クレジットカードを拾った時の対処法!薄謝進呈っていくら貰えるの?
今回は、クレジットカードを拾った時の対処法について紹介します。クレジットカードを拾うとクレジットカード会社から謝礼(薄謝)が貰える場合がありますので具体的にいくら貰えるのかも解説しています。また拾ったクレジットカードを不正に使うことは犯罪ですので絶対にしないようにしましょう。
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目次
クレジットカードを拾ったら?
①クレジットカードを拾ったらカード会社に電話しよう!謝礼が出る場合も
1つ目のクレジットカードを拾った時の対処法は、クレジットカードを拾ったらまずはカード会社に電話をすることです。クレジットカードの裏面にはカード会社の連絡先が記載されています。そこに電話をかけてカード会社にクレジットカードを拾った趣旨を伝えましょう。
クレジットカードを拾ってカード会社に電話をかけたら、紛失・拾得したときの場合のインフォメーションセンターのオペレーションに従うだけでOKです。こうすることで拾った人にカード会社から謝礼(薄謝)がもらえることがあります。謝礼は、ギフト券や図書カード等のことが多く相場は1000円から2000円です。
大抵のクレジットカード会社は、クレジットカードを拾ったことを伝えると拾った人の連絡先を聞きそちらに返送用封筒を送ってきます。この返送用封筒に拾ったクレジットカードを入れてカード会社に送ると、謝礼としてギフト券や図書カードが貰えるという流れになります。
クレジットカードを拾ってカード会社から謝礼がもらえる理由
クレジットカードを拾ったらなぜカード会社から謝礼がもらえるのか疑問を感じる人もいると思います。クレジットカードを落としてしまった場合、他者が不正利用する可能性があります。クレジットカードには盗難や不正利用に関する保険がかかっており、不正利用があった場合の金額をカード会社が払い戻さなければなりません。
クレジットカードが盗難されたり不正利用されることは、カードの持ち主本人だけでなくクレジットカード会社にとっても負担がかかります。そのため、クレジットカードを拾ってきちんと連絡をしてくれた人にはカード会社からの謝礼がもらえるのです。
②クレジットカードを拾ったら警察に届け出よう
2つ目のクレジットカードを拾ったらすることは、警察に届け出ることです。クレジットカードを拾ったら拾った場所の最寄りの交番に届け出ましょう。クレジットカードの持ち主も自分が落としたと思われる場所の交番に問い合わせをすることが多いため、拾った場所から近い交番が良いでしょう。
クレジットカードを拾って最寄りの交番や警察署に届けたら、拾得者情報というものを書くことになります。これは、どこで誰が拾ったかをはっきりさせるための情報です。拾得者情報は5分ほどで書けてしまうものなどでそれほど時間は取られないでしょう。
拾ったものを警察に届け出ることは、遺失物法の中で拾得者の義務とされていますので必ず届け出るようにしましょう。落とし物は警察の遺失物公表ページにて落とした人が検索できるようになっています。拾ったクレジットカードをそのまま所有してしまうと遺失物横領罪が適用されることもあるので注意しましょう。
③財布ごと拾った場合でも中を見ること自体は違法ではない!
3つ目に、クレジットカード単体でなくお財布ごと拾った場合にどうすればよいかを紹介します。例えば、働いているオフィス内でお財布が落ちているのを発見した場合、持ち主はオフィスにいる可能性が高いのでわざわざ警察に届け出るよりは、オフィス内で持ち主を探したほうがいいですよね。
この時、お財布の中身を見るのは違法に当たるのでしょうか。お財布の中身を確認すること自体は違法に当たりません。お財布の中には免許証やクレジットカードの名義や保険証などで個人名が特定できる情報が入っていることも多いので、そちらを手掛かりに持ち主が見つかる可能性があるからです。
ただし、お財布の中身のものを抜き取ったり使う行為は犯罪ですので絶対にしないようにしましょう。また、お財布の中身を見ること自体は違法にはなりませんが、中身を見たことによってトラブルにつながる可能性があります。クレジットカードや現金の入ったお財布を拾った場合もそのまま届けたほうが無難です。
【会社別】クレジットカードを拾った時に貰える薄謝っていくら?
クレジットカードを拾った時に貰える薄謝①三井住友カードの場合
1つ目に紹介するのは、三井住友のクレジットカードを拾った時に貰える薄謝です。三井住友のクレジットカードを拾った場合は、薄謝として3000円のギフトカードが進呈されます。先ほど紹介した相場よりも高額になりますね。ただし、ケースバイケースとのことで必ずしも薄謝がもらえるわけではありません。
クレジットカードを拾った時に貰える薄謝②JCBカードの場合
2つ目に紹介するのは、JCBのクレジットカードを拾った時に貰える薄謝です。JCBカードの場合は、カードを発行している会社に関わらず、クレジットカードを拾った時にもらえる謝礼は500円分のギフト券になるそうです。紹介した相場よりもやや低めですが、あくまで薄謝ですし拾った時は責任をもって対処しましょう。
クレジットカードを拾った時に貰える薄謝③三菱UFJニコスカードの場合
3つ目に紹介するのは、三菱UFJニコスのクレジットカードを拾った場合の薄謝です。三菱UFJニコスのクレジットカードを拾った場合、個人名義のカードであれば薄謝としてギフト券1000円分が進呈されるそうです。これが法人名のクレジットカードであった場合は金額が異なってくるそうですよ。
クレジットカードを拾った時に貰える薄謝④セゾンカードの場合
4つ目に紹介するのはセゾンのクレジットカードを拾った時に貰える薄謝についてです。セゾンのクレジットカードを拾った時に貰える薄謝はケースバイケースで、少額の商品券や図書カードになるそうです。具体的な金額は公表されていません。
クレジットカードの持ち主から謝礼を貰うことは出来る?
クレジットカードのみを拾った場合は持ち主からの謝礼は対象外
クレジットカードのみを拾った場合は、持ち主からの謝礼を貰うことは基本的にはないと考えておきましょう。クレジットカードやキャッシュカードは、あくまで口座や個人情報を記したカードであり金銭的価値もバラバラです。そのため、カード自体の金銭的な価値が図れないために謝礼を出す必要がないと考えられています。
クレジットカードや銀行のキャッシュカードは、落とし物の持ち主が落としたことに気づいたらすぐに利用停止をしているはずです。利用停止がされたら不正利用や盗難による被害が回避されることや、利用停止されて使うことができない時点で金銭的な価値はないと判断されることも、謝礼が貰えない理由となっています。
電子マネーが入ったチャージ式のカードも同様の理由で謝礼が貰えない可能性が高いと考えてよいでしょう。ただし、交通機関の定期券の場合は金銭的な価値がはっきりとしているので、落とし物の持ち主から謝礼が貰える可能性があります。
クレジットカードが入った財布の落し物であれば謝礼が出る場合もある
クレジットカードのみを拾った場合は、カード自体に金銭価値をつけられないとみなされて謝礼はもらえませんが、クレジットカードの入った財布を拾った場合には、謝礼が貰える可能性があります。財布自体の金銭的な価値がはっきりしていることや、財布の中に現金が入っていることがあるからです。
もし、現金やクレジットカードが入った財布を拾って警察に届けた後に謝礼を希望する場合は、落とし主が見つかった時に連絡をしてもらうように手続きをしましょう。謝礼は一般的には落としたものの総額の5%から20%と言われています。謝礼がいらない場合は謝礼を辞退することもできます。
謝礼の金額については、落し物の持ち主から提案があることが多いので相談して決めるようにしましょう。あくまで謝礼ですので、大きな金額を要求したり謝礼に期待しすぎることはトラブルにつながりかねないので注意しましょう。
もし拾ったクレジットカードを悪用したらどうなる?
①拾ったクレジットカードを店舗で使うと防犯カメラに記録が残ってバレる
1つ目に拾ったクレジットカードを店舗で悪用した場合についてのことを紹介します。クレジットカードは、通常使う際に暗証番号の入力を求められることが多いのですが、サインでOKな店舗があったり金額によってはサインも暗証番号の入力の必要なしで使うことができる店舗もあります。
クレジットカードは、カードの裏面に持ち主のサインが記載されているのでそれ通りにサインをしてしまえばクレジットカードを他者が使うことは実質可能です。しかし、クレジットカードを利用するとカード会社に利用状況のデータが行くので不正利用した店舗や日時・金額まで詳細がばれてしまいます。
また、店舗には防犯カメラが取り付けられていることがほとんどですのでクレジットカードを不正利用している姿がカメラに押さえられていますし、クレジットカードの利用データからいつ不正利用が起こったのかも分かりますので、不正利用がばれてしまいます。
②ネットやアプリのゲーム課金もサイバー警察の捜査対象になる
2つ目に拾ったクレジットカードを悪用してネットやアプリのゲーム課金をした場合にどうなるかを紹介します。インターネットでの買い物やアプリの課金は、クレジットカードの裏面に記載されているセキュリティーコードを使用するので暗証番号は必要なく、クレジットカードが手元にあれば使用することは可能です。
しかも、実店舗と違いインターネット上の買い物やアプリの課金はどこでもできますので防犯カメラに映ることもありません。しかし、クレジットカードの不正利用に持ち主が気付いて警察に被害届を出した時点でサイバー犯罪対策課の捜査対象になります。
拾ったクレジットカードを悪用してのインターネットでの買い物やアプリの課金は、一見誰にもばれないように思えますが、使用データやインターネット上のログイン画面をさかのぼってサーバーを特定することができますので必ず足はつきます。例え100円のアプリの課金であってもクレジットカードの悪用は犯罪です。
クレジットカードを拾った時の対処法を知ろう!
今回は、クレジットカードを拾った時の対処法について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。クレジットカードを拾った時にカード会社に連絡することで薄謝が貰えることを知らなかった人は多いのではないでしょうか。持ち主も拾った人も損をすることはない行為ですので、カードを拾った時は実践してくださいね。
クレジットカードを拾っても、ケースによっては薄謝が貰えない可能性ももちろんあります。薄謝には大きな期待はしすぎずに貰えたらラッキー程度に考えておいたほうがいいかもしれませんね。また、拾ったクレジットカードを悪用することは犯罪ですので絶対にしないようにして然るべき機関に届けるようにしましょう。
また、ここにクレジットカードを不正利用された時の補償や悪用されない対策を紹介した記事を載せました。実店舗やネットショッピングなどクレジットカードを使う機会がある人は、クレジットカードを紛失したり盗難されていなくても不正利用の危険性はあります。この記事を読んで対策をしっかり学んでおきましょう。
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