wifiだけで電話できるorできない?日本や海外で通話する方法

wifiを利用した無料通話アプリが登場してから、従来の番号発信以外の方法で通話ができる時代となりました。海外で音声通話をする場合は、通常の音声通話に加え専用アプリからの通話ができ、それぞれ利用方法や料金が異なります。そこで、海外での利用方法や料金について詳しく説明します。

そもそもwifiってなに?

lan回線を無線化するためのもの

インターネット契約をすると、ポケットwifi等で無い限り基本的には自宅に回線ケーブルを引き込み、プロバイダー貸与モデムを通してルーターと呼ばれる機器に接続します。 ルーターから有線でPC等に接続することで有線接続によるインターネットの利用ができますが、ルーターが無線LAN対応ルーターの場合は有線での接続をせずに、受信端末でインターネットを利用することが可能です。 さらにwifiについて詳しく知りたい方は、こちらをお読みください。 wifiルーターやモデムに関しては、こちらの記事もおすすめです。

LTEとwifiの違いを知っておこう

LTEとは「Long Term Evolution」の略称で、携帯電話用の回線電波を利用した通信のことです。LTEの特徴は、利用エリアが広く外での利用に強いところ。また、免許制のため国から割り当てられた電波しか使えません。 一方のwifiとは、無線LANルーターを通し、LAN回線を無線化した電波を利用した通信のことです。wifiの特徴として、無線LAN機器を自由に設置することが可能ですが、無線LAN機器から発信される電波の届くエリアでしか利用ができません。 4GとLTEについては、こちらの記事も併せてご確認ください。

wifi通話って可能?

wifiだけでは通話できない

wifi通信を利用したアプリでの電話はできますが、番号発信(080・090等)による音声通話は、wifi回線ではできません。また、SMS(ショートメッセージサービス)も、wifi通信のみでは送受信ができません。

ip電話の機能が必要

wifi通信で番号発信を利用したい場合は、ip電話の機能が必要です。 ip電話とはインターネットを活用した電話サービスのことで、通常の電話回線を利用した通話よりも、通話料・基本使用料が割安の傾向があります。データ通信契約のみのスマホでも、ip電話アプリを利用すれば番号発信ができるようになります。

海外で通話をしたい場合は?

携帯電話を国際ローミングする

国際ローミングとは、現在契約中の事業者と提携している事業者が海外の滞在地域に存在する場合に、国内で利用している端末を、そのまま海外の滞在国の設備を利用して利用することです。 なお、滞在先によっては持ち込み端末が利用できない場合に、端末をレンタルで利用する場合もあります。

現地でsimを購入する

国際ローミングは現在利用中の端末を海外でそのまま利用できるメリットがありますが、通信費や通話料は国内での使用と比べて高額な料金となります。 現地でsimを購入することにより、国際ローミングを利用するのと比較し、割安で海外でのデータ通信や音声通話が可能です。 ただし、現地でsim契約を行う際は、simフリー端末を自分で用意するかレンタルしなければなりませんので注意が必要です。

海外用wifiルーターでアプリ通話

海外で通常の番号発信による音声通話を必要としない場合は、現在利用している端末+海外用wifiルーターを利用するパターンがあります。 国際ローミングや現地sim契約と異なり、番号発信は利用できませんが、無料アプリ(LINE、Skyp等)のIDでの電話は利用できるので、事前にアプリの設定を済ませておけばそのまま利用可能です。

料金はパターンによって異なる

料金は、海外の滞在先や条件により一概に算出できませんが、一例として3パターンの料金の違いについて比較します。 国際ローミングの場合、docomoとauそれぞれ紹介します。
  1. docomoの場合プラン:「海パケ」料金:980円・1,280円・1,580円/日 (滞在国により適用料金が異なる)適用期間:利用開始の操作から24時間速度制限:30MBを超える利用プラン:「海外パケ・ホーダイ」料金:1.980円・2,980円/日適用期間:日本時間の0時~23時59分59秒速度制限:なし※適用期間内の利用が約24,4MBまでなら1,980円
  2. auの場合プラン:「世界データ定額」料金:980円・2,980円/日(滞在国により異なる)適用期間:アプリで「利用開始」をタップしてから24時間※事前に「データチャージ(無料)」に加入しておくことが条件
続いて、現地simの場合(アメリカ)を紹介します。 契約代行業者「J-Plaza」 プラン:「MONTH PLAN30」 料金:月額$30(税込)←参考:$1=110円換算で約3300円 適用期間:サービス開始から30日周期 速度制限:2GBを超える利用で128kbps制限 最後に、wifiルーターの場合(アメリカ)を紹介します。 株式会社ビジョン「フォートラベル」 プラン:アメリカ本土 4G LTE 料金:8400円/30日 適用期間:申請した日数分利用可 速度制限:なし 以上3パターンの料金の目安となります。 国際ローミングでは、980円料金適用となっても、30日で29,400円の費用がかかります。現地simではデータ容量に上限がありますが、本比較プラン内では比較的安価です(データ容量が大容量のプランもあり)。 なお、wifiルーターの場合、料金は割と高めですがデータ容量を気にせず利用ができます。 特別に契約などをせずにそのまま利用したい場合は国際ローミング、国内のプランのように音声通話とデータ通信をある程度楽しみたい方は「現地sim契約」、海外でデータ容量を気にせず利用したい方は「wifiルーター」がおすすめです。 ※利用契約会社や契約プラン、為替の影響等により、本比較とは実際の料金が異なる場合があります。また、滞在先・滞在日数等の不特定の条件下で検証結果が異なる場合があります。

iphoneでwifiの電話をするときは?

wifiだけ使ってアプリで電話

wifiのみで電話をする場合は、ip電話を利用するか、無料アプリ等によるIDでの電話が利用できます。wifiのみの場合は、音声通話やsms等の機能が利用できないので注意が必要です。 wifiのみしか利用しない場合の設定は、機内モードを「オン」・wifiを「オン」にして完了です。

wifiも使う・電話も使う場合

番号発信による音声通話・sms・データ通信が利用できます。 wifi・電話も利用する際の設定は、機内モードを「オフ」にし、利用時に「データローミング」を「オン」に変更、wifiは「オン」に設定して完了です。

docomoの場合の設定

「海外1dayパケ」利用の場合の設定を紹介します。
  1. Webもしくは店頭より「海外1dayパケ」利用の申し込みを行う
  2. 渡航先到着後に「機内モード」を「オフ」にする
  3. docomoよりsmsによるお知らせが届く(お知らせ内に滞在国での利用料金・使い方のご案内があるので確認する)
  4. 利用開始用の専用ダイヤル「*135*1#」へ発信する
  5. 利用開始受付の案内のsmsが届いた後、内容を確認する
  6. 「設定」画面内の「モバイルデータ通信」から「モバイル通信のオプション」内の「モバイルデータ通信」を「オン」に設定
  7. 「データローミング」を「オン」に設定する

auの場合の設定

「世界データ定額」を利用の場合の設定を紹介します。事前に「データチャージ」に加入しておいてください。
  1. 「設定」→「モバイルデータ通信」→「通信のオプション」→「ローミング」→「音声通話ローミング」をオン・「データローミング」を「オン」・「グローバルCDMA」を「オフ」
  2. auよりsmsによるお知らせが届く
  3. sms内の「世界データ定額」の利用開始を選択

softbankの場合の設定

最後に、softbankの設定についてです。
  1. 「設定」→「モバイルデータ通信」→「通信のオプション →「データローミング」を「オフ」にする
  2. 「4Gをオンにする」を選択し、「オフ」を選択
  3. 「モバイル通信データ」を「オフ」にする
  4. 渡航先に着いたら「設定」→「キャリア」→「自動」を「オン」にし「定額対象事業者」を選択する
  5. 「モバイルデータ通信」・「データローミング」・「4Gをオンにする」を「オン」にする
  6. 「音声通話とデータ」または「データ通信」のみを選択

androidも基本的には同じ

iPhoneの設定方法を紹介しましたが、Android端末でも上記と同様の手順で海外での利用を開始することができます。androidの方は、ぜひ試してみてください。

まとめ

いかがでしょうか?海外でスマホを利用する場合は、利用手段により料金を節約して利用することができます。国際ローミングは各キャリアで申請ができ、特別な手続きはありません。さらに、現地simやwifiルーターを利用することで、余分な費用を抑えることもできます。海外へ行かれる際はぜひ参考にしてみてください。

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