レポートの書き出しから進まない人に良い例と悪い例を紹介!上手く書くコツは?

レポートは、大学の評価につながる重要な課題です。しかし、レポートが苦手な人や、書き出しから進まない人も多いのではないでしょうか。そこで、レポートが書きやすくなる、構成の仕方や書き方のコツをご紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね!

【良い例】書き出しで悩まない!正しいレポートの構成は?

良い例①3部構成にする

パソコンに向かう人

正しいレポートの構成は、序論、本論、結論です。まず、序論ではレポートで取り上げるテーマについて、具体的に示します。次に本論で、序論で提示したテーマを深く掘り下げましょう。必ず、参考文献や資料を用いて論理的に述べていきます。最後に結論です。序論で提示したテーマの答えを明確に述べます。

大学で出されるレポートは、どんな内容や長さであっても、序論、本論、結論の三部構成にするのが決まりです。良いレポートに仕上げるには、この構成が非常に大切です。序論を省いたり、結論と本論の区別が無かったりすると、読み手には伝わらなくなります。書き始める前に、全体の構成をしっかり決めておきましょう。

良い例②PREP法を用いる

課題を進める人

文章構成はPREP法に従いましょう。PREP法とは、Point(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論)の頭文字を取ったものです。頭文字の順番通り、結論から書き始め、次にその理由を述べます。そして、理由を裏付ける具体例を挙げ、最後にもう一度結論を述べます。

結論を先に述べることで、読み手の注意を引くことができます。また、この方法で記述すると、説得力のある分かりやすい文章構成になります。大学のレポートに限らず、プレゼンテーションでも効果的です。大学生活の様々な場面で活用できるので、マスターしておきましょう。

【悪い例】書き出しで悩まない!正しいレポートの構成は?

悪い例①序論・本論・結論のバランスが悪い

本を読む女の子

レポート構成の悪い例として、3部構成のバランスが取れていないものが挙げられます。序論、本論、結論に分けられていないものや、序論や結論が極端に長いものは、良いレポートとは言えません。レポートは、序論と結論を1〜2割、本論を7〜8割にしましょう。

特に序論と結論は、文章量を抑えて簡潔にしましょう。長々と書くよりも簡潔にまとめた方が、主張がはっきりして分かりやすいレポートになります。序論や、結論の部分に、本論で述べるべき内容が入らないようにすることも必要です。良いレポートとは、内容もさることながら、全体のバランスの良さも重要なのです。

悪い例②意見がブレている

机で寝る人

序論と結論で、意見がブレてしまうのも悪い例と言えます。例えば、序論で「野菜は体に良いから食べるべきだ」と述べるとします。それに対し、結論では「野菜が食べられない時は、サプリメントで補えばいい」と述べるとしましょう。これでは考えに一貫性がなく、レポートの核となる部分が曖昧な状態です。

レポートの骨組みが出来ていない状態で書き始めると、意見にブレが出やすくなります。つまり、書き始める前の下準備が、一番大切だということです。自分の意見をはっきりさせた上で、レポートの構成を考えてみましょう。また、レポートの全体像を俯瞰してみることも必要です。

レポートの上手な書き出し方のコツは?

コツ①問題提起から始める

黒板と女性の先生

レポートの上手な書き出し方のコツは、問題提起から始めることです。問題提起では、まず一般論を述べます。次に、それに対する自分の意見を「〜だろうか」という問い掛けの形で提示します。この書き出し方を使うと、レポートのテーマを簡単に記述することができます。

例えば「1日に30品目の野菜を摂取すべきだと言われているが、栄養補給の観点で見れば、サプリメントでも十分ではないだろうか」のように、「〜だが、〜だろうか」と書き始めます。議論しやすいように、一般論を多めに挙げておくのもおすすめです。書き出しに迷ったら、問題提起から始めてみましょう。

コツ②結論から始める

図書館にいる男女

結論から述べることも、上手な書き出しのコツです。先に結論を書くことで、テーマを明確にしておきましょう。例えば「不足しがちな栄養素の補給には、サプリメントは有効である」と一言で結論を述べます。こうすると、テーマを明確にできるだけでなく、強いインパクトを与えることも出来ます。

一般的に議論されないような内容をテーマに選ぶ時は、この書き出し方が簡単です。結論を先に述べてから、理由や具体例、反対意見を述べるので、レポートが書き進めやすくなります。また、自然と分かりやすい文章構成にもなります。ただし、結論を一言でまとめるのが大切です。結論がきちんと伝わるように注意してください。

書き出しで悩まない!レポートを上手く書くためのコツは?

コツ①テーマは狭く・深く

パソコンと電卓に向かう人

大学のレポートでは、テーマは狭く深く設定するのがコツです。テーマを狭く絞ると、結論が一つ決まるので、意見のブレがなくなります。また、本論で深く掘り下げることができるので、より良いレポートに仕上がります。一方で、テーマを広く設定すると、自然とレポートの内容は薄くなってしまいます。

レポートのテーマは、本当に書きたい内容に絞ることが大切です。さらに、テーマを記述方法にも注意点があります。テーマには抽象的な表現を使わないことです。テーマを抽象的にしてしまうと、何について論じているのか伝わりません。テーマは具体的な言葉で述べ、主題が分かりやすいレポートにしましょう。

コツ②5W1Hを意識する

カラフルな筆箱

5W1Hに注意して書くと、分かりやすいレポートになります。「誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どのように」を網羅するように、情報を付け加えていくのがコツです。5W1Hは、自分の考えを人に伝えるのが苦手だという人に、特に注意してほしいポイントでもあります。

レポートに記述する情報の取捨選択は、非常に難しいものです。大学のレポートのように、新しい考えを述べるときには、特に注意したい点です。情報が一つ欠けただけで、正しく理解してもらえないこともあります。5W1Hが網羅できているか、意識しながら書き進めましょう。

コツ③適切な文末表現

綺麗なボールペン

適切な文末表現の使用も、レポートを書くコツの1つです。レポートでは「〜思います」や「〜かもしれない」のような曖昧な表現は相応しくありません。また、レポートの文末表現が一辺倒になると、箇条書きのように見え、幼稚な文章になってしまいます。そこで、同じ語尾が続かないように注意が必要です。

書き進めるときは、数行ごとに読み返すのがコツです。同じ語尾が続いている部分は、書き直しながら進めてみましょう。大学のレポートに使われる定番の文末表現をリストにしました。参考にして、読みやすい語尾にしましょう。曖昧にしないことと、同じ語尾を繰り返さないことを徹底してください。

    定番の文末表現

  • 〜だ、〜である
  • 〜と推察される
  • 〜について考察する
  • 〜と定義する
  • 〜だろうか

コツ④接続語で文を繋ぐ

ソファーでパソコンを操作する人

適切な接続語を入れるのも、読みやすいレポートにするコツです。接続語は、文と文の関係性を示す目印となるものです。接続語が適切な場所にあることで、読み手もロジカルに読み進められるようになります。つまり、接続語がないレポートは、分かりにくい悪い例とも言えるのです。

接続語には、順接、逆説、並列、対比などの種類があります。それぞれ、文の前後関係によって適切な使い分けが必要です。特に、段落が変わるときや、話題を変えるとき、具体例を挙げるときには、接続語が必要ないかどうかを見極めてください。必要な場合は、下記のリストも参考にして適切な物を使いましょう。

    レポートで使える接続語

  • 【順接】したがって、それゆえ、このため
  • 【逆説】しかしながら、ところが
  • 【並列】また、および、さらに
  • 【対比】一方、それに対して

書き出しで悩まない!レポートの本論を書くコツは?

コツ①引用を駆使する

豚と本とメガネ

上手にレポートを書くには、引用も重要です。本論では、引用を用いて、自分の意見を裏付けながら論じるのが決まりです。例えば「野菜を食べるよりも、サプリメントの方が吸収率がいい」という考えを述べる場合、それを具体的に示す参考文献の引用や、資料の提示が必要となります。

適切な引用が無いレポートには、悪い評価がついてしまいます。レポートを書く際は、必ず引用を用いて論じるように注意しましょう。ただし、引用の仕方には注意が必要です。記述の仕方を間違えると、そのつもりはなくとも、剽窃と受け取られることがあります。

大学によっては、引用や参考文献の書き方の指導が合ったり、見本を配られたりすることもあります。その場合は、大学の指示にしたがってください。下の関連記事でも、正しい引用の仕方をご紹介しています。ぜひ、参考にしてください。

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コツ②パラグラフライティング

コーヒーとレポート紙

パラグラフライティングを効果的に使って、分かりやすい本論に仕上げましょう。パラグラフライティングとは、話題ごとに段落を変える書き方です。段落の初めには、その段落で取り上げる主張の要旨を記述します。こうすることで、読み手に自分の主張を正確に伝えることができます。

この方法は、主張が複数ある場合におすすめです。パラグラフライティングで記述すると、本論をじっくり読まなくても、全ての主張が読み取れるようになります。良いレポートとは、読み手にとっても分かりやすいレポートと言えます。パラグラフライティングを使って、自分の考えを正しく伝える工夫をしましょう。

書き出しと構成のコツを掴んでレポートを攻略しよう

レポートは大学の成績に直結するので、時間をかけて仕上げたいものです。しかし、試験や複数のレポートが重なり、レポートに時間がかけられないこともあるでしょう。そんな時、構成のポイントと書き方のコツがつかめていれば、時間をかけずとも分かりやすいレポートに仕上げられます。

正しい構成と分かりやすい記述を徹底して、レポートに悪い評価がつくのを避けましょう。レポートを書くときは、テーマ選びも大切です。下の関連記事では、書きやすいレポートのテーマの決め方をご紹介しています。ぜひ、参考にしてください。

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