ホットカーペットの疑問が丸わかり!電気代は安い?古いのでもOK?

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エアコンやパネルヒーターを使用すると部屋全体を暖めることができますが、その分電気代は高くなってしまいます。ホットカーペットは部屋全体を暖めることはできませんが、補助機器として上手く使用すれば電気代を抑えられる可能性があります。今回はホットカーペットの電気代や上手な使用方法について解説します。

ホットカーペットの電気代とは?

1畳用は一番安く3畳用は一番高い

ホットカーペットの電気代は、温める面積が大きければ大きいほど電気代が高くなる傾向があります。下記は1kWh=27円で電気代で、1時間ホットカーペットをつけっぱなしにした場合の電気料金の目安です。
  • 1畳用:6~8円程度
  • 2畳用:8~10円程度
  • 3畳用:10~13円程度
以上のように、畳数が倍になったからと言って電気代も倍となることはありませんが、暖める面積が大きい程に電気代も高くなります。

消費電力(ワット数)が大きいと高い

面積の他に、ホットカーペット自体の使用ワット数の大きさでも電気料金が変わってきます。下記は電気代を求める計算式となりますので参考にして下さい。

電力量(Wh)の計算式 消費電力(W)×時間(h)=電力量(Wh) 上記の電力量(Wh)をkWhに変換 電力量(Wh)÷1000=電力量(kWh) 電気代の計算式 電力量(kWh)×契約電力使用料金(円/kWh)=電気代 消費電力は面積の他にホットカーペット自体の発熱力によっても異なります。例えばホットカーペットの機能に暖かさの強弱を変更できる機能がある場合は、弱→中→強の順に消費電力は高くなり、電気代が高くなるということです。

こたつやエアコン等との電気代比較


下記は各暖房機器の1時間当たりの電気料金の目安です。括弧内のワット数も目安となります。
  • こたつ(500w):約13.5円
  • エアコン(1000w):約27円
  • 電気ストーブ(800w):約21.6円
  • パネルヒーター(1200w):約32.4円
  • 電気毛布(47w):約1.3円
  • 石油ヒーター(燃焼時20w):約0.6円
※上記の目安は契約電力使用料金や使用環境等で変化します。 各暖房機器の電気代の目安は以上の通りとなります。上記の目安料金でコストの安い順に並べると「電気毛布→ホットカーペット→こたつ→電気ストーブ→エアコン・石油ストーブ→パネルヒーター」の順となります。 石油ヒーターは点火時に大きな消費電力を必要としますが、燃焼時は20w程度で使用が可能です。また、石油ヒーターの場合は電気代以外に灯油代が掛かってしまいます。メーカーによる差はありますが、結果的にエアコン使用と同等程度の費用が掛かるとされています。

電気カーペット使用の注意点

こたつ代わりにすることは難しい


こたつの電源を入れずにホットカーペットだけを使用しても暖かいですが、ホットカーペットは接触面のみしか暖めることができないため、こたつ代わりに使用することは難しいかもしれません。 こたつの電気代とホットカーペットの電気代を比較してもそこまで大きな差はありません。こたつは、ホットカーペットのようにある一定の面積を暖めるのではなく、一カ所を集中して暖めます。こたつを置いている部分のみで比較すると、こたつの電源を入れる方が効果的です。 また、こたつの電気代については「こたつの電気代は高い?カンタンに試せる超実践的な節約の方法5つ」の記事も参考にしてみてください。

10年前のものでも電気代はほぼ同じ

エアコンは、10年前と現在の機器を比較すると電気代が半額になる程の差があることもあります。しかし、ホットカーペットは、電熱線を発熱させて暖めると言った単純な構造の家電です。改善の余地がほとんど無いため、今も昔もたいして差はありません。

ホットカーペットを節約に繋げるコツ

暖房器具の併用で効率アップをしよう

前述の通り、ホットカーペットは接地面に対して暖房能力は高いですが、部屋全体を暖めることができません。そこで、部屋を暖めるメインの暖房器具としてエアコンを使用し、床面を暖めるためにホットカーペットを使用するという方法があります。 両者を併用することで、互いに暖めにくい部分を補い合い、効率的に部屋を暖かくすることが可能です。また暖房機器との併用の他に、ホットカーペット+毛布等を使用すると、より暖かく過ごすことができます。

使用する大きさに注意しよう

不必要に畳数の大きなホットカーペットを購入すると、その面積の余分な電気代が掛かってしまいます。ホットカーペットの購入時は大きい畳数を選びたくなるかもしれませんが、必要最低限の畳数を購入するのが良いでしょう。最近では暖める面積を変えられる機能がついていることもありますが、暖める位置がある程度拘束されるため、余分に暖める箇所がでる可能性もあります。

設定温度は「中」以下にしよう

ホットカーペットの強弱の設定を「中」以下にすることにより電気代を抑えることができます。ホットカーペットの弱~強は、仕組み上同じワット数を消費して発熱しますが、一定の温度で自動的に電源の「オン」と「オフ」を繰り返します。「弱」で設定した場合は「強」と比較し「オン」の状態が短いため、電気代を節約することに繋がります。

まとめ

簡単な構造のホットカーペットですが、メインの暖房機器と併用使用すれば寒い冬も暖かく過ごすことができます。毎月の電気代が高額な方は是非検討してみて下さい。

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