クレジットカードの支払いが遅れたら?信用情報への影響や対応を解説

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クレジットカードを使っていると、ついうっかり支払い日を忘れて口座が残高不足になり、支払いが遅れてしまうことがあります。遅れによる信用情報への影響やカード利用停止および再開について解説します。

クレジットカードの支払いが遅れると?

クレジットカードの支払日をうっかり忘れる、口座の残高不足になるなどのミスにより、引き落としができなかったとき、クレジットカード会社は支払いの「延滞」もしくは「遅延」という扱いをとります。

期限30日未満の遅れは「遅延」

支払い期限から30日未満の遅れは「遅延」とされ、延滞とは違って大きな問題にはなりにくいです。うっかりミスでやりがちなことで、期間内に支払えば、信用情報への影響はありません。

期限1ヶ月を越えると「延滞」

支払い期限を1ヶ月以上すぎると「延滞」扱いとなります。信用情報機関がもつ信用情報に金融事故として情報が残ってしまいます。

支払いを延滞することでの影響は?

信用機関に情報が残る

延滞すると、個人情報信用機関に記録が残ってしまいます。信用情報機関はクレジットカード・信販系、消費者金融系、銀行系があり、それぞれがお互いのもつ金融事故情報を共有しているため、1つのカード会社での金融事故の情報は、すべてのカード会社および銀行でチェックされてしまいます。

クレジットカード作成の審査に影響

信用機関に記録が残ると、次にクレジットカードを作成する時の審査に通りにくくなります。過去に返済が1ヶ月以上遅れる「延滞」があった人にカードを発行すると、同じ事が繰り返され、クレジットカード会社が利用料金を回収できなくなるリスクが発生するからです。そのため、クレジットカード会社は延滞の経験がある人へのカード発行を断ることがあります。

延滞を繰り返すと強制解約も


延滞を何度も繰り返すと、強制解約される恐れがあります。最初は、督促状やメール、電話による連絡で支払いを促します。それでも無視をしたり延滞を繰り返したりすると、利用停止となり、強制解約されることもあります。強制解約されると残金の一括返済請求が行われます。

3ヶ月以上の滞納はブラックリストへ

延滞をして3ヶ月がすぎると、ブラックリストへの異動となります。貸し倒れの記録のことで、その人に返済能力がないことを示します。この記録がついてしまうと他社でのクレジットカード契約や金融機関からの借入れもできなくなります。

支払いが遅れてしまった場合の対処法

すぐにカード会社へ電話をする

支払いが遅延したら、まずは、すぐにカード会社へ連絡をします。担当者へ返済予定日を伝え、返済方法(口座振替、振込)、遅延損害金を含めた返済金額を聞きましょう。

不足分を銀行口座へ入金・振込する

電話をしたらすぐに、口座振替の場合は不足分を口座へ入金・振込をします。少ないですが、コンビニでの振込用紙を送ってくれるカード会社もあります。

お金がないときは支払いの先延ばしを

手元にお金がないときは、カード会社へ電話をして支払日の先延ばしをお願いすることができます。通常は半月であれば待ってもらえることが多いですが、クレジットカード会社によって締め日が決まっているので締め日までに返済が必要となります。

カードが停止された場合いつから使える?

支払い遅延でカードが使用不可に

支払いを遅延すると、カードの利用が一旦停止になります。停止されるタイミングは明確にはなっておらず、クレジットカード会社によって異なります。同じクレジットカード会社でもシステムが更新されて、前回は停止にされなかった期間であっても、今回は停止になるということもあります。 カードが利用できなくなるタイミングは、再引き落としがある/ないで大きく2つのパターンにわけられます。再引き落としがあるクレジットカード会社の場合は、再引き落とし日に支払いができなかった場合、その日から2営業日が過ぎると停止になるリスクが高くなります。2営業日というのは、支払いがされても金融機関を経てクレジットカードカード会社へ入金される時間差を見込んでいるためです。 次に、再引き落としがない場合についてです。再引き落としがないクレジットカード会社の場合は、支払い日から2営業日には停止になってしまうケースが多いです。

入金が確認されたら利用再開

クレジットカードが利用できなくなってしまったと言っても契約が切れるわけではありません。入金が確認後、利用が再開となります。確認にかかる日数はカード会社によって異なり、即日から数日かかることもあります。

まとめ

クレジットカードの支払いをうっかり忘れても30日以内に返済すれば信用情報への影響はありません。カード利用停止はカード会社によりますが注意が必要です。また1ヶ月以上返済が遅れると信用情報に影響がでるため、ローンが組めなくなるなどトラブルにつながることがあるので注意しましょう。

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