【中高生向け】家庭科のレポートって何を書くべき?テーマに合わせた書き方を伝授!
家庭科のレポートに悩む中高生は多いことでしょう。しかし、身近なテーマが多い家庭科は、コツさえ押さえれば簡単にレポートが書けるのです。そこで、ここでは家庭科の一般的なレポートの書き方と、具体的なテーマ例に合わせた書き方を伝授します。
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目次
中高生向け|家庭科のレポートの書き方は?
①規定を確認する
「規定を確認する」ことは中学生・高校生が家庭科のレポートを書く上で、一番最初にやらなければいけないポイントです。学校からレポート用の用紙を配布されている場合は、その用紙を必ず使います。指定の用紙がない場合は、用紙の大きさや枚数を確認し、それに従います。
用紙のほかにも規定はあります。手書きなのかパソコンなのか、余白のサイズ、用紙の綴じ方など、細かい部分で指示がある場合もあります。家庭科のレポートを書く前には、規定を確認しないと受け取ってもらえなかったり、評価が下がってしまうこともあるので、注意しましょう。
②テーマを決める
「テーマを決める」ことは、家庭科のレポートを書くにあたって一番楽しいことであり、難しいことでもあります。家庭科には様々な分野がありますが、どの分野でも、興味や感想を持ちやすいテーマを選ぶのが、一番手っ取り早い方法です。家庭科は、生活に密着した内容が多いので、比較的面白いレポートが書きやすい教科です。
得意分野ではない場合、興味や感想を持つことが難しいということもあります。その場合は、過去にどんなテーマでレポートを書いているのか調べてみるといいですね。もちろん同じことを書いてはいけませんが、過去のレポートを参考にすることで、書き方を学べ、さらに自分自身の考えや疑問、感想を持てるようになります。
③調べる
レポートは「調べる」ことで情報量が多くなり、充実した内容になります。感想文ではないので、感想はメインにしません。疑問を思ったことを調査したり、自分の考えや感想を証明するために調査し、文章化するのがレポートです。説得力のあるレポートにするためには、グラフや写真を盛り込むのがポイントです。
さらに実際に自分で実験をして、その体験をレポートに盛り込むのもおすすめです。家庭科は実験がしやすい教科なので、料理や裁縫など様々な実験に挑戦してみましょう。インターネットや本などで調べるのも大切なことですが、体験して得たことは何よりも信ぴょう性があり、内容の濃いレポートにつながります。
④構成を考える
「構成を決める」ことは、レポートの骨組みになります。読む人にわかりやすい構成を考えることが、レポートの良しあしを決めます。構成を考える時には、「自分が何を知りたいのか」ということと、「何を相手に伝えたいのか」の2点に重点を置きます。調べたことをもとに、情報を取捨選択すると、自然と構成が見えてきます。
内容が絞れたら、いよいよ構成の骨組みを作ります。骨組みは「動機」、「調査方法」、「調査結果」、「結果から分かったこと」、「今後の課題」、「感想」、「参考文献」の順番で構成します。構成がまとまらない時は、調べたことを箇条書きにし、骨組みに当てはめて並べ替えてみるのがポイントです。
⑤文章化する
「文章化」することは、レポートの書き方の中でも、一番の難所とも言えます。家庭科のレポートは身近な内容が多いので、専門用語は比較的少ないのですが、誰もがわかりやすい言葉で書くのが一番のポイントです。また、文章だけではなく、写真やグラフ、表なども添えることで、わかりやすく読みやすいレポートになります。
レポートを書き上げたら、必ず校正をします。誤字脱字がないか、文体は統一されているか、ということを確認するのは基本です。さらに、テーマと内容にずれはないかなど、内容についても確認します。他の人に読んでもらうと、客観的に確認してもらえるので、自分では気づかなかった修正ポイントに気づくことができます。
【食生活編】家庭科のレポートのテーマ例3選
①栄養バランスのいい献立について
「栄養バランスのいい献立について」というレポートは、家庭科の食生活の分野でも、比較的取り上げやすいテーマです。中学生でも高校生でも栄養バランスについては勉強します。教科書でも取り上げられている内容なので、さらに具体的に掘り下げて調べてみることで、内容の濃いレポートになります。
具体的に栄養バランスの良い献立を考えましょう。考えた献立は、レシピ通りに料理してみると、テーマがより身近になります。作った料理は写真を撮り、レポートに添付します。献立に含まれる栄養成分を表にまとめ、最終的には栄養バランスの良い献立がなぜ必要なのかということをまとめれば、充実したレポートになります。
②ダイエットと食生活について
「ダイエットと食生活について」というテーマは、特に女子中学・高校生の中で興味深い内容です。日々の生活の中で、ダイエットと食生活は切っても切れない関係にありますから、正しい情報を得るためにも、おすすめしたいテーマです。
ダイエットといえば食事制限と考える人が多いです。しかし無理な食事制限は体に悪影響を与えることは周知の事実です。そこで、無理な食事制限が体に与える悪影響について調べたり、ダイエットに適した食生活や料理について具体的に考えてみるといいですね。1日に必要な栄養をもとにメニューを考えるのもおすすめです。
③食材の保存について
「食材の保存について」というテーマは、インターネットで、料理や食材をテーマにしたライフハック術を紹介しているサイトやお料理系のサイトを探すと、たくさんの情報に出会えます。ひとつの食材に注目するのもよし、たくさんの食材の保存法を紹介するのもよしと、書き方は工夫次第でバリエーションが広がるテーマです。
食材の保存法は、毎日料理をするために必要な食材について考えるいい機会になります。フードロスが話題になっている昨今、特にライフハック系やお料理系のサイトでは、意外な方法で食材を保存できるアイデアを紹介しているので、比較的簡単に、情報収集をすることができる題材といえます。
【衣生活編】家庭科のレポートのテーマ例3選
①衣服が与える印象について
「衣服が与える印象について」というテーマは、中学生や高校生にとって興味深い内容で、おすすめです。男女を問わず、中学生や高校生は、ファッションに対する興味が芽生える年頃です。特に毎日制服で登校しているという中学生や高校生は、私服で個性や流行をアピールするという人も多いですね。
衣服が与える印象と言っても、流行やデザイン、色合いなど、衣服の中で注目するポイントはたくさんあります。そのため、注目の仕方によって、レポートの書き方も様々な構成が展開できます。迷った時は、自分が一番興味を持っているポイントに注目すると、充実した内容になります。
②衣服の3Rについて
「衣服の3Rについて」は、「3R=リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)」について考える、おすすめの題材です。タンスに眠っている衣服を3Rする方法は、たくさんあります。まずは身の回りでどのような活動が行われているか調べるのがおすすめです。
衣服の3Rについてまとめれば、それだけでも充実したレポートになります。今まで知らなかったことを知ることで、感想を持ちやすくなります。もう少し掘り下げたレポートにしたいという時は、無駄の少ない衣服の買い方についても考えてみましょう。3Rの前段階についてもまとめることで、より充実した内容になります。
③洗剤の香害について
「洗剤の香害について」というテーマは、今社会問題にもなっている、香害について考える良い機会になり、おすすめです。自分ではとてもいい香りと感じていても、それが不快に感じる人もいます。インターネットなどで、洗剤の香りが周囲に与える影響について調べてみましょう。
洗剤の香害について調べる時は、実際の声を調査するのがポイントです。不快に感じている人の声をまとめると現実味が沸いて、リアリティのあるレポートになります。同時に洗剤を作っている会社のHPなどで、香りづけの意味を調べるのもポイントです。洗剤を使う側と作る側の意見を比較することで、充実した内容になります。
【住生活編】家庭科のレポートのテーマ例3選
①快適で安全に暮らせる住宅について
「快適で安全に暮らせる住宅について」というテーマは、とても身近な題材です。今住んでいる住宅を第三者の視点から見つめ、改善点などを具体的に探してみるといいですね。さらに、年代や家族構成を絞ってみると、それぞれの立場によって、住宅に対する考えや感想が違うので、同じテーマでも書き方が変わります。
②災害に対する準備について
「災害に対する準備について」というテーマは、自分自身の問題として考えるべき、重要な課題です。家にいる時に災害が起きたらどうしたらよいか、前もって準備できることは何か、ということを考えてみましょう。本やインターネットなどで調べるのも一つの手ですが、家族と話し合ってみると現実味あふれる内容になりますね。
③環境に優しい住生活について
「環境に優しい住生活について」というテーマは、中学生や高校生にとって新鮮な題材といえます。今注目されているエコロジー住宅について、レポートを書くことによって、中学生や高校生が大人になった時の環境に与える影響を身近に感じることができます。普段は気にしなかった住宅について考えるいいきっかけとなります。
【保育・家庭生活編】家庭科のレポートのテーマ例3選
①家計について
「家計について」というテーマは、生活にかかるお金を考えるよいきっかけになります。中学生や高校生はお小遣いをやりくりしているというのが一般的ですが、それは家計のやりくりの基礎作りといえます。そこでお小遣いと家計を比較して、効率的な運用について考えてみましょう。具体的で充実したレポートにつながります。
②消費者トラブルについて
「消費者トラブルについて」というレポートは、現代社会が抱える問題を考えるよいテーマです。オンラインゲーム等ネット関連のトラブルから、公的機関を装った嘘の郵便物が送られてくるなど、消費者を巻き込むトラブルは後を絶ちません。そこで具体的な事例と対処法を調べてみると、充実した内容につながります。
③子どもの発育について
「子どもの発育について」は保育の分野で学ぶテーマになります。特に高校生の家庭科で具体的に学ぶ内容なので、高校生向きのテーマといえます。発育といっても広い範囲になるのですが、一般的にまとめた書き方も、ある年齢に注目して具体的にまとめた書き方もできますね。
家庭科のレポートはコツをおさえれば簡単に書ける!
家庭科のレポートは、ハードルが高く難しいと感じがちです。しかし、料理や衣服など身近な内容が多いので、テーマさえ決めてしまえば、簡単に書くことができます。文章の書き方も、コツさえ押さえてしまえば、難しいことはありません。家庭科でレポートの課題が出た時には、身近なことに目を向けて楽しく書き上げましょう。
どうしてもレポートのテーマが思い浮かばない、という時にはこちらの記事を参考にしてみてください。テーマの決め方についてわかりやすく紹介しています。
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