自作ノートパソコンの作り方!ノートPCの組み立てキットやスタンドも
自作ノートパソコンの作り方についてご存じでしょうか。そこで今回は、自作ノートパソコンの作り方についてご紹介していきます。ノートPCの組み立てキットやベアボーンについてもご紹介していきますので、是非参考にしてみてくださいね。
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目次
ノートパソコンの作り方!自作ノートPCに必要な物や組み立て手順
自作ノートPCに必要な物や組み立て手順①ベアボーンを使う場合
自作ノートPCに必要な物や組み立て手順1つ目は、ベアボーンを使う場合です。自作のパソコンと言えば、通常はデスクトップ型のものが一般的です。パソコンケースに各パーツを組み込んで、モニターやキーボードなど周辺機器を接続して完成するものです。
では、ノートパソコンも同様に一から自作できるのかというと、さすがにノートパソコンの場合は厳しいようです。とはいってもノートパソコンはベアボーンを使えば自作できます。ノートパソコンのベアボーンが実は販売されています。そのため、ノートパソコンを自作したいのであれば、ノートベアボーンが必須になります。
ノートベアボーンは、部品を販売しているお店やネット通販などで購入することができますが、部品屋といってもどこでもあるわけではありません。さらにお店やネット通販によっては、品揃えも大きく差がでてくるため、各お店を見て回るとベアボーンを手に入れることができるでしょう。
このベアボーンは、ノートパソコンを自作する際の骨組み的な位置付けの部品と考えましょう。ベアボーンを中心とし、CPUやメモリ、ストレージなどを組み立てていきます。そしてノートパソコンの形にしていくのです。
自作ノートPCに必要な物や組み立て手順②組み立てキットを使う場合
自作ノートPCに必要な物や組み立て手順2つ目は、組み立てキットを使う場合です。ノートパソコンを自作できる組み立てキットというものも販売されています。この組み立てキットというものは、ベアボーンをベースとして、あらかじめケーブルやネジなど自作に必要なものが組み合わさっているものです。
さらにこの組み立てキットは、作り方を解説している冊子もセットになっているため、ノートパソコンの自作を初めてする人だけでなく、パソコンの自作自体が初めてという人でも、安心してできるものであると言えます。
必要な物や組み立て手順③BTOノートをカスタマイズする場合
自作ノートPCに必要な物や組み立て手順3つ目は、BTOノートをカスタマイズする場合です。ノートパソコンを自作するとなると、メーカーで販売されているノートパソコンよりも、かなり費用が高くなる可能性があります。
そのため、ノートパソコンを自作する理由として特別なものや目標がなければ、自作にこだわるのではなく、メーカーのノートパソコンやBTOノートパソコンを選択することが良いと言えるでしょう。中でもBTOノートパソコンの場合は、ノートでありつつ、とても高性能なグラフィックカードを搭載しているモデルもあります。
さらにHDDやCPUなどの各パーツのカスタマイズをすることができるため、結果的に見ると自作のものとほとんど変わらないと言えます。という意味でも、ノートパソコンを自作するということは、BTOノートパソコンの選び方であると言えるのです。
BTOノートパソコンのカスタマイズは、自分の好きな部品を組み合わせることができます。そのため、自分がこの部分は性能の良い部品が良い、この部分はあまりこだわらない部品を、といった風に自分が仕上げたいノートパソコンにできます。
自作ノートパソコン(ノートPC)に欠かせない冷却装置の作り方
自作ノートパソコン(ノートPC)に欠かせない冷却装置の作り方①放熱板
自作ノートパソコン(ノートPC)に欠かせない冷却装置の作り方1つ目は、放熱板です。放熱板の厚みとしては0.5ミリから2.0ミリほどで、鏡面仕上げのものかヘアーライン仕上げのものか、無垢のものか、A5052Pの材質のものかといったところを追求する必要があります。
放熱板は、熱源に接触するように設置すると、熱を奪って放熱することができるため、熱源を自然に冷却することができます。
自作ノートパソコン(ノートPC)に必要な冷却装置の作り方②ファン
自作ノートパソコン(ノートPC)に欠かせない冷却装置の作り方2つ目は、ファンです。ノートパソコンといえば、寿命を長くするためには熱問題を対策する必要があります。そんな熱問題を解決するには、3つのアイテムが注目されているのです。
そんな3つのアイテムとは、1つ目は「CoolerMasterNOTEPAL X-SLIM II (R9-NBC-XS2KJ-GP)」です。2つ目は、「CoolerMasterSF-15 (R9-NBC-SF5KJ-GP)」です。3つ目は、「LEPALepad S17 LPDAU1701」です。
ノートパソコンの機種によってはつける場所が違いますが、一般的には裏面に設置します。ファンの本体自体は見せずに、背面や側面に排気口だけが見えるように設置するのも良いです。
自作ノートパソコン(ノートPC)に必要な冷却スタンドもおすすめ!
自作ノートパソコン(ノートPC)に必要な冷却スタンドもおすすめです。冷却装置だけでは熱を下げるのが足りていないと感じることもあるでしょう。そういったときは、冷却スタンドを使うのがおすすめです。さらにノートパソコンの熱を下げることができますよ。
ノートパソコン(ノートPC)自作ケースの作り方
ノートパソコン(ノートPC)自作ケースの作り方①100均のフェルトで
ノートパソコン(ノートPC)自作ケースの作り方1つ目は、100均のフェルトで作る作り方です。ノートパソコンを収納するケースを自作するのに、フェルトを使うと簡単にできます。1枚だと耐久性で不安になると思いますので、2枚を重ねて作るとちょうどよくなります。
こちらのノートパソコンのケースの作り方は、100均セリアで購入できる「洗えるフェルト」を使用しているものです。集めのフェルトで自作ケースを作るのであれば、1枚でも問題ありません。自分が持っているノートパソコンのサイズに合わせて型紙を作りましょう。
- ・表地(自分のノートパソコンのサイズに合わせたサイズ)
- ・裏地(自分のノートパソコンのサイズに合わせたサイズ)
- ・ヘアゴム 10センチ
- ・ボタン 1個
準備するもの
- 1まずは裏地を筒状に縫っていきます。裏地の厚みを出すために2枚重ねで使います。フェルトの生地が厚みのある裏地を使う場合は1枚のみで問題ありません。この時長い方が縦にくるようにしましょう。
- 22枚の裏地をきれいに重ねて、中表に2つ折っていきます。縦の長さを半分に折りましょう。そして縫い代1センチでステッチをかけていきます。このときにあとでひっくり返せるように10センチほど開き口を作っておきましょう。縫い代はアイロンで割っておきましょう。
- 3次にボタンループをつけていきます。裏地を表面にひっくり返し、ゴムのボタンループを縫い付けていきます。
- 4ゴムの部分が外に1センチ出るくらいのところで、5ミリのステッチをかけていきます。このときに何度か返し縫いをしておくとさらに丈夫に縫い付けることができます。
- 5次に表地を筒状に縫っていきます。上下を縫い代1センチで縫っていきましょう。そしてアイロンで片倒して、表面にひっくり返していきます。
- 6表地と裏地を縫い合わせていきます。裏地を再度裏面にひっくり返しておきましょう。裏地袋の中に表地袋をいれていきます。中表になるようにしましょう。縫い代は1センチでぐるりと縫い合わせていきます。
- 7裏地の開き口から表地を引っ張り出し、表面にひっくり返していきます。
- 8開き口をコの字縫いで閉じていきましょう。
- 9裏地袋を表地袋のなかにいれていきます。このとき自然と表面の開き口に裏地が数ミリでますが、アクセントになってかわいいため、あえてそのまま裏地が見えている状態で使いましょう。
- 10開き口を裏地の端から7ミリのステッチでぐるりと縫っていきます。
- 11端から8センチのところでアイロンをかけて折り畳んでいきます。ボタンループの開始位置から水平に3センチのところで、ボタンを縫い付けていきます。
- 12最後にループで止めて形を整えれば完成です。
作り方
ノートパソコン(ノートPC)自作ケースの作り方②ジーパンリメイクで
ノートパソコン(ノートPC)自作ケースの作り方2つ目は、ジーパンリメイクで作るケースです。こちらの作り方は、不要になったジーンズをリメイクして作るノートパソコンケースです。一回り小さかったパソコーンケースをほどき、ジーンズと組み合わせて作っています。
- ・不要なジーンズ
- ・ほどいたタグ
- ・黒い布
- ・キルト芯
- ・ミシン
- ・まち針・縫い針・黒い糸
- ・ハサミ
準備するもの
- 1要らなくなったジーンズを裾からほどいていき、裏返しにしてステッチのない方からロックを裂いていきます。
- 2ノートパソコンケースのマチとマジックテープを取り外していきます。
- 3キルト芯と黒い布を裁断して縫い合わせていき、マチを作っていきます。それを先程ほどいたノートパソコンケースの側面に縫い付けていきます。
- 4それに合わせてジーンズを裁断していき、覆うように縫い付けたら完成です。
作り方
ノートパソコン(ノートPC)自作ケースの作り方③クッションケースで
ノートパソコン(ノートPC)自作ケースの作り方3つ目は、クッションケースで作るケースの作り方です。ノートパソコンのケースがあまり気に入らないデザインだった際に、自分で自作ケースをすることによって、自分の満足のいくケースができますよね。こちらの作り方は100均のクッション素材のケースを使う作り方です。
100均のダイソーで購入できるB4サイズのクッション素材のケースがぴったりですが、ノートパソコンのサイズによっては横幅がぴったりとなりすぎてしまい、出し入れする際にジッパーの両端が当たってしまう場合もありますよね。こちらの作り方では3面で開けるようにリメイクした作り方です。
- ・クッションケース
- ・1メートルのジッパー
- ・自分好みの布
準備するもの
- 1まずはクッションケースの糸をはずしていきます。底面ははずさずに残しておきましょう。
- 2ジッパーと広げて1枚のクッションケースになるように分解しましょう。クッションケースが持っているノートパソコンよりも大きい場合は、パソコンに合わせてクッションケースをカットしてサイズを調整しましょう。
- 3次に好みの布を準備して、調整したクッションケースと同じ大きさにカットしていきます。
- 4好みの布とクッションケースをそれぞれ裏面が内側になるように合わせ、長いジッパーを縫い付けていけば完成です。
作り方
ノートパソコン(ノートPC)の自作にかかる費用や時間とは?
ノートパソコン(ノートPC)の自作にかかる費用
ノートパソコン(ノートPC)の自作にかかる費用についてご紹介していきます。ノートパソコンを自作する場合は、オークションなどで探すことによって、意外と安い価格でできる場合があります。とはいっても使い物にならないものを購入して、ノートパソコンを自作したとしても、すぐに壊れてしまいます。
そのため、ときに部品を海外から輸入したりとお金をケチってしまわないようにすることも大切です。メーカーのノートパソコンよりも場合によっては高くなってしまうこともあります。ノートパソコンも部品と部品を組み合わせて自作するものなので、部品によって価格は大きく変わってきます。
そのため、すべての部品が最高のものを組み合わせることができるとは言えないので、あらかじめなにかの部品でコストを抑えていくというところも、しっかりと考えておくことが大切であると言えるでしょう。基本的には23万円ほどでできるようです。
ノートパソコン(ノートPC)の自作にかかる時間
ノートパソコン(ノートPC)の自作にかかる時間についてご紹介していきます。自作ノートパソコンをするには、パーツ選びから始めるのであれば、1日では不可能です。うまくいったとしても最低2週間程度はかかるといえるでしょう。さらに機械に慣れていない人であれば、1ヶ月ほどはかかると言えます。
まず目標とする性能と部品を選ぶのに、数日から1週間ほどかかります。自作する場合は、部品を選ぶ人も多いので、早ければ1週間ほどで終わります。また最安のお店を探したり送料無料のところを探すのに1時ほどで終わります。納品後の箱潰しや保証書の準備で1時間から2時間ほどです。
仮組みに0.5時間ほどかかり、OSとドライバのインストールに1時間ほどかかります。本組み立てに0.5時間ほどかかり、配線などの小細工をするのに4時間ほどかかります。これは機械になれている人が行った時間なので、一般の人であれば最低でもこの時間よりもおおきく余裕をもって取り組む必要があります。
ノートパソコンを自作する時のポイントや注意点とは?
ノートパソコンを自作する時のポイントはベアボーンキットを使う
ノートパソコンを自作する時のポイントはベアボーンキットを使うことです。ノートパソコンの自作がなかなか難しく、途中で投げ出してしまうような人も多くいます。そうならないためにも、ベアボーンキットを使うのがおすすめです。ベアボーンキットを使うのがやはり、一番欠かせないという意見が多いようです。
ベアボーンキットは、半完成状態のノートパソコンの組み立てキットであるため、ノートパソコンを自作する時間だけでなく、難しいところも省けて自作の負担があまりかからないようにしてくれます。そんなベアボーンキットには、キューブ型のものやブック型のものなど、サイズが小さいものもあります。
そのため、無駄なスペースを必要とすることもなく、組み立てることができるのです。とはいっても、ベアボーンキットには、省スペース化を実現するためにも、拡張性を犠牲にしているところもあります。電源の容量を押さえているといったところを、あらかじめ理解したうえで、ベアボーンキットを使う必要があります。
ノートパソコンを自作する時のポイントや注意点:ベアボーンのデメリット
ノートパソコンを自作する時の注意点は、ベアボーンのデメリットです。自作ノートパソコンを作る際にベアボーンを使うことと思いますが、ベアボーンにもデメリットがあります。ベアボーンは重くて大きくなりがちです。そのため、薄くて軽いノートパソコンにとっては、大きなデメリットと言えます。
持ち運びが重視されるノートパソコンに、ベアボーンは不向きであるという意見もあるようです。またデスクトップパソコンは、CPUの交換が簡単にできますが、ノートパソコンの場合CPUがオンボードであるため、交換するのにとても手間がかかります。さらに販売されていないことも多く、入手するのも大変です。
さらにディスプレイもCPUも選ぶことができないノートパソコンのベアボーンには、デスクトップのものと比べて自由なところがあまりありません。変えることができると言えば、HDDやメモリ程度と言えるでしょう。最近のノートパソコンは両方とも簡単に交換できるものが多く、ベアボーンのメリットがあまりないのです。
ノートパソコンを自作してみよう!
いかがでしたでしょうか。今回はノートパソコンの自作の作り方などについてご紹介しました。ノートパソコンを自作するとなるとそれなりの費用と時間もかかります。今回ご紹介したのを参考に、是非挑戦してみてはいかがでしょうか。またこちらの記事ではパソコンについて詳しくご紹介しているので、合わせてご覧ください。
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