ゆうメールの送り方を解説!窓口から送れば着払いも可能

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郵便局には、本やCD・DVDなど一部の品物に限り、重量によっては通常の定形外郵便より安く送れる「ゆうメール」あります。郵便局の窓口で差し出すことで、速達や書留・着払いでの利用も可能です。しかし、ゆうメールには梱包の際の注意点や記載が必要な表示があるなど、定形外郵便にはない条件があります。この記事では、ゆうメールを送る際の手順や料金について解説します。

ゆうメールを送る手段

ポストに投函する

ゆうメールをポストに投函する場合は、通常の手紙と同じように自分で重さを量り、料金分の切手を貼れば大丈夫です。ただ、家庭用のはかりでは細かい重量の差が分かりにくい場合があります。 このように、正確な重量の確認をしたいときや、郵便物のサイズが大きすぎてポスト投函できない・切手を持っておらず現金で郵送料を払いたいなどの場合は、郵便局の窓口で差し出してください。

郵便局の窓口から送る

ゆうメールにオプションを付けたい場合、基本的には郵便局窓口でしか受け付けできません。 ただし、速達に関しては郵便物の上部に赤線を引き、「速達」の表示をした上で上乗せ分の切手を貼れば、ポストに投函可能です。その他のオプションの着払いでの利用や、特定記録・書留などの追跡サービス、損害補償を付けたい品物は窓口で送る必要があります。

ゆうメールで送れるものやサイズなど

3辺の合計が1.7m以内


ゆうメールで送れるサイズは、縦・横・高さ3辺の合計が1.7m以内までと、郵送可能な最大サイズがゆうパックと同じため、通常の定形外郵便と比べると大型の品物でも送れます。 定形外の規格外郵便は長辺60cm以内、3辺の合計は90cm以内までしか送れないため、例えば大型の書籍や長辺が長い筒状のカレンダーなど、定形外では送れないものでも送達条件に合っていればゆうメールで郵送可能です。

規格内は1kg、規格外は3kgまで

サイズの最大は1.7mですが、ゆうメールには規格内と規格外という規定が存在し、規格内のサイズは長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さは3cm以内で重量は1kgまでです。規格外のサイズは上記のとおりで重量は3kgまでのため、郵便局の窓口ではなくポストに投函する場合は、この2つの違いで切手の料金に不足が出ないよう十分気を付けてください。

本、CD、DVDなどが送れる

ゆうメールで主に郵送できるものは書籍、雑誌、カタログなどですが、その他にも会報や各種マニュアルなどの冊子状になった印刷物、さらには音楽CDやDVDも郵送できます。なお、郵送可能な品物に「電子記録媒体」というものがありますが、具体的には上記のCD・DVDはもちろん、FD・MD・レコード・ビデオテープ・パソコンのハードディスクも対象です。

カレンダーなどもOK

ゆうメールはカレンダーを郵送するときも利用可能ですが、冊子状になっているカレンダーの他にコイル状の金具で留めているもの、品物を丸めて筒状に包装した状態のものでも送れます。ただし、カレンダーの中でも一枚ものは対象にならないため注意が必要で、同様にポスターなど冊子状になっていない印刷物もゆうメールが使えません。

信書は送ることができない

ゆうメールは、書状・請求書・証明書・ダイレクトメールなどの信書は同封できません。 具体例として、書状はいわゆる手紙を指し、請求書は納品書や領収書、注文書などを含みます。さらに、証明書は戸籍謄本や住民票の写し、ダイレクトメールは受取人の記載があるものや特定の受取人に差し出す文言の記載があるものです。信書に該当しないものは、主に折込みチラシやパンフレット、リーフレットなどです。

ゆうメールの料金や支払い方法

全国均一料金

ゆうメールの料金は通常の定型、定形外郵便と同様に日本全国均一の料金で、送る先が北海道でも沖縄でも送料は変わらず、規格内・規格外の規定と重量で料金が決まります。 なお、ゆうメールと同じサイズまで郵送可能な郵便にゆうパックがありますが、送料は送る品物のサイズと距離で決まるため、遠い場所に本などを送るときはゆうメールを使うと送料が安くなることが多いです。

重量によって変わる

ゆうメールの送料は場所別ではなく重さによって料金が決まりますが、重量の他に規格内か規格外かの違いも影響します。 そのため、料金を計算するときは、まず、サイズや重量がどちらの規格になるかを確認してください。規格内の送料は重量150gまでの運賃180円~重量1kgまでの運賃350円の4段階、規格外は重量150gまでの運賃265円~重量3kgまでの運賃710円の6段階です。

現金支払いまたは切手を貼る

ゆうメールの料金は現金払い、切手貼り付けのいずれの方法でも可能ですが、郵便局の窓口では郵便料金の一部のみでも切手払いが可能です。例えば、ゆうメールの送料が180円の場合、手持ちの82円切手を貼り付け、差額分の98円分を現金で支払います。もし自宅で使わない切手が大量に余っているときは、知っておくと便利です。

着払いも可能


ゆうメールは、元払いだけでなく着払いで郵送も可能です。 ただし着払いの場合、郵便ポストからの差し出しは不可で郵便局窓口のみの受け付けとなり、着払い用シールを添付することに加え、手数料が21円かかります。同様に、代金引換や書留などのオプションを付加した場合は、通常の配達と異なり郵便ポストに配達されず対面で受け渡しのため、受取人が不在の場合は持ち戻る点に注意しましょう。

ゆうメールの梱包や出し方

梱包は封筒やダンボールなどで行う

ゆうメールの梱包は封筒やダンボールなどを使いますが、封筒に指定のものはないため、家庭で余っている封筒があればそのまま使用可能です。もし購入する場合は郵便局の窓口や文房具店、コンビニでも手に入ります。 ダンボールは近くのスーパーなどで無料配布している所もありますが、送る品物に合わせたサイズに直すのが面倒なときは、インターネット通販でゆうメール対応のダンボールも販売しています。

重さを量る

ゆうメールの料金は、規格内と規格外の差はあるものの、基本的に重量で料金が決まります。 品物の重さは薄手の封筒でも微妙に料金が変わる可能性があるため、全ての梱包が終わった後で最後に量りましょう。なぜかというと、ポストに投函した際、想定していた料金と違い料金不足で返送になる可能性があるからです。もしも重量がギリギリで金額に不安があるときは、念のため郵便局の窓口で確認すると安心して送れます。

宛名や住所を書く

梱包が終わったら封筒や段ボールの表面に宛名と住所の記載をしますが、自分自身の住所も忘れずに記載してください。もし差出人の住所がなかった場合、万が一の料金不足や郵便物の住所が違うときに戻せなくなります。 なお、住所を記載するときの注意点として郵便番号は忘れずに記載してください。郵便番号を調べる場合は、郵便局のホームページに全国の郵便番号が検索できるリンクがあるため、ここから調べられます。 郵便番号を調べても該当の番号が見つからない場合は、住所の誤りか、市町村合併で住所に変更がある可能性があるため、住所を再確認した方が良いでしょう。

ゆうメールであることを明記する

住所の記載が終わったら、郵便物の表面の分かりやすい場所に「ゆうメール」と記載する必要があります。切手を貼ってポスト投函する際、ゆうメールの記載を忘れてしまうと、通常の郵便物とみなされ郵送料が高くなる可能性があるため、記入漏れのないようにしてください。 なお、郵便局の窓口で差し出した場合はゆうメールのスタンプを押してくれます。

中身が見えるようにする

ゆうメールを送る際に忘れてはならないのが、郵便物の中身が見えるよう開封する作業です。ゆうメールは郵送できる品物が限定されているため、内容品が送れるものかを示さなくてはなりません。 一般的な方法は、封筒やダンボールの一部をハサミなどで開封して中が確認できる状態にすることですが、例えば中身を色の付いた包装紙で包むなど、開封しても中身の確認ができない場合は受け付けできません。 なお、どうしても開封を避けたい場合は、郵便物の一部に無色透明の窓をもうけて中が確認できるようにする方法もあります。

まとめ

ゆうメールは郵送できる品物に制限がありますが、大きさや重量によっては通常の定型外郵便よりも安く送れます。ただし定型外郵便と違い、郵便物表面にゆうメールと記載することや、内容品が確認できるよう封筒類の開封や透明の窓をもうける必要があるなど、様々なルールがあります。 今までゆうメールを知らなかった方も、本やCDなどを送りたい時があれば、ぜひ上手に利用して郵送料の節約につなげてみましょう。

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