SEの業種の分類とは？システムエンジニアから異業種への転職についても

【業界別】SEの業種とは？

【業界別】SEの業種①IT業界の花形ネットやWeb業界でのSEの業種

業界別のSEの業種1つ目として、IT業界の花形ネットやWeb業界でのSEの業種があげられます。ネットやWeb業界でのSEの業種は、会社向けのWebサイトの作成やネット広告、ネットワークの構築などを行います。

また、個人向けにはポータルサイトやSNS、ネットショッピングサイトの運営に携わるのもネットやWeb業界でのSEの業種に分類されます。

ネット業界やWeb業界でのSEの業種は、いわゆるWebデザイナーやWebディレクターと呼ばれるSEです。名前は同じような2つの業種ですが、WebデザイナーのSEの業種はプログラミングの知識が必要になるのに対して、WebディレクターのSEの業種には周りをまとめるコミュニケーション能力が必要となります。

【業界別】SEの業種②顧客のお世話をする情報処理業界でのSEの業種

業界別のSEの業種2つ目として、顧客のお世話をする情報処理業界でのSEの業種があげられます。情報処理業界でのSEの業種は、会社や顧客から業務上の問題点について話を聞き、問題の原因を追究するとともに、解決に向けて行動するSEをいいます。

SEの業種といえば、主にパソコンを相手に仕事をするイメージがありますが、情報処理業界でのSEの業種では、会社や顧客とじかに接することで仕事を円滑に進めていきます。したがって、システムを設計・開発する能力はもちろんですが、会社や顧客とのコミュニケーション能力も重要となります。

【業界別】SEの業種③電子回路を作るハードウェア業界でのSEの業種

業界別のSEの業種3つ目として、電子回路を作るハードウェア業界でのSEの業種があげられます。ハードウェア業界では、パソコン本体を作ったり、モニターやキーボードやマウスやプリンターなどの周辺機器、携帯電話や家電などの企画をしたり製造を行ったりします。

そのハードウェア業界の中で、SEの業種はハードウェア内部の電子機器や電子回路などの企画や開発を行ったり、設計などを主な仕事としています。したがって、ハードウェア業界でのSEの業種は、大学の理学部や工学部などの出身者が多いのが特徴です。

【業界別】SEの業種④プログラマーなどのソフトウェア業界でのSEの業種

業界別のSEの業種4つ目として、プログラマーをはじめとするソフトウェア業界でのSEの業種です。ソフトウェア業界では、ハードウェアを動かしたり制御したり指令を出したりするソフトウェアである、オペレーティングシステムやアプリケーションを企画をしたり開発をしたりします。

一昔前までは、ソフトウェアが必要なハードウェアとして場パソコンがメインでしたが、最近では携帯電話やタブレット、家電などにもソフトウェアが導入されていることから多様化されています。したがって、ソフトウェア業界でのSEの業種というのは、今求められている業種だといえるでしょう。

【業界別】SEの業種⑤自由だけど高い技術が必要フリーランスのSEの業種

業界別のSEの業種5つ目として、自由だけど高い技術が必要となるフリーランスのSEの業種があげられます。SEの業種の中には、企業などに所属しないでフリーランスで活躍しているという方もいます。

フリーランスのSEの業種では、高い技術が必要となるだけではなく、仕事を依頼してもらえる人脈や交渉するコミュニケーション能力も必要となります。また、フリーランスのSEの業種では、受注する仕事によって収入が変動するため安定しない傾向があります。

さらには、確定申告などのSEの業種以外の事務作業に時間を取られることもあります。そのため、SEの業種の知識だけではなく、会計の知識や簿記の知識なども必要となるでしょう。

SEのメリット・デメリットは？

SEのメリットは人の役に立っていることを体感できること

SEのメリットとしては、技術職ですので人の役に立っていることを体感できるところがあげられます。SEの業種でも述べたように、SEは社会や企業にとって重要なものを開発します。したがって、顧客や周りの人に感謝されることも多く、役に立っていることを日々体感できるでしょう。

また、SEのスキルは周りのSE以外の人にも高いことを理解されやすい傾向があります。そのため、納期さえ守れば作業環境や外出や食事などはある程度自由にさせてもらえるでしょう。

SEのデメリットはシステムエンジニアとして常に勉強する必要があること

SEのデメリットとしては、技術職ですので質テムエンジニアとして常に勉強することが必要となることがあげられます。日々進化や発展をとげているシステムエンジニアの技術というのは、変化に富んでいます。したがって、時には今まで使っていた技術が使えなくなることもあります。

こうならないために、SEというのは仕事をする時間以外の時間を使って、システムエンジニアとしての勉強をしなければなりません。若い頃は、この勉強も身に付きやすいですが、年を取ると新しい技術についていけないというケースも少なくありません。

異業種も！SEにおすすめの転職先は

異業種も！SEにおすすめの転職先①コミュニケーション能力を活かし営業職

SEにおすすめの異業種の転職先1つ目として、コミュニケーション能力を活かした営業職があげられます。SEの業種では、顧客と直接やり取りをすることも珍しくなく、コミュニケーションが養われます。そのため、SEの業種から営業職への転職は比較的スムーズに進みます。

異業種も！SEにおすすめの転職先②パソコンの能力を活かした事務職

SEにおすすめの異業種の転職先2つ目として、パソコン能力得緒活かした事務職があげられます。パソコンに慣れ親しんだSEと、データ入力や文書・資料作成などでパソコンに触れる事務職の仕事環境は非常に似ています。そのため、事務職ではSEとしてのスキルを活かせる機会も多いでしょう。

異業種も！SEにおすすめの転職先③システム構成能力をしかした人事職

SEにおすすめの異業種の転職先3つ目として、システム構成能力を活かした人事職があげられます。最近の人事職では、インターネット上での募集を行ったり、自社のサイトで募集を行うなど、システム構成能力が必要となる機会が多いです。そんな人事職には、システム構成能力の高いSEが適任でしょう。

この3つでは自分に向いている仕事がわからないという方は、下記の「自分に向いている仕事の見つけ方とは？」の記事をチェックして、自分に向いている仕事を探してみましょう。

自分に向いてる仕事の見つけ方とは？適職がわからない/転職/職業

自分に向いてる仕事がわからないという人は、かなり多くいます。ここでは、適職の見つけ方や私にはどんな職業が良いのかという診断サイトなどを、詳しくご紹介してま...

SEから異業種への転職を成功させる方法は？

SEから異業種への転職を成功させる方法①同じ感覚で働ける業種を選ぶ

SEから異業種への転職を成功させる方法1つ目として、同じ感覚で働ける業種を選ぶということがあげられます。SEというのは、仕事への価値観が異なっても納期さえ守れば赦される傾向があります。しかし、これはSEならでのものです。異業種に転職する際には、企業の仕事への価値観をチェックしておきましょう。

SEから異業種へ転職を成功させる方法②情報分類などの能力を見せすぎない

SEから異業種への転職を成功させる方法2つ目として、情報分類などの能力などを見せすぎないことも大切です。SEの能力を見せすぎてしまうと、異業種での仕事をしながらSEの業種も担うということになりかねません。異業種に慣れない最初は、能力を隠しておくことも大切です。

SEから異業種への転職を成功させる方法③SEを脱出してどうなるか

SEから異業種への転職を成功させる方法3つ目として、SEの業種を脱出して将来どうなりたいかを考えておく必要があります。転職先の異業種で、どう貢献し、どのようなキャリアアップを考えているか説明できるようにしておきましょう。

いざ異業種への転職をとなったときに必要となるのが、履歴書です。久々に書く履歴書の趣味の書き方がわからないという方は、下記の「履歴書とESの趣味の例10選」の記事をチェックしてみて下さいね。

履歴書とESの趣味の例10選！就活や転職での書き方と特技も

就活や転職の際、履歴書やES（エントリーシート）に書く趣味や特技で迷ったことはありませんか？自分には履歴書に書けるような趣味や特技なんて無い、そう感じる方...

SEの業種は40歳の壁の前に異業種を含めた転職を考えましょう！

今回は、SEの業種の分類やシステムエンジニアから異業種への転職などについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。システムエンジニアは、どの分類の業種も花形だといわれますが、体力的にも技術的にも40歳になると壁が生じるといわれています。

そんなシステムエンジニアには、今回ご紹介したように異業種への転職も十分考えるスキルが身についています。20代・30代のシステムエンジニアの方は、40歳の壁を前に異業種も含めた様々な分類の業種の中から転職先を探してみましょう。