イチから身につくフランス語の挨拶15選!ボンジュール以外のフレーズもご紹介!
フランス語の挨拶をご存知ですか?この記事ではフランスでよく使われる挨拶の表現を、使うシチュエーションごとにご紹介しています。お礼や謝罪の言葉は言い回しが豊富ですが、一言で通じる簡単な言葉も多いのでぜひ覚えて使いましょう。
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【基本編】フランス語の挨拶4選
①ボンジュール(Bonjour)
フランス語の「おはよう」「こんにちは」は「ボンジュール(Bonjour)」です。フランスでは朝は「おはよう」で昼は「こんにちは」と挨拶を区別することはなく、同じようにボンジュールを使います。
目上や年上の方に対して挨拶するとき男性に対しては「ムシュー(Monsieur)」、既婚女性なら「マダム(Madame)」を後ろにつけるとより丁寧な印象になります。ボンジュールは「おはよう」「こんにちは」の意味だけではなく、お店に入った時や飲食店などで最初に注文をする時も使える簡単な言葉です。
ボンジュールの最後の「ル」の発音をはっきり「ル」と言わない点が難しいですが、発音に慣れると他の言葉でも使えるので練習することもおすすめです。
②ボンソワール(Bonsour)
フランス語の「こんばんは」は、「ボンソワール(Bonsour)」です。ボンジュール同様、ムシューやマダムを後ろにつけるとより丁寧な印象になります。フランスでよく聞かれる「こんばんは」は、映画やCMなどで耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
③ボン・マタン(Bon matin)
フランスでは「おはよう」「こんにちは」の区別をしませんが、フランス語が公用語になっているカナダなどでは、「ボン・マタン(Bon matin)」と言って朝の挨拶をすることもあります。英語の「おはよう」をフランス語にしたもので、フランス国内ではあまり好んで使われない点にご注意ください。
④コマンタレヴー(Comment allez-vous)
コマンタレヴー(Comment allez-vous)の意味は、日本語の「ご機嫌いかがですか?」「お元気ですか?」にあたります。主に目上の方に合った際やビジネスの場面で使う言葉です。発音は「ヴ」の部分が「V」の発音になる点が少し難しいですが、よく使われる言葉なので、覚えておきましょう。
コマンタレヴー?の返事は、下の例文を参考にしてださい。もちろんただ答えるだけではなく「ありがとう」を意味する「メルシー(Melcy)」とお礼を言うことや、「あなたはどうですか?」を意味する「エヴ?(Et vous?)」と言ってたずね返すことができればさらに素敵です。
コマンタレヴー(Comment allez-vous)の返事
トレ・ビアン(Tres bien) | 非常に良いです。 |
ジェ・ヴェ・ビアン(Je vais tres bien | 調子がいいです。 |
コム・スィ・コム・サ(Comme ci, comme ca) | 調子はまあまあです。 |
ジェ・ヴェ・マル(Je vais mal) | 調子は悪いです。 |
【カジュアル編】フランス語の挨拶3選
①サリュ(Salut)
友人など親しい間柄で「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」と言いたい場合、「サリュ(Salut)」という表現が使えます。日本語の「やあ」「どうも」のような意味になる言葉で、別れる時にも使えます。
発音も比較的簡単な表現で親しい方に使う分には問題はないですが、初対面や目上の方に対しては砕けすぎた表現になる点に注意しましょう。
②サ・ヴァ?(Ça va ?)
親しい方に会った際、「サ・ヴァ?(Ça va ?)」と挨拶を交わすこともあります。日本語では「元気?」「調子はどう?」などといった意味合いになります。前述のコマンタレヴーほどではなくても少し丁寧に言いたいときは、コマンサヴァ(Comment ça va ?)というたずね方もあります。
「サ・ヴァ?」に対して「サ・ヴァ」と同じ言葉で答えられる点が特徴的な表現です。相手にたずね返す際は「エ・トワ(Et toi)?」を使いましょう。前述のサリュ同様かなりくだけた表現になるので、親しい間柄で使うことがポイントです。
「サ・ヴァ?」に対する返事は、下の例文を参考にしてみてください。もちろん、前述の「コマンタレヴー?」に対する答えの例文ももちろん使えます。
「サ・ヴァ?(Ça va ?)」の返事
サ・ヴァ(Ça va ) | 大丈夫です。 |
ウィ・サヴァ(Oui, ça va.) | 問題ないです。 |
ビァン、メルシー(Bien, merci) | 元気です、ありがとう。 |
パ・マル(Pa mal.) | 悪くないです。 |
③クワ・ドゥ・ヌフ(Quoi de neuf?)
「クワ・ドゥ・ヌフ(Quoi de neuf?)」も親しい間柄の方に調子をたずねる言葉です。英語の「What’s new?」にあたる言葉で、答え方はサヴァよりも具体的なものを求められる点で難しいです。
しばらく合っていない方には、久しぶりを意味する「サ・フェ・ロン・トン(Ça fait longtemps)」と挨拶できればさらに素敵です。
【別れ編】フランス語の挨拶5選
①オフ・ヴォワール(Au revoir)
フランス語の最も一般的な「さようなら」は、「オフ・ヴォワール(Au revoir)」です。使うシチュエーションを選ばない表現で、誰に対しても使えます。
お店やホテルなどを退出する時や目上の方と別れる時は、メルスィの後に続けて言うことも可能です。発音は少し難しいですが、最後の「ル」の発音はボンジュールの「ル」の発音を参考にすると簡単です。
②ボンヌ・ジュルネ (Bonne journée)
フランス語の別れの挨拶には、「ボンヌ・ジュルネ (Bonne journée)」というものもあります。日本語では「良い1日を」という意味になります。
夜は夜でも早い時間であれば、「ボンヌ・ソワレ(Bonnne soirée)」と言って別れることもあります。日本語に直訳すると「良い夜を」という意味になります。
③ア・ドゥマー(À demain)
「ア・ドゥマー(À demain)」は、日本語の「また明日」に当たる言葉です。近々会う方と別れる際に使える表現は他にもいくつかありますので、表の例文を参考にしてください。もちろん目上の方などに対しては、オフ・ヴォワールの後に続けて使うこともできます。
「また」を使う別れの挨拶
ア・ドゥマー(À demain) | また明日 |
ア・トゥタルー(À tout à l’heure. ) | またあとで |
ア・ランディ(À lundi.) | また月曜日 |
ア・ラ・スメン・ポシェン(À la semaine prochaine.) | また来週 |
④ボン・ニュイ(Bonne nuit.)
ボン・ニュイ(Bonne nuit.)は夜遅くに別れる際に使うフランス語の言葉です。日本語の「おやすみなさい」にあたる言葉なので、寝る前にも使えます。「こんばんは」とセットにして覚えておくことがおすすめです。
⑤アデュー(Adeieu)
アデュー(Adeieu)はフランス語の「さようなら」として日本でもよく知られた言葉です。発音は比較的簡単ですが基本的にはもう二度と会わない、会いたくない方に使う別れの挨拶に使う言葉です。使う場面や状況が難しい点で、注意が必要な言葉と言えます。
しかし年配の方の中には普段からアデューを使う方もいらっしゃるので、その場合はあまり気にしないでおきましょう。アデューをはじめフランス語の別れの挨拶については、関連記事で詳細をチェックしてみてください。
【便利編】フランス語の挨拶3選
①アンシャンテ(Enchanté(e))
初対面の方に会った時、フランスでは「アンシャンテ(Enchanté(e))」と挨拶します。日本語の「はじめまして」に当たる言葉で、「こんにちは」「こんばんは」の後に続けて伝えられるとスマートな印象になります。
②エクスキューゼ・モア(Excusez-moi)
フランス語で人混みを通る時やお店で店員に声をかける時などに使える言葉は、「エクスキューゼ・モア(Excusez-moi)」です。日本語の「ちょっとすみません」人混みにおいての「失礼します」に当たる言葉で、軽い謝罪にも使えます。
「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」以外に使える、誰かに一声かけるときの簡単な言葉として覚えておきましょう。そのため、お店で店員さんにに声をかける時にも使えます。
③パルドゥン(Pardon)
「パルドゥン(Pardon)」も「ちょっとすみません」と相手に呼びかける際に使える言葉です。前述のエクスキューゼ・モアよりも簡単な言葉で、相手が話していることが聞き取ることが難しい場合にも使える点で便利です。
綴りや発音からわかるように、英語の「Pardon?」にあたる言葉です。英語の「Pardon」よりもrの舌を巻くことを意識すると、簡単に発音できます。
フランス語の挨拶を覚えよう!
フランス語の挨拶の例文には、ボンジュールなど誰に対してでも使える簡単なものがあります。シチュエーションに合った表現をぜひ覚えておきましょう。「r」や「v」など発音が少し難しい部分もありますが、慣れると他の言葉に応用できます。「元気?」などにあたる言葉は答え方の例文も覚えておきましょう。
フランスのお店ではお客さんの方から挨拶をすることが一般的なので、フランスに行く際は「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」に当たる言葉を使って積極的に挨拶をしましょう。フランス語について興味を持たれた方は、関連記事の例文を読んでさらに知識を深めましょう。
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