クレジットカードとカードローンは何が違う?金利や返済方法は?
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クレジットカードとカードローンの違い
目的が異なる
クレジットカードとカードローンの主な違いは、キャッシングをメインとするかショッピング利用をメインとするかの違いにあります。 クレジットカードの場合はショッピングでの決済に利用でき、さらにキャッシングを利用することも可能です。しかし、カードローンはショッピング利用はできず、ローン利用のみに限ります。 ただしカードローンは、クレジットカードでのキャッシング利用に比べ、限度額・金利面でクレジットカードより有利な条件で利用することが可能です。限度額が高いのはカードローン
実際に、キャッシング限度額ではどの程度の違いがあるのかを簡単に比較します。クレジットカードの場合は小口利用をメインに考えられており、借入限度額は数万円~数十万円程度ですが、カードローンの場合は数十万~数百万円までの上限で借入れが可能です。金利が低いのはカードローン
金利の比較はカード会社により異なりますが、クレジットカードの場合は金利15~18%の設定に対し、カードローン利用の場合は14%程度から利用できます。 なお、一例として住信SBIネット銀行のカードローンを挙げると0.99%~7.99%の設定もあり、クレジットカードの金利より低金利で借りることができます。カードローンの年会費は無料
クレジットカードの場合はカード会社により年会費が掛かる場合がありますが、カードローンの場合は年会費無料で利用することが可能です。 ただしクレジットカードには、カード会社によってはETCや家族カード、旅行保険付帯等のサービスがあり、一概に年会費が掛からないことがメリットであるとも言えません。銀行系カードローンは審査基準が高め
カードローンには消費者金融系と銀行系がありますが、銀行系カードローンは銀行法に基づいた審査を行うため、比較的審査基準は高いです。 ※クレジットカード・カードローン共に、銀行系以外は審査が甘いということはありません。また、審査が甘い等を謳った宣伝には闇金等の可能性もありますので十分にご注意下さい。返済方法は一括払いなど
カードローンは限度額・金利のほか、返済方法も異なります。クレジットカードの場合、キャッシング利用の返済方法は翌月一括払いであることが多いですが、カードローンの場合は分割払い等で自分に合った返済方法が選べます。 ただし、クレジットカードでのキャッシングの場合、リボルビング払いによって実質分割払いができる場合があります。限度額に関係する総量規制とは
借りられるのは年収の3分の1まで
貸金業法にて総量規制の仕組みがあり、個人の借入総額として、原則年収等の3分の1までしか借りることができないように制限されています。なお、補足として、この仕組みでは家や自動車の購入時のローンは年収の3分の1を超えてしまいますが、このように一部除外・例外の場合もあります。銀行系カードローンは対象外
上述した総量規制は、クレジットカードのキャッシングや消費者金融系のカードローンには賃金業法の本規制が対象となりますが、銀行系カードローンの場合は銀行法が適用されるため除外となります。 ただし、クレジットカードのショッピング分割払いにおける本規制は対象外です。キャッシングはどちらを選ぶべき?
短期で少額借りるならクレジットカードも
出先での急用等で、翌月に返済可能な範囲でのキャッシング利用程度であれば、クレジットカードのキャッシング機能を利用してもカードローンとほとんど変わりません。 ただし、計画的に中長期程度の返済を目的に大きな額を借入れする場合、限度額・金利差によってはカードローンを利用する方がメリットは高くなります。 つまり、クレジットカードでのキャッシングは急な出費の立替等、カードローンは自動車の購入等で計画的に毎月返済することを目的に借入れしたい場合に利用する、といったイメージです。低金利のカードローンをつくっておく
事前にカードローンを発行していると、万が一現金が必要となった場合にも、クレジットカードのキャッシング利用に比べ低金利で借りることができます。 あらかじめ各社のカードローンを比較しておき、自分に見合った限度額・金利・返済方法の条件を満たす会社のカードローンを作っておくと良いでしょう。 なお、カードローンではショッピング決済等はできないので、買い物にはクレジットカードを利用する等して、利用目的で使い分けると便利です。まとめ
いかがでしょうか?クレジットカードのキャッシング機能とカードローンは、お金を借りることを目的とするかどうかで異なります。現金を借りる目的の場合は、カードローンを利用することで比較的低金利で借入れができメリットが高いです。しかし、お金を借りるときは返済の計画をしっかりとした上で、借り過ぎにはご注意下さい。商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
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