年末年始の営業のお知らせの例文9選！休業の挨拶で気をつけるべきポイントは？

【社外向け】年末年始の営業のお知らせの例文5選！

①書き出し・挨拶

社外向けのお知らせでは、まず「日付」、「宛名と差出人名」、「案内文タイトル」を記します。特に案内文タイトルについては、色んな例が考えられます。普通は、「年末年始のお知らせ」あるいは、「年末年始営業のご案内」とするのが妥当でしょう。相手先やお知らせの内容に合わせて応用してみてください。

社外向け年末年始の営業のお知らせの文例・書き出し部分

• ・令和○年○月○日
• ・お客様各位
• ・株式会社○○

②主文冒頭

主文冒頭部分には、季節の挨拶と、相手への日頃からの感謝を表す文例を持ってきましょう。特に、この部分は社外の人向けに案内を出す際には、丁寧に書くことがポイントです。季節の挨拶は、12月の時候の挨拶、または年末の挨拶を応用するようにしましょう。

社外向け年末年始の営業のお知らせの文例・主文冒頭部分

• ・拝啓　師走の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
• ・平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
• ・さて、〇〇株式会社では年末年始の休業日につきまして、下記のとおり休業日とさせていただきます。

③具体的な休業・始業期間

挨拶と休業のお知らせで主文を書き終えたら、次に具体的な休業・始業期間を記しましょう。具体的には、「記」とした後に具体的な日程を記載します。この部分休業・始業の日程お知らせ部分は、間違いがないか注意し、何度も確認を行うようにしましょう。

社外向け年末年始の営業のお知らせの文例・具体的な休業・始業期間部分

• ・年末年始休業日
• ・0000年00月00日（〇）～0000年00月00日（〇）
• ・※0000年00月00日（〇）より、営業を再開いたします。

④締めの言葉

社外用の案内では、締めの言葉として「自社では休業日を定めています。迷惑がかかるのは承知ですが、どうかよろしくお願いします。」という内容の文例を活用しましょう。この文例が入ることで、こちらの謙虚さも伝わり、相手に与える印象もUPします。

社外向け年末年始の営業のお知らせの文例・締めの言葉部分

• ・皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

⑤問い合わせの対応について

最後に、始業開始までの問い合わせの対応についても明記しておくと親切です。電話・メール共に対応可能ならばそのどちらも、対応部署や担当者が決まっているのであれば、その具体的な名前を明記するようにします。これにより、社外の人も「困った時にどうしたら良いか？」が明確になり、行動しやすくなります。

社外向け年末年始の営業のお知らせの文例・問い合わせの対応に部分

• ・休業中のお問合せ：○○部 電話番号○○まで

【飲食店張り紙】年末年始の営業のお知らせの例文4選！

①書き出し

店舗内の張り紙の場合も、まずは「日付」、「宛て名・差出人」、「案内タイトル」から書き出すのが一般的です。ただ、タイトルの部分は店舗用ですので、「年末年始の営業時間のご案内」などの形で応用すると良いでしょう。

飲食店張り紙用社外向け年末年始の営業のお知らせの文例・冒頭部分

• ・令和○年○月○日
• ・お客様各位
• ・株式会社○○
• ・年末年始の営業時間のご案内

②挨拶

店舗の張り紙の場合も、挨拶文例を挿入すると、顧客への丁寧さが伝わります。形式ばった形にしたい場合は、挨拶部分を「拝啓」から始め、最後を「敬具」と結ぶと良いでしょう。挨拶文例は、社外の例と同じく、12月の時候の挨拶もしくは、年末の挨拶の内容を持ってくるのが妥当です。

飲食店張り紙用年末年始の営業のお知らせの文例・挨拶部分

• ・年の瀬も押し詰まり、とりわけご繁忙のことと拝察いたします。
• ・日頃は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

③主文

主文では、年末年始のお知らせがあること、それにに伴う変更事項と相手にかかる迷惑への謝罪の気持ちを伝えましょう。最後に、相手の幸せを願った文例で終わると、とても良い印象のお知らせになります。ぜひ活用してみてください。

飲食店張り紙用年末年始の営業のお知らせの文例・主文部分

• ・さて誠に勝手ではありますが、弊社では年末年始の期間、下記の通り営業時間を変更いたします。
• ・皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
• ・良い新年を迎えられますよう、皆様のご多幸を心よりお祈りしております。

④具体的な休業・始業期間

最後に、具体的な休業・始業期間、そして営業時間を明記します。社外向けのものと同様、この部分の情報は間違いのないように、細心の注意を払って書くように努めましょう。

飲食店張り紙用年末年始の営業のお知らせの文例・具体的な休業・始業期間部分

• ・記
• ・令和○年○月○日　○時～○時
• ・令和○年
• ・1月1～3日 休業日
• ・1月4日 通常営業

年末年始の営業のお知らせを書く際のポイントと注意点とは？

①簡潔に分かりやすい形にする

年末年始の営業のお知らせは、できるだけ簡潔に分かりやすい形にしましょう。お知らせに必要な情報は、そんなに数は多くありません。ポイントをしっかり抑えて、「誰が読んでも、すっと理解できる」レベルの文章にまとめ上げると、読みやすい文章として相手にも受け入れてもらえるでしょう。

②具体的な日時を盛り込む

具体的な休業・始業の日時を盛り込むのもポイントです。この情報がなければ、このお知らせの意味自体が無くなってしまいます。また、この部分はそれほど重要な情報ですので、間違いがないかを何度も注意しながら書いてください。

③できるだけ早く相手に知らせる

年末年始の営業のお知らせは、できるだけ早く相手に知らせるようにしましょう。目安は、営業時間や営業日に変更がある日付から遡って2週間前です。このくらいなら、相手もこれに関わる準備を余裕を持って行うことができます。

メールで年末年始の営業のお知らせを送る際のポイントとは？

①テンプレートをちゃんとカスタマイズ

メールのみで年末年始の営業のお知らせを送る際、所定の文例テンプレートをきちんとカスタマイズするようにしてください。大体の雛形はありますが、会社や業種、お店の形態やその時の状況によって、明記すべき情報やスタイルは変わってきます。

②ファイルの添付忘れに注意

案内文をワードやPDFで作成した場合、メールにそれを添付し忘れないよう、注意しましょう。これをしてしまうと、相手に何度もメールを送ってしまうことになります。メールする際にポイントとして覚えておきましょう。　

③件名も工夫する

メールの場合、件名も工夫をしましょう。基本的には件名も簡潔に、「年末年始の営業のご案内」などにすると効果的です。文書の内容に合わせ、これも応用・工夫をします。特にメールの件名は、数あるメールの中で相手にちゃんと読んでもらえるか？を左右する、大事な部分です。しっかり考えたものを採用しましょう。

上手に年末年始の営業のお知らせをしよう！

いくつかのポイントと注意点を抑えるだけで、誰でも上手な年末年始の営業のお知らせ案内を書くことが可能です。まだ今回お知らせしたようなお知らせ案内を書いたことがない、というあなたも、ぜひ記事内容を参考に、上手に年末年始の営業のお知らせをしてみてください。

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