相手から告白してほしいと思う人も多いはずです。告白の言葉を引き出すためには会話のテクニックが必要です。自分はあなたのことが好きだというアピールをしながら、会話で相手の気持ちを探ります。

相手もあなたに気があるなら、相手の気持ちがわかった時点で告白しようかなという気持ちになるでしょう。会話から既成事実を作り、告白してもらうように持っていくのです。

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恋愛で既成事実の作り方④相手と別れたい時に恋人を作る

恋人を作る

恋愛で既成事実の作り方4つ目は、相手と別れたい時に恋人を作ることです。相手と付き合っていて、別れたいと思う時もあるでしょう。しかし相手が「絶対に別れたくない!」と断固拒否する人もいます。そんな相手に対して、どうやって説得したら良いのかわからなくなってしまいますよね。

そんな時に先に恋人を見つけて、既成事実を作ることで、相手の気持ちを離れさせることができます。「他に好きな人ができた」と言われたら、諦めるしかなくなるでしょう。本当ならお互いが納得して別れたいものですが、そうもいかないですよね。だらだらと未来のない恋愛を続けても、相手を余計に傷つけてしまうだけです。

長年付き合うと愛情がどんどんわいてきて、別れづらくなってきます。ここはすっぱり諦めてもらって、次の恋に進んでもらう方が、相手にとっても良いことだと言えます。

既成事実を作ることが必要な時もあるが段階は踏むようにしましょう!

段階は踏むようにしましょう!

既成事実の使い方として、恋愛においても仕事においても使われています。恋愛での既成事実の作り方にはいくつかあります。既成事実を作ることで、周りから反感を買ってしまったり、リスクを伴うこともあるのです。

特に恋愛の場合は、既成事実を作ることで、自分自身が傷つくこともあります。また相手を傷つけたことによって、相手から恨みを買ってしまい、自分自身に害が及ぶことも考えられるのです。

ですから、物事を進めるためには、順序を大切にすることが重要となってきます。長い人生生きていく上で、既成事実を作ることが必要な時もありますが、段階は踏むように心がけましょう!


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